スカイガーデンプリスクールのクラスルーム

愛知県名古屋市北区にある「スカイガーデンプリスクール」さんにインタビューを行いました。

インターナショナルスクールといえば、英語の勉強に力を入れる学校を思い浮かべますが、スカイガーデンプリスクールは少し違います。

子どもが子どもらしくいられるための体験活動に力を入れ、1歳半からの子どもたちと外国人ティーチャーが楽しく生活することで自然な流れで英語を習得していきます。

今回は、そんなスカイガーデンプリスクールでマネージャーを務める、藤根 美登里(ふじね みどり)さんにお話を伺いました。

「おそらのおうち」と呼ばれる温かみあふれるクラスルームや、気になる学習カリキュラムについてもお聞きすることができましたので、さっそくその様子をレポートしていきます。

緑に囲まれた「スカイガーデンプリスクール」開校のきっかけ

スカイガーデンプリスクールが入るビルの外観

── はじめに、スクールが開校されたきっかけを教えてください。

「スカイガーデンプリスクール〜そらのおうち~」は、2006年に設立されました。

元々はここのオーナーご夫妻の息子さんが、通われていたプリスクールが前身となっているんですね。

そこが突然閉校されることになり、当時4歳の息子さんとオーナー夫妻がそのカリキュラムをなんとか残したいということで引き継がれて設立されたのがスカイガーデンプリスクールです。

── スカイガーデンという学校名の由来は何ですか?

当スクールが入っているのはエコビルといって、今から25年前、まだエコという言葉が耳慣れないような時代に建てられたものです。

緑化のためにビルの壁一面がツタに覆われていたり、雨水を地下に溜めてお花の散水に使うなど、自然にやさしい取り組みをしているんですね。

屋上には庭(ガーデン)があって、そこでみんなで1年中野菜を作ったり、花を育てたりすることからスタートしたので、そこからスクール名がつけられました。

スカイガーデンプリスクールは「保育」を一番に考える

スカイガーデンプリスクールの体験活動

── それでは、スカイガーデンスプリクールの特徴について教えてください。

スカイガーデンは認可外保育施設になりますので、保育に重点を置いています。

英語を学ぶのはもちろんのこと、それ以外にお子様の成長の一つ一つをサポートしていきたいという思いが一番にあるんです。

アメリカや日本の文化を取り入れながら、子どもが子どもらしくいられる体験を通して、色々な世界を広げていくことを大切にしています。

── 子どもたちは、どんな体験をして過ごしているのでしょうか?

スカイガーデンプリスクールでは、自然体験を大切にしています。

たとえば近くに公園がいくつかあるのですが、毎日子どもたちが先生と話し合ってどの公園に行くかを決めて、1時間くらいかけて外に遊びに行ったりしていますね。

その他にも「保育園でそんなことをやってるの?」といわれるような大人顔負けのお出かけもあって、秋は紅葉に出かけたり、陶芸体験に行ったりしているんです。

レクリエーションバスを保有しているので、遠くの公園や施設まで、季節を感じられるように本当にたくさんのお出かけをしています。

スカイガーデンプリスクールのレクリエーションバス

スカイガーデンプリスクールが採用するのは米国の教育プログラム

スカイガーデンプリスクールのレッスン風景

── それでは、スクールのカリキュラムについて教えてください。

スカイガーデンプリスクールでは「クリエイティブ・カリキュラム®」を採用しています。

クリエイティブ・カリキュラムとは、子どもを創造力豊かに育てるための教育プログラムとしてアメリカで広く普及しているものです。

子どもたちは遊んでるだけのつもりでも実はしっかりとした学びになっている、というのがこのカリキュラムの本質で、そこに要素を付け足してオリジナルのプログラムを組んでいます。

── 子どもたちは、どんな教材やおもちゃを使っているんですか?

教材やおもちゃは、海外から取り寄せたものを中心に使っています。

というのも、クリエイティブ・カリキュラムの考えとして「子どもたちが工夫し、考えて遊べるものでなければいけない」というのがあるんですね。

本当に子どもが入り込んで想像しながら遊べることを大切にしているので、たとえば食べ物のおもちゃであれば、実物のような大きさや色にこだわったものを取り寄せています。

スカイガーデンプリスクールのおもちゃ

スカイガーデンプリスクールの先生は外国人と日本人のチーム制で安心

スカイガーデンプリスクールの講師

── スカイガーデンプリスクールの先生は、どんな方ですか?

スカイガーデンの外国人のティーチャーは、当スクールで長く勤めている方ばかりです。

ほぼ開校と同時からいる先生や、10年以上働いてる先生がほとんどなので、本当に子どもたちのことをよく見ています。

たとえば、年齢別に見ながら「こうしたらいい」「ああしたらいい」なんていうことをすごく理解している先生方なので、お子様も安心して過ごしていただけると思います。

── 1クラスあたりどれくらいの人数なのでしょうか。

これもスカイガーデンプリスクールのこだわりなんですが、少人数のクラスで目が行き届きやすくしています。

一番小さい子がいるプリスクールのほうでは、10人の子どもに対して先生が3人付きますので、2〜3人に1人は先生がついている状態ですね。

大きい子のクラスは1クラス8人までで、日本人と外国人の2人の先生がチームでティーチングをする形です。

── 先生方は、どんなことを大切にしていますか?

スカイガーデンプリスクールは、お出かけも含めていろんな体験やお外遊びをします。

ですので、外国人のティーチャーは「子どものリーダーとなって引っ張っていける、本当に一緒に楽しんでくれる」ことを大切にしているんです。

そして日本人のティーチャーが安全性を見たり、補助していたりと、先生がチームでクラスを見るというのを心がけてやっています。

スカイガーデンプリスクールのお出かけ

スカイガーデンプリスクールは木のぬくもりで開放的な教室

スカイガーデンプリスクールのクラスルーム2

── スカイガーデンプリスクールの教室はどんな雰囲気なのか教えてください。

まず5階に入っているのが「おそらのおうち」といって、外を見渡せる開放的なお部屋です。

そして2階にあるのが、材木を利用した木の雰囲気がたっぷりのお部屋で、木の床で靴を脱いで過ごせるのでお家のようにリラックスして過ごせます。

なお、クリエイティブ・カリキュラムには「場所を変えると子どもの気持ちが切り替わる」という考え方があります。

こちらの部屋で本を読んだら、あちらで書き物をしてみるなどシーンに応じて場所を変えているんです。

── 子どもたちが遊べるお庭はありますか?
スカイガーデンプリスクールのお庭

はい、屋上とは別に1階にもお庭があります。

お庭には、ビルのオーナーさんが季節ごとの植物を植えてくださっているので、季節ごとの花が咲いたり実がなったりするのをみんなで楽しんでいます。

雑草や落ち葉の掃除も、できるかぎり子どもたちと一緒になってやっているんですよ。

ちなみに、ビルの横には駐車場を用意しておりますので、車での送迎時にご利用いただけます。

卒園後もばっちり!スカイガーデンプリスクールのコース内容

スカイガーデンの卒園後のクラスの写真1

── あらためて、どんなコースがあるのか教えてください。

まずは、1歳半から年少さんに上がる前までのお子様を対象にした「A.E. Preschool Class(プリスクールクラス)」があります。

プリスクールクラスでは、お家の外で過ごすのがはじめてというお子様も多いので、週1回から週5回まで、曜日で決めて来ていただくコースを選んでいただけます。

次に「 A.E.Kindergarten Class(幼稚園クラス)」は、年少さんから年長さんまで週5回のコースです。

コース名につく「A.E.」は発明家のトーマス・アルバ・エジソンからきていて、いろんな発想を生み出すクリエイティブな子どもに育ってほしいという思いが込められています。

── スカイガーデンプリスクールを卒園後も、英語は継続できますか?

スカイガーデンの卒園後のクラスの写真2

はい。スカイガーデン卒園後は、アフタープログラムをご用意しています。

小学校の授業後に通えるクラスはもちろん、中学生と高校生向けの「ジュニアハイスクール&ハイスクールクラス」や「プライベートクラス」、本格的な「ロボットプログラミングクラス」など自由に選んでいただけます。

慣れ親しんだティーチャーと一緒に、卒園後も長く英語を学び続けられる環境です。

スカイガーデンプリスクールから名古屋市周辺の方へ無料体験のお知らせ

スカイガーデンプリスクールのクラスルーム3

── 入園を迷っている人は、体験や見学などはできますか?

はい、プリスクールクラス・幼稚園クラスのどちらも無料体験を受け付けています。

時間帯としては、午前か午後の1時間ぐらいを目安にお子様を預けていただく形です。

全てのお部屋にカメラが付いてますので、お母様は1階の別室でモニター見学をしながら、ゆっくりとお話を聞いていただけます。

──最後に、プリスクールや英会話教室をお探し中の方へメッセージをお願いします。

インターナショナルスクールといっても色々ありますので、それぞれのタイプを見極めながらご家庭の方針に合ったところをお選びいただければと思います。

とくに名古屋という地域は、東京よりも人口に対してのスクールの数がとても多いです。

そんな中で、子どもらしくいられて保育が充実しているところをお考えであれば、スカイガーデンプリスクールはきっとお子様とご家庭にとってとても良い環境だと思います。

ここでは、子どもの成長を一番に考えた上で、それをすべて英語で行うというスタンスをもって運営させていただいております。

ご興味のある方は、お気軽に無料体験にご参加ください。お待ちしております。

スカイガーデンプリスクールの基本情報

教室名 スカイガーデンプリスクール
所在地 愛知県名古屋市北区清水5-10-8グリーンフェロービル1階
費用 幼稚園クラス入会金 33,000円~ 授業料 週1回 21,000円~
午後クラス入会金 11,000円 授業料 11,000円~
レッスン時間 幼稚園クラス 4.5時間(延長保育可能)午後クラス 60分~(延長保育可能)
講師 ネイティブ講師 日本人英語保育士
オンライン授業 なし
営業時間 月~金 8:30~18:00
電話番号 052-919-1195
公式HP https://www.skygarden.ed.jp/
SNS Instagram
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スカイガーデンプリスクールの位置情報

※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、スカイガーデンプリスクールへお問い合わせください。

子ども目線の英語教育!スカイガーデンプリスクールの取材後記

愛知県名古屋市北区にある「スカイガーデンプリスクール」さんにインタビューをさせていただきました。

今回のインタビューで印象的だったのが、こちらのスクールでは子どもの自主性を何より大切にしているところです。

毎日遊びに行く公園も子どもたちの意見で決めていたり、またお庭の雑草や落ち葉の掃除も子どもたちが全部やっていて、季節ごとにみんなで汗をかきながら取り組んでいるそうです。

ご家庭ではなかなか出来ない体験を通し、それを一緒に過ごすのが外国人ティーチャーであることで、自然と英語が身につくというのがすばらしい環境だと感じました。

英語のお勉強に力を入れるプリスクールはたくさんありますが、これほど子ども目線に立ったインターナショナルプリスクールは少ないのではないでしょうか。

英語の習得と同時に、のびのびと成長できる環境をお探しの方にはぴったりです。

スクール全体が木のぬくもりにあふれたアットホームな空間ですので、ぜひ体験や見学に行かれてみてくださいね。

取材日:2024年10月31日
取材/文:永谷 知香
写真:スカイガーデンプリスクール 提供