名古屋の英会話教室「BRIDGE（熱田区）」さんをインタビュー！3歳の子どもから大人まで丁寧なレッスンが人気

愛知県名古屋市熱田区にある英会話教室「BRIDGE（ブリッジ）」さんにインタビューさせていただきました。

BRIDGE は1995年に代表の Sachiko さんが開校した外国語の学び場。ここでは英語をはじめ、様々な世界の言語が学べます。

それゆえに英語を勉強し始めた中学生・高校生や、海外留学を目指す若者、アジア・ヨーロッパ等へのビジネス渡航予定者など、多岐にわたる生徒さんが通います。

BRIDGE は直訳すると「橋」。

Sachiko さんの立ち上げ当初からの想いも含め、BRIDGE のレッスン内容について取材した様子をレポートします。

世界58カ国を一人旅した元英語教諭が名古屋で英会話教室を開校

── 最初に、BRIDGE を立ち上げたきっかけを教えていただけますか？

教室を立ち上げたのは今から27年前の1995年になりますが、私が英語の分野で生きていくきっかけとなったのは、高校3年生の時でした。

当時は美術系の大学に行くことを考えていたのですが、ある出来事を通し、「今学びたいのは英語だ」「美術は自学自習できるかもしれない」と思ったのです。そして進路を変えちゃったんです。

それから一生懸命英語を勉強しました。同時に、早速1人で世界の様々な国を旅し始めました。

まだ10代でしたが、いろいろな国の人と接して多様な文化を見て、自分の世界がどんどん広がっていくのを感じました。

当時を振り返ると、1年の約4ヶ月ぐらいを海外で過ごし、残りはそのためにアルバイト・・・なんて日々でしたね。もちろん、学業は睡眠時間を削って頑張りました。

── アグレッシブな10代後半だったのですね。元々 Sachiko さんは英語が好きだったのですか？

いえ、実のところ英語はとても苦手だったんです。

今は幼少期から英語学習を始める人も多いですよね。でも私の時代だと、中学生になって学校で初めて英語に触れるのが普通で、私もその1人。

もちろんその当時は、外国人なんて町にいません。英語を勉強する意味も感じなかったし、実践する場もなかったです。

だから英語に対しては興味すらなくて・・・（笑）。

先の話に戻ってしまうんですけど、あることをきっかけに「苦手な英語ができればもっと世界が広がるのかな」と思って、一から英語を学んだのです。

自分が叶えたい未来のために「英語が必要」だと思ってからはどんどん吸収できましたし、実際それを糧に世界へ出てみると、本当に良い経験ができました。

だから「この経験をこれからの若い人たちにも感じてほしいな」と思って、学校の教師になりました。

── 学校の教師とは、どの年齢向けの先生になったのでしょうか？

中学校の英語教師です。英語を学ぶと世界が広がることを伝えたかったからです。

そうして中学校の英語教師として数年教壇に立ち、その後は大人向けの英会話も教えてみたいと思い、大手英会話スクールの講師も経験しました。

学生さん、社会人の方と幅広い生徒さんとの交流を通し、自分のスクールを持ちたいと思うようになり BRIDGE を立ち上げたという流れになります。

当時は若さゆえの勢いで「とにかく始めよう！」「大丈夫！なんとかなる！」という根拠のない自信から、レッスン場所とする物件も思い切って購入したんです。全額ローンで（笑）。

どうなることやら・・・と思いましたが、ありがたいことに生徒さんの数も増え、開校して1年半ほど経ったところで場所が狭くなり、現在の場所へ移転しました。

BRIDGE の生徒は子どもから社会人まで！強みは中学生・高校生の英語レッスン

── BRIDGE を立ち上げた際には、どのような英会話教室にしたいと思って始めたのでしょうか？

最初は「◯◯向けの英会話教室」などと明確にコンセプトなどは決めていませんでした。

英語を頑張りたいと思う方はウェルカム！という気持ちでしたし、今も同じ思いです。

現在の BRIDGE には、子ども向けの Bridge Builder Program として3つのコースがあり、さらに大人英会話としてはグループレッスンをはじめ、ペアレッスンやマンツーマンレッスンなどがあります。

── ではまず、Bridge Builder Program の3つのコースについて教えてください。

3コースのうちの1つ、3歳から小学5年生までを対象にしたKIDS’CLUB は、園児は1レッスン40分、小学生以上は50分で年間48回のレッスンを行います。

こちらのレッスンでは、「英語耳」を育てることに注力し、ネイティブ講師が担当します。

続いて2つめの「 KIDS’ブートキャンプ」では、小学5年生・6年生を対象とし、今まで KIDS’CLUBでやってきたような感覚的な英語から「文法を学ぶ」要素をいれていきますよ。

こちらは1レッスン100分、年間48回のレッスンを進める中で、英検5級・4級にもチャレンジします。

3つめの「英検ブートキャンプ」は、中学1年生から高校生を対象として、1回120分のレッスンです。

1年目で英検3級、2年目で英検準2級、3年目で英検2級、4. 5年目で英検準1級の取得を目標にしつつ「使える英語」を鍛えていきます。1級対策もありますよ。

── 大人英会話についても教えてください。

大人の英会話レッスンに関しては、生徒さんの目的に合わせて最適なプログラムを提案させて頂きます。

とにかく話せるようになりたい、発音を矯正したい、TOEICの点数アップ、旅行時の英会話など、大人の「英語を学ぶ理由」は人それぞれです。

マンツーマンレッスンだけでなく、ペアレッスンやグループレッスンもありますので、まずは何でもご相談いただけたら嬉しいです。

新型コロナの影響で、「海外赴任がなくなってしまった」「留学を諦めた」という方々もいらっしゃいます。

致し方ない理由とはいえ、せっかく積み重ねてきたものをやめてしまうのは非常にもったいないと感じます。

しかし逆に「こんなときだから力を蓄えておこう」と勉強される方もいらっしゃいますよ。

あまりコロナの影響を受けずに英語学習を続けているのが中学生・高校生の学生さんたちです。

元々中学校で英語教師をしていたこともあり、私自身も思い入れの強い年代の子達たちでもあります。

── 中学生・高校生の学生さんはもちろん、大人の方々も「学び」を通じて大きく成長されることでしょうね。

BRIDGE の「ブートキャンプ」で英会話と文法を同時に学ぼう！

── 小学5年生からのレッスンで「ブートキャンプ」というワードがありました。具体的にはどのような内容ですか？

日本人講師、外国人講師、それぞれの良さを活かしたレッスンを行っています。

日本人講師からは文法を中心に、「言葉はこういうものだよ」とルールに当てはめて、日本語で解説を入れながら1つ1つ学んでいきます。

小さなときには感覚でできていた英会話も、中学生・高校生になり「受験」という段階が近づいてくるとやはり「感覚」では追いつきません。

とはいえ受験用の英語学習ばかりだと実際に使えるようにならない。

やはり使えるようになろうと思ったら、絶対的な練習量が必要で、聞いたことを瞬時に自分で判断して、自分の言葉で返す訓練が大事になってきます。

そこの部分のレッスンを外国人講師が担うわけです。

このように、外国人講師と日本人講師それぞれの良さを活かし、各1年学んだ最後には英検合格を目指すというスタイルが当校のブートキャンプです。

── 1回100分超えのレッスンだと、学生さんにとっては長くないのでしょうか？

小学5・6年生は1レッスン100分、中学生以上は1レッスン120分ですが、間に10分休憩を挟んで、外国人講師と日本人講師の2部制レッスンとしています。

休憩を挟むことで中だるみせず、みなさんきちんと集中して取り組んでいますよ。

実際に英検5級の試験でも、筆記とリスニングをあわせた試験時間は45分です。

英検の準2級・2級だと100分〜110分を要します。

日頃からこのくらいの時間をグッと集中力を保って学習することで、試験本番にも強くなれると思っています。

それに意外とすぐに子どもたちは慣れてしまいますので、ご安心ください。

外国人講師が担当する、日本人講師が担当する、そこで1回頭が切り換わるので、それぞれのレッスンが終わると子どもたちは「もう終わり？」と言ったりするんですよ。

ゲームや遊びと同じで、熱中すると時間を忘れてしまう様な感覚なのでしょうね。

それだけみなさん楽しく集中して日々取り組んでくれています。

BRIDGE の外国人講師は細やかな生徒指導が評判

── Sachiko さんご自身も、現在講師としてレッスンを受け持っているのですか？

ご指名いただいた場合や他の講師が体調不良のときにピンチヒッターをする場合があります。それから特別講座を受け持っています。

── では各講師に対し、何か「このようにしてください」といったリクエストなどはしていますか？

もちろんです。レッスンを受け持つ各講師に日頃からお願いしていることとして、生徒さん1人を「大勢の中の1人」ではなくて、1人ひとりの生徒さんをきちんと「個人」として見てくださいとお願いしています。

そしてその1人ひとりが満足するレッスンを展開するよう心を配っています。

当校の生徒さんは、3歳のお子様からご年配の方まで、生徒さんの年齢層が幅広いのも特徴です。

幼児のお子さん、中高生の受験生、働き盛りで英語が必要な社会人、セカンドライフを楽しんでいる方・・・それぞれのステージで英語を学ばれています。

そして理解度は人それぞれです。

ですので細やかに生徒さんの状態や学習進捗、日々の過ごし方なども把握してレッスンにつなげていただくようお願いしています。

── 講師の採用時に、一番チェックしているのはどの部分ですか？

BRIDGE の講師は、ただレッスンが上手なだけではなく、思いやりをもって臨める方でないといけません。

やはり大切なのは人柄ですね。人間として魅力が感じられるかを判断基準としています。

とはいえ、やはり教え方も非常に大切だとこの27年やってきて感じます。

── 教える力と思いやりを併せ持った先生ということですね。

それまでの経験は豊富でなくとも、これから頑張って伸ばしていけば良いですし、まずはその気持ちがあるかどうかですね。

人として発想力や創造力、向上心があるのかは大切な要素だと思っています。

大人も学生も英語を勉強したくなる BRIDGE のレッスンは世界への架け橋！

── 教室運営で気をつけていることや、工夫していることは何でしょう？

昔も今も「みんなの世界が広がったらいいな」「もっと世界が身近に感じられたらいいな」と思っていますので、生徒さんが世界に興味を持ってもらえるよう、教室のロビーには世界地図などの掲示物を貼っています。

BRIDGE は英語だけでなく、スペイン語・フランス語・ベトナム語・中国語・韓国語など、いろいろな国の言語が学べ、それに準じてあらゆる国籍の講師が活躍しています。

ですので、講師たちが母国語でロビーで話してたりすると、その言語を習っていない生徒さんも耳を澄ませて「今の何語？」「それってどこにあるの？」「この国だと何語が話されているの？」というような会話につながったりします。

たとえばベトナム語だと、実はアルファベットを使って文字を書くことや、日本語の発音に似ている言葉も多数あります。

私自身58カ国の国を一人で旅してきた経験がありますので、その国の文化・歴史などをレッスン内外でお伝えすることで、生徒さんの興味・好奇心を刺激できれば嬉しいですね。

子どもたちの中にはそんな私の話に感化されて、「もっと勉強しよう」「英語ができるようになって私も旅したい！」と思ってくれる子もいるので、微笑ましいですしぜひ応援したいです。

これからも「英語を勉強したい」「さらに学びたい」という気持ちが、生徒さんの心の内側から湧き上がってくるような仕掛けを、視覚的にも聴覚的にもいろいろな形で表現できたらと思います。

──世界とつながる BRIDGE の魅力的なレッスンの様子が伝わりました。

名古屋市熱田区の英会話教室 BRIDGE からのメッセージと無料体験レッスンのご案内

── 現在体験レッスンの機会はありますか？

もちろんです！どなたでも体験レッスンは1回無料としています。

体験レッスンは、既存のグループレッスンの中からレベルに合うクラスを選択いただけます。

実際に行われているレッスンを体験していただくことで、クラスの雰囲気や講師の力量を確かめていただけます。同時に講師も受講者様の英語力を見させていただきます。

講師はその方の英語レベルを見て、実際に通うとなった場合には、おすすめのクラスをご案内させていただきます。

プライベートレッスンに関しては、通常レッスン50分の半分、20～25分の無料体験がございます。

── それでは最後に、これから英語学習を始めようと考えている方へメッセージをいただけますでしょうか。

英語だけでなく、何かを「やってみたいな」と思ったら、とにかく最初の1歩を踏み出しちゃうことが一番だと思うんです。

できる・できないはやってみないとわかりません。辞めるのはいつでも簡単にできますからまずは始めてみましょう！

そこからきっと何か変わるはずです。

言葉は必ず自分の世界を広げてくれます。それは子どもであっても大人であっても変わりません。

そして世界が身近になる、ということは世界で暮らしている人たちが近くになるっていうことです。

テレビで様々な世界のニュースが取り上げられていますよね。でも興味がなければ「へぇ〜大変そうだな」程度で終わってしまったりしますよね。

でも、世界の言語を学んでいると「◯◯国の人は現地で何を考えているのかな」「大丈夫かな」「私にできることはないかな」という気持ちや発想に繋がります。

これはその国に関心があるかどうか、その国を少しでも知っているかどうか、その国の人とコミュニケーションをとっているかによっても違ってきます。

一人でも多くの人に世界を身近に感じてもらえたら嬉しいです。

BRIDGE では語学学習を通して、あなたの1歩を丁寧にサポートしたいと思っています。

── 勇気のわくメッセージでした。本日はありがとうございました！

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※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、BRIDGE へお問い合わせください。

英語学習の最初の1歩を応援！金山エリアの英会話教室 BRIDGE の取材後記

現在は新型コロナの影響で、日本国内の外国人数も減ってしまっていますが、この状況が収まればまた以前のように外国人観光客が増え、英語を耳にする機会も増えることでしょう。

現代は数十年前の日本よりも英語・外国語が身近に感じられる環境にあります。

小学校から英語授業が導入され、街中で英語のみならず、韓国語・中国語で書かれた看板が目に入り、興味の種はあちこちに散らばっています。

まずは「やってみたい」気持ちを大切に。

BRIDGE のレッスンでは、英語をはじめとした外国語を学ぶ際に、あわせてその地の文化や歴史も知ることができます。

自分の世界を広げ、世界が身近に感じられる BRIDGE のレッスンが気になった方は、ぜひ体験レッスンを受けてみてください。マンツーマンのプライベートレッスンの体験も可能です。

取材日：2022年7月13日
取材／文：小原亜紗子
写真： BRIDGE 提供