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東京都狛江市岩戸北にある「CESこまえ児童教室」さんにインタビューを行いました。
CESこまえ児童教室は、教育熱の高い狛江市周辺エリアの中でも人気のある、英会話と子ども向け学習塾(算数・国語・プログラミング)のスクールです。
中でも英会話コースは外国人講師とのコミュニケーション中心の授業が魅力で、スピーキングテストや発表会など、とにかく英語を話すチャンスにあふれたカリキュラムになっています。
今回は代表の野戸史子(のと ふみこ)さんに、CESこまえ児童教室を設立した思いや、活気のある発表会などの様子を伺うことができましたよ。
さっそく、その様子をレポートしていきます。
CESこまえ児童教室開校の思い「子どものために英語環境を」
── はじめに「CESこまえ児童教室」を開校したきっかけを教えてください。
はじまりはズバリ、息子のためなんですね。
息子には英語を話せる人間になってもらいたくて、「ディズニー英語システム」を買って毎日CDを聴いていました。発音も良くて「この子はバイリンガルになるんじゃないか」と思うぐらいだったんです。
でも、幼稚園に行くようになって周りが英語を喋らないことに気がついてから一切やらなくなってしまい、前は英語で返してくれていたのに「ママ、英語を話さないで!」って言うようになっちゃって。これはまずいなと思いました。
そんな時、ちょうど英語の指導資格を取らないかというお話があって、それがとてもいい内容だったので息子とお友達に教え始めたのが「CESこまえ児童教室」のはじまりです。
── ありがとうございます。ちなみに野戸さんご自身は、どうやって英語を学ばれたんですか?
私は昔、馬術選手としてオリンピックを目指していまして、高校の時にアメリカ人のコーチに師事したんですね。それでどうしても英語を喋らないと話が通じませんでした。
その後にオリンピックの強化指定選手にも任命され、もちろん通訳の方もいるんですが、上に行けばいくほど「必ず海外の人たちと出会ったり話したりコミュニケーションが必要だ」と痛感しました。
もちろんたくさん勉強はしましたが、あまり抵抗がなかったのは、幼少期に母が英語教室に通わせてくれていたおかげだと思います。やはり「英語の”耳”は、小さい頃に養われていたな」という思いが自分の体験の中にあります。
教室の子どもたちにもできるだけ早く英語の音慣れをしてもらって、大きくなって自分が必要だと思ったときに、ちゃんと英語の素地があるようにしたいというのが私の願いです。
CESこまえ児童教室は超実践的なコミュニケーション英語が人気
── CESこまえ児童教室の特徴について教えてください。
CESこまえ児童教室の「CES」は、「Communicative English School」の略で、コミュニケーションのための英語学校の意味なんです。
そのため「英語でも日本語でも、コミュニケーションを取れる人間になりましょう」ということを一番に伝えていますね。
たとえば、スクールへ来たら「Hello」で始まり、「See you」で帰る。
トイレに行きたいときは「Can I go to the bathroom?」、レッスンの最後に飴をもらうときは「Can I have a candy?」など日常に細かく落とし込み、英語はコミュニケーションのツールという感覚を身につけていきます。
── 確かに、生徒のみなさんは積極的に英語を話していますね。
とにかく「習ったら喋る」ことを大切にしているんです。
その例として「スピーキングテスト」や「発表会」がありますが、3月に行うスピーキングテストでは、クラスで1年間やった英会話がきちんと身についているかを英語オンリーで確認していきます。
スピーキングテストは生徒1人に対し先生3人で行い、合計50問の質問に対して答えていく形式で、もしクリアできなかったら次のクラスには進めないことになっています。
── では発表会についても教えてください。
毎年夏頃に「合同発表会」といって、全生徒とその保護者の方を集め、舞台のあるところできちんと前に立って発表をする機会を設けています。
2024年はちょうど15周年記念になるので、大きいところを借りて100人ぐらいの方に来ていただきました。
このような発表教育は日本人の子どもに足りないトレーニングとも言われていて、じつは自分の意見をもって、それを人前で言うには小さい頃からの練習が必要なんですね。
ですので、通常のクラスでも「SHOW and TELL」と言って前に立って発表するトレーニングを1ヶ月に1回を目安に取り入れています。
CESこまえ児童教室の講師は国際色豊か!世界の英語に触れる大切さを
── CESこまえ児童教室の講師は、どんな方ですか?
レッスンを担当する外国人講師は、アメリカ、イギリス、イタリア、スペイン、ドイツ、ナイジェリア、フィリピン、フランス、香港の先生など、いろいろな国の講師を採用しています。
今の時代は、アジアの英語もヨーロッパの英語も聞き取れないとコミュニケーションがとれない、いわゆる「World Englishes(それぞれの国の英語を理解し合う)」の考え方が主流になっています。
そのため、あえていろいろな国の先生に担当してもらい、次の年は可能な限りスイッチするなどしていろいろな発音の英語に慣れるようにしています。
── 日本人講師によるフォローアップもあるとのことですが。
やはり小さなお子様に関しては、外国人の先生だけに丸投げしてしまうと、わからないまま進んでしまう場面が必ず出てくるんですね。
そこで、最初は私が日本語も使いつつ英語を教え、「こういう意味なんだ」というのがなんとなく体感できたところで外国人の先生に渡していっています。
最終的には外国人の先生だけに担当してもらい、「英語で英語を教わる」ように持っていきます。
CESこまえ児童教室の教材は英語教育で有名なmpi松香フォニックス
── CESこまえ児童教室の教材は、何を使っていますか?
主に、株式会社mpiの松香フォニックスの教材を使っています。
幼児向けは「Sky Book」や「The Wiggle Book」という歌や踊りがついたコースブック、小学生からは「We Can!」というコースブックです。
このコースブックをもとに、「子どものための英語で自己表現ワーク」で発表する力を養ったり、フォニックスの教材を使って読み書きにつなげていきます。
あとは、ちょっと面白い発音を良くするための「クイズでチャンツ」とか、登竜門として松香さんが誇っている「英会話たいそう」を必ず全員にやってもらっていますね。
── mpi松香フォニックスの教材の良い点は、どんなところでしょうか。
子どもに夢を与えるような仕組みがたくさんあるところです。
たとえば「What do you want to be in the future?(何になりたい?)」という項目があるんですけど、今は将来の夢を語らない子が多いんですね。
「まだ決まってない」で通そうとする子がいるんですけど、もうそれは絶対ダメだと。「何が好きなの?」「じゃあ、今は何になりたいの?」「明日変わってもいいよ」と言ってあげると、「変わっていいんだ」といって子どもは初めて考え出すんですね。
「自分はこういうことが好き」「こういう夢がある」「誰を尊敬している」など発表を通してしっかりと考えていけるのが、mpiの教材の特徴です。
CESこまえ児童教室の雰囲気はアットホーム!学習相談も寄せられる
── CESこまえ児童教室の生徒の年齢層や、教室の雰囲気も教えてください。
一番下のクラスに2歳児さんがいて、幼児、小学校1年生から6年生まで、それから中学生クラスがあります。
あとは、高校生と大人の方はプライベートレッスンで通われるので、本当に幅広い年代の方がいらっしゃいますね。
雰囲気は、「アットホームだ」とよく言われます。
ここに来れば友達に会えるし、勉強は勿論のこと、みんなでハロウィンをやったりクリスマスをやったり、とにかく楽しい場所と言ってくれます。
それから、保護者の方から個別に教育相談を受けることも多いです。
── アットホームな雰囲気が伝わります。保護者の方からは、どんな相談がありますか?
教育熱心なご家庭が多いエリアなので、日々の学習相談から、受験に関する質問もいただきます。
うちは外国人の先生による英会話があって、算数や国語も1年生になったらフォローでき、さらにプログラミングも受講できる総合学習塾のような形です。
そのため「小さい頃からきちんと自分の子を見てほしい」と、二子玉川・成城・調布方面からバスで来てくれる子もいます。
CESこまえ児童教室の英会話コースと料金について
── それでは、CESこまえ児童教室のコースについて教えてください。
まずは親子クラス(30分)があって、リトミックのような形でお母さんと一緒に膝の上で動いたり、ダンスや絵本を取り入れてやっています。
その後に幼児クラス(40分)があって、それ以降は英語学年1年生、2年生というようにコースブックによって「英語年齢」ということで分けています(40分〜70分)。
なお、どのクラスも完全定員制(上限6名)です。
── レッスン料金についても教えてください。
レッスン料金は月謝制で、40分のクラスが6,600円、50分になると7,700円と段階的に上がっていくようなシステムになっています。
他には、入会金と設備費や教材費がかかります。
なお学習塾(算・国2教科指導)やプログラミングコースに関しての料金は、ホームページをご覧ください。
※上記の金額は、いずれも税込価格です。
── 英会話と学習塾を併用することもできますか?
もちろんです。実際に、英会話プラス算数・国語を受ける子も多いため、合計3時間くらいうちにいる子もいます。
それに加えてプログラミングをやっていたり、プライベートレッスンも今はかなり増えてきていて、週に3回来ている子もいますよ。
コースによって先生は変わりますが、すべて同じ空間で受けられるので、小さい頃から知っている先生たちに見守られている安心感があると思います。
CESこまえ児童教室からのメッセージと無料体験のお知らせ
── CESこまえ児童教室では、体験レッスンを実施していますか?
はい、無料の体験レッスンを実施しています。
英語だけではなく、算数や国語もそれぞれ1回まで無料ですし、プログラミングの体験をご希望でしたらプログラミングも1回無料という形で受け付けています。
お申し込み方法は、電話かホームページのEメールからご連絡ください。
学年と指導の上で何を目的としているかを聞かせていただいて、可能なクラスに振り分けて1回体験していただくという形です。
── 最後に、これから英会話教室をお探しの方へメッセージをおねがいします。
やはり大切なのは、ご自分のお子さんに合った教育をしている教室かどうかを見ていただくことです。
英語の資格をどうしても取らせたいのか、本格的な英会話力を身につけてほしいのか、教養とかそういうことも合わせて学習態度まで見てほしいのか、英文法など学力をつけさせてほしいといった方もいらっしゃると思います。
とにかくご自分の家庭の教育方針というのをまずしっかり考えていただいて、それに合った教室を探されるのがいいかなと思います。
CESこまえ児童教室の基本情報
教室名 | CESこまえ児童教室 |
---|---|
所在地 | 東京都狛江市岩戸北4-14-1 |
費用 | 入会金5500円から レッスン料:6600円から(税込) |
レッスン時間 | 40分から90分(年齢・レベルにより) |
講師 | ネイティブ講師、全員有資格者 |
オンライン授業 | 可能 |
営業時間 | 14:00~21:00(水・日お休み) |
電話番号 | 0357615153 |
公式HP | https://ces-komae.com |
SNS |
CESこまえ児童教室の位置情報
※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、 CESこまえ児童教室へお問い合わせください。
英語力に自信をつける!CESこまえ児童教室の取材後記
東京都狛江市岩戸北にある「CESこまえ児童教室」さんにインタビューをさせていただきました。
CESこまえ児童教室は学習塾と併設されていることもあり、英会話も英検など資格の勉強よりの教室かと思いましたがそうではありません。どこよりも「話す英語、使える英語」に特化したカリキュラムに驚きです。
レッスン風景の写真を見ても、子どもたちが手元に用意した紙などを見ずに、しっかり前を見て発表している姿が印象的でした。
また小さい頃から教室に通い、大きくなってアルバイトで戻ってきたりする生徒さんもいるそうで、オーナーの野戸さんは「第二のお母さん」のような存在です。
子どもにとって安心して通える勉強場所があることは大切ですよね。
CESこまえ児童教室では、英会話コースはもちろん、学習塾の算数や国語、プログラミングについてもそれぞれ1回まで無料体験が受けられます。
狛江市周辺でしっかりと子どもの学習を見てくれる教室をお探しの方は、ぜひ教室まで問い合わせてみてはいかがでしょうか。
取材日:2025年1月17日
取材/文:永谷 知香
写真:CESこまえ児童教室 提供