宮城県仙台市にある「Innocence Plus English School(以下、イノセンスプラス)」さんにインタビューをしました。
イノセンスプラスは、アメリカ人オーナーのローラさんが立ち上げた英会話スクールで、現在は仙台市内に4つの教室をかまえています。
動画での予習を取り入れることで、レッスンではアウトプット(会話、プレゼンテーション、ライティング)を徹底的に鍛え、生涯役立つ英語スキルを身につけることにフォーカスしているそうです。
今回は、イノセンスプラスで広報を担当されている山田さんにお話をお伺いしました。
「子どもの英語力が伸びる」と評判の学習方法についても詳しく聞きましたので、さっそくレポートしていきます!
イノセンスプラスは代表のローラさんが仙台市に立ち上げた英会話教室
── はじめに、イノセンスプラスを開校した経緯を教えて頂けますか?
当スクールの代表であるLaura(ローラ)はアメリカ出身で、元々は東京の品川の英会話スクールで働いておりました。
彼女が仙台へ引っ越した際に、同じような英会話教室を探しましたが、仙台市内に自分がもとめる教室が見つからなかったそうです。
それならと、自身で英会話教室を立ち上げたのがイノセンスプラス開校のきっかけです。
── ローラさんが求める英会話教室とは、どういったものだったのでしょうか?
当時の仙台市の英会話スクールというと、英検やTOEIC®など資格取得に偏った教室が大多数でした。
そうではなく、「少しでも海外に近い環境で、本当に通じる英語を学んでもらいたい」というのが代表の想いだったんです。
このような背景から、当スクールでは「Flipped Classroom(反転授業)」や「CLIL(クリル)」など、効果的な学習方法を取り入れ、本当に使える英語が身につく独自のカリキュラムを提供しています。
イノセンスプラスで英語力が伸びる理由はアウトプット中心の学習方法
── では、イノセンスプラスのこだわりのレッスンについて教えていただけますか?
当スクールは、東北の英会話スクールで初めて「Flipped Classroom(フリップト・クラスルーム)」を取り入れました。
Flipped Classroomとは「反転授業」を意味し、「先生がレッスンで単語や文法を説明し、家で問題を復習する」という従来の学習の流れを、反転=ひっくりかえした指導法です。
つまりイノセンスプラスでは、生徒さんは動画を活用しながら自宅で予習をし、レッスンでは外国人講師との会話に集中してもらいます。
予習の動画は5分くらいのものが多いので、ご自宅で簡単に見られます。
── レッスン中は、予習内容のアウトプットが中心になるというわけですね。
そうです。この学習方法は、講師と生徒間のコミュニケーションがより長くなり、インタラクティブ(双方向)な会話やディスカッションなどに時間をさけるのがポイントです。
あくまで体感ですが、従来の英会話スクールさんと比べると、40%くらいレッスンが早く進むようなイメージかと思います。
── 限られたレッスン時間で、たくさん英会話ができるのは大きなメリットですね。
それだけではありません。反転授業には、生徒さんが自信を持ってレッスンを受けられるというメリットもあるんです。
何をするかわからない状態で教室に来るのと、家で予習をして「これを話すぞ」と準備をして行くのとでは、レッスンで得られるものは全く違いますよね。
これは、当スクールの体験レッスンの様子を見ても明らかです。
当スクールでは、体験レッスンを無料で4回受けていただけますが、初回のレッスンでは予習の宿題をお出ししていなくて、2回目のレッスン以降からはじめます。
すると、初回はシャイで話せなかったお子さんが、2回目以降のレッスンはしっかり予習した上で来るので、表情も全然違います。
「よし、やるぞ」という気持ちで生徒さんが来てくれるので、口数も増えるんですね。
イノセンスプラスでは英語で科学や地理を学ぶ「クリル」も人気
── それでは、「CLIL(クリル)」についても教えてください。
CLIL(クリル)とは、言語をコミュニケーションと学習両方のツールとして活用する学習方法(内容言語統合型学習)のことで、簡単に言えば英語で他の科目を学ぶ方法です。
当スクールでは、2年以上学習を経験しているクラスを中心に、クリルの指導法を導入しています。
たとえば、小学生の3つ目のレベルのクラスは「科学(Science)」を題材に、4つ目のレベルのクラスでは、「地理(Geography)」を題材にしたレッスンを行います。
── 具体的には、どんなことをするんですか?
クリルを導入したレッスンでは、生徒さんの興味を引くいろいろな学習トピックを使い、4技能(話す・聞く・読む・書く)+文法を学びます。
当スクールでは、小学生以上のクラスで、ディスカッションやプレゼンテーションも取り入れています。
クリルを導入したレッスンでは、ディスカッションやプレゼンテーションのテーマも他科目に関連したハイレベルな内容になっています。
たとえば、科学(Science)では宇宙のことについて学んで、それぞれ自分で好きな惑星を選んでプレゼンテーションを行います。
他にも、リサーチの宿題などもありますね。
たとえば、「ISS国際宇宙ステーションに乗組員は今何人いるのか」「そのうちの3人の名前と出身国と特徴的なところを宿題として調べてくる」などの課題です。
小学校の学習範囲にとらわれない内容ですが、子どもたちは熱中して取り組んでいますよ。
英語と他の教科、2つを同時に学ぶことで、脳の働きが複雑になり、より深い思考力が身につきます。
イノセンスプラスの講師は外国人でレッスンはオールイングリッシュ
── イノセンスプラスには、どのような講師の方がいますか?
当スクールの講師は、すべて外国人講師です。日本語が話せる講師もおりますが、スクールではレッスン内で講師が日本語を使うことを禁止しています。
生徒さんが、「講師が日本語を理解することを知ってしまう」と英語で頑張ってコミュニケーションを取るモチベーションが減ってしまうからです。
それくらい、イノセンスプラスでは、オールイングリッシュの環境を徹底しています。
ただし日本語のサポートが必要な場合は、日本人スタッフもいますのでご安心ください。
── まるで、海外留学のような環境ですね。
はい、スクール全体でそのような環境を目指しています。
生徒さんはもちろん保護者の方にも、「スクールに入ったら全部英語でお願いします」とお願いしていて、もちろん、ご同伴のご兄弟の方も同じです。
さらに、スクールに入ったら、保護者同士の会話も英語を使っていただいています。
スクール内には、日本語がはなせるスペースというのがあります。
もし日本語での会話が必要なときや、日本人スタッフとの会話が必要な場合には、都度都度そのスペースへ移動してお話をしていただく形です。
── では、講師を採用するうえで意識されていることは何ですか?
ネイティブスピーカーレベルの英語のスキルがあるという理由だけでなく、子どもたちのスキルアップを後押しできるか、真剣に向き合えるかどうかを大切にしながら、講師を採用しています。
さらに、当スクールでは講師のトレーニングにも力を入れています。
たとえば、新人講師は先輩講師のレッスンを見学したり、「模擬レッスン」を行って教えるためのスキルが充分かを判断したうえで、実際に子どもたちに教え始めます。
また、当スクールでは、ベテランの講師であっても、自分のスキルに満足するのではなく、レベルアップし続けてほしいと考えています。
講師のレベルアップの場として、マネージャー主導で定期的にミーティングを行っています。
講師同士で意見の交換をすることで、新しい視点やよりよい指導法を共有し、生徒の指導に活かしています。
当スクールの講師は英語を教えるというスキルはもちろん、フレンドリーな先生ばかりなので、安心して体験レッスンに参加してみてください。
イノセンスプラスは幅広いレベルの子どもに対応したコースや教材を用意
── イノセンスプラスには、どのような生徒さんが通っているのか教えてください。
当スクールでは、2歳から大学生まで幅広い年齢のお子さんが通われています。
グループレッスンまたはプライベートレッスンがありますが、やはり「未就学児と小中学生のクラスのグループレッスン(未就学は5人まで、小学生は7人まで)」が一番人気です。
初心者のお子さんから、海外のバックグランドがあるお子さんやインターナショナルスクールを卒業した方まで、かなり幅広いレベルの生徒さんがいます。
もちろん「本気で英語を身につけたい!」という大人の方も歓迎で、大人のコースはプライベートレッスンのみお受けしています。
── 子ども向けのコースには、どのようなクラスがありますか?
大きくわけると「未就学児のクラス(Kids & Parents)」「小学生のクラス(IP)」「中学生のクラス(IPJH)」があります。
イノセンスプラスでは、年齢別ではなく、英語の習熟度によってクラスをわけていますので、大枠でしかないとお考えください。
たとえば、当スクールに未就学時から通っているお子さんであれば、幼稚園児でも小学生クラスに入っていたりもあるんです。
小学生のお子さんが中学生に混ざってレッスンを受けていることもあります。
レッスン時間は、未就学児のクラスは40分、小学生以上のクラスはプライベートレッスンも含めてすべて50分レッスンです。
── 未就学児のクラスは保護者もレッスンに入るんですか?
はい、未就学のクラスは保護者もレッスンに入っていただきます。
理由としては、やっぱり身近な大人の方が英語を話している姿を子どもたちが見て、「じゃあ自分もやろう」ってやる気になってくれるからです。
こども英会話スクールさんのなかには「英語と日本語を混ぜて教える」ところも多いですが、当スクールはそうではありません。
未就学児でも、レッスンは外国人講師が担当し、オールイングリッシュで学びます。(日本人スタッフがヘルプに入る場合もあり)
── ちなみに、テキストはどのようなものを使いますか?
当スクールでは、オリジナルテキストを中心に、クラスによって適切な教材を使います。
たとえば未就学児のクラスでは、当スクールが長年の経験から選んだテキスト(LongmanやOXFORD)や、絵本、フラッシュカード、パズルなどたくさんの教材を使っていますね。
一方で、小学生クラスは基本的にオリジナルの教材を使います。
なお、教材費はすべて年会費に含まれ、追加の費用はありませんのでご安心ください。(プライベートレッスンを除く)
イノセンスプラスから無料体験レッスンのお知らせとメッセージ
── イノセンスプラスでは、無料体験レッスンなどはありますか?
当スクールでは、4つの教室(長町・上杉・荒井・青葉通一番町)で随時、4回まで無料で体験レッスンを受けていただけます。
やはりお子さんには学習環境が合っているところで学んでいただくのが一番です。そのため、その見極めができる回数として無料体験は4回に設定させて頂いています。
体験レッスンでは宿題もありまして、基本的に他の生徒様と同じようにレッスンを受けていただきます。
そのため、レッスン自体は無料なんですが、お渡しする教材費として2,000円を頂いていますので、その点だけご了承ください。
体験レッスンの初回と4回目では、必ずカウンセリングを行いますが、2回目と3回目でも必要に応じてお声がけください。
── 最後に、これから英会話教室をお探しの方にメッセージをお願いします。
お子様の英会話教室選びは、とても難しいですよね。まずはお子様に英語を習わせる「目的」や「ゴール」という視点から、逆算して考えていただくといいかと思います。
「英語にただ親しむ」という目的であれば、どのような英会話スクールさんでも楽しめるところで、大丈夫です。
ただし、本当に使える英語を身につけるのであれば、「どのレベルまで学べるのか」、「お家で学習できる内容がきちんとあるのか」、などのポイントも考慮するといいかもしれません。
本気で学びたい、将来のために英語を身につけたい、という方は当スクールが全力でサポートします。
ご不安な方は、ぜひ体験レッスンを受けて当スクールの雰囲気を感じてみてください。ご心配な点やご質問等は、お気軽にスタッフにご相談いただければと思います。
── 本日は、貴重なお話をありがとうございました。
Innocence Plus English School の基本情報
教室名 | Innocence Plus English School |
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所在地 | 長町校:宮城県仙台市太白区長町5丁目10-18五番街1階 上杉・北四番丁校:宮城県仙台市青葉区上杉2丁目1-27 陽和ビル4階 荒井校:宮城県仙台市若林区荒井2丁目2-9 カンフォタブルMOMO1階 青葉通一番町駅前校:宮城県仙台市青葉区一番町2丁目5-32 第一観光ビル 2階 |
費用 | くわしくは教室までお問い合わせください |
レッスン時間 | レッスン時間:未就学児 40分、小学生以上 50分 |
講師 | 外国人講師 |
オンライン授業 | プライベートレッスンのみ可能 |
営業時間 | 火~金 12:30〜21:00、土 10:00〜18:30 日 10:00~16:00(長町校のみ日曜日も営業) |
電話番号 | 050-5362-8117 |
公式HP | https://innocence-plus.com/sendai/ |
SNS | Instagram YouTube |
Innocence Plus English School 【長町校】 の位置情報
Innocence Plus English School 【上杉・北四番丁校】 の位置情報
Innocence Plus English School 【荒井校】 の位置情報
Innocence Plus English School 【青葉通一番町駅前校】 の位置情報
※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、Innocence Plus English School までお問い合わせください。
子どもの英語力が伸びる!「イノセンスプラスイングリッシュスクール」の取材後記
今回は「Innocence Plus English School(イノセンスプラスイングリッシュスクール)」さんにインタビューを行いました。
イノセンスプラスは、外国人講師によるオールイングリッシュのレッスンで「本気で英語を身につけたい!」という子どもにぴったりの英会話教室です。
たとえば未就学のクラスでは、フォニックスで「アルファベットのAの音はどんな音がするんだろう」「Bの音はどんな音だろう」というところを、すでに学び始めているそうです。
そのため、幼稚園児でも3語の単語で”Dog”や”Cat”などのスペリングができるという、なかなかハイレベルな内容です。
イノセンスプラスでは、なんと4回の無料体験レッスンを実施していて、無理な勧誘などはいっさいないとのことです。
自分の子どもに合っているか気になる方は、まずは無料体験レッスンに申し込んで、教室の雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。
取材日:2023年4月26日
取材/文:永谷知香
写真:Innocence Plus English School 提供