「英語総合即戦学校（蒲田）」さんをインタビュー！マンツーマンレッスンで英語の基礎力をつける

東京都大田区蒲田にある「英語総合即戦学校」さんにインタビューさせていただきました。

英語総合即戦学校はその名の通り、英会話も文法も総合的に学べる学校として2004年に開校しました。

今回のインタビューは、英語総合即戦学校の運営者の1人、鈴木将樹さんにお話を伺います。

前職も英会話スクールで講師として活躍してきた鈴木さんですが、生徒さんの様々なニーズに本当に応えられる学校を作ろうと立ち上げたのが、この英語総合即戦学校、略して「英即校」とのこと。

英語が苦手だけども英語の必要性に迫られている方にとって、「何から始めればいいのか」がわかるお話もいただきました。早速その様子をレポートします。

英語力を身につけたい大人に役立つ英語教室を！大田区蒲田に英語学校を開校

── 最初に、英語総合即戦学校を立ち上げるに至ったきっかけを教えていただけますか？

英語総合即戦学校は、私鈴木と、共同運営者の熊田と共に立ち上げた英語学校です。

私も熊田も元々は別の英会話学校で講師をしていました。

当時私が勤めていた英会話学校は、ただ喋って宿題も特になく、「英語を喋ること」で満足して帰ってもらうようなところでした。

しかしその頃、日本でも英語の必要性は高まってきて、生徒さんの中にはビジネスで英語を使うから習いに来ている方も増えてきていました。

英語がいわゆる趣味・お稽古ではなくなってきているのを肌で感じていたんです。

私自身講師として、英語スキルを身につけたいと願う生徒さんの英語力を伸ばしてあげたいと思いましたし、同時に「この学校のスタイルでは生徒さんの英語力は伸びない」と感じました。

やはり英語力を伸ばすためには、まずは文法や単語をしっかり学ばなければいけない。

とはいえ、いち講師・会社員が、学校のレッスン方針を変えることなどできずモヤモヤとしていましたね。

その頃、別の英会話学校で働いていた熊田も同じように感じていたそうです。

たまたま参加した研修で知り合い、「文法や語彙をしっかり教えられる学校が必要だよね」と共感しあい、「そういう学校作りたいよね」と意気投合して当校を立ち上げた次第です。

別に「独立したい！」という夢があったわけではなくて、「単語や文法などの基礎をしっかり学ぶ」英会話学校がなかった。

だからこそ、英語力を付けたい人たちにとって、本当にためになる学校が必要だから作ったという気持ちです。

── 「ないのならつくる」という生徒さん想いの精神で生まれたのが英語総合即戦学校なのですね。元々英語講師になったのはなぜですか？

実のところ、私はそこまで英語が好きだったわけではないんです。

学生時代の私は日本で普通に高校まで通って、その先の進路を考えた時に、「大学にいく」ことに対し、あまり良いイメージが持てなかったんです。

自分の兄弟や知人を見ていても、「大学に行ったからこれを学べた」とか「大学はとても有益なところ」という風には見えなかった。

だから「とりあえず大学に行く」という画一的な進路ではなく、自分のためになる学び・勉強ができたらという思いに駆られ、出した自分の結論が海外留学だったんです。

私にとって留学は「英語が大好きだから海外に行く！」ではなく、留学すれば英語が必然的に身につくだろうし、今後生きていく上でも英語は一番役に立つスキルだろう、と思った活路でした。

ただ、親が「大学は絶対に卒業してほしい」という考えだったので、「大学も出る」条件で「自分の能力として何か身につけたい」という思いを叶えるための方法が留学だったんです。

そうして海外に留学して、自分の能力として英語を身につけて帰国したのですが、思いの外なかなか英語を使う仕事が見つからなくて・・・。

そもそも帰国したタイミングが日本の就職時期とズレていて、新卒採用枠にも入れず、就職活動にはかなり手こずりましたね。

そのような中、英語講師という仕事は毎日英語を使うのは間違いないですし、外国人講師と日々コミュニケーションがとれるので、英語スキルを高めていけるかなと思ったんです。

それで英会話学校の講師はどうだろう？とチャレンジしてみたところ前職の会社に入った、というのが英語講師になったきっかけです。

── そうだったのですね。実際「英語講師」になってみていかがでしたか？

留学はしましたが、決して帰国子女レベルではなく、みなさんと同じように本当に1から文法などの勉強してきた立場です。

だから英語を勉強する苦しさは身をもって知っていますし、英語が苦手な人にとって「何がわからないか」がよくわかります。

だからこそ「どうしたら理解できるか」順を追って説明できるので、意外と教えることに向いているなと感じていますね。

「こういうときはこうするといいよ」と経験からすぐにお伝えできるので、その辺は私の長所かもしれません。

あとはやはり英語を学ぶ方って、自ら勉強したくてやっている人ばかりではなくて、「仕事で使うから」「昇進に必要だから」という方が意外と多いんです。

私はその点、「能力」として淡々と効率的に英語を身につけようとしてきたところもあるので、そういった生徒さんと気が合うのかもしれませんね。

── 鈴木さんが等身大で身近な存在だからこそ、生徒さんも学習を進めやすそうですね。

英語総合即戦学校は個人の目的・目標に合わせたマンツーマンレッスンのみ

── 英即校にはどのようなレッスンがありますか？

英即校のレッスンは、通学型とオンライン講座の2パターンありまして、通学型は全てプライベートクラスとして、講師と生徒さんでのマンツーマンレッスンとなります。

「TOEIC コース」「英会話コース」など当校のホームページに記載していますが、あくまでも大枠のイメージとして見ていただき、生徒さんの学習ニーズに合わせて細かな調整をしながらカリキュラムを組んでいます。

学習カリキュラムは、生徒さんの英語レベルや、家庭でできる学習量をきちんとヒアリングした上で組んでいきますよ。

生徒さんごとにやはり性格や趣味・嗜好も異なりますので、レッスンで何かを説明する際も、生徒さんの興味のあることで例えてあげるとわかりやすかったりします。

だからこそ最初のヒアリングからレッスン開始後も、「生徒さんを深く理解すること」をいつも意識して取り組んでいます。

生徒さんをよく知ることで、生徒さんの学習モチベーションを維持しつづけられることにもつながるんです。

英語学習者はどうしても何かのタイミングで「なぜ英語を勉強しているんだっけ」「何が目標なんだろう・・・」と落ち込んでしまう時がでてきます。

そういったときには、生徒さんと相談の時間を設けて「◯◯のためでしたよね」と確認しあい、学習モチベーションを落とさないよう、見失わないよう励ましたり。

こういったサポートをするには、やはり完全プライベートレッスンでしか対応できないので、当校にはグループレッスンはございません。

── 開校当初からこのスタイルだったのですか？

最初はグループレッスンも試してみました。

正直なところ、講師側としては1度に多くの生徒さんに教えたほうが「効率」はいいんです。

でも私たちの方針、学校のカラーとしては、英語を学んでいくには「文法や語彙をきちんと学ぶ」ことできちんと先の成果につながると考え、そういった学校を作りたかった。

量よりも質。こういった思いで開校から今に至ります。

── なるほど。レッスン料金はどのくらいかかりますか？

レッスンは月謝制でして、週1回50分のレッスンで22,000円（税込）いただいています。

週2回のレッスンの場合なら、月額39,600円（税込）です。

オンライン講座の場合は、レッスン時間1回40分で月謝は15,400円（税込）になります。

── オンライン講座ではどのようなレッスン内容になりますか？

オンライン講座の場合でも、まずは生徒さんごとにカリキュラムを作成した上で、文法・語彙の勉強を添削させて頂くことと、skype を使った会話の実践練習がセットになっています。

短期での TOEIC スコアアップと実践に役立つオリジナルテキストが人気！

── 英即校にはどのような生徒さんが多いですか？

お勤めされている社会人の方で「仕事で使える英会話を習いたい」「TOEICを受けたい」という目的・目標の方が多いですね。

社会人の方が8割ほどだと思います。もちろん大学生や主婦の方もいますよ。

ただ、傾向としては習い事感覚で来ている方は少ないかもしれません。

── どちらかというと「本気で英語を身につけたい！」という方向けの学校でしょうか？

そうですね。あと最近は高校生の生徒さんも増えてきました。

高校から大学へ内部進学をするために TOEICの点数を持っていると有利だから、という生徒さんも何名かいらっしゃいますね。

この場合だと、明確に目先の目標があるので、たとえば「TOEIC の点数の取り方」というように、最短で上手く導いてあげれるかがポイントになってきます。

また、高校生ではあるけれど、ご家庭の事情などで将来の職業が決まっていて、その職業は現場で英語を使うから英会話を学びたい、というご理由の方もいらっしゃいます。

昨今の日本では、ますます「使える英語力」の必要性が高まってきていますよね。

ですので、私たちが経験してきた勉強過程・苦労・成功体験などを活かし、自分たちが勉強してきたよりも効率的に早く目標にたどり着けるようなレッスンを意識しています。

── レッスンで使用する教材はどのようなものを使っていますか？

テキストは基本的に全て英即校で独自に作ったものを使用しています。

日本で作られた日本人向けの英会話教材や学習帳など、色々と収集して読み込み、当校のオリジナルテキスト作成の参考にはしていますね。

ただ、多くの市販テキストを見ると、自分たちが留学したときの経験上、「この文法は実践の場では使わない」「この表現はリアルではない」と思うところは多々あります。

ですのでそう感じる部分は全て削ぎ落として、英会話のコースは「実践で役立つ」を念頭に、TOEIC 対策であれば出題傾向を踏まえて作っています。

英語総合即戦学校では1回50分のレッスンで英語の基礎から実践英語まで学べる

── 具体的なレッスンの様子を教えてください。

「英会話を学びに来ている方」でも、英語の基礎が固まっている方と、そうでない方ではレッスンのスタートの仕方は変わってきます。

基礎英語ができている生徒さんなら、会話中心で進めていけますが、基礎が固まっていない方なら基本的にはまず文法と語彙習得中心のレッスンとなります。

基礎固めから始める生徒さんのレッスンなら、メインは文法の解説で、そこで習った文法を使い、実践的な会話練習を行う流れですね。

たとえば現在完了形を学ぶシーンなら、「現在完了形ってこうですよね」「現在完了形について、学校で習ったことを覚えていますか？」と質問しながら生徒さんの現状を捉えていきます。

また現在完了形を使った例文をお見せして「この中に1つ間違いがあります。どれだと思いますか？」というように、やり取りしながら理解度を確認して進めていきます。

それから日本語を英語に替えてもらう英作文をします。

あとは「現在完了形は実際の英会話ならこういう場面で使う」とか、「〇〇という日本語は英語にすると現在完了になる」とか。

逆に「これは現在完了にならないパターン」などを実践で習得していきます。

レッスンでは毎回宿題を必ず出していますね。

── 宿題はどのような内容ですか？

「これらの英単語を覚えてきてください」と単語のリストと、レッスンで学んだ内容に沿った英作文を作ってきてもらっています。

レッスン開始の際に宿題を提出してもらって、最初の5〜10分で宿題の不明点や間違えたところを確認しています。

提出いただいた宿題に目を通し、「◯◯という文になっていますが、1つ間違いがありますよ。どこだかわかりますか？」というように、前回の宿題をピックアップして少し振り返りをしてから本レッスンに入ります。

── 「短期」重視でどんどん進むわけではなく、きちんと復習の時間もあるんですね。

そうですね。前回の文法がもし理解できていないようでしたら繰り返し説明し、補足の宿題を出して、確実に理解できた段階で次に進むようにしています。

全国の英語学習者へ英語総合即戦学校から無料体験レッスンのご案内

── 今後ますます若い世代の方々も英語力が求められる時代になってきますね。

そうですね。そういった背景もあって、たまに保護者さんが「英語を勉強しなさい！」という強い希望で中学生・高校生のお子さんが通い始めるケースもあります。

でもやはり生徒さん本人のモチベーションがないと、なかなか続かないのが正直なところです。

入校いただく際には、生徒さん一人ひとりにあったレッスンカリキュラムを丁寧に作っていきますので、それらを1つ1つクリアしていって確実に目標に近づいてほしい。

ですので当校の場合、若い学生さんでも自分で「やりたいこと」や「目指す目標」がある方に向いている英語学校だと思います。

── 学生さんだと、まだ目標ややりたいことが見つかっていない方も多い気もします。

そのあたりをきちんと掘り下げて、ご本人の漠然としたイメージを、もうちょっと具体的な目標にしてあげるカウンセリングを行っていますのでご安心ください。

でもまずはご本人からそういった「想い」や「やる気」が感じられるかどうかが大事です。

先日お越しになった大学生の方ですが、当校に来た理由をお聞きすると「就職活動のために TOEIC の点数が欲しい」とのことでした。

その動機はもちろんよくわかります。でも「とりあえず欲しい」だけではきっと続けられません。

「TOEIC は何点欲しいのか？」「大学卒業後は何系の仕事をしたいのか？」をご本人自身でも明確にしていく必要があります。

そして「目標を達成したあとも英語を使うのか？」「ただ点数が欲しいのか？」など、今後の予定を私たちは知りたいですね。

どちらが良い悪いではなく、それによって「使える英語力を身につける」のか「点が取れる知識を身につけるのか」などレッスン内容や方法も変わってくるからです。

── 確かに、最初に目線合わせをすることは大事ですね。初回のカウンセリングやヒアリングは有料になりますか？

当校では、今お話ししたカウンセリング含め、体験レッスン兼説明会として無料で行っています。

1時間～1時間半程度お時間を頂戴し、実際に使っているテキストを用いながらレッスンの流れを体験いただいています。

オンライン講座の体験レッスンも受け付けていますので、東京圏以外にお住まいの方もぜひ体験いただけたら嬉しいです。

── それでは最後に、英会話・英語学校を探している方に向けて、メッセージをいただけますか？

今現在、英会話や英語を頑張りたいと学校を探されている方は、まずはご自身のことを分析してみてはいかがでしょうか。

英語を話せるようになるには、段階があります。

基礎となる単語と文法がしっかりわかっているか。ある程度わかっていればそれらをどれだけ早く日本語から英語に変換できるか。そしてそのスキルをよりレベルアップさせたいのか。

状況によって学ぶことや方法が変わってくるので、まずは自分の今を知ることからスタートしてみてください。

ある程度の文法と単語力が備わっている方だったり、短期でも留学したことがあり、「日常英会話はできる」「もう少し流暢に話せるようになりたい」なら、慣れや度胸をつけるためにもネイティブの人とたくさん話す、というレッスンが合っていると思いますね。

一方で、「英語の基礎がない」「会話になると現在形や過去形があやふやになる」など、土台作り段階の方には、私たちのレッスンは非常に役立つと思いますよ。

「文法や語彙などの基礎をしっかり固めたいな」という方は英語総合即戦学校のようなスクールを選んだほうがいいと思います。

そういうふうに自分のニーズ・状況を最初に分析して学校やスクールを選ぶといいと思いますね。

英語総合即戦学校は、いわゆる英会話スクールや英会話学校というよりも、「喋れるようになるのを目指して基礎を固める」ところです。

バイリンガルの日本人講師の鈴木と熊田の2人だけでやっていますので、英語初心者の方から大歓迎ですよ！

もちろん基礎だけでなく、英会話上達や TOEIC テスト対策にも自信を持っていますので、ぜひ気軽に訪ねてもらえたら嬉しいです。

── 本日はありがとうございました！

英語総合即戦学校の基本情報

英語総合即戦学校の位置情報

※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、英語総合即戦学校 へお問い合わせください。

英語初心者大歓迎！大田区蒲田にある英語総合即戦学校の取材後記

この英語総合即戦学校ができる前の2000年初旬は、まだまだ「喋る」にフォーカスされていた英語教育市場。

しかし時代の移り変わりや人々のニーズを察知した鈴木さんと熊田さんは、「本当に役に立つ英語学校」を作るべく、2004年に英語総合即戦学校を立ち上げました。

「単語をつなげて英語で会話している風」ではなく、きちんと文法や語彙力をつけて英語の基礎固めをすることで、後々も使える英語力を養うのが英即校の方針。

今、全くの英語初心者の方も、急がば回れの精神で、基礎習得を大事にした英語総合即戦学校でレッスンをはじめてみませんか。

元々、一人の英語学習者として一生懸命英語を習得してきた日本人バイリンガル講師の鈴木さん・熊田さんだからこそ、わからないところをすっきりとクリアにしてくれるはずです。

初回は丁寧なカウンセリング付きの無料体験レッスンが受講可能です。ぜひトライしてみてください。

取材日：2022年9月7日
取材／文：小原亜紗子
写真：英語総合即戦学校 提供