神奈川県横浜市と、三重県四日市市に英会話スクールを2校持つ、「アメリカンインターナショナルブレインズキディクラブ」さんにインタビューさせていただきました。
アメリカンインターナショナルブレインズキディクラブ(以下、ブレインズキディクラブ)さんは、現在「英会話スクール」という面だけでなく、認可外保育施設や学童といった機能もあります。
「子どもに英語を学ばせたい」「働いているから保育が必要」と考えているお父さん・お母さんにとって、新しい選択肢となるのではないでしょうか?
ブレインズキディクラブさんは0歳からの英会話・インターナショナルプリスクールとして、幼稚園の教育要領以上の高レベルな教育を提供されています。
今回のインタビューでは、スクール責任者の浅木さんに対応いただきました。
こだわりのレッスン内容を含め、詳しくお話を聞いていきたいと思います。
学習塾としてのスタートから幼児向け英会話スクールへと発展
── 最初に、ブレインズキディクラブを開校したきっかけをお伺いできますか?
このブレインズキディクラブの前身は学習塾でして、遡るともう40年以上の歴史がございます。
その後、約30年ほど前からインターナショナルプリスクールとして、横浜市にあります鶴見駅前校(本部)と、22年前から三重県四日市市にあります阿倉川駅前校を運営しています。
── 学習塾からインターナショナルプリスクールに発展したのは何か理由があったのでしょうか?
学習塾を続ける中で、子どもたちにより良い英語を学ばせたいと考え、当時から外国人の先生に来ていただいていました。
私自身は大学で英米文学科を卒業していますけれども、それほど英語が流暢に話せるわけではありません。
だからこそ、これからの子どもたちには、小さな頃から「話せる英語」を自然に身に付けてほしいと思ったんです。
そうして英会話スクールという方向にシフトして、最初は週1回から通えるコース、1日5時間お預かりする形で始めました。
やがて初めは週1回通っていた方が、週2回・3回と増やされ、週5日で通われる方が非常に多くなってきました。
それでインターナショナルプリスクールという形をとらせていただいた、という流れです。
── そうだったのですね。生徒さんがスクールで1日5時間となると、どんな過ごし方になるのでしょうか?
1日5時間過ごす間、当スクールでは「お遊び」ばかりではなく、しっかり教育をする場としています。
当スクールオリジナルのカリキュラムがありまして、それこそ分刻みのカリキュラムを組んでいます。
また日々のレッスンでは、英語だけではなく、挨拶の仕方や食事のマナーなど、礼儀作法もしっかりと身に付くよう接していますね。
ですので小さいお子さんでも、椅子にきちんと座ってレッスンを受けられるようになりますよ。
── 教育に重点をおいた幼稚園のようなイメージですが、ブレインズキディクラブさんは「認可外保育施設」としているのはなぜですか?
2019年からの国の方針で「児童を5時間預かるなら保育施設として登録をしなければいけません」という通達がありました。
当スクールはあくまでも「英会話スクール」です。
ただ、教育の仕方として1日5時間「お預かり」して、みっちり英語漬けというスタイルを貫いているので、それに従って登録をした次第です。
レッスンの内容に関しては、一般的な幼稚園よりもおそらくもっと高度な内容だと自負しております。
ブレインズキディクラブでは、知能開発プログラムを取り入れており、それらを全て英語で行っているんです。
当スクールの代表が、有名私立の小学校受験や私立幼稚園の受験対策を担当しており、幅広い知見を持っています。
ですので、そういった点もご支持頂いていると思います。
── 英語力をつけるだけでなく、お子さんの進学を見据えた学び場なのですね。
ブレインズキディクラブは0歳からOK!乳幼児から始める英会話
── プリスクールには何歳から入学できるのでしょうか?
生後6ヶ月から1歳未満のお子さんでしたら、週1回の Mama & Baby クラスから始めていただけます。
そして1歳からはインターナショナルプリスクール生になる事が出来ますよ。
どんな保育園・幼稚園でも、お子さんが親から離れる際は不安で泣いてしまう時期があると思います。
泣いているお子さんを見ると、お父さん・お母さんも心配されるかもしれませんが、どうか私たちを信頼して任せてください。
私たちは、皆さまの大切なお子さんをお預かりすることに日々責任を持って対応しておりますから。
たとえば、各教室にWebカメラを設置してLive中継をしているので、アクセス権を持った保護者さまならいつでもお子さんの様子をご覧いただけます。
また昨今の状況から、衛生面を気にされる方も多いと思いますが、生徒さんだけでなく講師やスタッフの手洗い・うがいも徹底していますし、こまめに清掃・消毒を行っています。
── 安心できるポイントがたくさんありますね。
そう感じてもらえたら嬉しいです。
特にWebカメラサービスは、「家とはまた違う一面を見れて感動です!」と喜んでいただいていますね。
生まれて間もない赤ちゃんの時期から、英語でたくさん話しかけられる環境にいることで、英語への抵抗感もなく成長されていくことと思います。
小学生で英検準1級レベルに到達!秘訣はオリジナルカリキュラム
── 小さな頃からこういった環境にいることでどのくらいの英語レベルになるのでしょうか?
お子さんたちの英語のレベルはもちろん個人差がありますけれども、年中さんで英検準2級に合格した児童もいますよ。
年長さんや小学校1年生で英検準2級という子も珍しくありません。
インターナショナルプリスクールに1歳から通われているお子さんは、小学3年生までに英検2級ぐらいにはなりますね。
── びっくりです。驚異の成長スピードですよね。
当スクールから英検受験をおすすめしているわけではないのですが、保護者様が「子どもの英語レベルがどのぐらいか知りたい」とおっしゃって受験されるケースが多いですね。
でもそのように手応えを感じていただけるカリキュラムだと自信を持って言えます。
── 日々のレッスン内容が、一般的な幼稚園の教育要領よりも高度だとおっしゃっていた意味がわかりました。
でも決してスパルタ教育のように、子どもたちに無理強いをしているわけではありません。
「これを覚えなさい」と押し付けるような教え方は絶対にしません。
当スクール独自のカリキュラムの中で、子どもたちが自然と英語ができるようになり、読み書きもマスターできるようになります。
それこそ今日も朝9時から子どもたちへのレッスンが始まって、後ろで賑やかな声が聞こえますでしょう?
── 本当ですね。お歌を歌っている最中でしょうか?
そうですね。毎日朝9時から14時まで、様々なレッスン内容を用意しております。
朝9時までに皆さんに登園していただいて、最初9時から9時15分くらいまでの間にホームワークチェック。
当スクールの生徒さんは、年中さんでもしっかり文章が書けますので、英語で日記を書いて来てもらったりしています。
年中さんぐらいでも、過去形とか現在完了形とかを使って書いてきてくれますよ。
── 現在完了形・・・親世代であれば中学生で習う内容でしたよね?
まだ小学校に上がる前の子どもでも、週5日みっちり英語漬けだと、ここまでの英語レベルになります。
常日頃から生徒さんとのやりとりでも、単語やYES・NOのやりとりだけではなく、しっかりと文章・会話のコミュニケーションを大切にしています。
また、オリジナルのカリキュラムの中で使っている教材も、紙ベースの教材ではなく、五感で学べる教材を手作りしているんです。
── たとえばどんなものでしょうか?
色々ありますが、その中でも布教材がとても多いです。
たとえば感情・フィーリングを教えたいときに、布教材で子どもたちが自由に顔を作って、貼ったり剥がしたりできる教材を使います。
眉毛を吊り上げて「この顔はAngryだよ!」って表現したり。
それを先生がするのではなく、子どもたちが自分で作っていくんです。
── 創作意欲も湧きますし、楽しそうです。
また会話のレッスンでは、子どもたちがセンテンスで答えていくので、Yes Noだけで答えるということはまずないです。
そういった文章の構成力をつけることもカリキュラムに含め、総合的な英語の力が備わります。
単語だけを教えることはまずありませんし、単語をやるのであれば、反対言葉みたいな形で伝えていくようにしたり。
それも名詞だけではなく、形容詞・副詞など、文法を織り交ぜながらたくさんの単語遊びをしたりして、楽しく学んでいきます。
遊びながら単語を身に付けていけるカリキュラムを作っているので、子どもたちはかなり難しい単語も知っていますよ。
── 毎日新しいことに溢れ、充実したレッスン風景がイメージできました。
卒園後の日本の英語教育に馴染めるように講師は全員アメリカ人!
── レッスンを担当する講師の方はどんな方ですか?
当スクールの講師は、全員ネイティブのアメリカ人です。
担当クラスを受け持つには、1ヶ月170時間以上の研修を受けていただきます。
当スクールの理念からカリキュラム、お子さんへの接し方などをきちんと研修で学んでいただいてからですね。
── 採用基準などは設けていますか?
まず大学を卒業している方というのが大前提です。
あとは歌を使って学ぶことが多いので、歌が上手な方。
また、ダンスなど身体を動かすことも入ってきますので、運動能力がある方、元気な方でしょうか。体力勝負なので。
特に男性・女性は問わず、色々なキャラクターの講師がいることで、生徒さんたちに良い経験をしてもらえると思っています。
── 講師の方は全員ネイティブのアメリカ人とのことですが、何か意図することがあるのでしょうか?
英語というと、一般的にブリティッシュイングリッシュが本当に綺麗な英語だと思われていますよね。
しかしこの日本で英語を学んでいくなら、単語やセンテンスなど全てアメリカンイングリッシュに偏っているので、先にアメリカンイングリッシュを学ぶ方が有利なんです。
特に英検を小さな頃から受けようと思ったとき、英検の採点時にはアメリカンイングリッシュが採用されているので、ブリティッシュの発音やスペルで英語を理解していると混乱してしまいます。
TOEFLなどもアメリカンイングリッシュが基準なんですよ。
ですので、まずはアメリカンイングリッシュを学んでおいて、小学校高学年ぐらいになった時に、ブリティッシュイングリッシュなど色々な英語があることを教えて行けたらいいのではと思っています。
小学生になったら英語学童の利用もおすすめ
── ブレインズキディクラブに来ているお子さんたちのご家庭は、家でも英語で会話する、英語の得意なご家庭が多いですか?
いえ、その反対で、ご両親が英語ペラペラ!というご家庭はほぼありません。
当スクールに通っている生徒さんの中で、それはもう流暢に英会話ができるお子さんもたくさんいますが、お家では英語を一切使わない、というケースも多いです。
保護者様が学校の先生をしていたり、英語を使うお仕事をされているなど、色々なご家庭があります。
そんな中でも、親である自分の英語力が不足していると感じているからこそ「子どもには英語ができるようになってほしい」というご家庭が多いかもしれないですね。
── そうなんですね。意外でした。
また当スクールは、朝の9時から14時まで英語漬けという環境に加え、英語学童や英会話スクールとしての機能もございます。
横浜の鶴見駅前校なら16時から19時まで、四日市阿倉川ですと17時から20時までお預かりし、小学校の宿題をしたり、その後英語レッスンを受けられるようになっていますよ。
その間も全て英語で対応しています。
小学校からまっすぐブレインズキディクラブに来て、学校の宿題とか、当スクールの問題集をやりながら過ごします。
あいにく一般的な学童のように、遊んで体を動かす内容はありませんので、宿題等が終われば英語レッスンを受けていただく、という流れです。
また学童としてではなくて、週1回・週2回の英語レッスンを受けに来られる方も多いです。
小学校で英語の授業も始まりますし、ブレインズキディクラブで1年頑張ってみるとかなり英語が喋れるようになった!と皆さんに喜んでいただいています。
── 学童としても、英会話スクールとしても、どちらにも対応できるのですね。
横浜市・四日市市にお住まいの方へのメッセージと無料体験レッスンのご案内
── 体験レッスンなどはありますか?
英会話スクールの方での体験レッスンはございますよ。
通常は有料でのご案内となりますが、ブレインズキディクラブのアプリをダウンロードすると無料体験クーポンがついています。
そちらをご利用いただければ無料で受けていただけます。
── なるほど。とても嬉しい情報をありがとうございます!
学童については、今はコロナ禍にありますので、すぐにご案内ができるかは状況次第となります。
まずは当スクールのホームページよりご予約いただけたらと思いますが、少しお待ちいただくかもしれません。
現在、横浜の鶴見駅前校も四日市市の阿倉川駅前校も、学童クラスはとても人気があり、空きがあればという状況となります。
ですので学童の利用を考えられている方は、幼稚園の年長さんになってすぐにご予約をいただくと良いかもしれません。
中には小学校に上がった際に、ブレインズキディクラブの学童に入りたいので、幼少期からプリスクールや英会話スクールに通ってくれている方も多いようです。
── では最後に、英会話スクールを探しているご家庭に向けてメッセージをいただけますでしょうか?
子どもって本当にどの子もみんな天才だと思うんですね。吸収も早い。
日本語を覚えるのと同時に英語を覚えていくと、「今喋っているのが日本語だ」「これは英語だ」という概念なく、自然に身に付けられます。
ですので、もしお子さんに英語ができるようになって欲しいと思ったら、やはり早ければ早い方がスッと学べると思います。
私自身は中学で初めて英語を習ったので、残念ながら英語の音が細かくきちんと聞き取れないんですよね・・・。
英語の周波数と日本語の周波数が全く違いますので、聞き取れない音がいっぱいあるんです。
それが完璧に聞き取れるのは3歳までと言われています。
たとえば日本の中でも関西弁や博多弁など、色々と方言がありますよね。
中でも東北の津軽弁を例にしますと、同じ日本語なのに「さしすせそ」の発音が全く違います。
私が津軽弁を真似しようと思っても、上手く発音できません。
でも、いま青森・津軽に住んでいる子どもたちは、きちんと津軽弁と標準語と使い分けることができると思うんですね。
それはテレビや音楽、You Tube などの動画で、小さな頃から標準語も聞ける環境だったからだと思います。
英語もそれと同じで、小さいうちから英語の音をたくさん聞かせてあげれば、綺麗な英語を話せる「英語耳」を作ることができると思います。
お子さんの英語教育について、少しでも参考にしていただければ嬉しいです。
── 本日はありがとうございました。
アメリカンインターナショナル ブレインズキディクラブの基本情報
教室名 | アメリカンインターナショナル ブレインズキディクラブ |
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所在地 | 【鶴見駅前校(本部)】 横浜市鶴見区鶴見中央4-28-19 野田屋ビル3F 【阿倉川駅前校】 四日市市羽津山町1-12 |
費用 | 16,500円~ |
レッスン時間 | 90分 |
講師 | アメリカ人講師 日本人アシスタント(保育士) |
オンライン授業 | あり |
営業時間 | (横浜校)9:00~19:00 (四日市市校)9:00~20:00 |
電話番号 | (横浜校)045-505-2757 (四日市市校)059-331-3192 |
公式HP | https://brains-kc.com |
アメリカンインターナショナル ブレインズキディクラブの位置情報
【鶴見駅前校(本部)】
横浜市鶴見区鶴見中央4-28-19 野田屋ビル3F
【阿倉川駅前校】
四日市市羽津山町1-12
※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、アメリカンインターナショナル ブレインズキディクラブへお問い合わせください。
楽しく英語が身につくブレインズキディクラブの取材後記
小学生で英検2級取得者が続出!とはびっくりでした。
しかしその背景には、 決してお子さんに押し付けることなく、自然と英語が身体に染み込んでいくようなカリキュラムと環境があってこそだと感じました。
幼少期に身につけた英語力を落とさず、小学校に上がった時には「英語学童」に通うことでレベルアップし続けられる。
ブレインズキディクラブさんでは、「楽しく」は大前提にありつつも「お遊び」ではない充実したレッスン内容のおかげで、お子さんの確実な成長が期待できそうです。
家では ALL 日本語でも大丈夫。
英語が苦手なご家庭でも、お子さんにインターナショナルプリスクールという選択肢を考えてみてはいかがでしょうか?
取材日:2022年4月7日
取材/文:小原亜紗子
写真:アメリカンインターナショナル ブレインズキディクラブ 提供