LIBERTY LAB. 話をする様子

富山市布瀬本町にある英会話学校 LIBERTY LAB. (リバティラボ)さんにインタビューさせていただきました。

LIBERTY LAB. が誕生したのは今から4年前の2017年。

2017年当時、1人の日本人(現在の社長)と陽気なアメリカ人が「富山で面白いことやろう!」と考え、この英会話学校 LIBERTY LAB. を立ち上げたそうです。

立ち上げストーリーを含め、 LIBERTY LAB. の特徴や魅力を、現在マネージャーをされている阿部さんよりお聞きしました。

阿部さん自身も海外経験が豊富であり、生徒さんたちの良きアドバイザーとして活躍されています。

LIBERTY LAB. がどんな英会話学校なのか、早速お話を伺いました。

LIBERTY LAB. 開校のきっかけは「富山で面白いことをやろう!」

── LIBERTY LAB. がスタートしたきっかけを教えていただけますか?

当校の講師の一人に、エリクソンっていうアメリカ人がいるんですけど、そのエリクソンとうちの社長の山崎。

この2人は元々仲のいい友達でした。当時エリクソンは、長らく大手の英会話教室に勤めていたんです。

でも山崎とエリクソンが「なんかもっと富山で面白いことをやりたいよね」って考えて始めて。

「せっかくなら自分たちらしい英会話学校を作ろう!」と、この LIBERTY LAB. が生まれたそうです。

── ということは、阿部さんはその後にジョインされたのですね?

そうなんです。立ち上げから大体2~3ヶ月後くらいですかね・・・開校準備段階で入ったんです。

「日本人向けの英会話学校をするなら日本人のスタッフが、もう1人いた方がいいんじゃないか」ってことで、声をかけてもらって参加しました。

── LIBERTY LAB. という名前には、どんな思いが込められているのでしょうか?

まずはアメリカっぽい感じを出したいということで、自由の女神から“ LIBERTY ”っていうのを取ったそうです。

また、“ LAB ”には「研究室」という意味があります。

この2つをくっつけて「誰でも自由に入ってきて英語を使える場所」ということで、「LIBERTY LAB.」という名前にしたと聞いています。

LIBERTY LAB. の外観

LIBERTY LAB. のレッスンは目的別でコースが選べる

── LIBERTY LAB. ではどんなレッスンがありますか?

大きく分けると、プライベートレッスンとグループレッスンの2つです。

プライベートレッスンの方は、1対1のレッスンです。

生徒さんの希望に合わせて、レッスン内容を自由に変えられるのが大きな特徴ですね。

スケジュールに関しても、毎週◯曜日の◯時って決めなくてもOKです。

例えば月に4回のレッスンコースであれば、その4回はどこで取ってもいいんです。

毎週1回来てもいいし、1週間に2回来て次の週はお休みしてっていう取り方でも問題ありません。

極端に言えば、1日に2レッスン分、2時間やるというの可能です。

プライベートレッスンの教材は、当校指定のものに限らず、自分のやりたい事を優先して、自由度高く学んでいただけます。

例えばもうすぐ学会がある生徒さんの場合、その学会が英語で発表しなきゃいけないなら、生徒さんが持って来た素材を使って、実際のプレゼンの練習をします。

そして気づいたことがあれば、講師がアドバイスする、ということもできますよ。

グループレッスンの方は、最大6人までの少人数制でレッスンをしています。

スケジュールは毎週1回、もしくは時間割からそれぞれ選択していただく形です。

万が一、当日予定ができてレッスンに参加できない場合は、レッスン30分前までに連絡いただけたら振り替えできるようにしています。

── グループレッスンを6人までとしているのはなぜですか?

英会話で大事なのはやっぱり発話の量、皆さんがどれだけいっぱい喋れるかなんです。

たとえば教室の中に10人生徒さんがいたとします。

講師が10人同時に話を聞いて、「そこは違うよ」ってきちんと伝えられるか、指摘できるかというと・・・やっぱり厳しいと思うんですよ。

それに生徒さんたちの習熟度、満足度にも影響します。

6人以内であれば、皆さんが英語を喋れるボリュームもあり、講師もそれぞれのミスに気づいて指摘できますので6人までとしました。

今はコロナ禍ということもあり、1クラス4人までにしています。

LIBERTY LAB. レッスンの様子2

LIBERTY LAB. の特徴はどんどん更新されるオリジナル教材

── LIBERTY LAB. で使用している教材はどんなものですか?

LIBERTY LAB. に来てくれる生徒さんは、皆さん日常英会話をしたいという人が多いので、日常英会話の教材を2種類準備しています。

「SET」と「ANYTIME」という名前をつけた2種類です。

これはグループレッスンの人もプライベートレッスンの人も共通です。

もちろんプライベートレッスンの方はこの教材じゃなくても結構ですが、グループレッスンの方はこの2種類のどちらかを使っていただいています。

まず 「SET」は、僕らがオリジナルで作っているもので、1から8レベルまであります。

「ANYTIME」って呼んでいるものが、市販教材をレベルごとに違う本を使うという感じですね。

「ANYTIME」で使用する教材は、『National Geographic(ナショナルジオグラフィック)』を使っています。

よく使うのは『Life(ライフ)』で、もう1つは『World Link(ワールドリンク)』ですね。

── オリジナル教材の「SET」とは、具体的にどんなものですか?

基本的にはプリントの教材です。特にレベル1とレベル2は非常によく使っていますね。

僕らもやりながらどんどん内容を変えていっていますが、レベル2までに関しては確立できてきたのもあり、製本化しました。

LIBERTY LAB. レッスンの様子

──「SET」の1.2レベルはどのくらいの難易度なんでしょうか?

文法だけで言ったら中1、中2ぐらいだと思います。

「SET」のレベル3でやっと完了形が入ってくるみたいな感じなので、イメージでは CEFR (セファール)のA1~A2 レベルぐらいですね。

※CEFR:外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠。全部で6段階ある。

外国人の友達となんとかやり取りできる、みたいなレベルです。

英検で言ったら3級前後ですかね。「SET」を使ったレッスンは、レベル1から順番にやっていきます。

うまく行けば、半年ごとに2、次は3という感じでステップアップしていきます。

もちろん、ポンポンと進む方はそれほど多くいらっしゃらないので、行ったり来たりしながら、階段を順番に登っていくような感じですよ。

ちなみに「SET」を使ったレッスンは宿題もあります。

── 宿題は結構あるんですか?

オリジナル教材を使う「SET」に関しては宿題が結構でますね。

僕たちは生徒さんたちに対して、家で英語をしっかり練習してきていただき、レッスンではそれを発表する、成果を見せる場所にしてほしいなと思っています。

「ANYTIME」の方は宿題はなく、英会話を楽しみながら学ぶコースという位置づけです。

LIBERTY LAB. の講師は楽しい雰囲気づくりの名人

── どんな講師の方がいるのかご紹介いただけますか?

もちろんです。まずは立ち上げ当初からいるエリクソン先生から。

彼は元々大手の英会話学校で働いていて、日本にはもう10年近く住んでいます。

ホームページに写も載せていますが、本当に皆さんがイメージされる通りのキャラクターです。マスコットのように明るくて元気です。

LIBERTY LAB. のエリクソン先生

日本の方がイメージする The アメリカ人ってありますでしょう?リアクションが大きいとか。まさに彼はそうです。

彼は、日本の文化にもとても興味を持っていて、思いっきり引っ張ってくれるタイプなので、非常に頼もしい存在です。

もう1人の講師はマット先生。彼も大手英会話学校で働いていた経験もあります。

日本に来て3年、今で4年目ですね。

彼は20代とまだ若いので、エリクソンとはまた違う魅力がありますね。

若者言葉で喋ったり、今のアメリカの若い人はこんな感じなんだなっていうのを見せてくれて新鮮です。

日本の事がすごく好きで、音楽も好きだし、アニメとか漫画とかも結構好きみたいで、よく話題にしていますね。

LIBERTY LAB. の講師陣

── ではレッスン中に日本語で質問したい場合も安心ですね。

そうですね。ただ、レッスン中はなるべく日本語無しでやろう、というのが LIBERTY LAB. の方針です。

なのでグループレッスンでは、頑張ってなんとか英語で伝えよう、喋ろう、というようにしています。

もちろん、甘えたくなる気持ちもわかるんですけどね。

グループレッスンの方はそういう考えですが、プライベートレッスンの方は、日本語も混ぜたいっていう人がいらっしゃればご希望にあわせてできますよ。

LIBERTY LAB. のレッスンは中学生以上の方にオススメ

── レッスンに来ている生徒さんは何歳くらいの方が多いですか?

様々な年齢の方に来ていただいていますよ。中学校1年生から、今一番上だと70代ぐらいの方がいらっしゃいますね。

今のところ、小学生以下の生徒さんは受けていません。

── グループレッスンは様々な年齢の方と一緒に受けるスタイルでしょうか?

そうですね。レッスンではなるべく色々な年齢の生徒さんが混ざるようにしているんです。

高校生3人に大人1人とかにはならないように、配慮していますよ。

僕たちは、英語を学んだことで、その英語を使って何かをするっていうのが大事だと思っています。

だからあえて異なる年齢の方が一緒のレッスンの中に混ざって、同じ立場で学んでもらえたらと思っています。

生徒さんの中には、「大人の話を聞けて楽しかった」って言ってくれる高校生もいますね。

「学校生活では得られない社会を知れて面白い」とポジティブにとらえてくれているようです。

そこはいい面だなと思っています。

── LIBERTY LAB. の生徒さんの様子はいかがでしょうか?やはり勉強熱心な方が多いですか?

もちろん熱心な生徒さんもいますが、ただ英語に触れたいなっていう人もいらっしゃいますよ。

例えば、「以前海外に住んでいたけど富山は外国の方も少なくて、使う機会がないから英会話学校に来ています」っていう人もいます。

そういう方には別に宿題などはなくてもいいと思うんです。

もしかしたら「英語を楽しくやりたいのに、宿題が多くて全然楽しめない」という方もいるかもしれません。

僕はそこまで辛い思いまでしてやることではないと思うので、その場合は適したレッスン内容とかコースへのチェンジをおすすめします。

── なんとなくふわっと「英語ができるようになりたいな」という方にはどのようなご案内をされていますか?

もちろん一緒に相談しながら、ゴールの設定できればと思います。

ご質問の通り「何かわからないけど、とにかく英会話に興味あるので来ました」という方もおられます。

その場合は、やりながら見つけていくのも1つかと思いますね。

一旦とにかく楽しくやってみる。

僕たちも「英語ってこういう楽しみがあるんですよ」とお伝えしたいですし、そういったレッスンをご提案します。

半年くらいやってみて、何かが見えてきたら別のコースに切り替えるのもOKです。

逆に「これ楽しい!このペースでいきたい!」っていう場合なら、そのまま宿題もナシ!です。

LIBERTY LAB. の教室はまるで海外のカフェテリア

── どんな雰囲気の教室なのか見せてもらえますか?

もちろんです。教室は2つあって、エリクソン先生、マット先生それぞれの教室となっています。

教室の中のデコレーションに関しては先生ごとに任せています。

生徒さんたちにとって不快な物でなければ好きにしていいよと言っているんです。

その方が、彼ららしさが出て面白いかなと思うので。

LIBERTY LAB. 教室の様子

エリクソンはハワイ出身の先生なので、ハワイのフラッグやハワイの地図があって、ハワイアンな感じです。

マット先生はメリーランドっていうワシントンDCのある州の出身なので、メリーランドの旗があったり。

あとはバンドが好きなので、バンドポスターなどを貼っていますね。

── 教室以外にフリースペースもあるんですね。

そうなんです。

社長の山崎とエリクソンが最初に LIBERTY LAB. を立ち上げる際に、「カフェエリアみたいなのを作ったら面白いじゃないか」っていうことで、このスペースも作ったそうです。

LIBERTY LAB. のフリースペース

さっき僕もちらっと言ったように、英語を学ぶことは、英語を使って何かをする事が大切なので、「英語を学ぶ」がゴールであるべきじゃないと思っています。

だからここのフリースペースで、英語を使って先生とお話しするとか、友達を見つけるとか、いろんなきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

── なるほど。とても大切な空間ですね。

ここはどなたでも使ってもらえるスペースとしていますので、生徒さん以外もOKです。

英語のボードゲームなども置いていますので、みんなとここで遊んでみたりとか。

LIBERTY LAB. ゲームをする様子

こういうゲームって、英語でやってみるにしても、それほどに大した英語を使わず遊べるんです。

でも英語で遊ぶだけですごく違う世界と言うか、「英語を使って自分で何かできた!」って実感は湧きますよね。

そういうきっかけになればと思っています。

あとは海外の本、洋書もたくさんありますので、こういうのをどんどん使って、自由に楽しく学んでほしいと思っています。

今はコロナのこともあって、あまり外部の方は来られませんが、前まではボードゲーム大会とか、映画を見る会などのイベントも結構やっていました。

色々なイベントを通じて、普段のレッスンでは会わない人や、外部の方と「英語を使って何かしよう」という場所になれば嬉しいですね。

LIBERTY LAB. から英語を始めたい方へのメッセージ

── これから英語を始めたい方へメッセージをいただけますか?

正直、英語が喋れるようになりたい!と思われるなら、毎日頑張るべきだと思います。

というのも、英会話教室に行ったからといって英語が喋れるようになるとは限らないからです。

英語ができるようになるには、やっぱり家での自己学習を毎日することが必要です。

英会話教室は、その自己学習の支えに過ぎないと思っています。

でもその支え、というところに関して僕たちは、精一杯サポートしたい。

あと、英語学習で大切なことは、まずは自分のゴール・目標をまずしっかり決めることだと思います。

決めたゴールが今の自分から離れているのであれば、それだけ必要なことは増えるし、努力しなきゃいけないと思います。

LIBERTY LAB. の無料体験レッスンのお知らせ

── 体験レッスンなどはありますか?

はい、あります。お1人1回までは無料で体験レッスンを受けていただけますよ。

体験レッスンでは、カウンセリングを含めて60~90分程度のお時間を頂いています。

また現在、入会金15,000円が無料になるキャンペーンをしています。

このキャンペーンの条件は、半年以上通っていただいたら入会金が無料になります、というものです。

つまり「まずは半年やってみましょう!」っていう僕らからの想いを込めた感じです。

英語をしっかり学ぶ、楽しく学ぶ、 LIBERTY LAB. はどちらのスタイルでも生徒さんを支えていきますので、ぜひ1度体験しにきてもらえたらと思います。

LIBERTY LAB. の基本情報

教室名 LIBERTY LAB.
所在地 富山県富山市布瀬本町4-18
費用 入会金15,000円、グループレッスン14,900円~、プライベートレッスン17,900円~(税込)
レッスン時間 45分間
講師 ネイティブ講師2名
オンライン授業 可能
営業時間 平日 13:00~21:00、土日10:00~18:00、月曜定休
電話番号 076-461-7838
公式HP http://www.libertylab.jp
SNS Instagram

LIBERTY LAB. の位置情報

LIBERTY LAB. の取材後記

インタビューに答えていただいた阿部さん自身も、20歳を超えてから英会話の勉強をされ、その後、イギリスで6年という海外生活を経験されています。

日本人が英語を話せるようになるためには、やはり毎日の努力が必要。

阿部さん自身が経験されてきたからこそ、説得力のあるお話でした。

とはいえ、自分にあった学習方法でないと、途中で辛くなって続かないこともよくわかっておられます。

だからこそ、LIBERTY LAB. さんのレッスンには、ガッツリタイプの 「SET」と楽しく学べるタイプの「ANYTIME」の2コースがあります。

あなたにはどっちの学習タイプが合っているか LIBERTY LAB. さんで試してみてはいかがでしょうか。

半年後の成果が楽しみですね。

取材日:2021年9月15日
取材/文:小原 亜紗子
写真:LIBERTY LAB. 提供