今回は子ども向け自宅英語学習塾「OUCHI INTER(おうちインター)」の代表、齋藤 友理香さんにインタビューを行いました。
おうちインターは、お子様が自宅にいながら、本格的な英語学習カリキュラムを学べるホームスクーリング型のレッスンを提供しています。(自宅対面レッスンの対象地域は、東京都内・神奈川県)
家にいながら英語漬けの環境が作れるため、「効率よく英語を学びたい」「英語力をキープしたい」という保護者からも人気です。
さらにおうちインターでは、従来のオンライン英会話とは異なるLATVERメソッドを適用した「オンラインレッスン(ランゲージストラクチャートレーニング)」をスタートしました。
全国どこからでも受講できるので、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、おうちインターこだわりのオンラインレッスンやカリキュラムについて、くわしくお話を聞いてみましたよ。
さっそくその様子をレポートしていきます!
おうちインターは外国人講師による自宅対面式レッスンが人気
── はじめに、おうちインターのレッスン内容について教えてください。
当スクールは3歳から15歳のお子様を対象に、ホームスクーリング型の「自宅対面レッスン」と「オンラインレッスン」を提供しています。
一般的な英語教室とは違い、お子さまのレベルに合わせて自宅にいながら、本格的な英語レッスンを行うのが特徴です。
なお、自宅対面レッスンのサービス展開地域は、東京23区と神奈川県(横浜・川崎・武蔵小杉エリア)です。
もし対象地域にお住まいでなければ、オンラインレッスンも行っていますので、よろしければご検討ください。
── 「自宅対面レッスン」のメリットは、どんなところでしょうか?
昨今は英語のアフタースクールや英語学童もさかんですが、スクールが遠ければお子様の送迎が必要です。
一方で、自宅対面レッスンならその必要もなく、とくに共働きのご家庭などから「時間を有効活用できる」とご好評を頂いております。
そして何より、1回あたりの英語学習の”質”を高められるのが最大のメリットです。
たとえば、お子様が小学生以上になると、他の教科の勉強や集団生活の中で、英語だけにフォーカスしにくい部分があると思います。
おうちインターなら、自宅で外国人講師と英語漬けの環境を作れます。
最短でお子様の英語学習効果を出したい、という方にぴったりです。
── ちなみに、未就学児でも大丈夫ですか?
もちろんです。3~6歳対象のFun&Playコースというのがあります。
とくに低年齢のお子様は、グループレッスンが苦手だったり、習い事に行くと泣いてしまう子もいますよね。
ご自宅なら小さなお子様でも安心して、本格的な英語レッスンが叶います。
たとえば、インターナショナルスクールのプリスクールに通われているお子様。
あるいは、昔プリスクールに通っていて、今は公立の学校に通っているので、英語学習の環境を継続したいといった方にも多く利用して頂いています。
お子様の年齢や集中力にあわせ、カスタマイズ型でレッスンを行いますのでご安心下さい。
おうちインターは全国向けオンラインレッスン(LST)もスタート
── オンラインレッスンもあるとお聞きしましたが、くわしく教えてください。
5~15歳向けのAcademyコースは18段階のカリキュラムで構成されています。
フォニックスを重点的に習得する「フォニックスマスター」、4技能をバランス良く身に付け表現力を高める「英語基礎・応用力育成」、独自開発の「ランゲージストラクチャートレーニング(LST)」です。
※「フォニックスマスター」と「英語基礎・応用力育成」は自宅対面レッスンでも提供
全プログラム、オンラインで全国・海外からもご受講いただけます。曜日と時間固定で講師担任制なので、オンラインでもしっかり学べます。
「ランゲージストラクチャートレーニング(LST)」は、一般的なオンライン英会話とは違って、いわゆる英語の開発トレーニングに近い形です。
具体的には、画面に映し出される、主語・動詞・目的語などで色分けされた日本語を、ドリル形式でどんどん英訳していくトレーニングをします。
もちろん、トレーニングを受けたバイリンガル講師による丁寧な解説やサポートもありますのでご安心ください。
オンラインの定期レッスンは、最大5人までのグループレッスンです。
── ランゲージストラクチャートレーニング(LST)には、どういう効果があるんですか?
LSTの目的は、自然に英語の語順に慣れ、文章を組み立てる力をつけることです。
というのも、日本語と英語の一番大きな違いは、やはり「語順」なんです。
英単語は知ってるけれどもそれを文章として組み立てる、またそれを展開することができない。
お子様の場合も、言いたいことが上手く表現できなくて、いつの間にか英語に苦手意識をもってしまうケースが多いです。
語順が全く異なる英語を使いこなせる為には、文章構造の違いをきちんと理解し身に付ける必要があり、一見遠回りに見えますが、EFL環境で学ぶお子様にとっては最も学習効率のよい習得方法と考えています。
LSTのレッスンを受けることで、スピーキング力を引き上げるための文型と文章展開力を、徹底的に引き上げていきます。
── では、「ランゲージストラクチャートレーニング」の流れを教えて頂けますか?
このトレーニングでは、小中学生のお子様が日常でよく使用する上位1700単語を用いて4,000以上のセンテンスパターンを学習していきます。
まずは、レッスン前に、その日のレッスンで使う英単語などを覚えてきてもらいます。
たとえば、レベル1であれば、生活で使う文房具の単語です。
レッスンがはじまると、講師と英語で挨拶をして、すぐにドリルセッションに入ります。
「It is a pencil.(これは鉛筆です)」「It is an eraser.(これは消しゴムです)」など、文章にするところから始まります。
そして複数になると「They are pencils.」など、クラスルームオブジェクトの動詞や単語を、組み合わせて学んでいくような内容です。
なお、当スクールでは「ボトムアップ」のアプローチを重視しています。
たとえば「トップダウン」だと、「こういうときはこの表現では言わないんだよ」「このときは”s”を付けるんだよ」など、トライ&エラーを繰り返しながら、文章を組み立てることが多いと思うんですね。
それだと、学習効率としては非常に良くありません。
日常生活の中で使う文章パターンはある程度型が決まっているので、そこから逆算して構成する、ボトムアップ型のカリキュラムになっています。
──ちなみに、「ランゲージストラクチャートレーニング」はどれくらいの英語レベルが適しているのでしょうか。
オンラインレッスンは、初級レベルから可能です。
おおよそ、初級~英検®5級や4級の小中学生のお子様が適していて、一応は「小学3年生以上から」をご推奨しております。
というのも、日本語を英訳するうえで、ある程度の日本語運用能力が必要になるからです。
そのあたりは、お子様の英語学習歴によっても変わって来ると思いますので、ご心配な方は無料体験レッスンにご参加いただければと思います。
おうちインターの講師採用はわずか5%!厳選された講師のみが在籍
── おうちインターの講師は、どんな方ですか?
おうちインター講師(自宅対面レッスン)は、指導経験3年以上の外国人講師が中心です。
たとえば、TOESOL(英語指導教授法)資格や母国での英語教員免許等、指導者として一定以上の経験のある講師が多数在籍しています。
そして人柄や指導者としての姿勢などはもちろん、人物としての魅力も講師を採用する基準としています。
当スクールの採用合格率は5%以下というくらい、講師の質にはこだわっているんです。
── 「ランゲージストラクチャートレーニング」の講師の方についても教えてください。
日本人のバイリンガル講師が専任で担当しています。
日本語講師の資格を持っている講師もいますので、微妙な英語のニュアンスの違いを、日本語で丁寧に説明することができます。
なお、当スクールは自宅対面レッスンもオンラインも、すべて担任制です。
担任制というのは、1人の講師が「学習進捗管理システム」を使いながら、そのお子様の学習進捗をきちっと管理するやり方のことをいいます。
たとえば4技能のどこが一番弱いかなど、継続的にトラッキングすることで、どこを強化すべきかなどがわかり、コンサルテーションができるところも強みです。
おうちインターのコース(カリキュラム)と料金
── おうちインターには、どのようなコースがありますか?
当スクールでは、「Academyコース(5~15歳)」と、その前段階である「Fun&Playコース(3~6歳)」の2つのコースがあります。
メインとなる「Academyコース」はレベル1から18まで分かれていて、総合的な英語力をつけられるカリキュラムになっています。
── とても細やかなカリキュラムが組まれているんですね。
当スクールの特徴の一つが、このオリジナルカリキュラムです。
おうちインターが、英語教育カリキュラム開発の専門家と開発したプログラムで、最短で英語脳の完成を目指します。
たとえば、レベル1から5が『フォニックスマスター』といって、A-Zのレターとサウンドから長母音、短母音、二重母音と、2つ以上の子音の組み合わせ。
そして、レベル6から12になると『英語基礎・応用力育成』で、シーン別の英語学習を通して4技能をバランスよく身に付けます。英語の単語や表現、文法的な要素も段階的に学習しますよ。
ここまでは、海外のEFL教材を使用したレッスンプランで、自宅対面式とオンラインのどちらでも受講いただけます。
そして、レベル13から18になると、先ほどご説明した『ランゲージストラクチャートレーニング(LST)』で、こちらはオンラインレッスン形式です。
── それでは、あらためてレッスン料金を教えてください。
まず「自宅対面レッスン」は、1レッスン60分(週1回)で、27,000円(29,700円税込)~/月です。
対面レッスンは、マンツーマンまたはグループ(2名)も可能ですので、詳しくはホームページをご覧ください。
次に「オンラインレッスン」は、1レッスン50分(週1回)で、マンツーマン18,000円(19,800円税込)~/月です。
なお「ランゲージストラクチャートレーニング」では、ベーシックの他にプレミアムコースも準備しています。
プレミアムコースは、月次学習進捗分析レポートと、講師によるライティング課題添削が可能です。
おうちインターから無料体験レッスンのお知らせとメッセージ
── おうちインターでは、無料体験レッスンは受け付けていますか?
当スクールでは無料体験レッスンを随時受け付けています。
ホームページの無料体験フォームからお申し込みいただければ、後ほど事務局から個別に予約システムのリンクをお送りします。そちらから予約を入れて頂く形です。
Academyコースをご希望の場合、最初にオンラインでレベルチェックテストを受けていただきます。
2種類ほどあって、それぞれが30分以内ぐらいで回答できるものなんですが、フォニックスに関連したものと英会話表現に関わるテストです。
しっかりとレベルチェックがあるので、お子様にあったレベルで体験レッスンを受けてもらえますよ。
あとはトライアルレッスンで講師からのフィードバックも総合的に判断して、どのレベルからスタートするのがいいかを決定しています。
── では最後に、英会話教室をお探しの方へメッセージをお願いします。
子どもが言語を吸収する黄金期は、基本的に10歳ぐらいまでといわれています。
ただし、たとえば海外で生活していない限り、その期間というのはとても短いものです。
ですので、おうちインターでは、いかに効率的に学習するか、いかに短期で集中して英語の中級以上のレベルに到達できるかにフォーカスしています。
おうちインターでは、最大限に効果が出るカリキュラムを構成しています。
さらにオンラインレッスンでは、全国の方にそのカリキュラムを体験していただけるので、ぜひ一度お試しください。
── 本日は、貴重なお話をありがとうございました!
おうちインターの基本情報
サービス名 | OUCHI INTER(おうちインター) |
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運営会社情報 | Inter-Brains English(インターブレインズイングリッシュ)株式会社 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-13-7 五常ビル3階 |
費用 | オンラインレッスン:週1回 9,900円(10,890円税込)~ 自宅対面レッスン :週1回 27,000円(29,700円税込)~ |
レッスン時間 | 平日15:00~21:00 土曜10:00~19:00 |
講師 | ネイティブ講師、バイリンガル日本人講師 |
オンライン授業 | 可 |
営業時間 | 平日10:00~19:00 |
電話番号 | 03-6628-2008 |
公式HP | https://ouchi-inter.jp/ |
SNS |
※ 取材時の情報を掲載しています。最新情報は直接、おうちインターへお問い合わせください。
幼少期こそ質の高い英語教育を!おうちインターの取材後記
自宅英語教育サービスを提供する「おうちインター」さんにインタビューを行いました。
今回のインタビューで印象的だったのは、「お子様の言語の黄金期はとても短い、だからこそレッスンの”質”にこだわりたい」という、齋藤さんの言葉です。
その言葉通り、「自宅対面レッスン」なら、外国人講師と”英語漬け”の環境を整えられそうです。
またおうちインターでは、全国の方向けの「オンラインレッスン(ゲージストラクチャートレーニング)」も実施しています。
レッスンの継続率も9割を超えるそうで、おうちインターに通う親御さん・生徒さんの高い満足度がうかがえますね。
現在、おうちインターでは『自宅対面式レッスン』『オンラインレッスン』両方の無料体験レッスンを受け付けているそうです。
英語レッスンの質にこだわりたいという方は、一度体験してみてはいかがでしょうか。
取材日:2023年6月28日
取材/文:永谷 知香
写真:おうちインター 提供