カナダのワーキングホリデー(IEC)

雄大な自然と都会が融合する魅力的な国、カナダ。移民が多いため、外国人が暮らす環境が整っており、日本人も暮らしやすい国です。

この記事では、魅力たっぷりのカナダのワーキングホリデー(IEC)について解説しています。

「カナダのワーホリに行きたいけど、何から始めたらいいか分からない」
「カナダのワーホリビザの申請はどうすればいい?」
「カナダのワーホリで稼げる?」

そんなカナダのワーホリの疑問にお答えするべく、カナダのワーホリのビザ申請、かかる費用、都市比較、仕事探し、家探し、おすすめ留学エージェントなどについてわかりやすく解説しています。

カナダのワーホリは大変人気があり、2023年は10月に満席となり応募が締め切られています。

カナダのワーホリに行きたいなら、早めの準備が肝要です。この記事を読んで、早速準備を始めましょう!

目次

【2024】カナダワーホリビザの枠はあと何人?残数の最新情報

カナダのワーホリビザ、2024年の申請は2023年12月11日から開始されています!

これまでと大きく違う点は、ビザ(IEC)申請料の値上げです。IEC申請料は、CA$161からCA$172に値上げされました。

定員は変わらず6,500人です。現在のビザの残り枠はカナダ移民局の公式ページで確認できます。(カナダワーホリビザの残り枠をチェック

なお、ビザの制度は頻繁に変更されますので、カナダのワーホリビザの最新情報はカナダ移民局の公式サイトで必ず確認してください!

カナダのワーキングホリデー(IEC)とは

 カナダの風景

カナダには、IEC(International Experience Canada)と呼ばれる、若者にカナダに滞在しながら旅行や働く機会などを与えるプログラムがあります。その中の一つがワーキングホリデーです。

カナダのワーキングホリデー(IEC)の特徴

  • 入国から最大1年間滞在できる
  • 就学は最大6ヶ月
  • 就労制限なし
  • 英語とフランス語が学べる

カナダのワーキングホリデーは、最大1年間、就労や就学、旅行などをしてカナダに滞在できる、たいへん魅力的な制度です。

労働時間や仕事の種類に大きな制限はなく、就学は最大で6ヶ月まで認められています。

語学学校に最長6ヶ月通えるので、英語に自信がない方も、英語の勉強をしながら働けますよ。

カナダのワーホリビザは、定員があり、人気があるので例年10月頃には締め切られることが多いようです。

カナダでのワーホリを検討している方は、早めに準備を始めましょう!

カナダのワーキングホリデーの基本情報

申請できる年齢 18歳以上30歳以下(申請時)
期間 最長1年間
定員 年間6,500人
申請時期 通年・定員に達したら終了・抽選制
申請時にかかる費用 IEC参加料CA$172(約20,000円)
ワークビザ申請料CA$100(約11,600円)
バイオメトリクス(生体認証)CA$85(約9,800円)
合計CA$357(約41.400円)
有効期限 入国から1年間
入国に必要な資金 CA$2,500(約29万円)
就労 制限なし
就学期間 最大6ヶ月
申請方法 カナダ政府公式サイトからオンライン申請
申請からビザ発給までの所要時間 6週間程度
カナダ政府公式サイト https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/work-canada/iec.html

※1CA$を116円で計算(2024年7月)

カナダでワーホリするならどこがいい?おすすめの都市9選

カナダは日本の約27倍という広大な国です。そのため、カナダと言ってもどの都市に滞在するかによって、雰囲気が変わってきます。

そこで、日本人に人気の都市から、ちょっとニッチな都市までワーホリで滞在するのにおすすめの都市を7箇所紹介します。

各都市の特徴を紹介しているので、まだ滞在先を決めかねている方は、ぜひ参考にしてください。

カナダのワーホリにおすすめの都市比較一覧

日本人の数 物価 求人 語学学校数 観光
バンクーバー 多い 高い 多い 非常に多い ギャスタウン
スタンレーパーク
トロント 多い 高い 多い 非常に多い CNタワー
ナイアガラの滝
カルガリー 少ない 安い 比較的多い 多い カルガリータワー
カルガリー動物園
ビクトリア 多い 比較的安い 比較的多い 多い インナーハーバー
ロイヤルブリティッシュ コロンビア 博物館
モントリオール 少ない 安い 比較的多い 多い ノートルダム大聖堂
旧市街(オールド・モントリオール)
ウィスラー 少ない 安い 比較的多い 比較的少ない チューブパーク
ウィスラービレッジ
ウィニペグ 少ない 安い 比較的多い 比較的少ない カナダ人権博物館
ウィニペグ美術館
バンフ 少ない 比較的高い 比較的多い 少ない カナディアンロッキー
レイク・ルイーズ
ユーコン 少ない 比較的高い 比較的多い 少ない クルアニ国立公園
オーロラ鑑賞

バンクーバー

バンクーバー

バンクーバーは、大都会でありながら自然に囲まれた、都会と大自然の両方を楽しめる美しい街です。
海や山、川に恵まれているので、スカイダイビングや水上飛行機など、アウトドアのアクティビティが好きな方におすすめの都市です。

日本人が非常に多いので、英語のみの環境を作るためには努力が必要です。反面、日系のコミュニティが多く、海外生活が初めての方には安心できる環境でもあります。

日本人向けのレストランやカフェなどが多く、求人も多いので、ワーホリで仕事をしたい方には住みやすいでしょう。

気候は年間を通して比較的温暖です。カナダは寒い地域が多いので、寒さが苦手な方にもバンクーバーはおすすめですよ。

バンクーバーの基本情報

気候/気温 夏は短く、涼しく、快適。冬は長く、非常に寒く、曇りの日が多い。
7月最高22℃/最低14℃
1月最高6℃/最低2℃
アクティビティ ビーチ・水上飛行機・ゴルフ
交通手段 バス・スカイトレイン(電車)・シーバス(フェリー)

トロント

トロント

カナダ最大の都市であるトロント。カナダの政治、経済の中心地であり、演劇や美術館、ダンスや音楽など、あらゆる文化も楽しめる大都会です。

世界中から人が集まり、特に地理的に近いヨーロッパからの留学生が多いので、さまざまな国の文化に触れられるでしょう。
トロントからヨーロッパ方面に旅行しやすいのもメリットです。また、アメリカにも旅行しやすい位置なので、海外旅行を気軽に楽しめますね。

冬は0度以下になり、非常に寒いのですが、広大な地下街を建設するなど、寒さを防ぐ工夫がなされています。

バンクーバーと比較すると日本人の数は少ないですが、日本人向けの飲食店は多いので、働きやすい環境と言えます。
カナダ人が経営する店や会社で働きたい方は、高い英語力が求められるでしょう。トロントには英語力が高いヨーロッパからの留学生も多く、アルバイトの人材には事欠かない状況です。

渡航前にできるだけ英語力をつけておきましょう。

トロントの基本情報

気候/気温 夏は快適。冬は非常に寒く、雪が多く、風が強い。
7月最高25℃/最低17℃
1月最高-1℃/最低-8℃
アクティビティ CNタワーのエッジウォーク・ロイヤルオンタリオ博物館
交通手段 TTC(地下鉄・バス・ストリートカー)

カルガリー

カルガリー

ロッキー山脈のふもとにあるカルガリーは、都会と自然が共存する街です。石油産業を中心として発展し、カウボーイの街としても有名です。

カルガリーは、冬には零下となり、たいへん寒いので、渡航準備の際には防寒対策を忘れずに行いましょう。

冬季オリンピックが開催されるほど降雪が多く、ウィンタースポーツが盛んです。夏は山々でハイキングやトレッキングなどが楽しめますよ。

観光に訪れる人が多いリゾート地なので、ホテルや飲食店など、ワーホリで働きたい方のアルバイト先も多いです。

日本人が少ないため、日本語をなるべく使わず英語のみで生活したい方や、アウトドアを思いきり楽しみたい方におすすめの都市です。

カルガリーの基本情報

気候/気温 夏は快適。冬は非常に寒く、雪が多く、長い。
7月 最高23℃/最低11℃
1月 最高-1℃/最低-11℃
アクティビティ スタンピード(ウエスタン文化のお祭り)・スキー・スノーボード・ボブスレー・リュージュ
交通手段 電車・バス・タクシー

ビクトリア

ビクトリア

英国風の文化や生活習慣が色濃く残るビクトリアは、一年を通して温暖な気候で過ごしやすい街です。

街にはイギリス風の建築が多く、ヨーロッパの文化が感じられます。また、ガーデニングの美しい花があふれ、「ガーデンシティ」と呼ばれるほどです。

ビクトリアでは、イタリアン庭園や日本庭園もあるブッチャートガーデンで咲き誇る花を楽しんだり、ビクトリア近海に現れるシャチを観察するホエールウォッチングを楽しんだりできます。

日本人にも人気の街で、特に夏期は語学学校の日本人比率が高くなってしまう所もあるので、英語のみの環境で学びたい方は学校選びに注意してください。

観光業が中心ですので、求人はありますが、観光客が減る冬場は求人が少なくなります。仕事が多い夏の時期に働き始められるようなスケジュールを立てると仕事を見つけやすいです。

ビクトリアの基本情報

気候/気温 夏は涼しく、乾燥している。冬は非常に寒く、湿度が高く、曇りの日が多い。
7月 最高19℃/最低12℃
12月 最高7℃/最低3℃
アクティビティ ホエールウォッチング・ビクトリアブッチャートガーデンツアー
交通手段 バス・フェリー・タクシー

モントリオール

モントリオール

モントリオールは、カナダ第2の都市で、「北米のパリ」とも呼ばれる、フランス文化の影響が強いおしゃれな街です。

街ではフランス語が飛び交っており、英語とフランス語の両方が学べるバイリンガル都市です。芸術や音楽が盛んで、世界的に有名なシルク・ドゥ・ソレイユの本拠地でもあります。

ノートルダム大聖堂がある旧市街(オールド・モントリオール)は、ヨーロッパ風の建築や石畳が美しい人気のエリアです。

モントリオールは大都市ですが、物価が比較的安いので、ワーホリの費用を抑えたい方におすすめの都市です。

日本人は少ないので、なるべく日本語を使わず現地の文化を体感したい方にもおすすめですよ。

モントリオールの基本情報

気候/気温 夏は暖かく長い。冬は非常に寒く、風が強く、雪が多い。
7月 最高26℃/最低17℃
1月 最高-5℃/最低-12℃
アクティビティ クルーズ・ジップライン
交通手段 バス(STM)・地下鉄・鉄道(REM)・タクシー・サイクルシェア

ウィスラー

ウィスラーは、冬季オリンピックの会場となったことがある、世界的に名高いスキーリゾートです。
ヨーロッパやオーストラリアから、ウィンタースポーツを楽しむために、多くの人が訪れます。

夏はハイキングやラフティングなどのアウトドアが楽しめ、年間を通して大自然と触れ合うことができます。

リゾート地なので、ホテルや飲食店が多く、英語が得意ではない方もできる仕事があり、ワーホリ参加者が仕事を探しやすいのが特徴です。

アコモデーション(宿泊施設)付きの仕事が多いので、家探しに苦労することも少ないでしょう。
働いている人が多国籍なので、多様な国の文化を体感できるのもメリットです。

ウィスラーの基本情報

気候/気温 夏は暖かく、乾燥する。冬は非常に寒い。
8月 最高24℃/最低9℃
12月 最高0℃/最低-5℃
アクティビティ スキー・スノーボード・ラフティング・カヌー
交通手段 バス・タクシー

ウィニペグ

ディズニーアニメの名作、クマのプーさんのモデルとなったクマ「ウィニー・ザ・プー」の誕生の地として知られるウィニペグ

ウィニペグには日本人が少なく、カナダのワーホリの穴場と言える都市です。語学学校にも日本人生徒は非常に少ないため、日本語を使わず英語のみで過ごし、英語力を上げたい方におすすめですよ。

求人は比較的多いのですが、リゾート地のような英語が苦手でもできる仕事は多くありません。

日系のお店も少ないので、ウェスラーで働くためにはしっかりとした英語力が必要です。英語力が高ければ、オフィスワークも可能ですので、ぜひチャレンジしてみてください!

ちなみにウィスラーがあるマニトバ州には、マニトバ州ノミニープログラム(Manitoba Province Nominee Program、 MPNP)があり、永住権が取りやすいと言われています。

興味がある方は、永住権取得のサポートを行っている留学エージェントやビザ申請代行業者に相談してみましょう。

ウィニペグの基本情報

気候/気温 夏は暖かく、冬は非常に寒く、雪が多く、風が強い。
7月 最高26℃/最低16℃
1月 最高-10℃/最低-18℃
アクティビティ フィッシング・カヌー・パドリング・スノーシューイング・フォーキング
交通手段 バス・タクシー

バンフ

バンフは、バンフ国立公園内にあり、カナディアンロッキーの雄大な自然を楽しめる、世界的に有名なリゾート地です。

冬はスキーなどのウィンタースポーツ、夏はハイキングやサイクリングで大自然を満喫できます。

小さい街ですが、観光地なのでホテルや飲食店、ショッピング街などが充実しているので、繁忙期の夏に仕事を見つけやすいです。ツアーガイドの求人もありますよ。

ただし、観光地なので賃貸物件が少なく、住まいを見つけるのは少し苦労するかもしれません。宿泊施設を提供してもらえる仕事を探すのも一つの方法です。

また、観光客向けの価格になっているため、物価が高いのもデメリットです。

バンフの基本情報

気候/気温 夏は快適、冬は非常に寒く、雪が多い。
7月 最高21℃ 最低8℃
12月 最高-5℃ 最低-14℃
アクティビティ スキー・スノーボード・ハイキング・サイクリング・ロッククライミング・ラフティング
交通手段 バス・タクシー

ユーコン準州

ユーコンは、カナダ北西部にある準州です。クルアニ国立公園を始めとする国立公園や国定史跡が複数あり、大自然が広がっています。

ユーコンで有名なのはオーロラです。8月末から4月半ばまで、このほかに類を見ない美しい天体ショーを鑑賞できます。

州都はホワイトホースです。求人の多くがホワイトホースに集まりますので、仕事をしたいならホワイトホースで探すのがおすすめです。

観光地で世界中から旅行者が訪れるため、ホテルや飲食店、土産物店などの求人があります。
観光のハイシーズンは6~9月なので、4~5月頃からが求人が多くなる時期です。この時期に仕事を探すと見つかりやすいでしょう。

ただ、日本人が少なく、日本食レストランなど、日本語をいかせる仕事はたいへん少ないです。
英語に自信がない方は英語力をつけてから渡航するか、現地の語学学校である程度の英語力をつける必要があります。

ユーコンは観光地であること、またその立地から輸送コストがかかることなどから、物価が比較的高めです。しかし、消費税がほかの州より低いという利点もあります。

ユーコンの基本情報

気候/気温 夏は涼しく短い。冬は長く、厳しい寒さ。
7月 最高 20℃ 最低9℃
1月 最高 -11℃ 最低-18℃
アクティビティ オーロラ鑑賞・ハイキング・キャンプ・ラフティング
交通手段 バス・タクシー

参考)NUMBRO,Immigration.ca,RETAIL COUNCIL OF CANADA

カナダのワーキングホリデーのメリット

カナダのワーキングホリデーにはさまざまなメリットがあります。ここでは、5つのメリットについてご説明しましょう。

カナダのワーキングホリデーのメリット5つ

  • 移民が多いからさまざまな国の英語に触れられる
  • 労働環境が良く働きやすい
  • 日本より時給が良く貯金できる人もいる
  • 治安が良いので海外生活が初めての人にも住みやすい
  • アメリカや南米などが近く気軽に海外旅行に行ける

移民が多いからさまざまな国の英語に触れられる

カナダは、世界中から人々が集まる移民大国です。ネイティブの人が話す英語だけでなく、様々な国から来た非ネイティブの人の英語に触れる機会があります。

また、多様な国籍の人と関わることは、異文化理解につながり、国際感覚を磨くことにも役立ちます。

ワーホリが終わったら、海外で暮らす人もいれは外資系企業に勤める人もいると思いますが、様々なバックグラウンドを持つ人々とのコミュニケーション経験は、きっと役に立つはずです。

労働環境が良く働きやすい

カナダでは労働者が一定の生活ができるよう、最低賃金が定められています。

労働時間は基本的に1日8時間と決まっていて、それを超えた場合は残業代が支払われます。

雇用主は、1日の労働時間が8時間を超える場合は1.5倍、12時間を超える場合は2倍の超過勤務手当を支払わなければなりません。

このような決まりがあると、労働者も働きやすいですよね。

しかし、この決まりを守っている雇用主ばかりではありません。トラブルを避けるため、働く前に労働条件をしっかりと確認し、雇用主とよくコミュニケーションをとることが重要です。

日本より時給が良く貯金できる人もいる

カナダでは、日本より時給が良いので、ワーホリで働いて得たお金を貯金できる人もいます。

ワーホリでは、アルバイトとして最低賃金で働く場合が多いので、まずは最低賃金の時給について日本とカナダを比べてみましょう。

カナダの最低賃金は、州によって違い、どの州も日本の最低賃金より高いです。

時給にすると、東京の最低時給は1,113円ですが、バンクーバーでCA$17.40(2,018円)、トロントでCA$16.55(1,920円)と東京の1.5倍以上の金額です。

※2024年7月現在

さらに、サービス業ではお客さんからチップがもらえ、ほとんどのお店で自分の収入にできるので、もっと稼げることもあります。

こうして収入だけを見ると、楽に貯金できそうですが、貯金するのはそう簡単ではありません。
カナダの物価は日本より非常に高いです。特に家賃と外食費が年々上がっています。

貯金できる人は、シェアハウスに住んで家賃を減らしたり、外食せず自炊したりして、支出を抑えています。

また、英語力が高ければ時給が高い仕事を選ぶこともできますので、貯金したい方はある程度英語力をつけてから出発すのが良さそうです。

比較的治安が良い国である

カナダは世界的に見れば治安がいい国なので、留学先として安心です。

ただし、海外であることを忘れてはいけません。治安がいいとはいえ、犯罪発生率は日本の約12倍なので、十分な注意が必要です。

夜間の一人歩きを避け、多額の現金を持ち歩かないようにしましょう。また、空港やホテル、レストランでは置き引きやスリが多発しています。

レストランなどでバッグを足元や近くの椅子に置いたりせず、貴重品は必ず身につけるようにしてください。

参考)外務省カナダ安全対策基礎データ

アメリカや南米などが近く気軽に海外旅行に行ける

カナダ国内には、カナディアンロッキーナイアガラの滝など、一度は行ってみたい観光地が多くあります。

さらに、アメリカや南米などが地理的に近いので、安く、短時間で海外旅行を楽しめます。

バンクーバーからシアトルまでは車で約3時間、トロントからニューヨークは飛行機で約1時間半という近さです。ヨーロッパも日本から行くより近いので、気軽に行けますよ。

カナダのワーキングホリデーのデメリット

日本人の若者に人気のカナダのワーホリですが、メリットばかりではありません。デメリットもよく確認して、理解してからワーホリに参加しましょう。

日本人が多いので英語を使う努力が必要

カナダは日本人のワーホリや留学先として人気の国です。2022年の国別日本人留学生数は、アメリカに次ぐ第2位です。

参考)日本学生支援機構

語学学校やアルバイト先に日本人がいると、つい日本語で話してしまい、せっかくカナダにいるのに英語がなかなか上達しない、ということもありえます。

英語の上達を求めるなら、日本人が少ない語学学校を探したり、なるべく日本人以外の友達を作ったりと、英語を使う環境を自ら作りましょう。

また、バンクーバーやトロントなど、日本人が多い都市は避け、日本人が少ない街に住むのも一つの方法です。

しかし、日本人が少ない街では、日本語を活かせる仕事があまりないですし、何かあった時に頼れる日系コミュニティが少ないので、その点を考慮しておきましょう。

ワーホリの期間は1年限りで延長できない

カナダのワーホリの有効期限は1年間です。それ以上カナダに滞在したいと思っても、ビザを延長することはできません。

語学学校に通い、アルバイトをし、旅行をしていたらあっという間にワーホリの期間が終わってしまいそうですね。

もっと長くカナダに滞在したいと思ったら、ワーホリの期間は延長できませんが、ビザを切り替えることは可能です。

ワーホリビザから学生ビザ、観光ビザへの切り替えは、オンラインでカナダ国内から申請できます。ワーホリビザが切れる前に時間の余裕を持って申請してください。

また、2回目のワーホリができる「RO(Recognized Organization)ワーホリ」という制度があります。(詳細は後述しています。)

18歳から35歳までの方なら、この制度を使えばもう一度カナダのワーホリに参加できるので、検討してみてください。

都市によっては冬の寒さが厳しい

カナダと言うと、「寒い国」というイメージがありますよね。確かに冬は日本より寒い所が多いです。

山岳地帯はもちろんのこと、都市部でも冬は氷点下になる所が多いんです。ワーホリや留学に人気のトロントやモントリオールなどでも冬の寒さが厳しく、マイナス30度になることもあります。

しかし、カナダでは防寒のための設備が整っているので、日本のように室内で寒さを感じることは少ないです。

冬の寒さが心配な方は、気候が温暖なバンクーバーやビクトリアなどの西部エリアがおすすめですよ。

冬の最高気温は5℃~10℃、最低気温は1℃~3℃で、日本の東京に近い気候です。雪も少ないので、寒さが苦手な方は、西部エリアを検討してみてください!

カナダのワーホリとイギリス・オーストラリアとの比較

カナダ以外にも、オーストラリアなどワーホリを実施している国があります。
「カナダよりもイギリスやオーストラリアの方がよいのでは?」「どこの国がいいかな?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

それぞれの国の魅力やデメリットを比較しましたので、もしワーホリ先の国選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください!

カナダ・イギリス・オーストラリアのワーホリ制度比較一覧

カナダ イギリス オーストラリア
滞在期間 最長1年間 最長2年 最長3年間
※条件あり
定員 6,500人 6,000人 制限なし
就労制限 なし なし 同一雇用主の元では6か月まで
就学制限 6か月まで なし 4か月まで
ビザ申請時期 ・前年の12月から受付
・抽選
・1月から受付
・先着順
通年
ビザ申請時にかかる費用 C$357
(約41.400円)
£1,850
(約37万円)
AU$650
(約68,900円)
最低賃金(時給)
※東京は1,113円
※2024年7月時点
C$17.40
(約2,020円)
※州によって異なる
£11.44
(約2,280円)
※23歳以上
AU$24.10
(約2,580円)
回数 1回
※ROワーホリで2回目可能
1回 3回まで可
※条件あり

※ワーホリプログラムの制度は頻繁に変更されるため、最新情報は各国の政府公式サイトで確認するか、留学エージェントにご相談ください。

滞在期間について

滞在期間について、カナダは1年間、イギリスは2年間、条件なしで滞在できます。オーストラリアは、政府が指定する仕事(農業など)を行うと、最大3年まで延長できます。

実際に行ってみると、やはり1年間はあっという間という方が多いです。長く海外生活を楽しみたい方は、カナダよりもイギリスやオーストラリアがいいでしょう。

定員数について

カナダのワーホリの定員は6,800人で、例年10月くらいに満席となり、募集が締め切られることが多いです。カナダのワーホリに参加したい方は早めのビザ申請をおすすめします。

イギリスは2024年に定員が4倍増となり、非常に参加しやすくなりました。

オーストラリアは定員がありません。ビザの申請は通年で受け付けており、時間もあまりかからないので、思い立ったらすぐに行けるというメリットがあります。

最低賃金について

最低賃金は、どの国も東京より高いです。しかし、物価も高いので、どの国に住んでも日本より余裕を持った生活ができるかと言うと、そんなことはありません。

どの国でも、ワーホリに参加した人たちはシェアハウスや自炊で節約して暮らしています。

高い英語力がある方は、最低賃金以上の給料で働けますので、稼ぎたい方は英語力をつけてから渡航することをおすすめします。特にイギリスは、中級以上の英語力を求められる仕事が多いので、しっかり勉強しましょう。

また、3ヶ国とも最低賃金は上昇傾向ですので、最新情報を確認してくださいね。

ビザ申請について

ビザの申請費用を見ると、カナダはイギリスやオーストラリアに比べて申請費用が少ないです。オーストラリアとは僅差ですが、イギリスは申請費用だけでも37万円とかなり高額になるため、カナダの申請費用が安く感じますね。

ワーキングホリデーに参加できる回数は、カナダとイギリスは1回のみ参加が許されています。

ただしカナダにはROワーホリという、すでに通常のワーホリに参加した方でも申し込めるワーホリ制度があります。

ROワーホリは2回参加できるので、カナダでは合計で最大3回ワーホリの申請ができます。

オーストラリアは、3回までワーホリに申請できます。2回目、3回目の申請は、前回のワーホリで政府指定の地域で一定期間働いていることが条件です。

気候について

ワーホリは長期滞在になるので、気候もしっかりと確認しておきましょう。

カナダの冬の寒さは、ほかの2つの国とは比較になりません。屋内は快適な温度に保たれていますが、外は氷点下になります。寒さに弱い方には合わないかもしれませんね。

イギリスは、天気が変わりやすく、雨が多い気候です。折り畳み傘や撥水加工してあるパーカーなどが役立つでしょう。

オーストラリアは、季節が日本と真逆になります。渡航してしばらくは健康管理に気をつけてください。

住みやすさはカナダがNo.1

ここまで、3つの国のワーホリ制度や国の特徴について比較しました。

カナダは冬の寒さが厳しいというデメリットはあるものの、移民が多く、親切な国民性や日本人が多いことから、たいへん住みやすいと言えると思います。

イギリスは、最長で2年間、条件なく滞在できる点が一番の魅力です。物価、特に家賃が高く、賃貸物件が少ないのが難点です。

オーストラリアは、条件はありますが3回までワーホリ申請ができるため、最大で3年間滞在できます。ビザの取得も3つの国の中では容易なので、出発まで時間がない方でも渡航しやすいでしょう。

あなたの性格やワーホリの目的を考えて、マッチした国でワーホリを楽しんでくださいね!

カナダのワーキングホリデーはいくら必要?費用の相場

カナダのワーキングホリデーにかかる費用はいくら必要なのでしょうか?

ここでは語学学校に3ヶ月通い、残りの9ヶ月間アルバイトをした場合に想定される費用と、収入について解説します。

少ない予算で出発すると資金が尽きてしまい、最悪の場合、ワーホリ期間を残して日本に帰国することになるかもしれません。

カナダのワーホリの費用を事前に把握して、金額に余裕を持って準備しましょう。

カナダのワーホリに必要な1年間の最低費用はどれくらい?

カナダに1年間ワーホリで滞在し、3ヶ月間語学学校に通った場合の最低費用を計算しました。

なお、宿泊する都市や通学する語学学校、ライフスタイルによって費用は大きく異なります。大まかな目安として参考にしてください。

カナダワーホリ(1年間)最低費用例

項目 費用
ビザ申請時にかかる費用
(IEC参加料、ワークビザ申請料、バイオメトリクス)
約4万円
海外保険 約12万円
生活費
(住居費、食費、交通費、通信料など)
約156万円
(13万円×12ヶ月)
航空券(往復) 約10万円
語学学校の費用(3か月) 約40万円
合計 約222万円

※ カナダに1年間滞在し、3ヶ月語学学校に通う場合の最低費用

※ 1CA$116円で計算

1年間、ワーホリでカナダに滞在し、3ヶ月語学学校に通うと、費用総額は約222万円です。ここからは費用の内訳について説明します。

ビザ申請費用

カナダのワーホリビザを申請するには、費用がかかります。

カナダのワーホリビザ費用の内訳(合計CA$357)

  • IEC(カナダのワーホリ)参加料CA$172
  • ワークビザ申請料CA$100
  • バイオメトリックス(生体認証)CA$85

日本円にすると、合計約4万円です。このほか、ビザ申請時には、生活の資金としてCA$2,500の貯金があることを証明する必要があります。

海外保険の保険料

カナダのワーホリに参加するには、自分で医療保険に加入しなければなりません。

一般的な海外保険は、病気やけが、盗難などを補償してくれます。申し込む前に契約内容をしっかり確認しましょう。

病気などはカバーできても、歯科治療は保障の範囲外のことが多いので、カナダのワーホリに出発する前に虫歯を治療しておくといいですね。

語学学校の学費

語学学校の授業料は費用の多くを占めるため、語学学校に行かない予定の方もいると思います。

英語力に自信があり、カナダに知人がいるなど、カナダでの生活に不安がない方は、語学学校なしでも問題ないでしょう。

しかし英語力が心配な方や、カナダに知人がいない方、初めてカナダに行く方は、語学学校に通うことをおすすめしたいです。

英語ができない方は、語学学校でしっかり英語力をつけてから働く方が、より時給が高い仕事を見つけやすいからです。

また、語学学校では学生寮やホームステイ先を紹介してくれる所が多いので、最初の滞在先がスムーズに決められます。

知人が1人もいないカナダ生活で、語学学校に通うと友人ができやすいのも利点ですよね。スタッフや友人から部屋探しや仕事探しの情報を得られることも多いです。

以上の点を考えると、費用はかかりますが、語学学校に通うメリットは非常に大きいので、1~3ヶ月は語学学校に通学することをおすすめします。
カナダに語学留学を短期間で行い、そのあと改めてワーホリビザでカナダに入国するのも方法の一つです。

このように1年間カナダでワーホリをすると、大変大きな金額が必要なことがわかりました。

しかし、渡航前に全ての費用を準備する必要はありません。カナダのワーホリでは現地で働き、得た収入を生活費にあてられるからです。

では、カナダに発つ前に準備しておきたい初期費用はいくらなのでしょうか。次の項では、カナダのワーホリに参加するための初期費用について解説します。

カナダのワーホリの初期費用はいくら必要?

カナダのワーホリで渡航前に必要と考えられる初期費用は、約105万円です。

カナダのワーホリで必要な初期費用

項目 費用
ビザ申請時にかかる費用
(IEC参加料、ワークビザ申請料、バイオメトリクス)
約4万円
3か月分の生活費
(住居費、食費、交通費、通信料など)
約39万円(13万円×3ヶ月)
航空券(往復) 約10万円
海外保険(1年分) 約12万円
語学学校(3ヶ月) 約40万円
合計 約105万円

※1 カナダドル116円で計算

生活費は3ヶ月分を用意しておくと安心です。ワーホリビザ申請時に、CA$2,500の預金証明が必要なので、こちらを生活費に充てるとよいでしょう。

ただ、CA$2,500は日本円で約29万円です。(1カナダドル116円で計算)

カナダでの生活のしかたによっては2ヶ月程度でなくなってしまうことも考えられます。

仕事がスムーズに決まればよいですが、なかなか見つからない場合もあるので、可能なら上記以上の金額を準備しましょう!

カナダのワーホリ費用を節約する方法

カナダのワーキングホリデーは、現地で働いて収入を得られるとはいえ、初期費用であったり、生活費だったりとたくさんのお金がかかります。

できれば、できるだけ費用をかけずにワーキングホリデーに行きたいですよね。

そこで、ここではカナダのワーホリ費用を節約する具体的な方法を紹介します。全てを実現するのは難しいかもしれませんが、できることから実践してみましょう。

カナダ現地の保険を利用する

国内の保険会社より、カナダ現地の会社の保険や、海外の保険会社が提供する保険の方が保険料を安くできます。

英語ができる方は、ホームページ等を通してカナダ現地の保険を探してみるとよいでしょう。ただし、日本の保険会社と比べると契約内容や申込方法がわかりにくいことがあります。

また、ビザを申請する際にカナダに滞在する期間分の医療保険に加入することが義務付けられています。つまり、現地に行ってから保険に入るのではなく、出発前に加入手続きが必要ということです。

海外旅行保険について不安な方は、留学エージェント等に相談してみるのも方法のひとつです。

手配は自分でする必要があるかと思いますが、どんな保険があるか、他の人はどうしているかなど情報が得られるかもしれません。

LCCや乗り継ぎ便を利用する

渡航にはLCCの格安航空券を利用するのがポピュラーな節約方法です。

また、海外の空港での乗り継ぎに不安がなければ、直行便ではなく乗り継ぎ便を利用すると飛行機代を安くできます。
カナダ行きは中国経由やアメリカ経由の便があり、時間はかかりますが、その分航空券の値段は安くなりますよ。

また、航空券は時期によって価格が変動します。カナダへの便が一番安いのは11月~12月中旬です。

この時期に渡航するようにワーホリのスケジュールを組むと、渡航費の節約になるでしょう。

外食費・家賃を節約する

カナダに滞在中は、生活費の節約を心がけましょう。カナダで日本より高いのが外食費と家賃です。

レストランで食事をすると1回で3,000円程度かかってしまうので、できれば自炊するようにしましょう。

家賃については、節約のためにルームシェア(シェアハウス)をする人が多いです。

ルームシェアをすると、ひと月の家賃が7万円~8万円くらいになります。アパートで1人暮らしをするよりも月に数万円の節約になりますよ。

カナダのワーキングホリデーでいくら稼げる?仕事や収入

カナダのワーホリに行くためには、たいへんお金がかかることがわかりました。

しかしワーキングホリデーのビザで入国した人は仕事をして、収入を生活費の足しにできます。

カナダのワーホリではどんな仕事があるのか、どれくらいの収入が得られるのかを調べました。

カナダのワーキングホリデーにはどんな仕事がある?

カナダのワーキングホリデーでできる仕事はたくさんあります。

カナダのワーホリでできる仕事例

  • 日本食レストラン、日系カフェ、ラーメン屋のスタッフ
  • 現地カナダのレストランやスタバなどカフェのスタッフ(バリスタ)
  • アパレルショップ、花屋、パン屋などの店員
  • ホテルスタッフ
  • ファームでの仕事(農業)
  • ツアーガイド
  • 美容師、ネイリスト、マッサージ(エステ)などの美容系
  • 日系企業やローカル(現地)企業でのオフィスワーク

レストランやカフェスタッフといった、幅広い人がチャレンジできる仕事から、美容師など資格が必要な仕事まで種類は様々です。

では、これらカナダのワーホリでできる仕事について、その詳細や求められる英語力を解説します。

日本食レストラン、日系カフェ、ラーメン屋のスタッフ

日本食レストランや抹茶カフェ、日本人が経営しているお店では、日本人の求人が多く、英語に自信がない方も働ける所が多いです。

スタッフに日本人が多いので、日本語でコミュニケーションがとれますし、まかない付きなら食費も節約できます。カナダで初めての仕事におすすめです。

また調理師の免許を持っている人や、日本の飲食店で勤務経験があるとより採用につながりやすいので、日本での経験を存分に活かしましょう。

現地レストランやスタバなどカフェのスタッフ(バリスタ)

日常会話程度の英語ができるようになったら、現地のレストランやカフェなどの飲食店スタッフとして働けます。常に求人が出ているので、見つけやすい仕事です。

都市部ではスターバックスなどのおしゃれなカフェが多く、カフェで働く日本人も増えています。

バリスタは人気の職種ですが、求人も多いのであきらめずに挑戦してみてください!

ちなみに、カナダのスクールにはカフェで働くための英語学習コースもあります。

カナダでバリスタの経験をしっかりと積みたい方で、英語の事前学習もしたい方は、通常の語学学校よりも専門のスクールに通うほうが必要なスキルを効率よく習得できるでしょう。

コース修了時には推薦状を書いてくれるところもあるので、学校のカリキュラムを一度調べてみることをおすすめします。

アパレルショップ、花屋、パン屋などの店員

アパレルショップや花屋さん、パン屋のスタッフも求人があります。接客をするので、中級以上の英語力が必要です。

以前に仕事の経験があると優遇されることが多いようです。

ホテルスタッフ

都市部からリゾート地まで、カナダの広い範囲で求人がある仕事です。

小規模なホテルはスタッフの人数も少ないため、仕事の範囲が広く、さまざまな業務を任される傾向にあります。一方、大規模なホテルでは担当の仕事を決められることが多いです。

任される仕事は英語力が大きく関係し、英語力があればフロントや接客業務ができる可能性が高く、英語力があまりないと、清掃やベッドメーキングといった裏方の仕事を任される可能性があります。

カナダのリゾート地では、アコモデーションと呼ばれる宿泊施設(寮やアパート)を提供してもらえる求人が多く、安い価格で住めます。

しかし部屋が狭かったり、相部屋だったりと、人によっては住みにくく感じる場合があります。事前に契約内容をよく確認してください。

ファームでの仕事(農業)

カナダには多くのファーム(農園・農場)があり、そこで働くことも可能です。特にカナダの場合は、ワイナリーなどの果樹園で収穫(ピッキング)の仕事が多いようです。

馬を飼っているファームでは、乗馬体験(有料)ができる所もあります。有給で働くこともできますが、農業ボランティアとして、働く代わりに宿泊場所と食事を提供してもらうファームステイも人気です。

農業ボランティアを検討している方は、農業ボランティアを紹介する世界的機関 WWOOF(Worldwide Opportunities on Organic Farms)のホームページをチェックしましょう。登録料が必要ですが、こちらを利用すると、自分でファームを探せますよ。

ツアーガイド

カナダには観光地が多いので、ツアーガイドの求人も多いです。未経験の場合は研修を必須としていたり、運転免許証を3年以上保持していることを条件にしたりしている会社が多いです。

お客さんを観光地に案内するので高い英語力や体力、責任感が求められます。

美容師、ネイリスト、マッサージ(エステ)などの美容系

日本で美容師やネイリストの資格や経験がある方は、その経験を活かしてカナダで働くことができます。

カナダでは日系の美容室やネイルサロンが人気で、店舗も年々増えており、それに伴って求人も増えています。

また日本での技術があると、採用の際に優遇される傾向があります。「日本人は手先が器用で作業が丁寧」というイメージがあるため、美容業界で歓迎されることが多いようです。

現地のお客様とのコミュニケーションが必要となるため、英語のスキルは必須ですが、カナダ在住の日本人がお客様として来店することも多く、楽しく仕事ができる職種でもあります。

日系企業やローカル(現地)企業でのオフィスワーク

TOEIC700点~800点の英語力を持ち、コミュニケーション力もある方なら、ワーホリでオフィスワークにつける可能性もあります。

逆に英語力がないと日本企業でもカナダの現地企業でも、オフィスワークは難しいでしょう。

ここまで、カナダのワーホリでできる仕事を紹介しました。カナダのワーホリは1年間という短い期間なので、雇用はアルバイトという形になります。

労働時間は週に40時間という基準はありますが、制限はありません。ですから、40時間以上働けますし、パートタイムだけでなく、フルタイムでも就労できますよ。

ダブルワークも可能で、仕事を掛け持ちし、収入をアップさせている方もいます。

カナダワーキングホリデーでの仕事探しの方法

仕事探しは、ワーホリでカナダに行く方の大きな心配事でしょう。ここでは、カナダでの仕事探しの方法を紹介します。

働き先を見つけるのは、欠員があるかなど、タイミングに左右される部分も多いので、すぐにあきらめずに根気よく挑戦してくださいね!

ちなみにカナダでは、経験者を優先的に採用する所が多いです。今までの経験を活かせるお仕事を中心に探してみましょう。

求人サイトやアプリを使って探す

最も手軽に仕事を探せるのが、求人サイトやアプリを使った方法です。日本にいるうちにどんな仕事があるのか探してみるのもいいですね。

求人サイトには日本人向けのサイトと、現地の人も使うローカルサイトがあります。日本人向けのサイトは、日本食レストランなど英語があまりできなくてもできる仕事が探しやすいです。

日本人向け求人サイト

サイト 特徴
jpcanada.com カナダの主要都市の求人情報以外にも、ワーホリ中の人が情報交換する掲示板があり、現地の情報を得たり、質問したりできる
e-Mapleカナダ 求人のほか、部屋探しや中古品の売買ができるサイト
ワーホリシロップ バンクーバーとトロントの求人が掲載されている

日本語で仕事を検索できるので、英語が得意でない方にも便利です。日系の企業や店の求人が多いですが、現地カナダの店や企業の求人もあります。

ローカル(現地)の求人サイト

サイト 特徴
jobbank カナダ政府が運営する求人情報提供サイトで安心
ワーホリなど一時滞在の外国人向けの求人は、「Temporary Foreign Workers(外国人一時労働者)」から検索可能
indeed カナダで最大の求人サイトの1つ
過去に働いたことがある人の口コミが見られる

現地カナダの人も利用するので、求人情報は英語で記載されています。問い合わせや面接もすべて英語で行います。

新聞やフリーペーパーの求人広告で探す

カナダでは街のいたる所に新聞やフリーペーパーが置いてあるので、その求人広告を見て応募する方法があります。

日本食レストランには日本語のフリーペーパーを置いていることがあるので、渡航間もない場合はそちらを利用するのもいいですね。

店に直接レジュメ(履歴書)を持っていく

レジュメを用意して、自分から働きたい店に持っていく方法です。求人募集の貼り紙がなくても、欠員があれば雇ってもらえるチャンスがあります。

気に入った店があったらチャレンジしてみてください。

語学学校の仕事探しワークショップやサポートを利用する

ワーホリに対応している語学学校では、履歴書の書き方や仕事探しのワークショップを実施しています。

ワークショップがなくても、スタッフがワーホリに関するサポートをしてくれる語学学校もあります。

仕事探しが心配な方は、ワーホリのサポートが手厚い語学学校を選ぶと安心です。

街の掲示板で探す

カナダの商業施設やコミュニティセンター、日本食レストランには、求人情報などを掲載した掲示板を設置している所が多いです。

語学学校の掲示板にも求人情報を掲載していることがあります。

開示版にはルームシェアや中古品売買の情報が掲載されていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。

友人や知人の紹介

カナダでは、友人や知人の紹介で仕事を見つけるのは一般的な方法です。
雇用する側にとって、誰かわからない人よりも、従業員が紹介してくれた人の方が採用しやすいですよね。

また、ワーホリでカナダに来ている人はビザの期限が決まっているので、次に仕事をしてくれる人を探しているケースが多いんです。

語学学校のスタッフや友人、ホストファミリー、知人などに「仕事を探している」と伝えておくと、ひょんな所から仕事が舞い込む可能性がありますよ。

カナダのワーキングホリデーでアルバイトをする場合の時給

カナダのワーホリで働く場合、特別なスキルがない限り最低賃金での労働になるのが現状です。

ただ、最低賃金は日本の1.5倍程度の金額ですし、サービス業ならチップ収入も得られます。また、カナダの最低賃金は年々上昇の傾向にあります。

ここでは、ワーホリに人気の都市の最低時給をご紹介しましょう。

カナダでは、最低賃金は州によって異なります。最低賃金が高い都市は物価も高い傾向にありますので、都市選びの際には注意してくださいね。

カナダのワーホリの最低時給(都市別)

都市名 最低時給
バンクーバー CA$17.40(2,018円)
トロント CA$16.55(1,920円)
ビクトリア CA$17.40(2,018円)
モントリオール CA$15.75(1,827円)
ウィスラー CA$17.40(2,018円)
カルガリー CA$15.00(1,740円
ウィニペグ CA$15.30(1,775円)
2024年10月よりCA$15.80
バンフ CA$15.00(1,740円)
ユーコン準州 CA$17.59(2,040円)

※2024年7月の情報です。

参考)RETAIL COUNCIL OF CANADA

カナダのワーホリで貯金できる?稼げる給料(月収・年収)はどれくらい?

カナダのワーホリで最も人気がある都市、バンクーバーにて最低賃金でアルバイトをした場合の収入を計算してみました。

3ヶ月間語学学校に通った後、残りの9か月間アルバイトをすると、チップを除いた収入は約175万円です。

バンクーバーのワーホリ収入例

給料 月収 CA$2,088 (約24万円 )※1日6時間、週5日働いた場合
年収 CA$18,792 (約218万円)
所得税 約43万円(税率20%で計算)
差引残高 約175万円

※ 1CA$116円で計算

※ バンクーバーで9ヶ月間、最低賃金で働いた場合の収入

※ サービス業の場合このほかにチップ収入あり

レストランやカフェ、美容師などのサービス業の場合は、時給による収入のほかにチップをもらえることが多いです。

チップはお客さんが「いいサービスを受けた」と思った際に、お客さんから直接いただけるお小遣いのようなもので、仕事の仕方次第では、通常の収入プラスαのお金を稼ぐことが可能です。

職場にもよりますが、チップ収入だけで月に10万円以上になる人もいます。仮に月5万円でもチップ収入があると、9ヶ月間の最低賃金の時給収入+チップ収入で、収入が約222万円(税金を引いた金額)。

222万円あれば、カナダのワーホリにかかる最低金額は賄えそうです。

注意したいのは、高額なチップは美容師といった専門技術がある人や、高級レストランで勤務をした人が得られる可能性が高いという点です。誰でも働けるカジュアルな飲食店などの仕事では高額なチップは期待できません。

また、チップは必ずしももらえるものではありませんし、金額も不安定です。チップ収入を当てにして資金計画を立てると、計画通りにいかないこともあります。

チップはあくまで臨時収入として考えて、時給収入をベースに資金計画を立てましょう。

カナダのワーホリで払い過ぎた税金が戻ってくる「タックスリターン」

カナダのタックスリターンとは、日本で言う「確定申告」のことです。この手続きをすると、払い過ぎた税金を返してもらえます。

ワーホリでアルバイトをした方は、返金されることが多く、数百ドル以上返ってくることもあるので、忘れずに申請してください。

前年の1月から12月の分を、4月末日までに申請します。毎年、1月末くらいから郵便局などに「T1 General」という申請書が置かれるので取りに行きましょう。

提出書類は、申請書と、T4と呼ばれる職場からもらう源泉徴収票です。

通常、申請して4~6週間後に、払戻金の小切手が郵送されます。申請の際に銀行口座を指定しておけば、口座に振り込んでもらうこともできます。

参考)カナダ政府公式サイト

カナダのワーホリ準備の流れ

カナダのワーホリに参加することを決めたら、早速準備を始めましょう!

「何から始めたらいいか分からない!」という方は、まずはここでご紹介する大まかな準備の流れを把握してください。

ぜひ参考にして、あなたの渡航時期に合わせて、あなたのスケジュールを立ててくださいね。

カナダのワーホリ準備の流れ

  1. ワーキングホリデーのビザを申請する
  2. 語学学校、滞在先、航空券、海外旅行保険の手配
  3. カナダのワーホリに必要な持ち物を準備する
  4. 海外転出届を提出する(任意)
  5. カナダへ出発!
  6. カナダに着いたらワークビザとSINを取得する

1. ワーキングホリデーのビザを申請する

渡航の3~6ヵ月前になったら、ビザの申請を行いましょう。

カナダのワーホリビザの有効期限は1年間です。発給から1年以内にカナダに入国すればよいので、余裕を持って早めに申請するのがおすすめです。

なお、カナダのワーホリの募集は前年の12月にスタートします。

すでにお伝えした情報ではありますが、カナダのビザ発給は定員があります。毎年10月頃に埋まることが多いので、ワーホリに行くと決めたら、すぐにビザ申請するのがベストです。

なおビザの申請はミスがあると受理されません。語学学校選びや滞在先の手配、安い航空券探しやおすすめの海外保険選びなど、ワーキングホリデーの準備はたいへんな時間と労力がかかります。

カナダのワーホリビザ申請の詳しい手順は次の項で解説します。

2. 語学学校、滞在先、航空券、海外旅行保険の手配

ビザが発給されたら、語学学校、滞在先、航空券、海外旅行保険の手配をします。

ビザ申請に続いて手間のかかる大変な作業ですが頑張りましょう!

海外旅行保険は、カナダ入国の条件になっていますので、必ず加入します。ワーホリ期間をすべてカバーすることに気をつけて手続きしてください。

なお、ビザ申請も含めて、各種手配を自分で行うことはもちろん可能ですが、やることが多くて大変です。

初めてワーホリに行く方や、英語に少し不安がある方は留学エージェントを利用した方が、ワーホリに行くまでの手続きがスムーズになるでしょう。

基本的には、どの留学エージェントもビザ申請のサポートや、語学学校・滞在先の手配をしてくれます。
カナダのワーホリに対応している留学エージェントも比較的多いので、いくつか相談してみて印象が良かったところに手配を依頼するとよいですよ。

3. カナダのワーホリに必要な持ち物を準備する

カナダでの生活に必要な持ち物を準備します。クレジットカードは、申し込んで手元に届くまでに時間がかかるので、出発の1ヶ月前には手続きをしましょう。

風邪薬や胃腸薬などの常備薬は、必ず持っていくことをおすすめします。

寒いカナダではダウンジャケットが役立ちますが、日本のものは機能面で劣る場合があります。冬にカナダ入りするのでなければ、現地で安く暖かいダウンジャケットを購入してもいいと思います。

4. 海外転出届を提出する(任意)

海外で長期間生活する場合、海外転出届を提出します。

海外転出届を提出すると、日本に居住していないことの証明になり、国民健康保険料や国民年金、住民税の支払い義務がなくなります。

なお1年以上海外に住む場合は、海外転出届を提出する必要がありますが、1年未満の人は必須ではありません。

カナダのワーホリ期限は1年とあって、1年以内に帰国する人も多いでしょう。

ですから、必ずしも提出する必要はありませんが、カナダにいる間も日本の保険料、年金、住民税の支払いが必要になるため、海外転出届を出すかどうかよく検討する必要があります。

5. カナダへ出発!当日慌てないように入念に準備する

いよいよカナダへ出発です。飛行機の出発時刻の2時間前には空港へ到着し、搭乗手続きを済ませましょう。

長期滞在になる場合、荷物が多くなる傾向にあります。当日荷物が多すぎると追加料金がかかるので、覚えておきましょう。

事前に乗る飛行機に預けられる荷物の重さを確認してから、荷造りするとよいかもしれません。

また手荷物として持ち込み可能なものと、預けないといけないものがあるので、荷物を預けてしまう前に再度チェックしておくことをおすすめします。

6.カナダに着いたらワークビザとSINを取得する

カナダの入国審査を受けた後、空港内の移民局(イミグレーション)でワーホリビザを発給してもらいます。

その時にSIN(Social Insurance Number)も発行してもらいましょう。
SINは社会保険番号のことで、カナダで働く時に必要ですので、就労する予定がある方は取得してください。

なおSINは、空港では発行できないことがあります。その場合は入国後、最寄りのService Canadaのオフィスで手続きをします。オンライン申請も可能です。(SINオンライン申請

ちなみに移民局は預け荷物を受け取る前に向かいます。パスポートとワーホリビザの認可証を提出することで、その場でビザが発行されます。

あとは預けた荷物を受け取って、外に出ましょう。ここまで完了すれば、いよいよカナダでのワーキングホリデーがスタートします。

3か月以上海外に滞在する場合は、在留届の提出が義務付けられているので、必ず提出しましょう。在留届を提出しておくと、災害や事故などにあった場合、安否の確認や保護をしてもらえます。

在留届の提出は、オンラインで簡単に提出できます。(外務省 オンライン在留届

カナダの生活に適用するまでは、生活の準備や学校の手続き等で何かと大変かもしれませんが、せっかくカナダに来たのですから、ご自身のペースでカナダライフを楽しみましょう!

カナダのワーキングホリデービザの申請方法

カナダのワーキングホリデーに行くことを決めたら、ワーホリビザの申請を行います。

カナダのワーホリビザは年間の定員が6,500人と決まっており、定員に達すると締め切られるので、なるべく早く申請しましょう。

カナダのワーホリビザの申請条件

申請の前に、まず、あなたがカナダのワーホリビザの申請条件をクリアしているかを確認してください。

カナダのワーホリビザ申請条件

  • 日本国民であること
  • カナダに滞在する期間、有効な日本のパスポートを持っている
  • 日本在住である(申請時)
  • 18歳以上30歳以下
  • CA$2,500以上の資金を持っている
  • カナダに滞在する期間、医療保険に加入している
  • 往復航空券または航空券購入の資金を持っている
  • 扶養家族を同伴しないこと
  • 申請料金を支払うこと
  • 過去にカナダのワーホリに参加していないこと

18歳以上30歳以下の方がカナダのワーホリに参加できます。この年齢は申請時のもので、カナダに入国する時に31歳になっていても問題ありません。

そしてカナダで生活する資金として、CA$2,500以上が必要です。ビザ申請時に銀行口座にあることを証明する書類を提出します。

さらにカナダに滞在する全ての期間をカバーする医療保険に加入しなければなりません。保険期間が足りないと、ビザが発行されないことがありますので注意してください。

なお扶養家族は同伴できません。配偶者がワーホリに参加したい場合は、各自でビザを申請する必要があります。

カナダのワーホリビザを申請する際、通常は健康診断は必要ありません。ただし、次のようなケースでは、健康診断が必要です。

健康診断が必要な人

  • カナダで医療関係、介護関係、保育施設、小中学校、調理などの仕事に就く人
  • 1年以内に、6か月以上連続して健康診断が必要な国に滞在した人

健康診断は、カナダ政府が指定した病院で受診します。
指定病院や健康診断が必要な国などの詳細は、カナダ政府公式サイトでご確認ください。(カナダ政府公式サイト「健康診断」

カナダのワーホリビザ申請手順と具体的な流れ

カナダのワーホリビザの申請手続きは、3段階に分かれていて順番に行います。

ワーホリビザ申請手順

  1. IEC(ワーホリ)の申請(オンラインで手続き)
  2. Work Permitの申請(オンラインで手続き)
  3. バイオメトリクス申請(東京または大阪のビザセンターで指紋と写真を登録)
  4. 許可通知レターが届く

では、それぞれの手順について詳しく説明しましょう。

1. IEC(ワーホリ)申請

カナダ政府公式サイトで My CICアカウント(IRCC secure account)を作成し、IEC(ワーホリ)に応募します。(IRCC secure account作成ページ

応募が完了すると、Pool と呼ばれる応募者リストに入るので、抽選を待ちます。

当選すると招待状(Invitations to Apply)がメールで送られてくるので、次の Work Permit の申請に進みます。

メールは迷惑メールフォルダに自動で入って気がつかないことがあるので、ワーホリ申請の自分のアカウントにアクセスしてこまめに確認しましょう。

2. Work Permit(ワークパーミット)を申請

招待状を受け取ったら、10日以内に、Work Permit(ワークパーミット) の申請手続きを開始します。

自分のアカウントにアクセスし、必要事項を入力したら、必要書類をアップロードします。申請時の必要書類をよく確認して、申込みをしましょう。

Work Permit申請時の必要書類

  • パスポートの顔写真ページ、スタンプのある全てのページの写し
  • 家族情報フォーム(指定のフォームあり)
  • 英文の履歴書
  • デジタル証明写真

また、申請料などの支払いもこの時に行います。支払いは、オンラインでクレジットカード払いです。(合計CA$357(約41,412円))

カナダのワーホリビザの申請費用

  • IEC参加料 CA$172(約19,952円)
  • ワークビザ申請料 CA$100(約11,600円)
  • バイオメトリクス(生体認証) CA$85(約9,860円)

カナダのワーホリビザの申請には、5~8週間程度かかります。処理時間は、カナダ政府公式サイトで確認できます。

参照)カナダ政府公式サイト「ビザの処理時間」

なお申請後、追加書類の提出を求めるレターが届くことがあります。多くは、過去5年以内に半年以上海外に滞在したケースです。

追加書類は、警察証明や健康診断書などです。提出期限内に提出しましょう。

3. バイオメトリクス(指紋採取)を行う

Work Permit を申請すると、24時間以内に Biometrics Instruction Letter(指紋採取の案内)が届きます。

案内を受け取ったら、VFS Global(ビザ申請センター)に行って個人識別情報の登録(指紋採取と写真撮影)を行います。

個人識別情報の登録は、Work Permitの申請後30日以内に行わなければなりません。

個人識別情報の登録には予約が必要なので、まずはオンラインや電話でビザ申請センターを予約しましょう。

込み合っていることがあるので、指紋採取の案内レターが来たらすぐに予約することをおすすめします。

ビザ申請センターは東京と大阪にあります。登録予約の方法はビザ申請センター公式サイトを確認してください。(個人識別情報登録の予約

また、当日は下記の持ち物を忘れずに持参しましょう。

バイオメトリクス当日の持ち物

  • パスポート原本
  • Biometric Instruction Letter ※印刷すること
  • Appointment Letter(予約確認書) ※印刷すること
  • 同意書(VFS Global Consent Form) ※印刷すること
  • ハンドクリーム(乾燥していると指紋採取が難しいため)

4. 許可通知レターが届く

ワーホリビザの許可が下りると、アカウントに許可通知レター(Letter of Introduction)が届きます。

レターが届いた通知はメールで届くことになっていますが、届かなかったり、見落としたりすることがあるので、自分のアカウントにまめにログインして確認しましょう。

許可通知レターが届いたら、カナダワーホリビザの手続きは完了です。

正式な就労許可証は、カナダに到着後、空港の移民局で発行されるので、カナダに着いたら忘れずに手続きをしましょう。

認可通知レターは預け荷物に入れず、必ず手荷物に入れておいてくださいね。

カナダ移民・難民・市民権省の公式YouTubeで配信されている「International Experience Canada – Walkthrough Guide」では、動画でカナダワーホリのビザ申請や準備手順を紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

カナダのワーホリの応募資格がない・定員オーバーの時の対策

カナダのワーホリの年齢制限や、抽選に落ちて定員オーバーで申請できない方も、諦めないでください!

カナダでは、ワーホリ以外にも働きながら英語が学べる制度があります。あなたに合った方法を選んで、カナダに行く夢をかなえましょう。

【ROワーホリ(セカンドワーホリ)】2回目の方や35歳までの方も参加可能

ROワーホリは、カナダのワーキングホリデーの枠を広げた制度です。

カナダのワーキングホリデービザは1年間限定で延長ができませんが、ROワーホリを改めて申請することで「カナダで2回目のワーキングホリデー」ができるのです。

また通常のワーホリでは年齢制限が18歳~30歳となっていますが、ROワーホリでは18歳~35歳まで参加できます。

滞在期間は最大1年間で、最大2回までROワーホリの申請が可能です。つまり、通常のワーキングホリデーを合わせると最大3回、3年間カナダでワーキングホリデーができるということです!

年齢以外の申請条件は通常のワーホリと同じですが、ビザ申請費用とは別にRO団体にプログラム費用を支払う必要があります。団体によって費用は異なり、CA$1500~$6000程度です。

また、枠が非常に少なく、取得が難しいのもデメリットです。希望する方はなるべく早めに申請してください。

ROワーホリは、カナダ政府認定のRO団体(Recognized Organization)を通して申請します。

RO団体には、ワーホリの支援団体や語学学校協会などがあります。語学学校に行く予定がある方は、語学学校協会の、語学学校とワーホリがセットになったプランがコスパが良いのでおすすめです。

RO団体に自分で問い合わせなどができる方は、直接申し込めばいいのですが、難しい場合は、留学エージェントの力を借りましょう。

留学エージェントの中には、RO団体と提携して枠を持っているところもありますし、語学学校協会のプランは多くの留学エージェントで取り扱っています。

ROワーホリの詳細やRO団体のリストは、カナダ政府公式サイトで確認してください。(カナダ政府公式 RO団体リスト

【Co-op(コープ)】専門分野の勉強と有給インターンシップができる

Co-op(コープ)とは、学生ビザで有給インターンにチャレンジできるカナダ独自の制度です。

カナダのカレッジで提供されているプログラムで、まずは英語をしっかり学んだあと、ビジネス、IT、ホスピタリティなどの専門分野に分かれて知識を身につけます。

その後、学んだ専門知識を活かせる職場で、有給インターンとして働くことができます。

カレッジがインターンの就職のサポートをしてくれるので、就職率は100%に近い点もメリットですね。

日本へ帰国後の就職や転職にも有利になりますし、卒業後に現地カナダでの就職も目指せるので、大変人気のある制度です。ワーホリのような年齢制限はなく、31歳以上の方も参加できます。

授業期間も有給就労が認められているので、収入を得ることはできますが、週20時間という制限があるので、ワーホリほどガッツリと稼ぐことはできません。

授業期間が終わり、就労期間になると週40時間まで就労可能なので、1ヶ月の生活費が賄えるほどの収入が得られるでしょう。

スキルと英語力をしっかりと身につけたい人は、Co-op留学がコスパ面でも大変おすすめです。

参考)スマ留 カナダCo-op(コープ)留学完全ガイド

カナダワーキングホリデーの家探しについて

ワーホリでカナダに滞在する時の家探しについて解説します。

カナダでの部屋探しは、日本とは少し事情が違います。どのように住む場所を探せばいいのか、ご説明しましょう。

カナダに到着して最初の滞在先は寮やホームステイがおすすめ

カナダのワーホリに参加する方の最初の滞在先は、語学学校に通うか通わないかで異なります。

語学学校に行く場合は、事前に申し込んでおけば、学校が紹介する学生寮やホームステイにすぐに入居できます。

ここで1~3か月ほど生活し、カナダに慣れてから、費用を節約するために家賃が安いルームシェアなどに引っ越す方が多いです。

語学学校に行かない方は、ホテルやユースホステル、バックパッカーに宿泊しながらシェアハウスを探すことになります。

しかし、慣れないカナダで1人で滞在先を探すのは非常に難易度が高いので、海外経験が少ない方にはあまりおすすめできない方法です。

また、日本にいるうちにウェブサイトで部屋を探すことも可能ですが、実際に部屋を見ずに決めることは困難です。

残念ながら詐欺などもありますので、滞在先探しは慎重に行いましょう。

カナダでの部屋探しはウェブサイトが主流

カナダで賃貸物件を探すには、ウェブサイトを利用する方が多いです。日本語で検索できるサイトもあるので、英語に自信がない方でも使えますよ。

日本からも調べられますので、滞在する予定の街の家賃相場を、日本にいるうちに確かめておきましょう。

サイトで検索し、好みの部屋が見つかったら、家主にメールや電話などで連絡して内見の予約をします。

部屋を見に行くときは、なるべく2人以上で行きましょう。「内見は1人で来て欲しい」「部屋を見る前にデポジット(保証金)を払って欲しい」などと言われた場合は、犯罪に巻き込まれる恐れがあります。その物件は断った方が無難です。

内見後、部屋が気に入れば契約となります。契約書は最後までよく読んでからサインしてくださいね。

カナダの部屋探しができるWebサイト

Webサイト 特徴
e-Mapleイーメープルカナダ トロント、バンクーバーを中心とした地域のさまざまな日本人向けの情報を発信するサイトです。
宿泊施設は提携している「お泊りくん」というサイトから日本語で検索できます。
物件への問い合わせも日本語でできる所が多いので、英語初心者の方も便利に使えますよ。
jpcanada.com 賃貸物件やシェアハウスの情報のほか、求人や中古品売買の情報も掲載しているクラシファイドサイトです。日本語で検索できます。
情報交換や交流のための掲示板もあり、カナダの現地の情報が入手できます。
Craigslist 主にシェアハウスを探せるサイトです。英語のサイトなので地元のカナダ人や世界からの留学生も利用します。家主とのやり取りは英語で行います。

カナダのワーホリでの滞在先と家賃相場

ワーホリでカナダに滞在する場合、どのような滞在先があるのか、ご紹介しますね。

ワーホリ参加者に一番人気があるのが、最も費用が抑えられるシェアハウスです。一方、アパートでの一人暮らしは家賃が高額です。

特にバンクーバーやトロントなど、大都会の家賃は高い傾向にあります。日本の東京よりも高いので、都市選びには注意しましょう。

ホームステイ(8万~16万円/時期や期間によって異なる)

ホームステイは、一般家庭の一部屋に宿泊する滞在方法で、食事付きの場合が多いです。

カナダの家庭の生活を直に体験でき、ホストファミリーと英語でコミュニケーションを取るので、英語が上達しやすいのがメリットですね。

ただ、ホストファミリーによって食事が簡素だったり、会話がなかったりすることもあり、当たり外れの差が大きいと言われることもあります。

語学学校が紹介するホームステイは別途手配料を支払います。手配料は一般的に3万~4万円くらいです。

ルームシェア/シェアハウス(7~12万円)

一戸建てやアパート、コンドミニアムなどを複数の人でシェアして住みます。一つの部屋を複数で使うタイプの方がより安く住めます。

日本人にはあまりなじみがないかもしれませんが、世界的に見ると、シェアハウスは若い人や留学生には一般的な滞在方法です。

何より費用が抑えられるのが大きなメリットです。

学生寮(6万~23万円)

語学学校が紹介する学生寮は、さまざまな国からの留学生と交流できる環境です。パーティーなどもあり友人ができやすいでしょう。

費用は1人部屋か2人部屋かで大きく異なります。また、食事付きかなしかでも変わってきます。

カナダの学生寮の多くは民間企業が運営しているレジデンスです。そのほかに日本の留学エージェント「スマ留」が提供しているレジデンスがバンクーバーにあります。

留学エージェントのスマ留は、カナダのバンクーバーにてスマ留利用者専用のレジデンスを提供しています。

SMARYU RESIDENCE バンクーバー

カナダはワーホリや留学先として人気が高く、宿泊先が不足しています。そこで、スマ留では自社で学生寮を提供することにしました。

日本人のスマ留スタッフが常駐しており、トラブルにも日本語で対応してくれます。

治安が良い住宅街にあり、公園やコンビニ、レストランが近い住みやすい環境です。海外生活が初めての方でも安心して暮らせそうですね。

住人は日本人ばかりなので英語での交流の機会はないかもしれませんが、日本人の知り合いがいると安心ですし、スマ留の日本人スタッフも常駐しているので、初めてのカナダ生活はこういった学生寮からスタートするのもよいでしょう。

アパートで一人暮らし(10万~30万円)

アパートで1人暮らしをすると、プライバシーは保たれますが、家賃がかなり高額です。

たとえば、バンクーバーの1ベッドルーム(1LDK)の平均家賃は約30万円です(2024年5月)。

参考)Rentais.ca

家賃が高いほかワーホリビザでは借りにくいことや、家具をそろえる必要があることなどもデメリットと言えます。

ここまで、カナダのワーホリのビザや仕事探し、家探しを解説してきました。全てを1人で準備するのはなかなか骨が折れる作業ですよね。

特に、ビザの申請にミスがあるとビザが下りず、最悪の場合カナダに行けなくなることも考えられます。右も左もわからないカナダで滞在先を探すのも不安です。

そんな方は、留学エージェントの手を借りてみるのはどうでしょうか。手数料無料のエージェントを利用すると、自分で手配するより安くなることもあるんです。

安く、早く準備を進めたい方のために、次の項ではおすすめの留学エージェントをご紹介します。

カナダのワーホリは手配を代行してくれる留学エージェントに相談しよう

「何から始めたらいいかわからない」
「1人では決められないので相談にのって欲しい」

という方は、留学エージェントに相談してみましょう。留学エージェントを利用すると、多くのメリットがあります。

留学エージェントを利用するメリット

  • 手数料無料のエージェントなら、無料で手配を代行してくれる
  • 専門家がサポート(代行)してくれるので、ビザ申請のミスを防げる
  • 留学エージェント独自のキャンペーンで語学学校の費用が安くなる
  • カナダのワーホリに適切な航空券や保険を紹介してもらえる
  • カナダの詳しい情報を教えてもらえる
  • 専門のカウンセラーがワーホリに関するさまざまな相談にのってくれる

ここでは、カナダのワーホリをサポートしてくれる留学エージェントをご紹介します。まずは、一番のおすすめのスマ留を紹介しましょう。

スマ留なら手数料無料でワーホリビザ申請や滞在先の手配をサポート

スマ留

カナダのワーホリに行きたい方におすすめする留学エージェントはスマ留です。

スマ留は、手数料無料でカナダのワーホリの準備をサポートしてくれます。カナダのワーホリビザ申請や航空券の購入を手伝ってくれたり、海外旅行保険や語学学校、滞在先の手配をしてくれたりときめ細かいサポートが魅力です。

もちろん、都市選びや語学学校選びなど、留学にかかわる色々な相談にも乗ってくれますよ。

また、費用を抑えたワーホリを実現しているのもスマ留の特徴です。手数料がない上、さまざまな工夫で語学学校の費用を抑えたワーホリを実現しています。

まず、語学学校の空席が多い午後や夕方からの授業を有効活用することで、授業料を引き下げています。

また、一般的な留学エージェントは、留学生を語学学校に紹介すると、語学学校から紹介料をもらうことが多いのですが、その紹介料は、学費に上乗せされて、語学学校に申し込んだ生徒さんが負担することになります。

スマ留は、語学学校から紹介料を一切もらっていません。その分、生徒さんが支払う学費が安くなっているんです。

カナダのワーホリの費用をなるべく安くしたい方は、ぜひスマ留を検討してみてください。

スマ留の「カナダワーホリ限定プラン」

スマ留限定カナダワーホリプラン

スマ留では、カナダワーホリ限定プランを提供しています。ワーホリで一番の心配ごとは「仕事が見つからないのでは?」ということですよね。

スマ留のカナダワーホリ限定プランは、カナダの寿司レストランや高級ラーメン店と提携し、アルバイト先として紹介してもらえるプログラムです。

語学学校やシェアハウス、英文履歴書の添削なども含むパッケージプランで、格安の価格になっています。

定員になり次第終了なので、早めにスマ留に問い合わせてくださいね!

スマ留の基本情報

無料サポート あり
無料カウンセリング 対面・オンライン
住所
アクセス
■東京サロン
東京都渋谷区代々木2丁目11-17 ラウンドクロス新宿6階
JR新宿駅南口・サザンテラス口から徒歩5分
都営大江戸線 新宿駅から徒歩2分
■大阪サロン
大阪府大阪市北区梅田2丁目6-13 パシフィックマークス西梅田 1階
地下鉄四ツ橋線 西梅田駅から徒歩6分
JR環状線福島駅1番出入口から徒歩2分
地下道 梅田ガーデンシティ最西端の出入口直結
営業時間 11:00~14:00/15:00~17:00
水お休み

\簡単60秒!カウンセリング予約受付中/

カナダのワーホリに対応しているエージェント一覧

先ほど紹介したスマ留のほかにも、カナダのワーキングホリデーをサポートしてくれる留学エージェントがあります。

様々な国に対応する大手留学エージェントから、カナダに特化した留学エージェントまで、エージェントによって特色が異なります。

提供サービスや担当者との相性によって利用しやすさが変わるので、気になる留学エージェントを3つほどピックアップし、それぞれ実際に相談してみましょう。

しっかりと比較検討することで、エージェント選びの失敗を避けることができます。

留学エージェント 特徴
スマ留 カナダのワーホリ費用を安くしたい方はまず相談したいエージェント
夢カナ 「実質0円」で英語が話せるようになる!オーダーメイドでカナダのワーホリプランを作成
留学情報館 シェアハウスや仕事の探し方を教える留学準備講座が人気
カナダジャーナル 総業40年の実績!安心のカナダ現地エージェント
StudyIn 最低価格を保証、オンラインでカナダワーホリ説明会を実施
school with 渡航前の無料英語学習サポートで英語力が飛躍的にアップ

カナダの留学エージェントをもっと知りたい方は、「カナダ留学におすすめの留学エージェント」の記事も参考にしてください。

エージェントなしで自分でカナダのワーホリの手続きはできる?

留学エージェントを使わずに、自分でカナダのワーホリの準備をすることはもちろん可能です。

ビザの申請や語学学校の入校申し込みなどの手続きはすべて英語ですが、契約書の文章を理解できる英語力があれば自分で手続きできるでしょう。

インターネットで検索すれば、申請方法を紹介しているコンテンツもたくさんあるので、それらを参考にするとよいでしょう。

ただ、手間がかかるのは事実です。

留学エージェントの中には、相談を無料で受けてくれて、手配料無料で学校や宿泊先の手配をしてくれるところもあるので、自分で複雑な手続きをするメリットがあまり見つかりません。

さらに、語学学校の費用はエージェントのキャンペーンで自分で手配するより安くなることもあります。

カナダのワーホリは、どの都市にするか、滞在先はどうするか、どの航空会社がお得か、保険はどれを選べばいいのかなど、調べて比較することが非常に多いです。

留学エージェントを利用すれば、事前のリサーチの大部分をエージェントが行い、最終的な決定を自分ですることになるので、大幅な時間の節約になります。

安く、効率的にカナダのワーホリの準備をしたいなら、ぜひ留学エージェントにご相談ください。

カナダのワーキングホリデーに関するよくある質問

ここまでに紹介できなかった、カナダのワーキングホリデーに関するよくある質問に回答しました。

ワーキングホリデーの期間中に旅行などで出国し、カナダに再入国する場合、許可は必要ですか?
いいえ、別途再入国の許可を取る必要はありません。ワーホリビザの期限内なら、何度でも出入国できます。
カナダでワーホリに参加したあと、他国のワーキングホリデーに申請できますか?
カナダのワーキングホリデーに参加した後でも、その国の申請条件を満たしていれば、申請することが可能です。
カナダのワーホリのあと永住権を申請できますか?
結論からいうと、永住権の申請は非常に難しいです。
永住権が認められるためには、国内外での勤務実績が必要となりますが、ワーホリは最長1年間しかカナダで働けないので、勤務実績としては足りません。
ワーホリ後に就労ビザに切り替えて職歴を積み、会社のサポートのもとようやく移民申請にこぎつけることができます。永住権を得るにはいくつかパターンがあり、計画的に手続きを進める必要があるので、永住権獲得成功のために移民コンサルを利用するのも方法のひとつです。

【まとめ】カナダのワーホリは大人気!満席になる前にビザ申請を

オーロラやロッキー山脈、ナイアガラの滝など、日本では体験できない大自然にあふれたカナダでのワーキングホリデーは、魅力がいっぱいです。

また、移民が多く、お互いの文化を許容しあう習慣が根付いているカナダでは、人種差別があまりなく、日本人も暮らしやすいんです。

カナダのワーホリは、人気があり、定員が決まっているので、応募が締め切られる前になるべく早く準備を始めましょう。

ビザの申請や滞在先の手配など、煩雑なワーホリ準備を、楽に、早く行いたいなら留学エージェントを活用する方法があります。

手数料無料のエージェントなら、自分で手配するより安く、早く、正確に準備ができますよ。

留学エージェントでは、無料相談やワーホリセミナー、説明会などを行っていますので、一度参加してみてくださいね。