GROW TREE ENGLISHのカフェレッスンの内観1

千葉市中央区にある英会話教室「GROW TREE ENGLISH(グローツリーイングリッシュ)」さんにインタビューを行いました。

GROW TREE ENGLISHでは、カフェのようにソファーやテーブルが並んだ教室で、外国人講師と英会話レッスンを行っています。

「週末は何をした?」「今、こんな事にはまっている」など、友達と話すような感覚でしゃべれるので、まさに外国人と話せるカフェのような雰囲気。初級から上級まで幅広いレベルの大人向けに人気の英会話教室です。

今回は、教室オーナーの古川 茂男(ふるかわ しげお)さんに、なぜカフェをコンセプトとした英会話教室を立ち上げたのかなどを深堀りしてみました。さっそく、その様子を紹介していきます。

英会話教室「GROW TREE ENGLISH」を開校した経緯

GROW TREE ENGLISHのオーナー古川茂男様

── はじめに、英会話教室「GROW TREE ENGLISH(グローツリーイングリッシュ)」を開いたきかっけを教えてください。

私はずっと音楽をやっていて、音楽の勉強のためにアメリカとオーストラリアに計5年ほど留学をしました。

日本へ帰ってからはギター教室を運営しているのですが、その流れで生徒様のお一人からお子様に英語を教えてほしいと相談して頂き、個人で英語を教え始めたのがきかっけです。

講師をしながら日々思うのは、まだまだ日本には英語を使う機会が少ないということ。

それなら「英語しか話せない環境を自分で作ろう」と立ち上げたのが、英会話教室「GROW TREE ENGLISH(グローツリーイングリッシュ)」です。

── 教室名の “GROW TREE”には、どんな意味が込められているのでしょうか?

私が設立したGROW TREE合同会社には、3つの「E」を育てるというコンセプトがあります。

まずは、英語と音楽を教えることでの「Education(教育)」、音楽やイベントを通しての「Entertainment(娯楽)」、そして最後が「Environment(環境)」です。

私は植物や自然が好きで、将来的にはそういった環境面の活動にも力をいれたいと思っているので、そのような思いから「Grow(育てる)」と「Tree(木)」という名前をつけました。

GROW TREE ENGLISHは外国のカフェのような空間

GROW TREE ENGLISHのカフェレッスンの内観2

── それでは、GROW TREE ENGLISHの特徴について教えてください。

教室の雰囲気を、カフェのように作っているところです。

というのも、私が実際に外国で英語が伸びた要因は、現地で友達ができ、何気ない会話をしながらバーでビールを飲んだりカフェでコーヒーを飲んで過ごしたからなんです。

気の置けない友達とならば、英語の間違いなんて気にせずどんどん英語をしゃべれるので、スピーキングやリスニングの力がつきました。

それで、外国のカフェで友達とおしゃべりをするようなイメージの教室を作りました。

── とてもすてきなエピソードですね。

日本ではスターバックスなどのカフェを使って、外国の先生と生徒の方が1対1でお話をしているところをよく見かけますよね。

その周りにはコーヒーを飲んでる日本人がいて、日本語がすごく聞こえる中で英語を勉強するのはもったいないと感じていました。

そうではなく、「外国のカフェのように英語だけの環境でありながら、英会話教室としてしっかりとしたカリキュラムを作ってやっていく」というのが、GROW TREE ENGLISHのコンセプトなんです。

── なるほど、ではレッスンはどんな流れで進みますか?

まず教室に来た生徒様は、カウンターで英語で飲み物を注文することから始めます。

この時、講師が店員となってオーダーを受けるのですが、「How are you today?」など実際にカフェで交わされるような会話もやっていきます。

オーダーを終えたら、レベルごとにソファ席、テーブル席に分かれて着席してもらい、講師が飲み物を持ってきてレッスンのスタートです。

「さあ、勉強するぞ」という雰囲気ではなく、「昨日は何してたの?」といったカフェでの自然な会話で始まるところが、他の英会話スクールにはないポイントだと思います。

GROW TREE ENGLISHは外国人講師と生徒の距離が近い

GROW TREE ENGLISHの講師陣

── GROW TREE ENGLISHには、どんな講師がいますか?

ネイティブを中心とした外国人講師が7名と、日本人講師が4名在籍しています。

外国人講師はアメリカ、カナダ、メキシコやウズベキスタン出身の先生がいて、一応カフェのユニフォームということで、全員エプロンを着用しています。

なお初級レベルでは外国人講師に加え、日本人講師もサポートにつきます。

英語が聞き取れない時に補助したり、みんなが均等に会話に入れるようにフォローしておりますのでご安心ください。

── 英語が初心者の人にも心強いですね。ちなみに講師は固定制ですか?

レッスンには「固定制のコース」と「予約制のコース」があるので、それによって違います。

「固定制のコース」の場合、水曜日の午前中はこの先生というように一応決まっているので、曜日と時間帯で選べば同じ先生からレッスンを受けることが可能です。

「固定制のコース」を選んだ生徒様は、同じ講師と関係性が築けるので、本当の友達のように仲良くなります。

反対に、「予約」でその都度違う曜日のレッスンを予約をしてもらえば、色々なネイティブの講師と会話ができます。

── 確かに、講師と生徒の距離が近そうですね。

カフェをコンセプトにしていることもあって、とてもアットホームな雰囲気です。

講師と友達のように仲良くなれるので、生徒様側にも「先生に伝えよう」という気持ちが自然と生まれるんですね。

「先週はこんな映画を観た」などという話題が発端となり、「それ、僕も観たよ」「こうだよね」と会話がどんどん広がっていくことで、会話力も比較的に伸びていきます。

GROW TREE ENGLISHは子どもから大人まで英語好きが集まる

GROW TREE ENGLISHのクリスマスパーティー

── GROW TREE ENGLISHには、どんな生徒さんが通っていますか?

カフェレッスンの生徒様は、下は中学生の方から上は60代の方まで幅広いです。

英語を学ぶ目的もそれぞれで、たとえば学生さんだと、将来は英語を使って仕事をしたい、留学するために常に英語を使う環境を持ちたいなどです。

社会人の方は、お仕事に直結されて英語を学ばれてる方や、今の英語力をキープしたいという方もいらっしゃいます。

あとはシニアの方も、ずっと英語を勉強されていて、ネイティブの人とたくさん話したいなど、本当にいろんな目的で来てくれています。

共通してるのは、皆さん前向きで英語がすごく好きだということです。

── 教室では、イベントもよく開催されるんですか?

教室の屋上には、自分たちで造ったウッドデッキがあって、そこでパーティーなども開催します。

授業でしか顔を合わすことができない生徒様同士や、あとは講師も曜日によって違うので、他の先生に会えるいい機会です。

「英語を上達したい」という同じ志を持ってるので生徒様同士もとても仲がいいですよ。

GROW TREE ENGLISHはオリジナル教材が充実(教材費0円)

GROW TREE ENGLISHの講師と教材

── GROW TREE ENGLISHでは、どんな教材を使いますか?

カフェレッスンはなるべく実社会に即したテーマが面白いので、世の中のニュースを取り上げ、それに対する「質問」をネイティブの先生に作ってもらい教材としています。

ただ「どう思う?」といきなり聞かれても、なかなか英語が出てこないですよね。

そこで初級レベルの方に関しては、シャドーイングに最適な市販教材があって、印刷したものをお配りしてレッスンに取り入れています。

── シャドーイングを取り入れているんですね、くわしく教えてください。

シャドーイングは本来自分で勉強するものですが、カフェレッスンではまず日本人講師が意味をざっと説明します。

教材は会話形式になっているので、先生と一緒に発音を繰り返し、そしてロールプレイとして実際に英語を口から出していく流れです。

他にも、文法の教材や、日常的によく使われる言葉の「フレーズカード」「イディオムカード」を作ってお渡ししています。

クラスでフレーズを学んだら、ご入会時に無料でお渡ししているカードファイルへストックしてもらうようにしております。

GROW TREE ENGLISHのコース・レベル・料金について

GROW TREE ENGLISHの1階レッスンルーム

── それでは、コースと料金について教えてください。

コースは「カフェレッスン(12,100円/月4回)※1」と「ベーシックレッスン(8,470円/月2回)」がメインで、いずれも1回のレッスン時間は60分※2です。

一番人気なのは「カフェレッスン」で、飲み物(無料)を片手に、外国のカフェのような雰囲気の中で外国人講師と行うグループレッスンになっています。

そちらに自信がないという方は、「ベーシックレッスン」も準備しています。

「ベーシックレッスン」は私が担当していて、中学校から高校1年生ぐらいまでの最低限の基礎文法を、ホワイトボードの前に座りながら学び直すレッスンです。(上記写真は1階のレッスンルーム)

教材費は無料、入会金は5,500円です。

── カフェレッスンのクラスのレベルが知りたいです。

カフェレッスンは、初級コース、中級コース、上級コースの3つに分かれています。

レベルの目安としては、初めて英会話をやる方や、文章を自分で作るのが苦手な方は初級コース。

ご自身で文章を作れてコミュニケーションを取れるけど、もっとボキャブラリーを増やしたいという方は中級コース。

そして上級コースは、さらにネイティブに近いようなイディオムやスラングを習います。

── 子ども向けのコースというのはありますか?

お子様向けには「キッズレッスン(8,800円/月4回)」を開講していて、小学校低学年向け(3~4年生)と高学年向け(5~6年生)の2つのクラスがあります。

レッスン時間は低学年クラスが45分、高学年クラスが50分で、椅子ではなく教室の全面に敷かれた人工芝生の上に座りながら、ネイティブ講師と一緒にフォニックスをやったりフラッシュカードで英語を学びます。

まずは「英語が楽しい」と思えることが第一条件なので、手作りのパスポートに各国のスタンプをためたり、ゲームや歌を取り入れたりと楽しい工夫を凝らしていますよ。

※1:上記の金額は、いずれも税込価格です。

※2:各レッスン、準備、片付け時間も含みます。

GROW TREE ENGLISHから千葉市周辺の方へ無料体験のお知らせ

── 体験レッスンなどは実施していますか?

GROW TREE ENGLISHでは、無料の体験レッスンを受け付けています。ご希望の方はホームページのコンタクトからメッセージをお送りください。

体験レッスンでは、まずはご自身の好きなレベルに入ってレッスンを受けて頂きます。体験後にどのコースが最適かしっかりとお話をさせていただきますので、お気軽にご参加ください。

── 最後に、これから英会話教室をお探しの方へメッセージをお願いします。

GROW TREE ENGLISH(グローツリーイングリッシュ)は、他の学校にはない良さを持っていると思います。

英語を使うことに少し壁を感じていたり、英語に対して恐怖心がある方にとって、一歩を踏み出しやすい場所です。

あとは、私を含めてGROW TREE ENGLISHの先生は、生徒のみなさんのことをより良く知りたいと思っております。

生徒の皆さんがどんな仕事をして、どんなことに興味があるのか、きっと僕たちが経験できなかったことを経験されていると思うので、そういうお話も聞けたらと思っています。

ぜひ皆様のストーリーもシェアしていただきたいですし、それが英語であればとても嬉しいです。

── 本日は貴重なお話をありがとうございました!

GROW TREE ENGLISH の基本情報

教室名 GROW TREE ENGLISH
所在地 千葉県千葉市中央区市場町4-7
費用 8470円(税込)~
レッスン時間 60分
講師 ネイティブ講師 外国人講師 日本人講師
オンライン授業 なし
営業時間 10:00~19:00
電話番号 05058751980
公式HP https://englishclass.gte.jp/
SNS Instagram

GROW TREE ENGLISH の位置情報

※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、GROW TREE ENGLISH へお問い合わせください。

通い続けたくなる英会話教室!GROW TREE ENGLISHの取材後記

今回は千葉県千葉市中央区にある「GROW TREE ENGLISH(グローツリーイングリッシュ)」さんにインタビューをさせて頂きました。

オーナーの古川さんのこだわりがつまった英会話教室ですが、その中でも私が感動したのが「飲み物の注文から始まる」というレッスンスタイルです。

コーヒーで緊張がほぐれるというのはもちろんですが、実際に英語でオーダーする場慣れになり、海外でもスマートに注文できるようになりそうですよね。

このようにネイティブ講師と実用的な英会話ができるので、学び直したい大人にとっても通いやすいのではと感じました。

GROW TREE ENGLISHのレッスンに興味があるという方は、無料の体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか。

次のレッスンが楽しみになるようなアットホームな雰囲気なので、これまで英会話スクール通いが続かなかったという人にもおすすめです。

取材日:2024年7月3日
取材/文:永谷 知香
写真:GROW TREE ENGLISH 提供