福岡県福岡市城南区にある英語学校「レインボーブリッジ英語学院」さんにインタビューさせていただきました。
今回のインタビューでは、レインボーブリッジ英語学院の代表、トリスタン・ショールズさんよりお話を伺いました。
トリスタン・ショールズさん(通称ビスケット先生)が初めて日本に来たのは1999年。
当時一人の旅人として日本を訪れたビスケット先生は、あるきっかけにより、「英語を外国語とする人々に英語を学んでもらうこと」に楽しみを感じたそうです。
その後ビスケット先生は、「英語を使ったコミュニケーションを通じて、子どもたちへ自ら学ぶことの楽しさを伝えていきたい!」という思いで福岡に英語学校を立ち上げます。
ビスケット先生の優しく情熱的なお人柄が伝わるインタビューの様子を、早速レポートします。
日本大好きのアメリカ人講師が福岡に英語学校を開校
── 最初に、英語学校を開校しようと思われたきっかけをお伺いできますか?
私が日本に初めて来たのは1999年でした。
それまでの私は、教育をはじめ、何かを教えることに関しては全く興味がなかったんです。
しかし私の人生は日本に来たことで、本当に大きく変わりました。
当時私は一人の旅人として日本に来ていて、様々なところを巡りました。
そんな中で、たまたま縁があって、英語講師の仕事をしてみたんです。
英語講師の仕事は楽しく、色々な職業の人々とも知り合うことができました。
それに生徒たちも私も、お互いにコミュニケーション能力を向上できたと思います。
── それは何よりですね!
また日本に滞在する1年半の間、そこで暮らす人々、歴史、文化など日本について多くを学びました。
そんな中で、「日本の人々が受けている英語教育は、将来の英語力や英語に対する姿勢にどのように影響しているのだろう?」と、深く考えるようになったんです。
その時の私は、教授法やカリキュラムについてまだよく知りませんでした。
でも、その教室で薦めている英語の学習方法よりも、より効果的なものがあるのではないか、と感じていました。
次に別の英語教室で、講師兼マネジメントの仕事をしました。
そこでは教室のカリキュラム作成やテキストの選定など、携わること全てにおいて自分の判断で決めなくてはならなかったんです。
ですから本当にたくさんのテキストや教授法についても勉強しました。
そんな中、運命的なテキストに出会ったんです。
ほとんどのテキストには大きな違いを感じなかったのですが、そのテキストは非常に面白く、興味深い特別なものでした。
ただ単に英語の文法と単語を順番に学んでいく、といった従来のものではなく、心理学的な要素が入っている内容の深いものでしたね。
ですので、その当時働いていた英語教室でも、そのテキストを導入してレッスンをしていました。
── とても熱心に仕事に向き合っていたのですね。
いずれ日本で新しいスタイルの英語学校を作りたいと思っていたからです。
「そのためにさらに勉強したい!」と思った私は、アメリカに戻って2年間、大学院で学びました。
英語という言語・コミュニケーション・歴史・文学・ライティングなど、その他英語に関係する様々なことについて1から勉強しました。
そして大学院を卒業後すぐ、2004年の12月に福岡に帰ってきたんです。
── またどうして日本の中でも「福岡」だったのでしょうか?
アメリカに戻る前、熊本と福岡の両方で英語講師をしていて、九州の良さをたくさん知っていました。
そんな中、私には特に福岡がとても住みやすくて良い街だと感じられました。
海も山も近くて自然が多く、美しいところがいっぱいありますよね。
また福岡は大きな街ですので、美味しいレストランやスポーツなどのアクティビティ、イベントもたくさんある。
とても面白い街だと思いましたし、滞在中にできた知り合いが多くいたことも理由の1つです。
だからアメリカでの在学中もずっと福岡のこと、日本のこと、何かを学ぶこととコミュニケーションの大切さについて考えていました。
アメリカの大学院卒業後、今から18年前の2004年でも、福岡にはすでにたくさんの英語教室があったんです。
そんな中で、選んでもらえる教室を作ることは簡単ではないとわかっていました。
ですので再び日本に戻ってからは、自分で英語学校を作るために、色々な英会話スクールで講師をするなど、さらにたくさんの経験を積みました。
ただ、福岡で働いた様々な学校や、多くの先生や生徒、保護者の方から聞いた情報からは本当に好きだと思えるプログラムは見つからず・・・。
また福岡には私が面白いと思っていた教科書を使っている学校もありませんでした。
それに本当の意味で子ども中心のアプローチをしている学校もなかったんです。
── その様子から先生の本気度がとても伝わります。
しかしやっとの思いで、素晴らしいプログラムに出会えました。
このプログラムであれば、英語が楽しく感じられ、子ども達が本当に自分を成長させ、世界とつながることができる。そう感じました。
このプログラムと出会ったおかげで、自分が興味を持っている「教育」という分野で「社会に貢献できる!新しい学校を立ち上げられる!」という希望が湧いてきました。
私自身、学ぶことが好きだったので、生徒をはじめ、みんなが学びたいと思えるような学校にしたい。
だからこそ私が作る英語学校は、特別なカリキュラムと教え方で「英語を通じて子どもたち自身の教育」をすることが大事だと気づきました。
英語を学ぶ目的は、ただ話せるようになることだけではなく、英語で考えることで新しい自分を見つけること。
その素晴らしい経験を、より多くの方が体験できればいいなと思っています。
── レインボーブリッジ英語学院ではどんな体験が出来るのか、とても気になります。
幼児から大人まで生徒の英語レベルに合ったカリキュラムを提供
── どんな英会話レッスンをしているのか教えて下さい。
レインボーブリッジ英語学院は、カテゴリとしては「英会話教室」なのかもしれない。
けれどもここは、聞く・話すといった一般的にイメージされる英会話教室よりも、さらに深くコミュニケーションを重視した場。
レインボーブリッジ英語学院では、「聞く・話す」に加え、「読む・書く」、そして言葉ではないノンバーバルな表現(顔の表情、声のトーン、ジェスチャーなど)も含めて学びます。
レインボーブリッジ英語学院には、幼児さんからご高齢の方まで、本当に多くの方に通っていただいています。
受講生の層として、一番多いのは幼児と小学生のお子様です。
レッスンは色々な形でご用意しており、オンラインレッスンや出張レッスンも行っています。
また2022年4月からオープンする荒江校は、対面レッスンを提供する拠点となっています。
レッスンコースについて当院のホームページには、幼児、就学前、小・中学生、高校生、そして大人プログラムなど、初めて見る人でもイメージできるように分けて書きました。
でも実際には、それぞれの方の英語レベルによってコースを分けていて、一人ひとりに合った内容を提供しています。
ですので、年齢的にはまだ大人ではない受講生の方でも、大人のカリキュラムに近い内容のレッスンを受けている場合などもあります。
── 具体的なレッスン料金も教えていただけますか?
当院荒江校でのレッスンは、幼児の受講生なら週1回1レッスン30分で月額6,000円(税込)、未就学児童の受講生は1レッスン45分で月額8,400円(税込)です。
小学生から中学生・高校生は1レッスン60分で、月額11,800円(税込)です。
また、お子様がさらにぐんぐん成長する、上達促進プログラムもあります。
このプログラムは週2回のレッスンで、小学生なら月額19,900円(税込)と、週1回に比べると非常にリーズナブルです。
この上達促進プログラムでは、小学校を卒業するまでに、かなり高いレベルの英語力が身につきます。
今後の学校生活や人生において、大きな違いを感じられるでしょう。
出張レッスン、オンラインレッスンの受講料などについてはホームページをご覧ください。
当院のレッスンは、質の高いレッスンを提供できるように、1クラスあたりの人数は4名から多くても6名までと少人数で行っています。
── テキスト・教材費は別途かかりますか?
年間教材費5,400円(税込)を頂いています。
その他テキストなど必要に応じて、ご相談の上おすすめしています。
英会話レッスンの主役は子ども!講師はあくまでもサポート役
── レインボーブリッジ英語学院にはどんな講師の方がいますか?
私が当院代表のトリスタン・ショールズです。みんなにはビスケット先生と呼ばれています。
旅行はもちろん、写真や執筆など、色々な趣味があるので、そんな話も皆さんとしていきたいです。
もう1人はリチャード・ウォーカー先生。リッチ先生と呼んでいます。
彼は私以上に多趣味で、音楽に関してはギターやDJなどもやっています。
それにスポーツ・料理など、色々と体験の機会を作ってくれる才能豊かな人です。
イギリス出身の彼は、英語教授法 TESOL の資格を取得するなど、英語教育への高い関心を持っています。
また共同代表として講師をしてくれていたデイビッド・ボーゲソンは、現在アメリカに住んでいて、オンラインイベントの時などは一緒に参加してくれています。
とてもフレンドリーだし、ユニークな人です。
当院の受講生がアメリカに旅行する際にはホストとして関わってくれるなど、今も交流があります。
── ネイティブの講師から学べるのですね。そんな講師の方々がレッスンを行う上で日々気をつけていることはありますか?
本当の意味での「子ども中心のカリキュラム」を提供することです。
一般的な英語教室であれば、英語を知っている先生が、子どもにその知識を教えてあげるスタイルです。
でも当院はその逆と言っても過言ではありません。
子どもに「教えること」よりも、子どもたちが自分で「発見すること」を重視しています。
ですので、講師が教えるというよりも、子どもたち自身が学びたいと思えるような環境づくりをしています。
── そうすると、どんな風にレッスンが進むのでしょう。
まずは、受講生一人ひとりの気持ちやニーズを日頃からよく理解すること。
これがとても大事です。
講師は、子どもたちが知りたいこと、発見したいことを事前に予想し、それに向けて一通り準備しておきます。
でも、あくまでも当院のレッスンは「講師が教えたいこと」ではなく、受講生本人が「自分で知りたいことがレッスンで学べるんだ」と思える内容であること。
当日の様子に応じて、準備していた内容と違うことをしたりもします。
たとえば、レッスンで受講生が私の Bluetooth スピーカーに興味を持って、手にとって遊び始めたとします。
そんな時、「ダメダメ!レッスン中だよ」と注意するのではなく、それさえも学びの1つだと捉えます。
「これは英語で何と言うの?」と尋ねられたら伝えますし、使い方を知っているのなら「何をしたいの?」と質問してみます。
歌が聞きたいのだったら、どの曲をかけるか話し合って、ボタンを押して音楽を流すことだってできる。
こんな風に、1人ひとりの考えを講師が察して、その時に言いたいこと・考えたことを英語で表現できるようにします。
ゲームをする時は、自分自身で答えや考えを発見できるようにサポートしています。
“ゲーム”と聞くと、もしかすると「遊ぶだけ?」と思うかもしれません。
でも実のところ、ゲームは学習にとって非常に重要で、とても実用的なものなのです。
ゲーム内容はテキストのシラバスに沿ったものを選んでおり、一人ひとりの様子に寄り添って進めていきます。
なぜかというと、子どもたちが、わからない言葉を新たに発見したり、練習したりするのは、常にゲーム中だからです。
また、先ほどの Bluetooth の例でもありましたが、ゲームに対しても、子ども達自らが積極的に新たなルールを考えたり、修正したりするなど、ゲームを自分達にとってより面白く、楽しくなる方法を編み出そうとします。
ゲームは子ども達の生活の中でとても大事な役割を果たしていると、私は思っています。学びがゲーム感覚でできれば、子ども達にとっての英語の学びは、より楽しく、大切なものになる可能性が高いのです。
── いつも決まった内容のレッスンではないものの、英語を段階的に学んでいける仕組みが整っているのですね。
教材は母国語が英語ではない日本人が理解しやすいテキストを選定
── レインボーブリッジ英語学院ではどのような教材を使っていますか?
初めにお伝えした「運命的なテキスト」“Finding Out”というテキストを使っています。
広島に David English House という英会話教室があったのですが、その学校の代表、デイビッド・ポールが「子ども中心の指導法」として作った英語教材です。
このテキストは、日本の子どもたちのニーズにとても合っています。
子ども向け英語教材は、世界中で数えきれないくらい販売されていますが、この Finding Out は日本の子どもたちのニーズに合わせて、日本で一から作られたものです。
── 他の国で作られている英語教材と何が違うのでしょうか?
英語は、ドイツ語やフランス語などのヨーロッパの言語とは近い関係にあります。
しかし日本語は、文法や語彙、書き方などが大きく異なります。そもそも日本語にはアルファベットを使いません。
よって、日本語を母語とする子どもたちが英語を習得するのは、ドイツ語を母語とする子どもたちよりも困難なのです。
ですから、世界の子ども向けのコースブックを使うよりも、日本の子どもたちのために作られたコースブックを使ったほうが、より効果的です。
また Finding Out は、段階的な言語目標を設定し、英語の習得をより達成しやすくもしています。
「最初に学ぶのはこれ、そして2番目・3番目・・・」と日本の小学生の心理に沿って、少しずつ着実に英語力をつけられる教材として非常に優れています。
当院ではさらに、この Finding Out のカリキュラムをサポートするため、私たち講師が作ったオリジナル教材も用意していますよ。
また、より良いレッスンを提供し続けられるよう、定期的な講師研修も行っています。
子どもたちや他の講師、もちろん自らの気づきなど、得られた様々な学びについて意見交換を行い、今後の受講生のサポート方法や、講師としての考え方や在り方について考える機会としています。
── 受講生のみなさんがより良く理解できるように、様々な準備をされているのですね。
レインボーブリッジ英語学院はネイティブとの交流イベントも豊富!
── レインボーブリッジ英語学院の特徴というと、他にどんなところがありますか?
学院を通じて、様々な人々とのつながりの輪、コミュニティを作っていくことです。
当院は文化的な要素を含んだイベントもたくさんしています。
当院が開催するイベントの中でも、特に人気があるのは1泊2日のサマーキャンプですね。
2020年・2021年はコロナ禍で出来なかったのですが、この状況が落ち着けばぜひ開催したいです。
サマーキャンプは、小学生から高校生以上まで十分に楽しめるイベントです。
参加者たちはキャンプ中、とても楽しみながら、様々な方法で英語を使えるようになります。
日々のレッスンでの経験から、コミュニケーションの準備はできていても、イベントの中で得られる体験は思っても見ないことの連続で、本当に特別で新鮮です。
その後の成長にも長い間プラスの効果をもたらしてくれるでしょう。
また「キャンプに行く」という楽しみの他にも、このイベントには子どもたちにとって、とても重要な意味があります。
というのも、サマーキャンプには講師たち以外に、ボランティアでネイティブの子どもたちも参加します。
また普段はレッスンクラスが異なる学年や年齢の受講生の方々も一緒です。
ですので、まだ英語の勉強を始めたばかりの小学生の子どもたちにとっては、自分の未来が見えるようになります。
── 自分の未来が見える、とはどういうことでしょうか?
普段のレッスンクラスだと、少人数の同級生たち数人と講師だけが彼らの英語の世界です。
でも、実際の英語の世界はもっともっと広くて、当院だけでもたくさんの年齢の違う子どもたちが英語を学んでいます。
このキャンプなどのイベントに参加すると、少し歳上のお兄さん・お姉さんと一緒に交流します。
そういった歳上のお兄さん・お姉さんが流暢に英語を話す姿を目の当たりにして、「すごいな」「こんな風になれるんだ」という気持ちが芽生えてくるんです。
同時に、他の講師やネイティブのボランティアの子どもたちと交流し、新しく友達ができたりもするでしょう。
イベントを通じて、「英語を学ぶことで、色々な可能性が広がる」ということを実際に見せてあげられる。
イベントはただ「楽しいレクレーション」ではなく、こういった気づきを得られる機会となるのでいいですよね。
── 英語を学ぶのがゴールではなく、むしろスタートになると言いましょうか。
そうですね。毎週の1時間をこえるレッスンとは違い、1日中英語漬けという体験が後々本当に心に残ります。
もちろん毎週のレッスンでも、コミュニケーションとしての「本当の英語」を使える場になるよう工夫していますよ。
でもイベント等での経験は普段のレッスンとはまた違う、特別で珍しいものです。
より大きな影響を一人ひとりに与えてくれると思っているし、英語を学ぶことがさらに楽しくなるでしょう。
サマーキャンプがきっかけで「もっと英語を頑張りたい!」と言って、海外旅行に行ってみたいと言う方もいます。
そういった受講生には、講師と一緒にアメリカ旅行を計画したりもしています。
── 興味のパワーで生徒さんのやりたいことがどんどん叶うといいですね!
英語初心者におすすめしたい自主学習サポートプログラム
── レインボーブリッジ英語学院はこだわりの教材やイベントなど、楽しんで英語学習を続けられる工夫がたくさんありますね。
実はもう1つ当院の特徴があります。
教材の話と重なりますが、当院では“GSS”というプログラムを取り入れています。
Guided Self-Study を略して GSS と呼んでいる、自習学習サポートプログラムです。
これはレッスン時間以外で、子どもたちが自分で英語を学べるものです。
正直なところ、1週間に1時間だけのレッスンでは英語の勉強時間としては短すぎます。
その点、この GSS では絵本や動画教材も豊富で、先生と一緒でなくとも、自分で読めて理解ができる本や教材がたくさん詰まっているんですよ。
自分で理解できるから、どんどん楽しくなって読む。
これがものすごく大事だと思います。
2022年4月に開校したレインボーブリッジ英語学院荒江校には、「レインボー図書館」も併設しています。
レインボー図書館は、子どもたちが自分の読みたい本をどんどん借りられるんですよ。
図書館を併設した目的は、もちろん子どもたちが読書好きになればいいな、という思いもあります。
でも、どちらかと言うと「これを読みなさい」と言われたので本を読むのではなく、自分が読みたいから読む、という自主性を促したい。
このインタビューの初めの方にお伝えした「自分で発見したい」「自分で知りたい」という受講生本人の意志でチャレンジする、そういう機会提供をしたいと思っています。
レインボーブリッジは今までオンラインレッスンと出張レッスンがメインでした。
でもこうして教室を構え、図書館もできて、子どもたちに英語を教えていく・伝えていく立場として、夢の1つが叶ってとても嬉しいですしこれからが楽しみです。
── 素晴らしい英語の学習環境が整い、ワクワクしますね。
福岡市城南区に住む小学生と保護者の方へのメッセージと体験レッスンのお知らせ
── 最後に、英語教室を探されている方に何かメッセージをいただけますか?
小学生前後のお子様がいるお父様・お母様は、お子様の英語学習への不安から、英語教室を探している方もいるでしょう。
でもどうか焦らずに、お子様の英語教室選びは時間をかけて色々な教室を体験してみてください。
本当にお子様に合った学校・教室に出会えたら、その後約10年ほどの長い付き合いになることもあります。
それは未来への大きな投資になるのではないでしょうか。
10年という長い時間で、どんな経験をしていくのかがとても大事です。
教室次第では、お子様が英語を嫌いになる可能性だってあります。
色々な体験レッスンを受けてみて「ここが楽しそう」と決めても、もしかしたらその楽しさが半年・1年後には無くなってしまう可能性だってあります。
だからこそ、ゆっくりじっくり総合的に良し悪しを判断してほしいです。
信頼できる講師がいるか、どんなカリキュラムで学んでいくか。
1年後・2年後になってもお子様が「まだまだ頑張りたい」と思って学習を続けられるかどうか。
その教室の方針をよく聞いて、お子様の意見も大切に選んでください。
── レインボーブリッジ英語学院ではそのあたりをどのようにお伝えしていますか?
もちろん当院でも、無料体験レッスンは用意していますよ。
お子様にレッスンを体験していただき、その間、保護者様へは私から当院のカリキュラムについてお伝えする時間としています。
なぜこういった教え方が大事なのか、これからの若い方たちの将来はどうなるか、そういったお話しの時間をいただければと思っています。
体験レッスンで、ただ英語を「楽しい」と思わせるのは実は簡単なんです。
でもその1回の「楽しい」だけじゃなくて、5年・8年・10年間ともっと長いスパンで、お子様にとって有意義な時間を提供し続けられるか。
長く続けるだけが正解ではありません。
でもせっかくのお子さんの貴重な時間を、きちんとしたカリキュラムをもって成長へ導くことが大事だと考えています。
── なるほど。お教室選びのポイントは長期的な視野も大事なんですね。
そうですね。あとは講師との相性や、講師の英語教育への姿勢も大事だと思います。
私は今、このレインボーブリッジ英語学院の代表メイン講師ではありますが、毎週のトレーニングを欠かしません。
リッチ先生も同じです。リッチ先生は今で講師歴6年目となりますが、私との毎週のトレーニングを続けています。
講師たち全員がお互いにサポートすることも大事だと思いますので、リッチ先生が私に教えてくれることもたくさんあります。
私は英語講師を約20年程やっていますが、まだまだ!という気持ちでいつも習っています。
私は学ぶことがとても大好きです。
子どもたちは「勉強が嫌い」とよく言いますが、自分の趣味ならとことん調べて簡単に習得していきますよね。
ゲームの攻略法とか、暗号のような難しいものでもスイスイ覚えられるでしょう。
好きだから、知りたいから、習うし学ぶし覚えられるものです。
英語も同じように、週1回のレッスンだけでなく、GSSなどの楽しい英語教材やイベントで「もっと話したいから英語レッスンを続けたい」「先生が好きだからさらにうまくなりたい」という気持ちで臨んでほしい。
そうすれば、受講生の方々も本当にどんどん成長して英語が上手になると思います。
── 温かいお気持ちをお聞かせいただきありがとうございました。
レインボーブリッジ英語学院の基本情報
教室名 | レインボーブリッジ英語学院 |
---|---|
所在地 | 福岡県福岡市城南区荒江1ー22ー28 |
費用 | レッスンのタイプなどによって異なります。 詳しくはホームページをご覧ください。 |
レッスン時間 | 30分~60分 |
講師 | ビスケット先生(オーナー兼講師)、リッチ先生 |
オンライン授業 | Zoomにてあり |
営業時間 | 月~土 詳しくはホームページ記載 |
電話番号 | 090-3955-8489 |
公式HP | https://www.rainbow-bridges.com/ |
SNS | Instagram LINE YouTube |
レインボーブリッジ英語学院の位置情報
※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、レインボーブリッジ英語学院へお問い合わせください。
福岡でネイティブ講師から学ぼう!レインボーブリッジ英語学院の取材後記
今回のインタビューでは、代表のビスケット先生より、すべて日本語で対応いただきました。
丁寧な日本語の言葉遣いに加え、表情や声の調子などから、「日本の人たちに英語の楽しさを伝えたい!」という思いが伝わりました。
そして同時に「コミュニケーションとはこういうものなんだな」と心が温かくなりました。
自分の生まれ育った国以外で、他言語を使って暮らし働く。
島国である日本だとそういった選択肢は遠のきがちですが、英語をはじめ、他国の言葉が話せるようになると、グッと世界が近づきます。
2022年春より図書館が併設された対面レッスン型の「荒江校」も開校します。
子どもの「知りたい」という興味から、適切な方法で英語力を伸ばして行くレインボーブリッジ英語学院。
体験レッスンも随時受け付けています。
気になった方はレインボーブリッジ英語学院のホームページよりお申込みください。
取材日:2022年3月22日
取材/文:小原亜紗子
写真: レインボーブリッジ英語学院 提供