福岡県飯塚市にある英会話スクール「フレックス・イングリッシュコミュニティー」さんにインタビューさせていただきました。
フレックス・イングリッシュコミュニティーさんには、子どもから大人まで、何歳からでも始められる多彩なレッスンコースがあるため、様々な生徒さんが通われています。
2004年のスタートから現在で17年と、長らく支持され続けているのにはワケがあるはず。
代表の大村さんより、スクール立ち上げ当時のお話しや、レッスンのこだわり等、たくさんの魅力をお聞きしました。
早速その様子をレポートします。
飯田市に英会話スクールを開校したのは子どもに英語環境を与えたかったから
── まずは、フレックス・イングリッシュコミュニティーを立ち上げたきっかけを教えていただけますか?
私は元々、貿易会社に勤めていて、英語を使った仕事に就いていました。
2001年に子どもを出産し、自分の子どもにも「英語を好きになってほしい」「英語がペラペラに話せるようになってほしい」という思いがあったんです。
それで子どもが3歳になった時、2004年に英会話スクールを始めてみた、という流れです。
子どもがまだ小さかったので、最初の数年はとても大変でしたね・・・。
でも、2~3歳の幼少期に英語を聞かせなければ耳が固まってしまうので、とにかく頑張るしかない。
そんな気持ちでやっていました。
── 在職時から「英会話スクールを作りたい!」と考えていたのですか?
いえ、最初はママ友さんたちと「英会話サークル」という感じで小さく始めたんです。
今までの経験を少しでも活かして、というか。
そして丁度子どもが3歳になるころに、夫が「自宅を建てる」と言い出したので、「じゃあ1部屋を私に頂戴」ってお願いしたんです。
そんな感じで自宅の1部屋を「英会話スクール」として開くことになり、「せっかくならきちんと宣伝してみようかな」と思って、地元のローカル誌に広告を載せました。
そうしたらたった1回の広告なのに、多くの方々から反響があったんです。
── どのくらいの反響だったか、覚えていますか?
反響の数までは覚えていませんが、本当にとても多かったです。
スクールとして開校する初期には、おそらく生徒さん50人くらいでのスタートだったと思います。
そうして1年後には、生徒さんの数が250人ぐらいまで増えまして、そんな感じでしたね。
── すごいスピードで大きく成長したのですね。
でも、自分の子どもが小学校6年生になって、受験を控える時期になりました。
このまま自宅でレッスンを続けるのは難しいと考え、別にアパートを借りて、そちらで教室をすることにしたんです。
そのあたりから私もスクール現場の前線から外れていたのですが、今や子供も大学生になり、手がかかりませんので、これからまた頑張っていきたいなと思っています。
── 素朴な疑問かもしれませんが、250人の生徒さんがいて、何クラスくらいあったのですか?
その当時は、1クラス6人〜7人でレッスンを行っていました。
ですので、単純計算で40クラス以上はありました。
それでもどんどん新しい生徒さんがきてくれるので、地元の掲示板に講師の募集を出して、外国人の先生を雇って、また新しいクラスを作って・・・。
言葉は良くないかもしれませんが、自転車操業みたいでしたね。本当に大変でした。
── 子育てもしながら大変だったと思います。お断りせずに「やる!」と選択したのはなぜでしょう。
やっぱり「ちょっと入会時期を待っていただけないですか?」と言ったこともあるんです。
そうしたら「待っていられない」「じゃあ他を探します」って言われたこともいっぱいあったんですよね。
ネームバリューがない英会話スクールを、空きが出るまで待っていただくのは難しい。
その時にそう痛感しましたね。
だから「何とか応えていこう!」と思って走り続けることにしたんです。
低料金で英検合格を目指せる!様々なレッスンコース
── 現在のフレックス・イングリッシュコミュニティーには、どんなレッスンコースがありますか?
年齢や生徒さんの目標に合わせて、様々なコースをご用意しています。
幼少期から英語を身近なものと捉え、慣れ親しんでいただけるような「プレイランドコース」をはじめ、ハイレベルな高校・大学への受験対策として、個別レッスンも可能です。
たとえば0歳から始められるプレイランドコースは、週1回のレッスンで、月謝は3,278円でご用意しています。
ネイティブ講師とのマンツーマンレッスンは、週1回30分+単語テストのレッスンで、月謝7,700円としています。(現在キャンペーンで6990円。日本人講師は月6600円)
── とても安心価格といいますか、正直すごく安い!と感じました。
何を隠そうこの私が、我が子に英語を身に付けさせるため、本当に多くのお金を費やしたんです。
それがもう今でも悔しくて悔しくて(笑)
昔はこの飯塚市に、ネイティブの外国人講師なんて全然いなかったんですよ。
福岡市内からわざわざ呼ばないといけなかったから、1回来てもらって1レッスン受けるのに5千円はかかるので、毎回「高い~!」と思っていました。
だからせめて、これからの生徒さんやご家族にはレッスン料金を節約していただきたいんです。
でも、ただ安いだけではなく、レッスン内容も充実したものでないといけません。
当スクールは、様々なレッスンをご用意している中で、「英検デュアルメソッド」を軸にレッスンを展開しています。
── 英検デュアルメソッドとはなんでしょう?
英検デュアルメソッドは、当スクールが作った教材の名前です。
ダイレクトメソッドってご存知ですか?
たとえば日本語を習得する時、日本語で理解して使えるようになりますよね?
それと同じで、ダイレクトメソッドは、母国語を習得するときと同じように、英語だけを使って学習していく教授法を言います。
当スクールの英検デュアルメソッドは、このダイレクトメソッドの一部と、英検問題、日本語訳を足し合わせて作った教材なんです。
英検デュアルメソッドではまず、教材に書いてある英語のパートを先生と一緒に読みます。
次に、何も見ずに言えるようになるまで、一つひとつの文を暗記していきます。
教材の裏面は日本語ページとなっていて、この日本語のページを見ながらスラスラと英語で読めれば「話せるようになった」証拠。そういう作りにしています。
── この英検デュアルメソッドは、何歳くらいから始めるのが適していますか?
年齢問わず、幼少期から始められますよ。それこそ、3歳からでもスタート可能です。
この英検デュアルメソッドに添ってレッスンをしていますが、早い子で6歳の生徒さんが英検3級に合格した実績もあります。
── 6歳で英検3級ですか!?
そうなんです。
でも、この英検学習は、英検5級に受かるまでが、実はなかなかハードルが高いんですよね。
一般的には、英検5級よりも上、英検の4級や3級に合格させる方が難しいと思いがちですよね。
でもまだアルファベットも知らない子を、英検5級合格まで導くのが一番難しいんです。
言ってしまえば、英検5級合格というハードルを越えられたら、後は必ず伸びていきます。
── 英検デュアルメソッド、ますます気になります。
フレックス・イングリッシュコミュニティーの英語教材は講師の努力の結晶
── 先程お聞きした英検デュアルメソッドは、製本された紙の教材ですか?
もちろん紙ベースのものもありますが、低年齢の子どもさんだと、まだ文字を目で追えませんから、動画にしたものもご用意していますよ。
それこそYouTubeやMP3音声を活用していたりもします。
文字の読み書きなどは、別途無料で印刷できるフォニックス教材、アルファベット教材などもご用意しています。
ですので、それらの教材を毎日お子さんに見てもらったり。
とにかく、早い段階でアルファベットの大文字・小文字を、しっかりフォニックスで認識してもらえるようにレッスンしています。
── この教材は、どなたが作っていらっしゃるんですか?
すべて私が原本を作成しています。
原本を作って先生方に見せて、「こんなイメージで作ろう」「ここはもっと動きを入れて」などと試行錯誤しながらみんなで作っているんですよ。
完成したら念のために、ネイティブ講師に文法のチェックと訂正を依頼します。
先生の中に翻訳家がいるので、その人に日本語の間違いがないか確認してもらったりもしています。
── 連携プレーで作っていらっしゃるんですね。
ええ、そうなんです。
でも手作りだからといって、内容が薄いものには絶対にしたくないんですよね。
ですので毎日私がたくさんの教材をインターネットで検索して、生徒さんにとってどれがいいかリサーチにリサーチを重ねています。
英検5級対策にはどんな例文が相応しいか・・・と、何冊もの教材を参考にしているんです。
YouTube教材の編集やアップデートもすべて私がやっています。
大変ですが、やっぱりいいものを提供したい。これに付きますね。
── 想いの詰まった教材の数々、大村さんや講師の方の熱意が伝わります。
発音がきれいなネイティブ講師による丁寧なレッスンが生徒さんに好評
── ところで、現在のフレックス・イングリッシュコミュニティーには、どんな生徒さんが通っていますか?
今は小学生が多いですね。小学校低学年から高学年、もちろん中学生・高校生の生徒さんも通ってくれています。
昔は幼稚園のお子さんも多かったんです。
でも今は幼稚園から英語指導を取り入れているところも多いので、以前よりは幼児の生徒さんは減ったかな、と思います。
── 小学生の生徒さんが多いのですね。どんな先生方が教えてくれているのですか?
では、何名か先生のご紹介をしますね。
Andrew先生はアメリカ人のネイティブ講師です。
ハリウッド映画や現地ニュースのアナウンサーのような英語が学べる貴重な人材ですね。
Andrew先生は抜群に頭がよく、シニカルな方です。
シニカルを直訳すると、冷笑的とか皮肉な態度をとる、みたいな言い方になりますが、そういう意味ではありません。
たとえば欧米人の人って、頭を使わないとわからないようなジョークを言ったりするときがありますよね。
そういった頭の良さを兼ね備えています。
もちろん子供には優しいのですが、しいて言うなら、特に英語中級者以上の方に人気があるかもしれません。
幼児や小学生低学年の生徒さんには、やっぱりフィリピンの母性豊かな先生方、Shellie 先生と Grace 先生が人気ですね。
── 人気の秘密はなんですか?
やっぱり彼女たちは母性溢れると言うか。
明るく楽しく陽気なフィリピンのいいところをギュッとしたみたいな先生方だからだと思います。
色々なゲームを作って生徒さんを楽しませたりとか、クリエイティブな人たちです。
また、子ども自身に口を開かせる、話させるようにとても気を付けていると言っていますね。
大人のレッスンでも同じように、講師が喋り過ぎない。
生徒さんが能動的にレッスンを楽しめるように工夫してくれています。
緊張して喋れない、まだ英語を始めたばかりで喋れない、そんな生徒さんに対しては、少し日本語も入れてくれていますよ。
生徒さん自身の気持ちに寄り添ってレッスンを行ってくれています。
あと、和子先生はもうベテラン講師なのですが、とても感性が豊かで若々しい方です。
生徒さんの目線に合わせて、丁寧に優しく指導してくれているので、早い段階で生徒さんとの信頼関係を築けている。そんな先生です。
また帰国子女の優美子先生は3人兄弟の長女のためか、子供たちを楽しませることの天才です。いつも遊びやユーモア、仮説を交えながらレッスンしてくれます。
── 講師の採用をする際のこだわりなどはありますか?
とにかく発音が良い人。これが採用時の一番優先するポイントです。
先程ご紹介したフィリピンの先生方も、アメリカ人に育てられている方なので、発音はアメリカアクセントです。
ですので、「ネイティブの先生に指導してほしい」というお気持ちにもしっかりお応えできると思います。
── 大村さんより、講師の方々へ指導方法や生徒さんへの接し方など、お願いしていることってありますか?
やはり1日でも早く、アルファベットとフォニックスをしっかり読めるように自宅でも教えてあげてください、とお伝えしています。英語が読めると想像以上に英語は上達します。
英検5級のために、基礎の例文は54例文あるのですが、当スクールではこの54例文を先に暗記することをおすすめしています。
「ここを暗記してからが本当のスタート」と言っているんです。
こう聞くと「大変そう」と思われるかも知れませんが、のちの学習に必ず活きてきますし、進学校ではどこでもやっているんです。
例えば小学校4年生・5年生だったら、きちんと学習すれば2ヶ月で覚えられます。
毎日家で、朝・昼・晩と英語を聞いてシャドーイングをすれば、2ヶ月程度で暗記できるはずなんです。
小学4年生・5年生なら、アルファベットでローマ字読みも理解できているはずですので、難しすぎることではないんですよ。
── 朝・昼・晩となると、難しい生徒さんやご家庭もあるかと思います。家庭学習を継続していくにはどうしたらいいのでしょう。
なかなかやろうとしないお子さんへ家庭学習を促すのも大変ですよね。
もう、ほとんどのご家庭がそうだと思います。
ただ、そういったお子さんでも、やはり英語に全く触れていないよりは環境的に恵まれているはずです。
だから「せっかくやるなら頑張ろうよ」「悔しくない?」「やっている子はすごいよ」って声をかけています。
またスクールのレッスンでは、先生から生徒さんへ、例文の日本語訳を見せて、その子がきちんと英語で言えるか毎回チェックしています。
できた生徒さんには「しっかりやってきたね!」って励ましますし、できていない生徒さんには「次はやってきてね?」って約束をするようにしています。
そこは生徒さんと先生の信頼関係ですよね。
── なるほど。良心に訴えかけるといいましょうか。例文の暗記以外にも宿題などはあるのでしょうか?
宿題はレッスンごとに毎回出しています。(プレイランドコース以外)
それ以外にも、当スクールでは教材を無料でダウンロードできるようにしているので、親御さんに「毎日1枚渡してあげてください」とお伝えしています。
継続が本当に大事なので。
その際には、「まず音声を聞かせてから必ず書き取りさせてください」「ただ書き取るのは駄目ですよ」とお伝えしています。
耳が育たないことには英語ができるようになりません。
英語は「音が先」です。そのために発音の良い先生方に来ていただいていますから、当スクールのアイテムをフル活用して欲しいです。
オンライン英会話レッスンはコロナ前から取り組んできた実績がある
── フレックス・イングリッシュコミュニティーにはオンラインレッスンもあるんですね。
そうですね。オンラインレッスンは2011年より始めて、もう10年以上になります。
── コロナを機に、ではなく、早い段階でオンラインレッスンを取り入れていたのですね。
2007年9月に開校した “eTOC” というウェブサイトを、2011年3月に M&A で買い取り、そこからフレックス・イングリッシュコミュニティーのオンラインレッスンとして運営しています。
私自身がオンラインレッスンを受けだしたのが、2008年ぐらいでしょうか。
オンライン英会話で有名な「レアジョブ英会話」ができる前から、自分で探してオンラインレッスンを受けていたので馴染みがありましたし、やりたかったんですよね。
当スクールのオンライン部門は、カランメソッドを推奨してやっています。
カランメソッドは、英語を英語のまま理解する力を、よりスピーディに身につける方法です。
当スクールのオンラインレッスンは、日本の英語教育で不足しがちなリスニングとスピーキングの力をつけるのに最適だと言えます。
オンラインレッスンは、週3回のレッスンで月々3,672円と受講しやすい料金でやっています。
ぜひ英語力向上の為、レッスンの選択肢の1つとしてお考えいただけたら嬉しいです。
── 週3回で月に3,672円なら、1回あたり306円・・・。チャレンジしやすい料金ですね。
福岡県飯塚市で英検合格を目指す方へのメッセージと無料体験のお知らせ
── 今後、英語を始めたいと考えているお子さん、そのご家庭に向けて、何かメッセージをいただけますか?
お話したとおり、当スクールのレッスン料金は安いです。
でも「安かろう悪かろう」では、今までに絶対淘汰されているはずです。
その点、当スクールは2004年から17年、今なおたくさんの生徒さんが通ってくれていて、すばらしい講師の方が長年続けてくれている。
これが証明です。
── 多くを語らずとも、フレックス・イングリッシュコミュニティーでの学びが英語学習者の成長につながると響きました。
今の時代は、昔よりも英検を取るメリットがさらに高くなってきています。
当スクールでは、低年齢のお子さん、それこそ小学校1年生や2年生でも英検5級取得を目標にしています。
お子さんが早くに英検5級を取ることで、そこから見える景色が違ってくるんです。
英語が読めるようになったお子さんが街に出ると、世界がガラッと変わって見えると思います。
日本はTVCMでも街頭看板でも、英語ばかり出てくるじゃないですか。
それが読めるようになると、日常がどんどん楽しくなりますよ。
そういった機会を私達は提供していきます。
── 体験レッスン等はありますか?
オンラインレッスンは無料での体験レッスンが可能です。
対面式のレッスンをご希望の場合は有料となります。
とはいえ、いきなりの有料体験レッスンが不安な人もいるでしょうし、お電話いただければご相談に乗ります。
お気軽にご連絡いただけたら嬉しいです。
── かしこまりました。本日はありがとうございました。
フレックス・イングリッシュコミュニティーの基本情報
教室名 | フレックス・イングリッシュコミュニティー |
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所在地 | 福岡県飯塚市堀池155-3中村ビル203&207 |
費用 | 月謝3,278円~(週1レッスンの場合) |
レッスン時間 | 月曜から土曜14時~22時 |
講師 | 月曜から土曜14時~22時 |
オンライン授業 | あり(スカイプ又はZOOM) |
営業時間 | 月曜から土曜14時~22時 |
電話番号 | 090-2514-6064(又は094-821-3366) |
公式HP | https://flexenglish.net/main/ | SNS |
フレックス・イングリッシュコミュニティーの位置情報
※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、 フレックス・イングリッシュコミュニティーさんへお問い合わせください。
飯塚市で長年愛されているフレックス・イングリッシュコミュニティーの取材後記
低料金で充実した英語レッスンを提供したい。
大村さん自身が経験してきたことの「逆のスタイル」で、これからの英語学習者をサポートしていこう。
そんな気前の良さ、妥協をしない、そんなカッコイイ人柄も伝わるインタビューでした。
17年間、支持され続けてきたフレックス・イングリッシュコミュニティーの英語レッスン。
あなたの目標・目的に合わせて多種多様なコースが用意されています。
まずはフレックス・イングリッシュコミュニティーのファーストステップである「英検5級合格」を目指し、達成後の景色を楽しみに、英語学習を始めてみませんか?
取材日:2022年2月2日
取材/文:小原亜紗子
写真:フレックス・イングリッシュコミュニティー 提供