※上記の写真はプレゼンテーションの練習をする生徒たち。お互いの発表に対してアドバイスをしあいます。
神奈川県逗子市にある英会話スクール「つながるえいご english studio」さんをインタビューさせていただきました。
つい最近までアメリカ在住だったという、スクール代表の砂田真理子さんにお話を伺います。
2013年のスタートから今年で9年目となりますが、途中3年ほど砂田さんはアメリカに住むことに・・・。
その期間は日本の子どもたちとオンラインで英会話レッスンを行ってきたそうです。
そんな期間も経て、2022年4月からは改めて日本での対面レッスンを再開することになりました。
「挑戦」という気持ちを大事に、何事も前向きに取り組まれてきた砂田さん。
本日に至るまでの経緯や、今後提供していく英会話レッスンについて、詳しく聞いていきたいと思います。
アメリカからの帰国後に逗子市の自宅で英会話教室を開校
── 最初に、英会話スクール「つながるえいご english studio」を開校したきっかけをお伺いできますか?
今から10年ほど前、2012年まで家族でアメリカに住んでいました。
私には子どもが3人いまして、一番下の子はまだ2歳半というタイミングでの帰国でした。
帰国してから、子どものお友達のママさんたちに「アメリカに住んでいたの!?」「英語教えてくれない?」と声を掛けていただいたんです。
ちょうど自分の子どもたちの英語力もキープさせたかったので、「じゃあやろう!!」と思ったのが、英語教室を始めたきっかけです。
── 早い決断でしたね。不安はありませんでしたか?
ヨガの先生になりたいと思っていた時もあって、元々「何かを人に教える」ことに興味はありました。
それにまだ子どもたちも小さいですし、「自宅で仕事をしたい」という思いもなんとなくあったんです。
ですので、自分の英語力がお友達のご家庭のためにも、子どもの英語力キープのためにも活かせるならいいな、と思いました。
それで逗子の自宅で教室をはじめて5年くらい、ありがたくも多くの生徒さんに来ていただき、毎年のように発表会を行ったりと、生徒さんと共に充実した日々を送っていました。
しかし、2018年に夫がまた海外転勤となりまして。
一番上の子は大学受験が照準に入っていた時期だったので、家族でまた海外に行く、という選択に迷いはありました。
でもやっぱり家族は一緒に住んだ方がいいと思っていたので、「もう教室をやめなきゃいけないんだ・・・」と思ったんです。
──やむを得ない選択とはいえ・・・。
ええ、でもその時に夫から「オンラインでもできるんじゃないの?」って言われてハッとしたんです。
実際にアメリカでの生活に向け、子どもたちにも「もう少し英会話の練習をさせた方がいいな」と思い、ちょうどフィリピンの先生とオンラインで英語レッスンを受け始めたところだったんですね。
だから、よく考えたら「私も同じようにできるかも」と思ったんです。
それで真っ先に転勤先であるアメリカ・ヒューストンと日本の時差を調べました。
すると、ヒューストンの早朝3時半~6時が、日本の生徒さんがレッスンを受ける夕方6時半~9時ぐらいに当たるとわかり、「うん、早く起きられたら教えられるな!」と思って。
── 砂田さん、なんでも前向きに捉えてすごいです!
いえいえ、そこだけが取り柄なんです(笑)。
それで「もうやる!」と決めまして、「転勤でアメリカに行きますが、オンラインでレッスンを続けるのはどうでしょう?」と生徒さんや保護者さんに聞いてみました。
すると「やってみたいです」「パソコンも買います!」と言ってくださった生徒さんたちがたくさんいたんです。
本当にありがたいですよね。私が「やります」って言っても、やってくださる方がいなければできないわけなので、付き合ってくださって感謝しています。
── 2018年だとまだコロナ前ですよね。
そうなんです。今コロナのことがあってオンラインレッスンは急速に普及し、オンラインでの学習は珍しくありません。
でもその当時はまだ対面レッスンが主流でしたからね。
それでも、生徒さんたちはきちんと環境を整えて頑張ってくれました。
ですので、2020年春にコロナが流行りだして、日本でも全国的に学校が休校になった時でも「普通にできるよね」という感じでしたね。
保護者さんにも「子どもがオンラインの勝手をわかっているから安心」「先に経験できていて良かった」と言っていただきました。
── つながるえいご english studio の生徒さんは、幸運にも一歩二歩進んだ経験ができていたのですね。
つながるえいごでは小学生から高校生までニーズに沿った英会話レッスンを提供
── 具体的なレッスン内容について教えていただけますか?
2018年にアメリカに渡ってから3年ほど、オンラインのみのレッスンを行ってきて、コロナ禍でも変わらずレッスンを行ってきました。
そして今年、2022年4月より日本・逗子市での対面レッスンを再開します。
ただ、中学生・高校生の生徒さんは大半がオンラインです。
オンラインだからこそできるレッスン内容がすでに確立しているのと、中高生は部活などで多忙なこともあり、 このスタイルをご希望の方がほとんどです。
小学生も今までオンラインでレッスンを続けてきた生徒さんに関しては、対面レッスンに切り替えつつ、せっかく慣れたオンラインなので月1回はWebで行う予定です。
── 新しい生徒さんの受講方法についてはどのような予定でしょうか?
アメリカからのオンラインレッスンでは、幼稚園生や新規の小学生低学年の生徒さんは受け入れていませんでした。
ですが、対面レッスンを再開するこのタイミングで受け入れをスタートしています。
現在、年中・年長等の幼稚園のお子さんや、小学生の生徒さんを募集中です。
── レッスンの頻度や料金についても教えてください。
レッスンは年40回にプラス、プレゼンテーションとそれに向けたスピーチ指導があります。ですので、レッスン頻度としては週1回・月4回よりもう少し少ないですね。
レッスン料金は、幼稚園生だと1回30分のレッスンで月3,000円(税込)から。小学生以上のレッスンは1回80分、月8,000円(税込)からご用意しています。
── 小学生で1レッスン80分とは結構長いんですね。
そうですね。やっぱりせっかく教室に来ていただいて、すぐ帰るのはもったいないと思うのと、楽しいレッスンであれば80分でもあっと言う間なんです。
また、英語の絵本の多読は教室を立ち上げたときからやっていたので、多読とそれに対するサポートも含めると、最初は90分でやっていたくらいです。
それですぐ次のクラスも始まる!という感じだったので、今は80分という設定にしています。
── 1回のレッスンの流れはどのような感じなのでしょう?
小学生の生徒さんのレッスンだと、最初の30分でウォームアップ。
挨拶をはじめに、深呼吸し、クリスタルチューナーを使って心を整え、発声練習やアクティビティなどをします。
英語を学ぶとき、私は生徒の皆さん同士で身体感覚を一緒にすることがとても大事だと思っているんです。
ですので 最初は床に車座で開始します。その次にテキストを使って、みんなで学習するのが30分。
今の子供たちは学校でも机についている時間が多いので、教室ではスタンディングデスクを用意しています。
生徒の身長に合わせて、高さを変えられるのが便利なんです。
また、テキストを使いながらも、椅子に座っていないので、自由に体を動かせるところをうまくレッスンに活用しています。
そして残りの20分〜30分で、 多読と発表や自由な活動をします。
練習しながら自分の発表をまったり、違う場所で自己学習するので、みんな色々なところにいます(笑)。
何をやるのかを自分で決めるのも学習の大切な一部だと思っています。
このように、ステーション・ラーニングと言って、行う活動ごとに教室のスペースを移動することで、80分のレッスンにメリハリをつけています。
── 中学生・高校生のレッスンはどうでしょう?
中学生と高校生はオンラインレッスンが大半で、大体夜の19時から21時ぐらいの間にオンラインでレッスンを行います。
おすすめしているのは、グループレッスンとプライベートレッスンを隔週で行うコースです。
今週はグループレッスンをして、来週はマンツーマンレッスンというように、交互にスタイルを変えて受講いただくんです。
グループレッスンは皆で学ぶ楽しさがありますが、マンツーマンレッスンに比べると1人当たりの発言量は少なくなってしまいますよね。
オンラインの良いところって、特にプライベートレッスンがガッツリできるところだと思うんです。
グループレッスン・プライベートレッスンそれぞれに良い点があるので一概には言えませんが、グループレッスンではみんなで確認する文法などをやります。
「みんなでこのトピックに取り組もうね!」と共通目標を持っていただくと言いましょうか。
また、グループレッスンで出されたお題に、次回までに意見を書いてパドレットというデジタル掲示板に各自アップします。
それに対してお互いコメントしあって、ともに学び、成長する関係を作っています。
プライベートレッスンでは、多読本を用いて要約や感想を述べる力をつけていますよ。
その他には、自己の英語表現を掘り下げたり、プレゼンテーションの発表のお手伝い、英検やテスト対策などを行います。
レッスン時間は、グループレッスンは80分、プライベートレッスンは25分〜30分です。
その場合のレッスン料金は月額9,000円(税込)としています。グループレッスンだけの場合は、月額8,500円(税込)です。
プライベートレッスンだけ、グループレッスンだけ、という選択は可能ですので、お好きなレッスンスタイルを選んでいただけますよ。
── 生徒さんのご希望に合わせて「いいとこどり」なレッスンも可能なんですね。
英語学習アプリやユーチューブ動画を組み合わせた豊富な教材を使用
── つながるえいご english studio では、レッスンで使用する教材はどのようなものを使っていますか?
幼稚園生と小学生は、アプリコット社さんの Learning World というテキストを使っています。
先程お話しした通り、小学生のレッスンの前半ではこのテキストを使って、どんどん自己表現をしていきます。
そして多読のプログラムや教室オリジナルテキストも用意していますよ。
個人のペースや興味次第でどんどん学べるよう、様々な準備をしています。
また小学校高学年や中学生は、気持ち次第でどんどんと成長できる時期です。
ですので「グロースマインドセット」というものも、レッスン教材として使っています。
── グロースマインドセット・・・成長思考やモチベーションなどの話でしょうか。
そうなんです。このグロースマインドセットを理解すれば、自分だけでなく仲間の可能性をも高めることができるんですよ。
たとえば、はじめて料理をした子が失敗してしまった時。
「ああ、僕は料理のセンスがないんだ。向いていない」と思うか、「上手くできなかったけど、まだまだ練習!練習!」と思うかでも、次の一歩が変わってきますよね。
お友達への声かけでも同じことが言えます。
そういった物事の捉え方・考え方も知ってほしいと思って、グロースマインドセットに関するアメリカのデータ教材も取り入れています。
また当スクールは開校当時の2013年からYouTube、そして2017年から英語学習アプリ Quizlet 教材を使用するなど、デジタル機器や媒体を多く取り入れてきました。
2018年の時点でスムーズにオンラインレッスンに切り替えられたのも、そのおかげだと思います。
一般的な市販の教材だと、製本されたテキストにCD が付いている、というものもありますが、CD を聞きながらテキストを見ると、一部を聞き直したり、逆に聞き飛ばすことが自由自在にできません。
その点、アプリや動画教材だと音声もテキストも同時進行しますので、 子どもたちの学習や理解が早まる上に、学習のモチベーションもより高まるだろうと考えたんです。
それで1つのクラスで実験的に英語学習アプリ Quizlet を導入してみたところ、子どもたちがクイズをしたりゲームをしたり、と結構楽しんで使ってくれたんですよね。
ですので、他のクラスでも導入して、小学生以上の生徒の皆さんは使いこなしてくれていますよ。
もちろん多読の教材もデジタルで入手できるようにしています。
おかげでみなさんオンラインに全く抵抗感がないので、レッスンもイベントもとても充実した内容でできています。
── なるほど。デジタルネイティブな現代の子どもたちにはぴったりのスタイルですね。
小学生から英語でプレゼン!総合的な英語力が身につくつながるえいごのレッスン
── つながるえいご english studio のレッスンで特にこだわっているところを教えていただけますか?
先程、グロースマインドセットのお話をしました。
たとえばレッスンで「What are your super powers?」と質問したりします。
自分のスーパーパワー、つまり強みは何か考えるきっかけを提供しています。
「明るい性格」「積極的」という表現だけでなく、「私、実はこういうところあるな」と自分を深く知ることで、他人をより理解することにも繋がるんです。
そこをレッスンで一緒に掘り下げるお手伝いをしています。
究極的には、教室での自己分析で自分を知り、きちんと自己表現できる子どもたちを育てたいと思っているんですよね。
── 自己分析。就職前にやった記憶があります。もっと早く知っておけばよかったと思いました。
本当にそれなんです。就職にしても友達作りにしても、やっぱり自分を知らないと、相手のことも知ろうと思えない。自己分析って実はコミュニケーションの基本だと思うんです。
当スクールは、英語の習得を直接的な目的・目標とはしていません。英語を使って「何をするか」をお手伝いする教室だと思っています。
ですので突き詰めると、あんまり細かい発音や文法などは、「自分で勉強したかったらやるよね」という考えです。
つながるえいご english studio のレッスンでは、実際のニュースや、実社会で使う英語を私がピックアップしたものから学んでいきます。
その中で様々な文法が出てきますので、「だから覚えないといけないんだな」と自分で気づくような流れでレッスンを組んでいます。
英語は道具だから、英語で何をしたいか、何をするかが大事。「自分で考えてどうしたいか」をお手伝いする場、という感じにしています。
まだ年齢の低い子どもさんがいるご家庭だと、親は英語の勉強をさせたい、英語はできた方がいいと思っていますよね。
でも、子どもにとっては「やったほうが良いんだろうな」くらいで、本当に差し迫った必要性は全くないんですよね。
そんな中で「先生が宿題しなさいって言うから」「お母さんが勉強しなさいって言うから」だと、本当の学びに繋がらない。
では、子どもさん自身が「自分がやりたい!」って思うにはどうすればいいのか、考えて行き着いたのがプレゼンテーションなんです。
プレゼンテーション発表会では、自分ならではのコンテンツを作って発表するんです。
そのためには「私がやりたいから練習する」「知ってほしいから伝え方を工夫する」というように、自分で考えられる子どもたちを育てたいと思っています。
── 先程より、自由や自主性、自己分析をレッスンに取り入れているのはこういうところにつながっているのですね。
つながるえいご english studio では、自分を探すサポートや、「挑戦するってすごいよね」「仲間と学ぶって楽しいよね」と勇気づけることを大切にしています。
ですので、私は「英語を教える先生」ではなくて「コーチ」とさせてもらっています。
「じゃあ英語は全く教えないの?」という話ではなく、きちんとレッスン前半にテキストを使った学習もしていますのでご安心ください。
でも、どちらかというと人育てをさせてもらっている気持ちですね。その上では、やっぱり教室全体の空気づくりっていうのはとっても大事だと思っています。
ですので教室では「失敗」なんてものはないから、「言えたね!OK!」って、絶対にダメ出しをしない。とにかく安心して挑戦できるようにしています。
生徒さんの発表ごとにポイントをあげるのですが、そのポイントをみんなで数えたり、いっぱい発言できた自分にポイントをあげたり。
ポイントがたくさん貯まると、目に見えて頑張った証になりますよね。些細なことかもしれませんが、そういうこともすごく大事だと思います。
教室全体がそういうあったかい雰囲気に包まれるよう、雰囲気づくりには特に気をつけています。
── なるほど。しかし生徒さんのプレゼンテーションのお題って、みなさんすぐに思い浮かぶものですか?
つながるえいご english studio では、生徒のみなさんが多読の色々な本を読んでます。
ですのでプレゼンのお題を考える際には、「好きな本を選んでいいよ」「そこから広げてみたらどう?」という感じで一旦お任せします。
せっかくのプレゼンなのに、こちらでお題を決めてしまうと、「かっこいい考えを言わなきゃいけない」「誰かと比べられる」と思ってしまいますよね。
だからまずは好きな本を選んでもらって、その本の要約と感想を言うことからスタートします。
次に「じゃあその繋がりで広げてみて、君のことを教えてくれる?」って言うと、自由に考えてきて、様々な切り口で言ってくれるんです。
聞いている仲間も、「あの本でそんなことを言うんだ!」って、驚きや発見に繋がります。
まさに正解がない自由度の高い発表だからこそ、間違いや失敗なんてない。
難しい題材でも「やりたい!」と言ってきた場合には、最大限お手伝いはします。
でも話をどう展開させるか、発表のスライドや絵はどうするか、それも自分で考えてもらっています。
── スライドなども生徒さんが用意するんですか?本格的ですね。
こういった発表会形式をやり始めた最初の頃は、3割くらいの生徒さんが作っていましたね。
それが年々「私も作りたい!」って感じに広がりを見せて、今年の2022年3月の発表会は生徒さん全員がスライド付きでした。
そういう集合意識が教室内で出来上がると、「次はこうしよう」「見やすく表現したい」と派生していって、みんなどんどん上手になっていきますね。
── 1人の発表って何分くらいなんですか?
初心者でしたら 1分くらいから始めます。既に長く通っている生徒さんだと、年齢にもよりますが、今回は1人3分から5分くらいでした。
この子たちはプレゼン慣れしているので、放っておくとどんどん長くなります(笑)。
言いたいことがただ長くなってしまうのは効果的な発表プレゼンではありません。きちんと言いたいことをまとめて、相手に届くように伝えるのがプレゼンです。
1つ例をあげると、2021年のプレゼンでは小学5年生の女子二人と小学4年生の女子一人が「SDGs のプレゼンテーションを英語でしたい」と言ってきました。
3人で自主的に Zoom ミーティングを何度も繰り返して、発表したい内容をまずは日本語で Word に書き起こして長文を送ってきたのでびっくりしました。
内容はとても充実していましたが、純粋に発表する時間が限られています。
ですので「それほど長くはできないよ」といったところ、どんどん内容が研ぎ澄まされていきました。
プレゼンって奥が深いんですよね。
ですので時には「それってあなたの意見ではなく、事実であって誰の意見でもないよ」とか、「プレゼンならもっと自分の生活に即した内容を入れよう」と返すことだってあります。
でもそういった経験を何回か経ていくと、生徒さん自身で「もう少し短くしないといけないな」「自分のこと言わなきゃ」ってわかってくるんです。すごい成長ですよね。
さらに回数を重ねると、その経験値から「英語と日本語の構造は違うから、こういう風に伝えなきゃ」と自分で改善策を考えるようにもなります。
── プレゼンを作る前段階で、どんな準備やレッスンを行っているのですか?
文法の言い回しについては、今まで学習してきたテキストを活用しながら「使えるかも文章」をどんどん書く、ということをしています。
── 「使えるかも文章」とは何でしょう?
私がテキスト左側に例文を書き、右側にスペースを作って、「この例文を見ながら、自分のことを文で書いてみて」と言うわけです。
例文を見ながら「ここを変えたら自分の話に使えるかも!」という発見と挑戦。
文法の例文を応用することで復習にもなりますよね。
それらを上手く自分で起承転結を考えて貼り合わせて、いずれ1つのストーリーにしていきます。
もちろんすぐに1つのお話には仕上がらないので、その生徒さんの話を聞きながら、ちょっとかっこいいお話にするのを手伝ったりもします。
そうするともうみんな自分のストーリーが大好きになります。
自分が作った自分だけのお話なので、前のめりで「必ずいい発表にしたい!」と意欲も湧きますし、内容もすでにわかってるので、どんどん練習します。
1人1人違うからいい。英語を使ってどんなことができるのか、それを楽しんでもらいたいと思っています。
プレゼンの準備には大体2ヶ月くらいを当てています。
── だから砂田さんは徹底的に子どもたちの興味をサポートする「コーチ」なんですね。
逗子市で英語を始めたい方へのメッセージとつながるえいご english studio 無料体験のお知らせ
── 2022年4月から、幼稚園生や小学生への対面レッスンが始まりますね。まだ受け入れは可能ですか?
はい、「これから英語を始めたい」という幼稚園・小学生の生徒さんを募集しています。
当スクールは、幼少期〜小学生の生徒さんが1年2年と続けて、その成長に合わせてサポートしていくスタイルです。
ですので今のところ、中学生や高校生の新規の生徒さんはお断りせざるを得ません。
大人の方からもお問い合わせもいただくのですが、現時点では幼稚園・小学生の生徒さんを募集している状況です。
── かしこまりました。体験レッスンなどはありますか?
はい、ございますよ。体験レッスンは1コイン500円です。
当スクールのホームページの「お申し込みフォーム」からお問い合わせください。
── では最後に、小学生前後のお子さんがいるご家庭に向けて、メッセージをいただけますか?
私は短期間で目に見えるわかりやすい成長よりも、長い目でじっくりと成長を見守りたい。
生徒さんの心に残るレッスンをしたいと思っています。
アインシュタインの言葉に、“Education is what remains after one has forgotten what one has learned in school.”「教育とは学校で学んだことを忘れた後に残るものである」があります。
実際本当にその通りだと思うんです。
私たちも振り返ってみると、今まで学校でたくさん学んできたはずなのに、正直なところ結構忘れていますよね。
ですので、つながるえいご english studio の生徒さんがここで経験したことが、どんな形でも何か残るものになったらいいなと思います。
英語の知識だけでなく、自信だったり、自分を好きになるきっかけだったり。
そういった思いに共感いただける方に来てもらえたら嬉しいです。
── 非常に一貫した思いが伝わりました。本日はありがとうございました。
つながるえいご english studioの基本情報
教室名 | つながるえいご english studio |
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所在地 | 神奈川県逗子市桜山1-9-8 |
費用 | 入会金10,000円 レッスン料 幼稚園年中3,000円〜 中高生8,500円〜 |
レッスン時間 | 30分(幼稚園年中)〜80分(小中高生) |
講師 | 砂田真理子 |
オンライン授業 | あり |
営業時間 | 15:30~21:30 |
電話番号 | 046-894-6362 |
公式HP | http://www.tsunagarueigo.com/ |
SNS | Instagram Podcast Blog |
つながるえいご english studio の位置情報
※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、つながるえいご english studio へお問い合わせください。
子どもの自主的な英語学習を応援するつながるえいご english studio の取材後記
昔、親から「勉強しなさい」と口うるさく言われるのが嫌でした。
しかしいざ自分が親になった時、「宿題やったの?」「勉強しなさいよ」と言ってしまうのは親の性なんでしょうか。
とはいえ、子ども自身で「好きだから頑張る」というモチベーションに導くのは至難の業。
つながるえいご english studio は、英語の基本知識を身につけながら、「学んだ英語で何をするか」を重視した教室です。
自分を知る・知ってもらう道具を持った子どもたちが、堂々と好きなことを発表する姿に正解も不正解もありません。
英語をきっかけに「自分で考えられる子どもたちを育てたい」と言う砂田さん。
それこそが「勉強してほしい」と願う親の本心ではないでしょうか。
現在つながるえいご english studio では、幼稚園生・小学生の生徒さんを募集中ですので、レッスンが気になった方は、ぜひ体験レッスンを受けてみてください。
取材日:2022年4月5日
取材/文:小原亜紗子
写真:つながるえいご english studio 提供