「人より羊の数の方が多い」と言われるニュージーランドは、国土の1割が世界遺産である大自然が豊かな国です。
多くの国立公園のほか、ミルキーブルーの湖面や世界一の星空で有名なテカポ湖、映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地として人気のワイカトなど、たいへん多くの観光地があります。
日本人にも人気の観光地であるニュージーランドは、ワーホリ先としても魅力がいっぱいです。
ニュージーランドは、日本の中高生が修学旅行で訪れるほど治安が良く、ワーホリビザ取得の難易度も高くありません。また、条件を満たしてビザを延長すれば最長1年3ヶ月滞在できます。
この記事では、ニュージーランドのワーホリについて、初めてワーホリにチャレンジする方にもできるだけわかりやすく解説しています。
ワーホリビザの申請方法、ワーホリにかかる費用、準備のしかた、仕事や家探し、おすすめ都市など、ニュージーランドでワーホリをしようとお考えの方に役立つ情報が満載です。
ぜひ目を通していただき、あなたのニュージーランドのワーホリの参考にしてくださいね!
ニュージーランドの最低時給は、2024年4月からNZD23.15(約2,080円)に上がりました!(Employment New Zealand)
ビザのルールは変更されることがあります。ニュージーランドのワーホリビザの最新情報は、ニュージーランド移民局の公式サイトでチェックしましょう!
目次
- ニュージーランドのワーキングホリデーとは
- ニュージーランドのワーホリのメリット
- ニュージーランドのワーホリのデメリット
- ニュージーランドのワーホリにかかる費用はいくら?
- ニュージーランドのワーホリでいくら稼げる?仕事や収入について
- ニュージーランドのワーホリ準備の流れ
- ニュージーランドのワーホリビザを自分で申請する方法
- ニュージーランド入国後の手続き(ワーホリビザで入国した場合)
- ニュージーランドでの家探しの方法
- ニュージーランドのワーホリ手配は留学エージェントの利用がおすすめ
- ニュージーランドのワーホリはどこがいい?おすすめ都市・地域
- ニュージーランドのワーホリとカナダ・オーストラリアとの比較
- ニュージーランドのワーホリに関するよくある質問
- ニュージーランドのワーホリは英語力をつけて仕事を探そう
ニュージーランドのワーキングホリデーとは
ニュージーランドのワーキングホリデーは、18歳~30歳の若者が休暇を過ごしながら勉強や仕事ができるプログラムです。
ビザの有効期限は1年間ですが、条件を満たせば、最長1年3ヶ月の間ニュージーランドに滞在することが可能です。
日本からのオンライン申請では、ビザ申請費用がかかりません。観光税(IVL)NZD35(約3,150円)のみでワーホリビザの申請ができますので、他国より初期費用を抑えられます。
就労期間に制限はなく、同じ雇用主の元で長期間働けます。就学は6か月以内と期間が決まっているので注意しましょう。
ニュージーランドのワーホリの基本情報
申請できる年齢 | 18歳以上30歳以下(申請時) |
---|---|
期間 | 最長1年間※条件を満たせば3か月の延長可 |
定員 | 制限なし |
申請時期 | 通年・渡航のか月前から申請可・先着順 |
申請時にかかる費用 | 日本からの申請は申請料無料 国際訪問者保護観光税(IVL) NZD35(約3,150円) |
有効期限 | ビザ発給から12ヶ月 |
入国に必要な資金 | NZD4,200(約378,000円) |
就労期間 | 制限なし |
就学期間 | 6か月以内 |
申請方法 | オンライン申請 |
申請からビザ発給までの所要時間 | 3週間前後 |
ニュージーランド移民局公式サイト | https://www.immigration.govt.nz/new-zealand-visas/visas/visa/japan-working-holiday-visa |
※NZD1を90円で計算
※2024年11月の情報です。最新情報はニュージーランド移民局公式サイトでご確認ください。
ニュージーランドのワーホリのメリット
ニュージーランドのワーキングホリデーは魅力がいっぱいです。どんな点がメリットかをご紹介しましょう。
ニュージーランドワーホリのメリット
- 条件を満たせば3ヶ月延長して1年3ヶ月滞在できる
- 日本からのワーホリビザ申請が無料でできる
- 治安が良く海外が初めての人も暮らしやすい(注意は必要)
- 日本よりアルバイトの時給が高い
条件を満たせば3ヶ月延長して1年3ヶ月滞在できる
ニュージーランドのワーホリビザは、条件を満たせば3か月の延長が可能です。
延長できる期間は短いですが、それでも長く滞在できるのは嬉しいですよね。
延長の条件は、延長前のワーホリビザで合計3ヶ月以上、園芸またはブドウ栽培産業で働くことです。ブドウ農園などで働いた時の給与明細書や納税記録などを準備し、ニュージーランド国内で延長の申請をします。
ワーホリの1年間は、仕事や勉強、旅行などであっという間に過ぎてしまいます。少しでも長く海外で生活をしたい方にとっては大きなメリットですね。
日本からのワーホリビザ申請が無料でできる
ニュージーランドのワーホリビザは、日本からオンラインで申請すると、申請料はかかりません。
ビザ申請に必要なのは環境税(IVL)の NZD35(約3,150円)だけです。
※2024年11月時点、NZD1を90円で計算
ワーホリビザ申請は、ほとんどの国で数万円~数十万円の費用がかかります。
ニュージーランドのワーホリビザはかかる費用が非常に少ないので、ワーホリにかかる費用を抑えたい人におすすめです。
治安が良く海外が初めての人も暮らしやすい(ただし注意は必要)
ニュージーランドは治安がいいことで知られています。修学旅行でニュージーランドを訪れる日本の中高生も多くいますよね。
ただ修学旅行は団体で行動しますし、現地ガイドがつくこともあります。短期間だと警戒心が強いままニュージーランドに滞在できるでしょう。
ワーキングホリデーの場合、長期滞在になり、現地の生活に慣れてくるとどうしても警戒心が薄れてきます。
ニュージーランドも治安が良いとはいえ、油断は禁物です。置き引きや車上狙い、空き巣、性犯罪が多く発生しています。
日本より犯罪発生件数はたいへん多いので、常に注意を怠らないようにしましょう。夜間の外出や女性の一人歩きは避けてくださいね。
日本よりニュージーランドの方がアルバイトの時給が高い
東京の最低時給は、2024年10月から1,163円に引き上がりました。
それでも、ニュージーランドの最低時給はNZD23.15(約2,080円)なので、東京の最低時給より高く、仕事を見つけられれば大きく稼ぐことも可能です。
ただ最近では、人手不足が解消されつつあり、ワーホリの仕事探しが難しくなりつつあります。できるだけ英語力をつけてから渡航することをおすすめします。
ニュージーランドのワーホリのデメリット
ニュージーランドのワーホリはメリットだけでなく、デメリットもあります。
デメリットを知った上で、ニュージーランドのワーホリの準備をしましょう。
ニュージーランドワーホリのデメリット
- 日本人にはKiwiアクセント(訛り)の英語が聞き取りにくい
- 英語が話せない・仕事の経験がないと仕事探しが難しい
- 日本人が多いので英語を使う機会を自ら作る必要がある
日本人にはKiwiアクセント(訛り)の英語が聞き取りにくい
アメリカ英語に慣れている日本人の耳には、ニュージーランドのイギリス系の英語は聞き取りにくいことがあります。
また、Kiwiアクセントと呼ばれるニュージーランド独特の訛りがあるので、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
日本にいるうちに、ニュージーランドの英語に少しでも慣れておくと、渡航後の生活がスムーズに始められるでしょう。日本でニュージーランドの英語を学ぶ方法をいくつか紹介します。
ニュージーランド英語を学ぶ方法
サイト・サービス | 内容 |
---|---|
ESL News New Zealand | 英語が母国語ではない方に向けて、ゆっくりとしたスピードでニュースを読んでくれるサイト。ニュージーランド訛りの英語を聞ける。 |
ネイティブキャンプ | 多国籍の英語講師と回数無制限で英会話ができるオンライン英会話。ニュージーランド出身の講師も在籍しており、 フリートークも可能なので、「Kiwiアクセントはどんな感じ?」「ニュージーランド事情が知りたい!」と、いろいろ話をきくのもおすすめ。 (ネイティブキャンプ体験談) |
GOOVER ENGLISH SCHOOL | 渋谷にある、ニュージーランド大使館宿舎内や大使館員の自宅で行われている英会話教室。 |
英語が話せない人や仕事の経験がない人は仕事探しが難しい
仕事探しはタイミングなどもあり、一概に言えないのですが、英語力が低いとできる職種が限られてしまいます。
たとえば、主に日本人が運営している飲食店の裏方の仕事は、英語力があまりなくても採用される可能性があります。日本食レストランの調理(キッチンハンド)や皿洗い、清掃などが、英語があまり話せなくても働ける職場です。
ホールでサービスをする仕事は、お客様が現地の人になりますから、英語ができないと採用は厳しいでしょう。
外国人オーナーの飲食店やファームジョブでは、中級程度の英語力を必要とする求人が多いです。渡航前にできるだけ英語力をつけておきましょう。
また、ニュージーランドでやってみたい仕事があるなら、日本でその仕事を経験しておくと良い方向に働きます。
出発までまだ期間がたくさんあるという方は、アルバイトをして留学資金をためつつ、仕事の経験を積んでおくことをおすすめします。
日本人が多いので英語を使う機会を自ら作る必要がある
ニュージーランドのワーキングホリデーを通して英語をしっかりと身につけたい人は、自ら英語を学ぶ環境を作る必要があるでしょう。
外務省のデータによると、2022年10月時点の在留邦人数は19,730人。
日本人が多いと、情報交換などで助け合える反面、英語漬けの環境は作りにくいです。
とくに語学学校は日本人留学生が集まりやすいです。クラス分けで「日本人は自分だけ」という環境を作るのは難しいでしょう。
英語力を高めるために、現地のニュージーランド人と触れ合ったり、語学学校では日本人以外の友人を作るなど、なるべく英語で話す機会を自ら作りましょう。
仕事も日本語で済むようなお仕事ではなく、あえて英語力が必要となる仕事を選ぶことも英語のスキルアップにつながりますよ。
ニュージーランドのワーホリにかかる費用はいくら?
ニュージーランドのワーホリにかかる費用の目安を紹介します。
結論からいうと、初期費用についてはワーホリに行ける英語圏の国の中では、比較的安い方です。すでに100万円が手元にある方はニュージーランドのワーホリに無理なく行けるでしょう。
ここでは、語学学校に通った場合を想定した1年間のワーホリ費用目安と、初期費用の目安を計算しました。内訳とともに紹介しているので参考にしてください。
ニュージーランドのワーホリ費用の相場は1年で約210万円
ニュージーランドへワーホリに行き、1年間滞在し、そのうち3ヶ月間語学学校に通った場合の費用は、約210万円です。
ニュージーランドワーホリ費用の目安
項目 | 費用 |
---|---|
ビザ申請時にかかる費用 (ビザ申請料は無料、環境税のみ) |
約3,150円 |
海外保険 | 約10万円 |
生活費 (住居費、食費、交通費、通信料なども含む) |
約120万円 (10万円×12ヶ月) |
航空券(往復) | 約20万円 |
語学学校の費用(3か月) | 約40万円 |
合計 | 約210万円 |
※ 1NZD=90円で計算
※ 滞在期間1年、語学学校に3ヶ月通う場合を想定
ライフスタイルや滞在する都市によってかかる費用は違うため、上記の表はあくまで目安としてお考えください。
海外旅行保険は長期滞在とあって少し高くなってしまいます。
節約方法として、現地の保険に入る方法があります。海外保険は、日本より現地の保険会社の方が圧倒的に安いです。
しかし、日本の会社の保険の方が手厚く保障されますし、なにより何かあった際に言葉が通じるため、「安心」という点では日本で保険に入っておく方がよいでしょう。
いずれにしても、保険を決めるときは保障内容をよく確認することが大切です。
また、航空券については搭乗する時期によって大きく変動します。安い時期は6月、高い時期は12~1月と4月です。なるべく節約したい方は、現地は冬の6月がおすすめです。
ニュージーランドのワーホリの初期費用は約108万円
たいへんお金がかかるニュージーランドのワーホリですが、全ての費用をあらかじめ準備する必要はありません。
ワーホリビザがあれば、現地で仕事をして収入を得、滞在費にあてられるからです。
ニュージーランドのワーホリに行く場合、事前に準備しておきたい初期費用は約108万円です。
ニュージーランドワーホリの初期費用
項目 | 費用 |
---|---|
ビザ申請時にかかる費用 (観光税のみ) |
約3,150円 |
ビザ申請の条件となっている貯金 | 約38万円 |
航空券(往復) | 約20万円 |
海外保険(1年分) | 約10万円 |
語学学校(3ヶ月) | 約40万円 |
合計 | 約108万円 |
※ 1NZD=90円で計算
※ 滞在期間1年、語学学校に3ヶ月通う場合を想定
語学学校に行かない場合は、70万円ほど用意しておけばよいので、他の英語圏の国に比べてかなり挑戦しやすいです。
「ビザ申請の条件となっている貯金」は、ワーホリビザ申請時に滞在資金および渡航資金があることを証明するために、銀行口座に入れておかなければならないお金のことです。
ニュージーランド入国の際にも資金の証明を求められる場合があるため、初期費用として用意しておく必要があります。
こちらのお金は渡航後、当面の生活費に充てられるので、できるだけたくさん用意しておくと安心です。(ニュージーランドに着いて、すぐに仕事が見つからないことも考えられます。)
ニュージーランドのワーホリは事前のフィリピン留学で節約できる
「言葉に自信はないけど、ニュージーランドの語学学校は高いから通うか迷っている」という人もいるかもしれませんね。
そんな人はニュージーランドのワーホリに行く前に、フィリピンに語学留学することで、語学留学期間の費用を節約できます。
実は、ニュージーランドの語学学校より、フィリピンの語学学校の方が授業料が安く、なにより滞在費用が安いため、同じ期間語学学校に通うならフィリピンの方が節約できるのです。
しかも、グループでの授業が中心のニュージーランドと違い、フィリピンの語学学校はマンツーマンレッスンが基本です。
短期間で飛躍的に英語力を伸ばすカリキュラムを採用し、成果を上げています。
フィリピンで英語を身につければ、その後ニュージーランドのワーホリに行き、すぐに働くことも可能です。(1年間フルで仕事ができる)
フィリピン、ニュージーランドの2ヶ国は地理的にも近いので、フィリピンからニュージーランドに直行する場合でも移動の時間や費用が抑えられます。
フィリピン・ニュージーランドの2ヶ国留学も検討してみてください!
※2カ国留学は移動費用が追加でかかるので、その点も考慮してご検討ください。
2ヶ国留学に対応する留学エージェント
ニュージーランドのワーホリでいくら稼げる?仕事や収入について
ワーホリに行く方は、「ニュージーランドでどれくらい稼げるのか?」ということに関心があるのではないでしょうか。
ここでは、ニュージーランドで働いた場合、どれくらい収入を得られるのか、またどのような仕事があるのかについて解説します。
ニュージーランドでアルバイトをする場合の最低時給と収入
ワーホリ参加者がニュージーランドで仕事をすると、多くは最低時給で働くことになります。
3ヶ月は語学学校に通い、その後最低時給で9ヶ月間働いた場合の収入を計算してみました。
ニュージーランドの最低時給NZD23.15(約2,080円)で計算すると、ニュージーランドのワーホリで得られる年収は約190万円になります。
ニュージーランドワーホリ1年間の収入例
最低賃金 | 最低時給 NZD23.15(約2,080円) |
---|---|
給料 | 月収 NZD2,778(約25万円)※1日6時間、週5日働いた場合 年収 NZD25,002(約225万円) |
税金 | NZD3,922(約35万円)※NZの累進課税に従って計算 |
手取収入 | NZD21,080(約190万円) |
※ NZD1=90円で計算
※ニュージーランド税率参考:IRD
日本より時給が高いので、最低賃金でもしっかり稼げます。初期費用を準備し、渡航後に続けられる仕事が見つかれば、滞在費を捻出できそうですね。
しかし、こちらは1日6時間働ける仕事を継続した場合の試算です。仕事がスムーズに見つかるとは限りませんので、注意してください。
また、せっかくのワーホリなので、仕事ばかりでなく、旅行なども楽しみたいですよね。ワーホリの資金は余裕を持って準備することをおすすめします。
上記は最低賃金で働いた場合の収入ですが、オークランドなどの都市部では、英語力があればNZD25以上の時給で働くことも可能です。
ニュージーランドに行く前に、英語力、コミュニケーション力をできる限り上げておくようにしましょう。
ニュージーランドのワーホリにはどんな仕事がある?
ニュージーランドのワーホリ参加者に人気の仕事を紹介します。英語力や経験、技術によってできる仕事に違いがあります。
渡航前になるべく英語力をつけ、アルバイトなどの経験を積んでおくと、ニュージーランドで仕事を探しやすくなりますよ。
日本食レストラン・寿司店・焼き鳥屋のスタッフ
最初のアルバイト先として人気なのが日系の飲食店です。
「英語が話せなくてもできる仕事」というイメージを持つ方も多いですが、ニュージーランドでは日本食ブームなので、現地のお客さんが多く訪れます。
接客は英語で行うため、オーダーを取ったり、料理の説明をしたりする英語力が必要です。
キッチンで調理を担当すれば接客はないですが、スタッフが日本人だけとは限らないので、やはりコミュニケーションを取れる英語力が求められます。
日本人ということで採用されやすく、求人も多いので見つけやすい仕事ですが、ある程度の英語力は必要です。
ローカルのカフェ・レストラン・ショップスタッフ
現地の人が経営する飲食店で働くには、スタッフもお客さんも現地の人が多いので、高い英語力が必要です。
スタッフもお客さんも現地の人が多いので、さらに英語力を高めるには最高の環境です。
英語で流ちょうにコミュニケーションが取れるようになったら、ぜひチャレンジしてみましょう。
現地の人と同じ、最低時給よりも高い時給で働けるのもメリットです。
バリスタ・バーテンダー
バリスタとバーテンダーは、ともに経験があると採用されやすいです。
ニュージーランドには数日間のバリスタコースやバーテンダーコースを提供している語学学校があるので、未経験の方はそのような講座で学ぶと採用率がアップするでしょう。
なお、バリスタやバーテンダーコースを受講するには、中級レベルの英語力が求められる場合があります。また、当然ですがスクールに通う費用も必要になるのでよく検討しましょう。
スクールにもよりますが、5日間ほどの短期プログラムもあるのでワーホリ期間を圧迫することもないでしょう。
ファームジョブ(フルーツピッキング・パッキング)
農場で農作業をする仕事をファームジョブと言います。まだ英語が苦手な方にも見つけやすい仕事です。
ニュージーランドでは、フルーツのピッキングやパッキングがファームジョブの主流です。
リンゴやブルーベリー、キウイフルーツなどの収穫や梱包をします。中でもチェリーは、作業が楽で高収入が見込めるため人気があります。
アコモデーション(宿泊施設)の提供があるファームもありますよ。
3ヶ月ファームジョブに従事すると、ワーホリを3ヶ月延長できるので、ワーホリの方に人気の仕事です。
工場
果物や食品の加工・梱包のほか、ワインファクトリーでワインの瓶づめや梱包などの仕事があります。
配置される部門によっては体力的にきついこともあるようです。また、夜勤がある工場もあります。
ピックングの仕事は出来高制の場合もありますが、工場勤務の場合は時給制のところが多いです。
オーペア(ベビーシッター)
一般家庭にホームステイしながら、その家庭の子供の世話をする仕事です。子供とコミュニケーションを取るため、高い英語力が求められます。
求人情報を見ると、保育士資格を持っている人や、塾講師の経験がある人など、子どもと接することに慣れている人が歓迎されています。
ホームステイするので、ニュージーランドの一般的な生活や文化を間近に見られるのが魅力ですね。
オーペアは給料や仕事内容が家庭によって違うため、働く前に必ずよく確認しましょう。
美容師・ネイリスト
美容関連のお仕事は、資格や経験があると好待遇で働ける可能性があります。
ニュージーランドには日本人が経営するサロンもあり、日系の求人サイトでよく募集されているのでチェックしてみましょう。
美容関連のお仕事は、英語力よりも技術力が重視される仕事です。
ネイリストの場合は資格や経験がなくても、トレーニングしてくれるサロンもあるので、求人情報をよく確認してみてください。
ツアーガイド
観光地(主に国立公園などの大自然)でお客さんを案内する仕事です。
ガイド業や旅行業に経験がある人や英語、中国語ができる人、車の運転免許がある人は優遇されます。自然の中を案内する仕事なので体力が必要です。
また観光地に関する知識を学ぶ必要があるため、もともとニュージーランドの観光地に興味がある人、観光が好きな人は楽しくお仕事ができるでしょう。
日本語教師
現地の人に日本語を教える仕事です。正規の日本語教師は現地のカレッジで勉強するなど、資格が必要です。
日本語教師の経験がある方やアシスタントプログラムを受講した方は、アシスタントとして働けるでしょう。
ニュージーランドの中学校や高校で、ボランティアで日本語を教える方法もありますよ。
マッサージ
海外で多いマッサージの仕事は、ニュージーランドにもあります。
ニュージーランドでマッサージの仕事をするには、経験や資格を求められることが多いです。
日本でマッサージ師やセラピストとして働いた経験がある人は、仕事を見つけやすいでしょう。
また、人の身体に携わることから看護師や作業療法士など医療関係の仕事をしていた人も、採用されやすい仕事です。
保育関連の仕事
ニュージーランドの教育方針「テファリキ」を学ぶために、ワーホリに行こうという人もいると思います。
ニュージーランドで正式な保育士資格を取得するには「学歴+IELTS7.0以上の英語力+保育士の資格(日本で保育士資格をとる、またはNZでカリキュラム受講)+協会の登録」とハードルは高めです。
ワーホリビザで入国し、IELTS7.0以上を目指して英語を勉強しつつ、補助教員として働き、ニュージーランドの個性を重視した指導法を学ぶ人もいます。
場合によってはボランティアから始めて、働きぶりが認められ、採用されるケースもあるようです。
ニュージーランドのワーホリで仕事探しの方法
ここでは、ニュージーランドにワーホリで行った時の仕事探しの方法を解説します。
ニュージーランドのワーホリでは、仕事が決まるまでに、20~30件は応募することになると思います。応募しても、返信すらないこともありますが、諦めずに頑張りましょう!
ニュージーランドはワーホリなど短期の労働者が多いので、店のスタッフの入れ替わりが激しいです。
一度断られた店でも、欠員が出たタイミングだと採用されやすいので、時間をおいてチャレンジしてみましょう。
仕事が見つからない時は、応募する職種の幅を広げたり、求人サイトからの応募だけでなくCV(履歴書)の持ち込みも行うなど、複数の方法を試したりしてくださいね。
求人サイトで探す
ニュージーランドでは、多くの人が、求人サイトを利用して仕事を探します。
いくつかのサイトを紹介しますので、日本にいるうちに、どのような仕事があるかを確認してみましょう。
ニュージーランドの求人サイト
サイト名 | 詳細 |
---|---|
nzdaisuki.com | 日本人向けに日本語で書かれたニュージーランドの情報サイト。サイト内の掲示板では、仕事や家探し、中古品売買などの情報を得られる。 |
seek | 未経験者歓迎、農場、ビザスポンサーシップなどの項目に分かれているので、検索しやすい。ニュージーランド移民局の公式サイトで紹介されているので安心。 |
NZ Pocket Guide | ワーキングホリデー向けの仕事を検索できる。ニュージーランド移民局の公式サイトに掲載されているので安心。 |
backpackerboard | バックパッカーやワーホリ向けの求人を紹介している。ファームジョブやハウスキーピングの募集が多い。 |
Facebookで探す
Facebookのグループというサービスを使って検索し、仕事を探す方法です。
自己紹介や希望する職種、経歴などを投稿すると、働き手を募集している店などから連絡が来ることもありますよ。
ただし、SNSでは詐欺も多いので気をつけましょう。
知人・友人に紹介してもらう
日本ではあまり多くないですが、ニュージーランドでは人の紹介で就職することが多いんです。
語学学校のスタッフや友人、よく行くお店の店員さんなどに、求職中であることを伝えておきましょう。
何のコネもなく応募するより、人に紹介してもらった方が採用率がはるかに高いので、ぜひ周りの人に積極的に話してみてください!
店に直接CV(履歴書)を持ち込む
飲食店などは、店に求人の貼り紙をして募集しているところがあります。そういったお店にCV(履歴書)を持ち込んでみましょう。
欠員が出たばかりなど、タイミングが良ければその場で面接、採用ということもあります。履歴書はなるべくマネージャーに直接渡すようにしてくださいね。
ニュージーランドで仕事をするのに車や運転免許は必要?
ニュージーランドでは、都市部以外の公共交通機関はかなり不便なので、ワーホリ中に車を購入する方もいます。
車を持っていると、バスでは行きにくい所にある仕事場にも通えます。また、車を持っていることが採用条件となっている職場もあるんです。
特にファームジョブでは、アコモデーション(宿泊施設)と仕事場が離れていて、通勤が大変な場合があります。
また、ニュージーランドで運転できる免許や車を持っていることが採用の条件となっていることもあるのです。
車を持っていると仕事の幅が広がりますし、あちこち旅行するのにも便利なので購入を検討してもよいでしょう。
ただし、ニュージーランドで車を購入するデメリットもあります。
たとえば車を買うと、購入費用(中古車で30~40万円くらいから)や、ガソリン代、保険料などの維持費、故障した時の修理費用など、多くのお金がかかります。
また、ワーホリを終えて帰国する時には、車を売らなければなりません。車の売買は中古品売買のサイトで行うことが多いですが、故障した車を売りつけられたり、なかなか車が売れないなどのリスクも伴います。
車の購入は、メリット、デメリットの両方をよく考えて決めてくださいね。
ちなみに、ニュージーランドで車の運転をするには、もちろんのことながら運転免許証が必要です。以下3つのうちいずれかの方法で免許証を用意しましょう。
ニュージーランドで運転できる条件
- 日本にいるうちに国際免許証を取得しておく
- 日本総領事館で日本の免許を翻訳してもらう
- 日本の免許証をニュージーランドの免許証に書き換えてもらう
車の購入まではしなくても、ニュージーランドで運転できるようにしておくと、何かと便利かもしれません。
車を運転する場合は、慣れない外国での運転ですので、事故には十分注意してください!
ニュージーランドのワーホリ準備の流れ
ニュージーランドのワーホリの準備を、順を追って説明します。まずは準備の流れをつかんで、あなたのスケジュールを立ててください。
ワーホリ準備の流れ
- ニュージーランド移民局WEBサイトからワーホリビザを申請
- ワーキングホリデービザの発給
- 語学学校、滞在先、航空券、海外旅行保険の手配
- ニュージーランドのワーホリに必要な持ち物を準備
- 海外転出届を提出(1年未満の海外滞在の場合は任意)
- ニュージーランド出発当日
1. ニュージーランド移民局WEBサイトからワーホリビザを申請
ニュージーランド移民局公式サイトでアカウントを作成し、ワーキングホリデービザをオンラインで申請します。
英語のサイトなので、不安な方は翻訳機能を使いつつ、申請作業を進めましょう。
申請をする前に、オンラインサービスへの登録が必要となります。名前、メールアドレス、ユーザー名、パスワードの登録が必要となるので速やかに進めましょう。
ビザの申請については、「ニュージーランドのワーホリビザを自分で申請する方法」の項で詳しく説明していますので、そちらを参考にしてください。
2. ワーキングホリデービザの発給
ワーホリのビザが発給されたら、登録したメールアドレスに通知が届きます。
初めに作成したアカウントにログインすると、ワーキングホリデービザが表示されますので、印刷してパスポートと一緒に保管しておきましょう。
渡航時にビザを印刷したものが必要になることがあるので、必ず印刷しておいてください。
3. 語学学校、滞在先、航空券、海外旅行保険の手配
語学学校や滞在先、航空券、海外旅行保険の手配など、ワーホリに必要な手続きをします。
自分の目的に合った質の高い語学学校を選んだり、できるだけ安い航空券を探したり、ワーホリに合った保障内容の保険を見つけたりと、調べることが非常に多いです。
ニュージーランドの語学学校や滞在先の手続きは英語でする場合が多いので、英語が苦手な方は苦戦するかもしれません。
準備にかける時間や手間を省いて、効率的にワーホリの準備を進めたい方は、留学エージェントを利用する方法もあります。
4. ニュージーランドのワーホリに必要な持ち物を準備
ニュージーランドで生活するのに必要なものを準備します。
ニュージーランドは、夏でも朝晩は冷えるため、パーカーやフリースなど上着が必須です。
風邪薬や頭痛薬、胃腸薬、アレルギーの薬など、普段使っているものがあれば持っていきましょう。
医師から処方してもらった薬を持ち込むには、英文の診断書等が必要です。
また、日本と比べ物にならないくらい強いのが紫外線です。
目や肌を守るため、サングラスや日焼け止めを持っていくことを強くおすすめします。
5. 海外転出届を提出(1年未満の海外滞在の場合は任意)
1年以上海外で過ごす場合、出発の10~14日前にお住いの市区町村の役所で海外転出届の提出をします。
ニュージーランドのワーホリの期限は1年ですので、基本的に提出は任意です。ワーホリ期間を延長して1年以上滞在する予定の方は、提出しましょう。
海外転出届を提出すると、日本に住所がないことになるので、健康保険や国民年金を支払う必要がなくなります。
出発日によっては住民税の支払い義務もなくなりますので、節約になりますね。
ただし、将来もらえる年金が減ったり、一時帰国の際に医療費が高くなったりするデメリットもあります。
個人の事情によって、メリットとデメリットは変わるので、よく検討して決めるようにしましょう。
6. ニュージーランド出発当日
いよいよニュージーランドへ出発です。パスポート、ビザ、航空券など、忘れ物がないかをチェックしましょう。
「持っていくものリスト」を作っておいて、出発前に最終チェックをすると安心です。
空港には、搭乗便が出発する2時間前に着くようにしましょう。飛行機がニュージーランドに到着したら、いよいよワーキングホリデーのスタートです!
ニュージーランドのワーホリビザを自分で申請する方法
ニュージーランドのワーキングホリデービザは、ニュージーランド移民局の公式サイトから、オンラインで申請します。
ビザの規定は変更されることがあるので、必ずニュージーランド移民局の公式サイトで最新情報を確認してください!
ニュージーランドのワーホリビザの申込条件
まずは、あなたがニュージーランドのワーホリに参加する資格があるかを確認しましょう。
ニュージーランドのワーホリビザを申請するには、下記の条件を満たす必要があります。
ワーホリビザの申込条件
- 日本国籍を持っている
- パスポートに滞在期間プラス3ヶ月以上の有効期間がある
- 18才以上30才以下
- NZD4,200(約38万円)を持っている
- 健康で犯罪歴がない
- ニュージーランド移民局が定める人格要件を満たしている
- 子供を同伴しない
- 帰国便の航空券を購入済み、または購入できる資金がある
- 過去にニュージーランドのワーキングホリデービザの発給を受けていない
- 休暇を過ごすことを主な目的とし、就労は副次的なものである
ニュージーランドのワーホリビザ申請の必要書類
ニュージーランドのワーホリ申請に必要な書類、準備するべきものは以下3つです。
ワーホリ申請に必要なもの
- パスポート(滞在期間+3ヶ月以上の有効期限がある)
- 身分証明書(運転免許証、健康保険証など)
- 環境税を支払うためにクレジットカードまたはデビットカード
これら3つを手元に用意できたら、次に紹介する手順で、ニュージーランドのワーホリ申請をしてみましょう。
ニュージーランドのワーホリビザ申請の流れ
ニュージーランドのワーホリビザは、オンライン申請です。アカウントを作成して申請し、環境税を支払うとビザが発給されるという流れになります。
ワーホリビザ申請の流れ
- ニュージーランド移民局の公式サイトでアカウント作成
- 必要事項を入力して申請する
- 環境税(IVL)の支払い
- ビザ発給
まず、ニュージーランド移民局の公式サイトでアカウントを作成します。
アカウントを作成したら、ビザ申請ページにログインして必要事項を入力していきます。
内容をよく読んで、間違いがないよう入力してください。ミスがあるとビザが発給されないことがありますので気をつけましょう。
ビザを申請したら、国際訪問者保護環境税(IVL)の支払いページで、NZD35(約3,150円)をクレジットカードやデビットカードで支払います。
日本人は、日本国内から申請する場合、環境税以外の申請費用はかかりません。
審査が終わると、ビザが発給されたという通知がメールで届きます。
2週間~3ヶ月で処理を完了することが多いようですが、個人差があったり審査時期によって違いがあったりしますので、早めの申請をおすすめします。
処理時間の目安は、ニュージーランド移民局の公式サイト「料金、決定時間、申請先」で確認できますよ。
ビザ発給完了の通知が来たら、アカウントにログインして、ビザを印刷しましょう。
印刷したものは、パスポートと一緒に大切に保管してください。飛行機に乗る時に、ビザの提示を求められることがあります。
レントゲン検査・健康診断について
日本は、ニュージーランド政府に結核のリスクが低い国とされているので、レントゲン検査の必要はありません。
また、健康診断も基本的には不要です。ただしこれまで日本以外の国に滞在したことがある人は、滞在期間や滞在した国によって、レントゲン検査や健康診断が必要になることがあります。
万が一必要な場合はニュージーランド移民局からメールが届きますので、指定病院を予約して検査を受けてください。
ニュージーランド入国後の手続き(ワーホリビザで入国した場合)
ニュージーランドに入国したら、まずは必要書類の提出が求められます。すぐ出せるように手荷物に入れておくようにしましょう。
またニュージーランドに入国したら、スマホをすぐ使えるように、SIMカードを購入しましょう。空港で購入できますよ。
入国して少し落ち着いたら、「在留届」や「IREナンバー」の手続きを速やかに行ってください。
ニュージーランド入国時に提出する必要書類
ワーホリビザでニュージーランドに入国する時、提出が求められる書類をまとめました。
必ずしも下記の書類すべて提出が求められるとは限りませんが、提示を求められても困らないように、しっかりと確認しておきましょう。
入国時に提出する必要書類
- パスポート
- ビザを印刷したもの
- NZD4,200を持っていることを証明する書類(銀行取引証明書など)
- 帰国便のチケットまたは帰国便を購入する資金を証明する書類
(片道のチケットで渡航する場合、上記のNZD4,200に帰国便の購入資金をプラスした金額の銀行取引証明書など) - 海外旅行保険の加入証明書(英文)
在留届はオンラインでの手続きが便利
ニュージーランドに3か月以上滞在する人は、在留届を提出しなければいけません。外務省「オンライン在留届」からオンラインで提出できますので、入国したら早めに手続きしましょう。
在留届を出しておくと、ニュージーランドに滞在中、災害や事故があった場合、安否確認や救助が迅速に行われます。
ニュージーランドで働くならIRDナンバーを取得しよう
銀行口座の開設や仕事をする場合、IRDナンバー(ニュージーランドの納税者登録番号)の取得が必須です。
IRDナンバーは、税金を適正に納めるためのものなので、忘れずに申請しましょう。
ニュージーランド政府の公式サイ「IRDナンバー」から、オンラインで申請できます。
ニュージーランドでの家探しの方法
ニュージーランドでは、日本とは滞在先の種類や家探しの方法が異なります。
ここでは、ニュージーランドのワーホリ参加者がどのようなところに住んでいるか、また、どのように住まいを探すのかについて解説します。
ニュージーランドのワーホリでの滞在方法
ニュージーランドにワーホリで来た人は、主に下記のようなところに住んでいます。参考にして、あなたの予算やライフスタイルに合わせて滞在先を選びましょう。
家賃は、住む地域や物件の条件にもよりますので、目安として参考にしてください。(費用はNZD1=90円で計算しています)
シェアハウス(ルームシェア)
ニュージーランドにワーホリで来る人の多くが、費用が抑えられるシェアハウスに住んでいます。
シェアハウスは一戸建てやマンションなどを、複数の人で借りて住む方法です。1人部屋の物件や、1つの部屋を数人でシェアする相部屋の物件があります。
家賃は1週間でNZD140~350(約12,000~31,000円)程度。相部屋の方が安いです。
学生寮
語学学校によっては、学生寮を紹介してもらえます。
同じ学校の仲間と住むので、すぐに友人ができますし、日本以外の国から来た人と国際交流ができますね。
ニュージーランドの学生寮は、学校の敷地内にあるタイプと、一般のマンションの1室を学校が借りて、学生がシェアして住むタイプがあります。
あなたが通う語学学校の学生寮はどちらのタイプかを確認して申し込むようにしましょう。
学生寮の家賃は、2人部屋で週にNZD250~(約22,000円~)くらいです。
ホームステイ
一般家庭の一部屋に住み、ホストファミリーと過ごす滞在方法です。
ニュージーランドの生活を間近に見られますし、ホストファミリーとのコミュニケーションで英語力も伸びやすいので、人気があります。
食事が提供され、食費も費用に含まれているので、節約したい方にもおすすめです。
ホームステイの費用は週にNZD350~(約31,000円)程度です。
ゲストハウス・バックパッカーズホテル(バッパー)
ニュージーランドのワーホリに参加する人の中には、まずゲストハウスやパックパッカーズホテルに宿泊して住まいや仕事を探す人もいます。
1泊NZD20~と安く泊まれるところや、宿の仕事を手伝うと宿泊費を割引してくれるところがありますよ。
賃貸アパートメントで1人暮らし
プライベートを保てる1人暮らしですが、費用がかかるため、ワーホリで1人暮らしをする人は少ないです。
家賃は1DKで1週間NZD300~500(約27,000~45,000円)程度です。
住む部屋を探すならWEBサイトが便利
ニュージーランドで住まいを探すなら、WEBサイトを利用すると便利です。
日本語で検索できる日本人向けのサイトと、現地の人も利用する英語のサイトがあります。
家探しに使えるおすすめWEBサイト
nzdaisuki.com | 日本語で書かれた、日本人向けの総合情報サイトです。 住まいや求人、中古品の売買など、ニュージーランド生活に役立つ情報が満載です。 詐欺や犯罪などにあった人が、注意喚起する投稿をしてくれることがあるのでぜひチェックしてみてください。 |
---|---|
trademe | 英語で書かれた、ニュージーランドの不動産紹介サイトです。 「Flatmetes wanted」というページでシェアハウスを探せます。 都市別、予算別に検索できますよ。 |
ウェブサイトのほか、Facebookや、友人の紹介などで部屋を見つける方法もあります。シェアハウスの場合、大家さんは、すぐに入居してくれる人を探していることが多いです。
また、人気の部屋は、内見の際に大家さんが面談し、大家さんが住む人を選ぶ形になります。
すぐに入居できる、きれい好き、家に人を招かない、家賃を少し多めに出せるなどとアピールすると、有利になりますよ。
ニュージーランドのワーホリ手配は留学エージェントの利用がおすすめ
ニュージーランドのワーホリは、ビザの申請や語学学校選び、住まい探しなど、準備することがたくさんあります。
自分で調べる手間を省きたい方や、手続きを手伝って欲しい方は、ニュージーランドのワーホリに詳しい留学エージェントを利用しましょう。
留学エージェントと言うと、高額なサポート料を請求されるイメージがあるかもしれませんが、無料でワーホリの準備をサポートしてくれるところがあります。
また、留学エージェントのキャンペーンで、語学学校の費用が、自分で申し込むより安くなることもあるんです!
効率的に準備ができて、節約もできる留学エージェントを賢く利用しましょう。
各留学エージェントでは、無料相談のほか、ワーホリ説明会やセミナーを行っていますので、一度参加してみましょう。
スマ留なら手数料無料でワーホリビザ申請や滞在先の手配を代行
語学学校に通う予定の人は、留学エージェントの「スマ留」を通して語学学校や滞在先を手配することをおすすめします。
スマ留ならサポート手数料がなんと無料!手数料0円で語学学校の手配、シェアハウスやホームステイの手配、ビザ申請のサポート等をしてもらえます。
また、語学学校の費用が安い点も嬉しいポイント。語学学校の人が少ない午後クラスの授業を確保しており、安く授業が受けられるのです。
さらに、スマ留は語学学校からの紹介料をもらっていないので、学校による料金の差がなく、安くて明朗な料金を実現しています。
公式サイトで、誰でも簡単に料金シミュレーションができるので、ぜひ試してみてくださいね。
オフィスは東京に加え、大阪にもサロンが開設され、関西方面の方にも便利になりました。
もちろん相談や手続きは全てオンラインでできますので、全国の方が利用していますよ。
スマ留の基本情報
無料サポート | あり |
---|---|
ニュージーランド 留学費用 |
1週間85,000円~ |
ニュージーランド 仕事斡旋サービス |
なし |
無料カウンセリング | 対面・オンライン |
住所 アクセス |
■東京サロン 東京都渋谷区代々木2丁目11-17 ラウンドクロス新宿6階 JR新宿駅南口・サザンテラス口から徒歩5分 都営大江戸線 新宿駅から徒歩2分 |
■大阪サロン 大阪府大阪市北区梅田2丁目6-13 パシフィックマークス西梅田 1階 地下鉄四ツ橋線 西梅田駅から徒歩6分 JR環状線福島駅1番出入口から徒歩2分 地下道 梅田ガーデンシティ最西端の出入口直結 |
|
営業時間 | 11:00~14:00/15:00~17:00 水お休み |
※最新の情報は直接スマ留にご確認ください。
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ニュージーランドのワーホリに対応している留学エージェント一覧
先ほど紹介したスマ留以外にも、ニュージーランドのワーホリをサポートしてくれる留学エージェントが複数あります。
特に語学学校に行くことを検討している方は、留学エージェントに相談の上、手配してもらうとスムーズです。
留学エージェント | 特徴 |
---|---|
スマ留 | ニュージーランドのワーホリ費用を抑えたい方はまず相談したいエージェント |
留学情報館 | 留学準備講座でシェアハウスや仕事の探し方をレクチャー |
夢カナ留学 | 「実質0円」で英語が話せるようになる、あなただけのニュージーランドのワーホリプランを作成 |
StudyIn | 最低価格を保証、2ヶ国留学ならここに相談を |
school with | 渡航前の無料英語学習サポートが充実 |
ラスト・リゾート | ニュージーランドで銀行口座開設、IRDナンバー取得のサポート、仕事紹介などをしてもらえるワーホリパッケージが人気 |
ニュージーランド留学センター | オークランドと日本に拠点がある、手数料無料の現地エージェント |
上記の留学エージェントについてより詳しい内容は「ニュージーランドおすすめ留学エージェント」の記事で紹介しています。比較検討する際にぜひご参考ください!
ニュージーランドのワーホリはどこがいい?おすすめ都市・地域
ニュージーランドでの住まいを決める際、どこに滞在すればいいのか、仕事が多いエリアはどこなのかを知っておくとスムーズです。
代表的な都市の特徴をまとめたので参考にしてください。
ニュージーランドのワーホリにおすすめの都市比較一覧
物価 | 求人 | 語学学校数 | 観光 | |
---|---|---|---|---|
オークランド | 高い | 多い | 多い | スカイタワー マウントイーデン |
クライストチャーチ | やや高い | 比較的多い | 比較的多い | クライストチャーチ植物園 クライストチャーチ美術館 |
ウェリントン | 高い | 多いが、日本人向けは少ない | 比較的少ない | 国会議事堂 ニュージーランド国立博物館 |
タウランガ | やや高い | 比較的多い | 比較的少ない | ベイ・オブ・プレンティ カイマイ・ママク森林公園 |
ネルソン | やや高い | 少ない | 非常に少ない | ワールド・オブ・ウェアラブル・アート&クラシック・カー博物館 センター・オブ・ニュージーランド |
ハミルトン | 比較的安い | 比較的少ない | 少ない | ハミルトンガーデンズ ハミルトン動物園 |
ロトルア | 安い | 比較的多い | 少ない | テプイア(巨大間欠泉) ロトルア湖 |
ブレナム | 安い | 多い (主にファームジョブ) |
少ない | マールボロ博物館 マカナ・チョコレート・ファクトリー |
テカポ | 比較的高い | 比較的多い | なし | テカポ湖 善き羊飼いの教会 |
※2024年11月の情報です。
オークランド
北島北部にあるニュージーランド最大の経済都市、オークランド。
ニュージーランドの人口の3分の1が住んでおり、街は活気に満ちています。また、海に囲まれ、自然やマリンスポーツを楽しむこともできます。
語学学校も多く、人が集まっているので、レストラン、カフェ、土産物店などの求人が多いです。
ほかの都市よりも求人が多いので、海外が初めての方でもワーホリを始めやすい街です。
しかし、物価は東京より1~2割高いので、生活費がかかります。シェアハウスに住んだり自炊したりして節約しましょう。
オークランドの基本情報
気候 | 夏は快適で短い。冬は寒く湿度が高い。年間を通して風が強い。 7月[最高気温]14℃ [最低気温]19℃ 1月[最高気温]23℃ [最低気温]17℃ |
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アクティビティ | クルージング・ホエール&ドルフィンサファリ |
交通手段 | バス・電車・フェリー・タクシー |
クライストチャーチ
ニュージーランド第3の都市で、南島最大の都市、クライストチャーチ。「ガーデンシティ」と呼ばれるほど、公園や個人宅の庭園が美しいことで有名です。
イギリスの影響が色濃く残る街並みは絵画のように美しく、観光地としても人気があります。
日本人観光客も多く訪れるので、飲食店や土産物店、ホテルなどの求人が中心です。
現地の人はコーヒー好きが多いので、カフェもたくさんあり、楽しめると同時にスタッフの募集もあります。中級以上の英語力がある方はチャレンジしてみてください。
物価は東京と同じくらいか少し高い程度で暮らしやすいでしょう。
のんびりしたニュージーランドらしい生活をしたい方におすすめです。
クライストチャーチの基本情報
気候 | 夏は快適。冬は風が強く、寒い。 7月[最高気温]11℃ [最低気温]3℃ 1月[最高気温]21℃ [最低気温]13℃ |
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アクティビティ | 国際南極センター・エイボン川パンティング(川下り) |
交通手段 | バス・トラム(路面電車)・タクシー・フェリー |
ウェリントン
ニュージーランドの首都ウェリントンは、北島の南端にあり、政治や文化、芸術の中心地です。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地としても世界的に有名です。
コンパクトな街で、中心地ではカフェやレストラン、病院、図書館、スーパーなどに徒歩で行けます。便利な上、交通費も節約できますね。
観光地ではないので求人は観光客相手の仕事は少ないです。しかし、中心地にはカフェやレストランが多いので、英語力があればローカルジョブにチャレンジできます。
日本人が少ないため日本食レストランなど日本人向けの求人も少ないです。ウェリントンで仕事をするにはある程度の英語力があった方が良いでしょう。
物価は東京より2割ほど高いので、節約は必須です。
ウェリントンの基本情報
気候 | 夏は快適。冬は湿度が高く、寒い。年間を通して風が強い。 7月[最高気温]12℃ [最低気温]7℃ 1月[最高気温]20℃ [最低気温]15℃ |
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アクティビティ | ヴィクトリア山ハイキング・シーカヤック・マウンテンバイク |
交通手段 | バス・電車・フェリー・タクシー |
タウランガ
北島の北東部にあるタウランガは、ビーチリゾートが有名な人気都市です。
ビーチやマウンガヌイ山などの豊かな自然と、おしゃれなカフェやレストラン、バーなど都会的な雰囲気が両方楽しめる街です。
気候が温暖で、生活に便利な環境が整っているので、人口も増加傾向にあります。観光地でもあり、観光客向けの産業が発達しており、求人も多いです。
キウイの栽培も盛んで、キウイフルーツで日本でも知られているゼスプリの本社もあるので、キウイフルーツのピッキングや梱包の求人もあります。ワーホリビザ延長のためのファームジョブにもおすすめの都市です。
東京と比較すると外食の料金は高いですが、その他の物価は同じくらいと考えてよいでしょう。
タウランガの基本情報
気候 | 夏は快適。冬は湿度が高く、風が強く、寒い。 7月[最高気温]14℃ [最低気温]7℃ 1月[最高気温]23℃ [最低気温]16℃ |
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アクティビティ | フィッシング・海水浴・セーリング・ダイビング・ハイキング |
交通手段 | バス・タクシー |
ネルソン
ネルソンは、南島の最北端にあり、ニュージーランドの中で最も日照時間が長い港町です。
アートの街として有名で、芸術家が集まっており、町中でさまざまなアートに触れられます。
国立公園やビーチなどの大自然とアートを楽しめる魅力的な街ですが、都会のような娯楽はあまり期待できないでしょう。のんびりと穏やかな生活をしたい方に向いている都市です。
日本人が少ないので、日本食レストランなどもあまりありません。ネルソンで仕事をするには、英語力が必要です。
東京と比較すると、外食費は高いですがその他の生活費は同程度です。
ネルソンの基本情報
気候 | 夏は快適、冬は湿度が高く、寒い。 7月[最高気温]12℃ [最低気温]4℃ 2月[最高気温]22℃ [最低気温]14℃ |
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アクティビティ | セイリング・カヤック・スカイダイビング |
交通手段 | セイリング・カヤック・スカイダイビング |
ハミルトン
北島中央部にあるハミルトンは、ニュージーランド4番目の都市です。
街の中心部にはカフェやレストラン、さまざまなショップやスーパーなどが多くありますが、少し市街地に行くと酪農が行われており、ニュージーランドののんびりした雰囲気が楽しめます。
ワイカトスタジアムではラグビーが行われ、熱狂的なファンも多いです。
元々はマオリの村が多かった地域なので、多くのマオリの人々も住んでいます。日本人向けの求人はアジア系のレストランなど飲食店やネイリストなどがあります。
家賃は東京より安いですが、物価は少し高いか同程度です。ワイカト大学があり学生が多いため、比較的安く外食できる店やテイクアウトの店があります。
ハミルトンの基本情報
気候 | 夏は快適。冬は湿度が高く、寒い。 7月[最高気温]14℃ [最低気温]6℃ 1月[最高気温]24℃ [最低気温]15℃ |
---|---|
アクティビティ | フィッシング・ボート・ツチボタル鑑賞・ホビット村 |
交通手段 | バス・タクシー |
ロトルア
北島の中央部にあり、ロトルア湖に面するロトルアは、温泉の街として知られています。
温泉施設のポリネシアン・スパは、26種類の温泉プールに入れます。日本とは違って水着を着用するので気をつけてくださいね!
マオリ文化の発祥の地としても有名で、マオリの伝統的な建築や食事、歌やダンスを楽しめます。
名高い観光地なので、ニュージーランド国内外から観光客が訪れます。観光関連の求人は比較的多いですが、中級以上の英語力を必要とすることが多いです。
外食は東京より高いですが、それ以外の物価は安いので、暮らしやすいでしょう。
ロトルアの基本情報
気候 | 夏は快適。冬は湿度が高く、寒い。 7月[最高気温]11℃ [最低気温]7℃ 1月[最高気温]23℃ [最低気温]13℃ |
---|---|
アクティビティ | スカイライン・ツリーウォーク・キャノピーツアー(ジップライン)・乗馬 |
交通手段 | バス・タクシー |
ブレナム
ブレナムは、南島北東部にあるワインの産地として名高いマールボロ地方の中心地です。ワイナリーが多いので、ファームジョブの求人も多いです。
ファームジョブを求めてワーホリ参加者も集まるため、バックパッカーズホテルなどの安く泊まれる宿泊施設が多く、そこからファームジョブに通う人もいます。
そういった宿泊施設では、近隣のファームの仕事を紹介しているところもあります。
ブレナムではブドウのピッキングやワイン関連の作業のほか、チェリーピッキングも人気です。
作業が比較的楽な上、給料が高いので、ブレナムでワーホリをするならチェリーピッキングにチャレンジしてみるのもいいでしょう。
外食費以外の物価は東京より安く、ワーホリの方も暮らしやすいです。
ブレナムの基本情報
気候 | 夏は快適。冬は寒い。一年を通して晴れの日が多く、日照時間が長い。 7月[最高気温]12℃ [最低気温]5℃ 1月[最高気温]23℃ [最低気温]14℃ |
---|---|
アクティビティ | ワイナリーツアー |
交通手段 | バス・タクシー |
テカポ
テカポは、南島の中心にあり、ミルキーブルーの湖面が美しいテカポ湖を持つ小さな町です。
空気が乾燥していて人口が少ないので星がよく見えます。この満点の星空を見るために世界中から観光客が訪れるんです。
求人は観光関係の仕事がほとんどで、カフェやレストラン、ホテルのスタッフの募集が多いです。
日本からの観光客も訪れるため、星空ガイドや土産物店で働く日本人もいますが、現在は円安の影響で日本人観光客が少なく、日本語をいかせる求人も減っています。
テカポ湖、善き羊飼いの教会、満点の星空など、美しい観光スポットがあるので、ワーホリ中に一度は旅行してみたいですね。
観光地なので物価は少し高めですが、娯楽が少ないので、外出する機会も少なく、自炊するなどライフスタイル次第で貯金できる方もいます。
テカポ
気候 | 夏は快適。冬は非常に寒い。晴れの日が多く、日照時間が長い。 7月[最高気温]6℃ [最低気温]1℃ 1月[最高気温]21℃ [最低気温]8℃ |
---|---|
アクティビティ | ハイキング・温泉・乗馬 |
交通手段 | レンタカー・タクシー・バス |
ニュージーランドのワーホリとカナダ・オーストラリアとの比較
ニュージーランドのワーホリを考えている方の中には、ほかの国と迷っている方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、ニュージーランドの隣国オーストラリアと、ワーホリに人気のカナダをピックアップして、ニュージーランドのワーホリと比較します。
迷っている方は、ぜひ参考にしてください!
ニュージーランド | オーストラリア | カナダ | |
---|---|---|---|
仕事 | 比較的見つけやすい | 難しい | 都市部は見つけやすい |
滞在期間 | 1年間 ※条件を満たせば3ヶ月の延長可 |
最長3年間 ※条件あり |
1年間 |
就労制限 | 制限なし | 同一雇用主の元では6か月まで | 制限なし |
就学制限 | 最長6ヶ月 | 最長4ヶ月 | 最長6ヶ月 |
ビザ申請時期 | 通年 | 通年 | ・前年の12月から受付 ・抽選 |
定員 | 制限なし | 制限なし | 6,500人 |
ビザ申請費用 | 申請料は無料 国際観光税NZ$35(約3,360円)が必要 |
AUD650 (約68,900円) |
C$357 (約41.400円) |
回数 | 1回 | 3回まで可 ※条件あり |
1回 (2回目はROワーホリを申請) |
最低賃金(時給) | NZ$23.15 | AUD24.10 (約2,550円) |
C$17.40 (約2,020円) ※州によって異なる |
気候 | 1年を通して温暖 | 1年を通して温暖 | 冬の寒さが厳しい |
※ワーホリプログラムの制度は頻繁に変更されるため、最新情報は各国の政府公式サイトで確認するか、留学エージェントにご相談ください。
仕事の見つけやすさ
人手不足の日本と違って、3国とも仕事を見つけるのは簡単ではありませんが、ニュージーランドは他の2国と比べると見つけやすいです。
しかし、英語が話せない人の仕事は限られていますので、渡航前にしっかり英語力をつけ、現地の語学学校で現地の英語に慣れておくことをおすすめします。
就労制限
ニュージーランド、カナダには制限がありませんが、オーストラリアは同一の雇用主のもとでは6ヵ月しか働けません。
期限が切れるとまた職探しをしなければならないのはデメリットと言えるでしょう。
ビザ申請料
ニュージーランドは、日本から申請すれば、ビザ申請料はかかりません。
申請時には、観光税NZ$35(約3,150円)を支払うのみですので、初期費用が他国に比べてかかりません。
カナダ、オーストラリアは数万円の申請料がかかります。
気候
ニュージーランドとオーストラリアは、南半球にあるので、日本とは季節が逆になります。
また、年間を通じて温暖な気候です。
カナダは、冬は氷点下になる厳しい環境です。暖房設備が整ってはいますが、寒さに弱い方は注意してください。
滞在期間
3国とも、基本の滞在期間は1年間です。ニュージーランドでは、政府が指定する仕事(ファームジョブなど)に従事すると、滞在を3か月延長し、最大で1年3ヶ月滞在できます。
オーストラリアは、条件を満たせば最大3年間滞在が可能。
カナダは、2回目のワーホリとしてROワーホリという制度があるので、これを利用すればワーホリを2回申請できます。
3つの国の中でニュージーランドは最もチャレンジしやすい
ニュージーランドは、豊かな大自然に囲まれて、のんびりした生活を経験してみたい方におすすめの国です。
都市部でも娯楽施設が多くはないので、英語の勉強に集中したり、節約して貯金したりしやすい環境です。
オーストラリアでワーホリを体験した後、ニュージーランドのワーホリに来る方も多いですよ。
オーストラリアのワーホリ、カナダのワーホリについては、別記事でより詳しく解説しています。
ニュージーランドのワーホリに関するよくある質問
- ニュージーランドのワーホリの期間内、旅行や一時帰国などで出国し、ニュージーランドに再入国する場合、許可は必要ですか?
- 許可は不要です。ビザの有効期間中、何度でも出入国できます。ただし、ニュージーランドから出国していた期間を、入国後に延長することはできません。
- 他国のワーホリに参加したことがあります。ニュージーランドのワーホリに参加できますか?
- はい、可能です。ニュージーランドのワーホリビザの申請条件を満たしていれば申請できます。
ニュージーランドのワーホリは英語力をつけて仕事を探そう
ニュージーランドのワーホリは、政府が指定するファームジョブなどに従事すれば、3ヶ月延長して最大1年3ヶ月滞在できます。
実際にワーホリに行ってみると、1年はあっという間に過ぎてしまいます。3ヶ月延長できるのは大きなメリットですね。
ニュージーランドのワーホリで一番の心配事は「仕事が見つかるか」という方も多いと思います。
ニュージーランドでは、仕事につくためには英語力があると非常に有利です。英語が話せれば、仕事の幅も広がりますし、高い時給で働いて貯金することも可能です。
ニュージーランドで仕事をする予定の方は、オンライン英会話などを利用して英語をしっかり学んでからの渡航をおすすめします。
渡航後は、まず語学学校に通い、ニュージーランドの英語に慣れることも大切です。語学学校を申し込むなら、無料の留学エージェントを活用すると、学費が抑えられて節約になりますよ。
ぜひ、治安が良く、のんびりした雰囲気のニュージーランドで、美しい大自然に囲まれてさまざまな経験をしてください。
今後のあなたの人生に大きな影響を与える、貴重な経験ができるでしょう。