ハワイ留学情報

「はじめての語学留学で不安がある」「留学中にアクティビティも楽しみたい」という人におすすめなのがハワイです。
ハワイは治安が良く、気候も温暖で、英語を学ぶための留学先として人気があります。

ハワイは日本からの留学生や観光客が多く、場所によっては日本語も通じます。
英語を学ぶための留学先の候補はいくつかもありますが、「海外へ行った経験がない(少ない)」という方でもハワイなら安心です。

また、マリンスポーツなどのアクティビティやハワイ独自の文化を楽しんだり、自然を満喫したりできるのもハワイ留学のメリットになるでしょう。

その一方で、物価が高めである点や日本人が多い点などは、ハワイに語学留学するうえでのデメリットだといわれています。

この記事ではハワイに語学留学するメリットやデメリット、費用の目安、語学学校の選び方などについてまとめました。
ハワイへの語学留学を考えている方はぜひ参考にしてください。

目次

はじめての留学や短期留学におすすめ!ハワイの特徴

ハワイの風景

アメリカはニューヨークやボストン、シアトル、シカゴなどの都市が留学先として人気ですが、はじめての留学や短期留学ならハワイもおすすめです。

州都のホノルルのあるオアフ島には大学や語学学校が集中しており、ヨーロッパなどからの留学生も多く、さまざまな国・地域からハワイを訪れている学生と交流できます。

アメリカやヨーロッパの他都市と比べても比較的治安が良いですし、観光地や学校などには日本語を話せるスタッフがいるケースもあります。

また、ハワイは熱帯性気候で、1年を通して暖かく、湿度もそれほど高くはなりません。
厳しい寒さや暑さの心配は必要なく、安心して語学留学できる環境が整っています。

ハワイに関する基本的な情報は以下の表のとおりです。

ハワイの基本情報

アメリカ
ハワイ州
面積 28,310 km²
公用語 英語
留学生の数 5,115人(うち日本人1,448人)※1
時差 -19時間(サマータイムなし)
気候・服装 雨が少なく24~30℃で安定している。
夏の服装で良いが、夜や早朝は涼しくなるので薄手の上着があると安心。
通貨 アメリカドル
物価 世界的観光地であり、離島で輸送費がかかるので高い
1週間の語学留学費用 15万~30万円程度
交通機関 レンタカー・シャトルバス・タクシー・路線バス
治安 比較的良いが、注意は必要
アクティビティ ヘリコプター遊覧・乗馬・ジップライン・シュノーケリング・カヤック・サーフィン・SUP・海釣り・イルカウオッチング・潜水艦・星空観測
電圧・電源プラグ 110-120V・A型プラグ(一部の日本製家電製品は変圧器が必要)
ワーキングホリデー なし
日本領事館 在ホノルル日本国総領事館

※1 The Economic Impact of International Students in Hawaii – Calendar Year 2021

日本の時差は-19時間で、日本の方がハワイより19時間進んでいます。

日本からは飛行機で7時間前後のフライトになるため、日本を夜に出発し、ハワイには朝~お昼くらいに到着する便が多いです。

オアフ島のダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)までは日本から直行便が出ており、ハワイ諸島の主要な各島にはそれぞれ空港があります。

ただし、オアフ島での乗り継ぎが必要になるケースもあるので、留学先の学校が決まったらアクセスを確認しておくと良いでしょう。

ちなみに、ハワイの面積はそれほど大きくありません。
最も面積が大きいのはハワイ島ですが、その大きさは日本でいえば岐阜県と同じくらいです。

語学学校が多く存在するオアフ島は東京都よりも面積が小さく、路線バスを利用して島内を移動できますし、ホノルルなどではシェアサイクルも利用できます。

語学学校に通う合間にさまざまなアクティビティを楽しんだり、観光地を巡ったりしやすいのもハワイの特徴です。

ハワイ留学するならどこがおすすめ?人気都市比較一覧

ハワイ諸島の主要8島は「オアフ島」「マウイ島」「ハワイ島」「カウアイ島」「カホオラウェ島」「ニイハウ島」「モロカイ島」「ラナイ島」です。

ハワイ諸島の地図

ただし、留学先の主な候補は「オアフ島」「マウイ島」「ハワイ島」の3島になるでしょう。
繰り返しになりますが、ハワイの中でも語学学校が多いのはホノルルのあるオアフ島です。

「短期留学を考えている」「アクティビティや観光も楽しみたい」「はじめての海外生活だから暮らしやすい場所が良い」という場合、まずはオアフ島内の語学学校を検討してみてください。

ハワイ諸島の特徴

島名(都市名) 日本人の数 観光地 語学学校数 特徴
オアフ島
(ホノルル)
多い ワイキキビーチ、イオラニ宮殿、ダイヤモンド・ヘッド 多い 人口がハワイの中で最も多い
マウイ島
(カフルイ)
少ない ハレアカラ国立公園、イアオ渓谷州立公園、ラハイナ 少ない 自然観光名所が多く、のどかな雰囲気
ハワイ島
(ヒロ)
多い プナルウ黒砂海岸、カイルア・コナ、ハワイ火山国立公園 少ない 日系人の街「ヒロ」がある

オアフ島(ホノルル)

ホノルル

ハワイの玄関口となるダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)があるのが、オアフ島です。
州都であるホノルルがあり、ハワイの人口のほとんどはオアフ島に集中しています。

ワイキキビーチはサーフィンなどのウォーターアクティビティを楽しむのに最適ですし、美術館や博物館も数多く存在しています。

雄大な自然と最先端のカルチャーが共存するハワイの中心地がオアフ島なのです。

また、ホノルルなどは治安が比較的良く、生活するのにも便利です。

島内のほぼ全域を公共交通機関のバスが走っています。
頻繁にバスを利用するのであれば、定期券を購入しておくと便利でしょう。

ハワイのほかの島と比べて語学学校が多いので、ハワイ留学を考えている場合、選択肢が豊富なオアフ島内の語学学校を探してみてください。

オアフ島の基本情報

人口 約100万人
日本からのフライト時間 直行便で7時間程度
観光スポット ワイキキビーチ、イオラニ宮殿、ダイヤモンド・ヘッド、アラモアナ・ビーチパーク、チャイナタウン、太平洋航空博物館パールハーバー、ハレイワ
私立の語学学校 IIE Hawaii、GV Hawaii、EF Hawaiiなど多数
大学付属の語学学校 ハワイ大学 NICE

マウイ島

マウイ島

日本からマウイ島への直行便はないため、ホノルル経由でのフライトになります。

ホノルルからマウイ島への便は数が多く、フライト時間は40分ほどです。そのため、日本からマウイ島へのフライト時間は合計で8時間程度になるでしょう。

マウイ島の魅力はハワイへ行くなら見ておきたい美しい自然が数多く残っている点です。
オアフ島に比べるとのどかな場所が多く、大自然の中で乗馬やゴルフ、シュノーケリングなどを楽しめます。

その一方で、語学学校の数は多くありません。
大学付属の語学学校などはあるものの、オアフ島に比べると選択肢は限られます。

マウイ島の基本情報

人口 約15万人
日本からのフライト時間 オアフ島での乗り継ぎで合計8時間程度
観光スポット ハレアカラ国立公園、イアオ渓谷州立公園、ラハイナ、カパルア・ビーチ、カアナパリ・ビーチ、マケナビーチ州立公園
私立の語学学校
大学付属の語学学校 ハワイ大学マウイカレッジ(Maui Language Institute)

ハワイ島

ハワイ島

ハワイ島へはホノルルからの乗り継ぎのほか、一部の航空会社ではハワイ島(コナ空港)までの直行便も出ています。
直行便の場合、日本からのフライト時間は8時間程度です。

人口はホノルルのあるオアフ島が最も多いものの、最大面積はハワイ島です。
火山や熱帯雨林などが島内には存在し、高地であれば雪も積もります。

また、ホノルルに次ぐハワイ諸島第二の都市で日系人も多いヒロ、コーヒーの産地として有名なコナなどもハワイ島にあります。

数多くの州立・国立公園、史跡が存在するので、特に「ハワイの自然を体感したい」「ハワイの歴史や文化についても学びたい」という人におすすめです。

ただし、マウイ島と同様に語学学校は多くありません。

「日本からの留学生が少ない分、英語力の向上に集中しやすい」という点はメリットにもなりますが、学べる内容や留学期間などが自身の条件にあう学校があるかはしっかりと調べておく必要があるでしょう。

ハワイ島の基本情報

人口 約20万人
日本からのフライト時間 直行便で8時間程度
観光スポット プナルウ黒砂海岸、カイルア・コナ、ハワイ火山国立公園、イミロア天文学センター、フリヘエ宮殿、ダウンタウン・ヒロ
私立の語学学校
大学付属の語学学校 ハワイコミュニティーカレッジ(HawCC IEP)

ハワイ語学学校の種類と選び方

ここからは「ハワイにはどのような種類の語学学校があるのか?」「語学学校はどのように選べば良いのか?」について説明していきます。

ハワイの語学学校は私立の語学学校と大学付属の語学学校の2種類

まず、語学学校は主に「私立の語学学校」「大学付属の語学学校」の2種類に分けられます。

ハワイの語学学校に関しても私立と大学付属のところがあるので、留学の目的や希望する留学期間などに応じて自分にあっている方を選びましょう。

私立と大学付属の主な違い

私立の語学学校 大学付属の語学学校
留学期間 1週間からの短期も可 最低4週間~10週間が多い
入学月 毎月や月に数度 年に4度前後
学べる内容 一般会話・ビジネス・進学などクラスによって異なる 主に大学進学に必要な英語
必要な英語力
クラス分け
英語力に応じて細かくクラスが分けられる 一定の英語力が必要になる
校舎の立地 ダウンタウンに多く、一部、オンキャンパス型の語学学校もある 大学のキャンパス内が多い

1週間の短期留学やバケーション目的なら私立語学学校

私立語学学校のメリットは扱っているプログラムの多さです。

大学付属の語学学校に比べて選択肢が多く、「1週間の短期留学をしたい」「英語が得意ではないので授業についていけるか不安」などのニーズにあったクラス・プログラムを選択できます。

大手の語学学校であれば毎月・毎週入学を受け付けており、英語力に応じたクラス分けも細かく行っています。

社会人の方が休暇を利用して短期留学する場合、私立の語学学校がメインの選択肢になるでしょう。

私立の語学学校の多くはダウンタウンと呼ばれる街の中心部にあります。

ハワイであればワイキキビーチやアラモアナセンターの近くにも語学学校は多いので、「英語を学びながら、授業以外の時間でバケーションを楽しむ」ということもできますよ。

また、一部、大学の敷地内に校舎を置くオンキャンパス型の語学学校もあります。
「現地の大学の雰囲気も味わいたい」という人は、オンキャンパス型の語学学校を探してみると良いでしょう。

大学入学を見据えた語学留学なら大学付属の語学学校

主にアメリカなどの大学への進学準備に利用されるのが大学付属の語学学校です。

アカデミックなライティング・リーディングスキルを身につけるための授業が中心になるため、私立の語学学校に比べると入学時に求められる英語力はやや高くなります。

もちろん、(進学を目指さずに)英語力アップだけを目的に通うこともできますが、授業の内容やレベルが自分にあっているかどうかは確認するようにしてください。

大学付属の語学学校の場合、大学の授業期間にあわせて開講されるケースが多いです。
入学時期は学校によって異なりますが、タイミングを逃すと数ヶ月後の入学になってしまうでしょう。

一般的なのは8週間~12週間程度のプログラムになるため、私立の語学学校よりもスケジュールに余裕を持って、入学の準備を進める必要があります。

ハワイ留学の滞在先

ハワイ留学時の滞在方法には複数の選択肢があります。

留学予定の学校や利用する留学エージェントなどによって選択できる滞在先が異なるケースもあるので、事前に確認しておくようにしましょう。

ハワイ留学の滞在先

滞在方法 特徴(メリット・デメリット)
学生寮 学校などが所有する学生専用寮に住む方法。周りが学生ばかりなので友だちを作りやすく、家具などを一から揃える必要もない。相部屋だけでなく、一人部屋を選択できるケースもある。
ホームステイ 留学生を受け入れているホストファミリーの家に滞在する方法。「文化や習慣を現地で暮らす人から学びたい」「学校以外でも英語を使う機会がほしい」という人におすすめ。一方、「家ごとにルールが異なる点」「食事が好みに合わない可能性もある点」「学校までが遠く、通学に時間がかかる場合もある点」などには注意が必要。
シェアハウス ひとつの部屋やコンドミニアムなどを複数人でシェアして生活する方法。留学生だけでなく、社会人なども住んでいるケースが多く、さまざまな人と交流できる点が魅力。基本的に食事などは自分自身で用意する必要があるが、複数人で暮らす分、家賃の負担を抑えられる。
コンドミニアム 個人オーナーなどが所有するマンションのような集合住宅(コンドミニアム)に滞在する方法。ハワイの場合、ダウンタウン近くにも多く、学校までのアクセスが良い。一室を複数人でシェアすることも可能で、さまざまなタイプのコンドミニアムがある。「プライベート空間を重視したい人」「自由な時間を確保したい人」におすすめ。
アパートメント アパートを自分自身で探したり、仲介会社に紹介してもらったりして賃貸契約を結ぶ方法。家具なしの物件が多いため、基本的には長期滞在する場合の選択肢になる。部屋の広さや立地などによって家賃は異なるが、プライベートな空間を確保できる点がメリット。
ホテル 語学学校が多いホノルルなどにはホテルもたくさんあり、ホテルに滞在しながら通学することも可能。滞在日数やホテルのランクによって費用は大きく変わる。主に短期留学する場合の選択肢のひとつ。
ホステル 一般的なホテルに比べて、ホステルであれば滞在費用を抑えることが可能。ホテルよりも設備は質素になり、ほかの利用者との共用スペースも多くなる。「プライベートな時間・空間を少し犠牲にしてでも価格を抑えたい」という人におすすめ。

一定年齢以上であれば現地でアパートなどの賃貸契約を自分自身で結ぶこともできますが、やりとりは基本的に英語になるので手間がかかります。

留学エージェントや仲介サービスを利用するのであれば、滞在先の確保についてもサポートを受けるとスムーズでしょう。

また、どの滞在方法を選ぶかによって留学にかかる費用は大きく変わります。

「少しでも安いところが良い」「プライベートな空間がほしい」「現地の人や留学生と賑やかに生活したい」などのニーズによってベストな選択肢は変わってくるので、自分のニーズにあった滞在方法を選んでください。

ハワイ留学費用の相場!1週間~1年の留学費用はいくら?

ハワイ留学にかかる費用は滞在期間や学校などによって変わってきます。
また、長期留学だとビザの申請費用が必要になるなど、人によって費用の内訳も異なります。

ハワイ留学で発生する主な費用は以下のとおりです。

ハワイ留学で発生する費用

  • 海外航空券代
  • パスポート申請費用
  • ビザ/ 電子渡航認証の取得費用
  • 学費(入学金/ 授業料/ 教材費など)
  • 海外留学保険料
  • 居住費
  • 日常生活にかかる費用(食費/ 日用品代/ 通信費/ 交際費など)
  • 健康診断受診料

ハワイ留学の費用は最低30万円~!留学期間別で費用を比較

ハワイに短期留学する場合、留学費用の目安は1週間で最低30万円~が目安になります。

費用を抑えるなら短期留学がおすすめですが、入学金や海外航空券代などは1週間の滞在でも1ヶ月の滞在でも、同じ金額がかかってきます。
そのため、1週間の超短期よりも、コスパの面では2週間~4週間程度の留学の方が良いです。

ある程度の相場を理解したうえで、具体的なプランについては留学エージェントなどで相談すると良いでしょう。

ハワイ留学費用の相場

期間 費用
1週間 30万円~
2週間 40万円~
1ヶ月 55万円~
2ヶ月 85万円~
3ヶ月 95万円~
半年 120万円~
1年 240万円~

※ 金額はおおよその目安です。(スマ留料金シミュレーション等を参照)

※ シェアハウスに滞在するケースを想定しています。また、表の金額に留学期間中の日常生活にかかる費用は含みません。

ハワイに1ヶ月留学するケースを想定した場合、かかる費用の内訳は以下のとおりです。

ハワイ留学費用の内訳(1ヶ月)

項目 金額
学費 10万円~15万円
滞在費(食費・生活費など) 10万円~
家賃 家賃:10万円~20万円
デポジット:家賃1ヶ月~2ヶ月分
通信費 5,000円~10,000円
航空券(往復) 5万円~20万円
保険 5万円~
お小遣い 3万円~5万円
ESTA 21ドル(USD)
留学エージェントのサポート料 0円~数万円
総額 およそ40万円~

※金額はおおよその目安です

アメリカ本土のほかの都市と比較した場合、ハワイの語学学校の学費は高くありません。
ただし、物価は高めなので、滞在中にかかる食費や家賃の負担は大きくなりやすいでしょう。

また、住む場所によっては契約時にデポジット(保証金)が必要です。

デポジットの相場は家賃の1ヶ月~2ヶ月分で、退去する際にはその一部~全額が返金されます。
日本で賃貸契約を結ぶ場合の敷金のようなものだと考えてください。

ハワイはほかの都市よりも留学にかかる費用がやや高くなるので、予算は少し多めに準備しておくと安心です。

ハワイ留学に活用できる奨学金情報

学生のハワイ留学の場合は、学校や各団体が扱う奨学金やローンを利用可能です。
例えば、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」も海外留学に対応しています。

奨学金などの利用には条件があるので、学校の担当者や留学費用を負担する保護者とも相談しながら奨学金の利用を検討しましょう。

その一方で、社会人の語学留学で奨学金を利用するのは難しいです。
「英語を学ぶために短期留学する」といったようなケースの場合、奨学金の利用はできないと思ってください。

勤務先の会社によってはスキルアップのための補助が出るようなケースもありますが、基本的には自分自身で留学にかかる費用を捻出しないといけません。

「短期留学で費用を抑える」「留学の時期を遅くして、その間にお金を貯める」「ローンを組む」といった方法をとることになるでしょう。

ハワイの留学費用を節約する方法

ハワイ留学にかかる費用の目安について確認してきましたが、工夫次第では費用の節約も可能です。

ただ、費用ばかりを気にして、留学の質を落としては意味がありません。
妥協できる部分と妥協できない部分を明確にしたうえで、節約できるところを見つけましょう。

ハワイの留学費用を節約する方法

  • 留学期間を短くする
  • 郊外や地方にある語学学校を選ぶ
  • 午後に授業が始まるクラスを選ぶ
  • 留学のハイシーズンを避ける
  • 格安航空会社(LCC)を利用する
  • シェアハウスなどで家賃を節約する
  • できるだけ自炊をする

留学にもシーズンがあり、学期始めと重なる6月~9月はハイシーズンだといわれています。
航空券の費用だけでなく、ホテルやホームステイなどの滞在費用も上がるため注意してください。

短期留学を検討していて、スケジュールに余裕があるなら、ハイシーズンを避けるというのも良い選択肢でしょう。

ハワイ留学でアルバイトは可能?

海外でアルバイトをしながら現地の語学学校へ通う方法のひとつに「ワーキングホリデー」がありますが、残念ながらハワイは対象外です。

また、ビザなし(ESTAの取得のみ)でハワイに滞在しているケースも、アルバイトなどの労働は認められません。

その一方で、学生ビザに相当するF-1ビザで留学している場合は、一定の条件下でアルバイトできます。

※ F1ビザは学生ビザ。原則週18時間以上の語学学校に通う場合は必要。

長期留学でビザを取得している人は、ハワイでの生活に慣れてきたらアルバイトを探してみても良いでしょう。

そのほかにもJ-1ビザを取得しているなら有給のインターンシップが可能です。

※ J1ビザはアメリカの企業で就労体験や研修が受けられるビザ。最長18ヶ月間の有給インターンが可能。

ちなみに、アメリカには英語と実務を学べるインターンシップ制度「キャリアトレーニングプログラム」がありますが、対象はニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴの3都市です。

キャリアトレーニングプログラム自体は短期留学でも参加できるものの、ホノルルなどのハワイの都市は対象になりません。

ハワイ留学のメリット

留学先としてハワイを選ぶメリットには主に次のようなものがあります。

ハワイ留学のメリット

  • アクティビティが多く観光や文化体験が楽しめる
  • 3ヶ月未満の短期留学ならビザは不要
  • 他のアメリカの都市に比べて治安がいい
  • 日本食レストランが豊富で食べ物に困らない
  • 気候が温暖で過ごしやすい
  • 日本からの直行便が多いので渡航しやすい

アクティビティが多く観光や文化体験が楽しめる

さまざまなアクティビティや文化体験を楽しめるのもハワイ留学のメリットです。
ビーチまでが近い語学学校も多く、授業後や休日を利用すればハワイを満喫できるでしょう。

ハワイで楽しめるアクティビティ

  • サーフィン
  • シュノーケリング
  • SUP
  • ヨガ
  • フラダンス
  • 乗馬
  • ゴルフ
  • カヤック
  • ジップライン
  • スカイダイビング

また、ハワイはホノルルからほかの島へ移動するのも難しくありません。
ホノルルにある語学学校に通いながら、休みの日にマウイ島やハワイ島などを観光するということもできます。

ただし、数週間の短期留学の場合、ハワイの主要な島すべてを観光する余裕はないでしょう。

ハワイの歴史や文化を学べる観光地も多いので、滞在期間にあわせて興味のあるアクティビティや観光地をピックアップしておくと良いです。

3ヶ月未満の短期留学ならビザは不要(観光ビザでOK)

アメリカに観光などの目的で渡航する場合、90日以内の滞在であればビザが免除されます。

そのため、ハワイは3ヶ月未満の短期なら学生ビザ不要で、ESTA(電子渡航認証)の取得だけで留学できます。

ESTAはオンラインで申請でき、一度認証を受ければ2年間は有効です。

※ ESTAより先にパスポートの有効期限が切れる場合、そのパスポートの有効期限をもってESTAも無効になります。(ESTAの取得費用について

ESTAを取得していない場合はハワイ行きの飛行機に搭乗できないので、認証を受けていない方、有効期限が切れてしまった方は早めに手続きを行ってください。

ESTAの取得に必要な費用は21ドル(USD)で、クレジットカードによって決済できます。

他のアメリカの都市に比べて治安がいい

はじめて海外留学する場合、街の治安も気になる部分だと思います。

場所にもよりますが、ハワイはほかのアメリカの都市に比べて治安が良いので、はじめての留学・はじめての海外で不安があるという人にもおすすめです。

また、ハワイの人種・民族は多様で、日本人や日系人も多く暮らしています。
アジアからの移民も多いため、文化や習慣の違いを感じることはあっても、日本人に対する差別を心配する必要はないでしょう。

ただし、観光客を狙ったすりやひったくりなどはあります。
被害に遭わないためにも貴重品の管理はしっかりと行い、治安が悪いといわれている場所、人通りの少ない時間帯のひとり行動は避けてください。

日本食レストランが豊富で食べ物に困らない

海外に滞在するうえでは食事も重要です。
特に滞在期間が長期であるなら、食べ物の選択肢が多いに越したことはありません。

その国の食文化を体験するというのも海外留学の楽しみ方のひとつですが、自分の好みや体質にあった食事の方が安心です。

ハワイに関しては日本食を扱うレストランなども豊富で、食事の内容で困るケースは少ないでしょう。

日本人好みといわれるようなメニューも多いので、食事の面からいっても日本人が生活しやすい環境です。

気候が温暖で過ごしやすい

ハワイは温暖な気候も特徴のひとつで、年間を通して非常に過ごしやすいです。
気温も、湿度もそれほど高くならないため、基本的に厳しい暑さや寒さへの対策はいりません。

1年は乾季の夏と雨季の冬に分けられますが、冬でも日中は20℃前後になります。
夏の服装を中心に考え、脱ぎ着しやすい服・軽く羽織れるものなので調整すると良いでしょう。

速乾性のある素材の服であれば、汗をかいたり、にわか雨に遭ったりしたときも便利です。

ただし、ハワイはエリアによって気候が異なりますし、外でのアクティビティを予定していなくても紫外線対策は必要です。
日焼け止めやサングラス、UVカット素材の長袖なども用意するようにしてください。

気候が温暖なハワイはアウトドアを楽しみたい方だけでなく、40代~50代の方、シニアの方の留学にも向いています。

日本からの直行便が多いので渡航しやすい

ハワイのオアフ島(ダニエル・K・イノウエ国際空港)までは日本から飛行機で7時間ほどです。

日本からの直行便が多いため、渡航しやすいのも大きなメリットです。
また、マウイ島やハワイ島へもオアフ島からのフライト時間は1時間以内のケースが多く、それほど時間はかかりません。

一部、ハワイ島までの直行便も運行していて、日本からの留学先としてはとても良い場所にあります。

フライト時間が長かったり、何度も乗り継ぎが必要だったりすると、体力的にも負担が大きくなるでしょう。

日本からハワイまでは近くないものの、多くは夜間の飛行ですし、直行便なら乗り継ぎで発生する待ち時間もありません。

ハワイ留学のデメリット

ハワイには留学先として注意すべき点もいくつかあります。
留学先の国選びで迷っている方は、以下のようなデメリットについても押さえておきましょう。

ハワイ留学のデメリット

  • 物価が高く生活費が高くつく
  • 語学習得を目的とした長期留学には不向き
  • 日本人留学生が多く英語のみの生活が難しい

物価が高く生活費が高くつく

ハワイは離島ということもあり、アメリカ本土などからの輸入に頼っている部分が多く、ほかの州と比べて物価は安くありません。
円安の影響もあり、留学期間中の滞在費用はそれなりにかかるでしょう。

日本で同じ期間生活するよりも経済的な負担は大きくなると思ってください。

また、ハワイにはチップの文化があります。場所やサービス内容によってチップの有無・相場は異なるので、レストランやホテルなどを利用する際は事前に調べておくと安心です。

語学習得を目的とした長期留学には不向き

ハワイは長期留学に向かないケースもあります。

前述のとおり、ハワイの物価は安くないので、長期になると滞在費用も高額になりやすいです。
そのため、「費用を抑えて留学したい」というケースには不向きです。

加えて、ハワイには日本からの留学生や観光客も少なくありません。
詳しくは次で説明しますが、周りに日本人が多い場合、完全に母国語禁止で生活するというのが難しくなります。

「語学習得のために英語漬けの生活を送りたい」と考えているなら、自分自身で環境を整える意識が必要になるでしょう。

留学する目的を明確にしたうえで、留学先を選ぶようにしてください。

日本人留学生が多く英語のみの生活が難しい

ハワイの大学の場合、日本人は多くありません。
しかし、語学学校に関しては日本からの留学生が一定数おり、「つい日本語を使ってしまう」というケースも出てくるでしょう。

もちろん日本人留学生が一定数いるといっても、クラスの大半が日本人ということはありませんし、ヨーロッパなどからの留学生も多いです。

ハワイは「英語を学びながら文化や観光地も楽しみたい人」や「はじめての留学・海外生活で不安がある人」などにおすすめですが、「日本語のない環境で英語だけを使って生活したい」という場合は少し注意が必要です。

普段の生活や授業中は英語のみを使うように意識すべきでしょう。

ハワイ留学のビザの申請方法

ハワイ留学のメリットでも説明しましたが、短期留学の場合、ビザが不要なケースもあります。
渡航の目的や期間などによって異なるので、まずはビザが必要かどうかを確認するようにしましょう。

ビザが不要なケースであれば、ESTA(電子渡航認証)の取得だけで入国できます。
例えば、滞在期間が90日以内で、週の授業時間が18時間を超えない場合は、ビザなしで留学が可能です。

一方、学生ビザの取得が必要な場合は、アメリカ合衆国国務省のホームページからオンラインによる申請後、面接を受けなくてはいけません。

東京都などにあるアメリカの大使館・領事館へ行く必要があるので、十分な余裕を持って手続きしてください。

ハワイ留学で必要なビザの種類

ハワイ留学で取得するビザにはF-1ビザ、M-1ビザ、J-1ビザといった種類があります。

一般的な学生ビザに相当するのはF-1ビザですが、専門学校などで滞在中に職業訓練を伴うときはM-1ビザ、交換留学やインターンシップなどではJ-1ビザが必要です。

ハワイ留学のビザの種類

ビザの種類 ビザの目的 有効期間
F-1 就学を目的とした学生ビザ
語学学校などは週18時間以上のコース受講が必要
大学・カレッジは学期ごとに12単位以上のコース履修が必要
最長5年
M-1 メイクアップやパイロットなど職業上の専門知識の習得を目的とした学生ビザ
F1と同じく学生ビザだが、申請できる学校が違う
原則最長1年
J-1 アメリカの企業で就業体験または研修が受けられる 最長18ヶ月

※「グレースピリオド(Grace Period)」といって、F1の場合、コース終了後60日間は滞在猶予期間がある。M1、J1は30日間。

語学学校へ通うだけであれば基本的にはF-1ビザで問題ありません。

まずは、留学する予定の語学学校で学生ビザを申請するのに必要な、入学許可証(I-20)の発行が可能かどうかを確認してください。

ハワイ留学のビザ申請手続きの流れ

大まかには以下のような流れでビザを取得することになります。

ハワイ留学の学生ビザ取得手順

  1. 留学予定の学校から入学許可証(I-20)の発行を受ける
  2. ビザ取得のためのオンライン申請を行う
  3. 面接を受けるための必要書類を準備する
  4. アメリカ大使館・領事館で面接を受ける
  5. 許可された場合、ビザ付きのパスポートを受け取れる

面接については原則として本人が受ける必要があります。

面接は英語力を問うものではなく、渡航の目的や期間などを確認するものです。
通常、英語での面接になるため、十分に準備をしてから受けるようにしてください。

ちなみに、書類準備や面接対策といったビザ取得のサポートは留学エージェントなどを利用することで受けられます。

※ サポート内容は各社異なります。サービス内容については各留学エージェントのホームページなどで確認してください。

スムーズに留学の準備を進めるためにも、留学エージェントを上手に利用すると良いでしょう。

ハワイ留学の各種手続きは留学エージェントの利用が便利

「はじめての留学で何から準備すれば良いのか分からない」「語学学校や滞在先の探し方が分からない」「ビザが必要になるので申請手続きをサポートしてほしい」という場合は、留学エージェントの利用がおすすめです。

ハワイ留学に対応しているエージェントは多く、スピーディに自身のニーズにあった留学プランを見つけられるでしょう。

留学エージェントなら各種手続きでプロのサポートを受けられるため、自分自身で手続きするより負担が少なく、スムーズです。

また、留学中のトラブルや帰国後の就活を相談可能な窓口が用意されているケースもあり、留学の前後でサポートを受けられます。

おすすめの留学エージェントは手数料0円の「スマ留」

スマ留

「できるだけ安い費用で留学したい!」という人におすすめなのがサポート手数料0円の留学エージェント「スマ留」です。

一般的な留学エージェントの場合、利用者が負担する授業料の一部が紹介料として留学エージェントの利益になっています。

しかし、スマ留は紹介料を貰わないシステムになっており、一般的な留学エージェントよりも授業料を安くできるのです。

さらに、紹介料のシステムをなくすことで、「授業料の高い語学学校が優先的に紹介される」ということもありません。スタッフが厳選した授業の質が高い語学学校を紹介してもらえます。

また、サポート手数料は無料ですが、渡航前から留学中、帰国後までしっかりとサポートしてくれるのもスマ留の特徴です。

例えば、語学学校選びや滞在先の選定、入校手続き、現地でのオリエンテーション、帰国後の進路相談などは無料サポートに含まれます。

※ 有料サポートを選択する場合、「24時間の緊急コールサポート」「専用アプリによるビデオ通話・チャット機能」「日本の医師・専門家によるオンライン相談」「空港までの送迎手配サポート」「旅行代理店(航空券)の紹介」なども受けられます。一部、有料サポート費用とは別に実費を伴うサービスもあります。

スマ留の公式ホームページでは留学先と期間を指定するだけで留学費用のシミュレーションができます。

まずはシミュレーションで費用を確認し、より具体的に検討したい場合は無料カウンセリングも予約すると良いでしょう。

スマ留基本情報

サポート料金 無料(有料サポートも可能)
学習サポート NeitiveCamp(オンライン英会話)/LanCul(英語学習アプリ)
現地サポート 現地オリエンテーション/学校とのトラブル対応
留学後のサポート 就職・転職相談
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ハワイ留学に対応している留学エージェント一覧

スマ留以外にもハワイ留学に対応している留学エージェントは多数あります。
各留学エージェントの特徴を表にまとめたので、プロのサポートを受けながら留学の準備を進めたい場合はぜひ参考にしてください。

ハワイ留学におすすめの留学エージェント

エージェント 特徴
スマ留 午後のクラスなどを有効活用し、最大半額を実現!
留学情報館 渡航前のレッスンで英会話力アップ
夢カナ留学 一人ひとりの希望にあったオーダーメイドプランに対応
StudyIn(スタディーイン) 海外視察で厳選した語学学校のみを紹介
HEC ハワイ留学支援センター サポート体制充実のハワイ専門留学エージェント
EF 授業料・滞在費・朝晩の食費などが込みの料金プラン

上記で紹介した留学エージェントのほかにも、ハワイ留学を取り扱う留学エージェントは多数あります。

「より詳しくおすすめの留学エージェントが知りたい!」という方は、「ハワイ留学におすすめの留学エージェント」の記事をぜひご覧ください。

ハワイ留学に必要なものは?渡航前の準備

ここからはハワイ留学で必要なもの、渡航前に準備しておくべきことについて説明していきます。
留学する直前に慌てないためにも、準備は余裕を持って行ってください。

ハワイ留学の持ち物チェックリスト

まずはハワイに留学する場合の持ち物についてです。

ハワイ留学の持ち物チェックリスト

渡航のために必要なもの ・パスポート
・航空券
・入国審査時の必要書類(滞在先が分かるものなど)
・ESTA(電子渡航認証)
・ビザ ※1
・残高証明書(英文のもの)
入学のために必要なもの ※2 ・入学許可証
・財政能力証明書
・健康診断書
貴重品類 ・日本円
・現地通貨
・クレジットカード
・現地で使えるキャッシュカード
・身分証明書
・国際運転免許証 ※3
・海外旅行保険契約証
日常生活で必要になるもの ・衣類
・下着などの着替え
・パジャマや部屋着
・通学時に使うカバン
・数日分のバス用品、洗面用品
・普段使っている化粧品や生理用品
・日焼け止め
・メガネ、コンタクトレンズ(予備もあると安心)
・常備薬
・ノートパソコン
・スマートフォン
・各種充電器
・スリッパ
・スニーカー
・サンダル
・電子辞書
・エコバッグ
・筆記用具
・証明写真(各種書類の再発行時用)
・重要書類のコピー
・ポケットティッシュ
・ハンドタオル、ハンカチ
・洗濯用のネット
必要に応じて用意するもの ・ドライヤー
・変圧器
・ポケットWi-Fi
・水着
・レインコート
・折り畳み傘
・ホストファミリーへのお土産
・帽子やサングラスなどの紫外線対策グッズ
・ガイドブック

※1 不要な場合もあります。

※2 学校によって異なります。入学案内などを確認のうえ、必要なものを用意してください。

※3 ハワイの場合、入国から1年以内なら日本の運転免許証だけでも運転できます。

ハワイは1年を通して温暖な気候ということもあって、衣類に関してはそこまでかさばらないでしょう。
滞在する期間にもよりますが、現地で入手できるものは、ハワイに着いてから購入しても問題ありません。

ただ、「シャンプーが髪質に合わない」などのケースも考えられるため、普段使っているものを用意しておくと安心です。

渡航や入学の手続きがスムーズに進むように、事前の準備はしっかりと行ってください。

ハワイ留学のスマホ事情!携帯電話やSIMカードはどうする?

ハワイではWi-Fiを利用できる場所が多く、日本の携帯電話(スマートフォン)をそのまま利用することも可能です。

また、携帯電話会社によっては海外利用に対応しているプランも扱っています。
「今のスマホをそのまま利用したい」という場合、まずはプラン内容を確認しましょう。

例えば、数週間~1ヶ月程度の短期留学なら、わざわざ別のスマホやSIMカードを購入するよりも簡単なのでおすすめです。

そのほかには「ハワイで新しくスマホを購入する」「アメリカで利用できるSIMカードを買って、SIMフリーのスマホで使う」といった選択肢もあります。

長期の留学になる場合、現地で通話する機会が多い場合などは、現地で新しくスマホを買っても良いですし、アメリカで使えるSIMカードなどは渡航前に日本で購入しておくことも可能です。

滞在期間やスマホの使用頻度などによってもベストな選択肢は違ってきます。
コストなどを比較しながら、自分にあった方法を選びましょう。

ハワイ留学の保険加入について

クレジットカードに海外旅行を対象とする保険が付帯しているケースもありますが、基本的にカバーできる範囲は狭いです。

留学中にどのようなトラブルに遭うかは分からないので、もしものケースに備えて保険に加入しておきましょう。

どんなに気をつけていても、現地で体調を崩したり、ケガをしたりすることはあります。
日本であれば大きな負担にならないケースでも、海外では高額な医療費などが請求されることもあるので注意が必要です。

保険の加入にかかる費用は、補償内容やサポート内容、加入期間などによって異なります。
しっかりとした補償・サポートのある保険に加入するようにしてください。

ハワイ留学で日本のクレジットカードは使える?

日本のクレジットカードはハワイでも利用可能です。
チップなどの支払いのためには現金も持っておくと良いですが、クレジットカードがあるなら多額の現金は必要ありません。

カード決済対応の店舗は多いので、1枚もしくは2枚のクレジットカードがあると良いでしょう。

利用できるクレジットカードのブランドは店舗によって異なります。

日本の国際ブランドであるJCBの加盟店も多いですが、観光地以外の場所では「VisaやMasterCardなどは使えるが、JCBは利用できない」というケースもあるので注意してください。

VisaとJCBなど複数のブランドのクレジットカードを用意しておくと安心です。

1年未満の滞在なら国際免許証なしでも車の運転が可能

ハワイ州では入国後、1年以内なら日本の自動車運転免許で車を運転することができます。

もし留学中に車を運転する機会があるなら、日本の運転免許証と一緒に入国の日付を証明するためのパスポートもあわせて携行するようにしてください。

日本の運転免許証とパスポートを携行していれば、入国後1年以内に限って国際免許証なしでも車の運転が可能です。

ただし、対応した警察官の誤解によって無免許運転と判断されてしまうトラブルもあるようです。
滞在する期間や運転の頻度によっては国際免許証を取得しておくと良いでしょう。

※ 在ホノルル日本国総領事館「ハワイ州で車を運転する方へ

ホームステイ先に喜ばれるお土産

留学でホームステイをする場合、ホストファミリーへ日本のお土産・手土産を持っていっても良いでしょう。

お土産は必須というわけではありませんが、コミュニケーションのきっかけになります。

定番なのは日本のお菓子やお茶碗、扇子などの日用品・小物です。
特に和を感じられるようなもの、漢字の入った小物、ハワイでも人気のあるお菓子の日本限定フレーバーなどは人を選ばず、喜ばれやすいのでおすすめです。

一方、高額なものは逆に気を遣わせてしまうので避けてください。
また、人によって好き嫌いが分かれそうな癖のある食べ物なども避けるのが無難です。

お土産は受け取る相手のことを考えて選ぶようにしましょう。

ハワイ留学時に注意したい法律やマナー

法律や条例、ルールなどは国・地域によって異なります。
そのため、留学や観光で海外へ行く場合は、あらかじめ日本との違いを調べておくと安心です。

また、日本と同じようなルールであっても、取り締まりや罰則が厳しく、「知らなかった……」では済まないケースもあるので注意してください。

ハワイへの留学時に注意したい主な法律やマナーをまとめました。

ハワイ留学時に注意したい法律やマナー

  • 歩行者の交通ルール(J walk/ 歩きスマホ禁止)
  • 屋内と公共の場での喫煙は禁止
  • 飲酒は21歳以上

歩行者の交通ルール(J walk・歩きスマホ禁止)

「Jay-Walk/J Walk(ジェイ・ウォーク)」とは横断歩道のない場所を歩行者が横切ることです。
日本においても警察官から注意を受ける行為ですが、ハワイではより厳しく取り締まられます。
ハワイの場合、ジェイ・ウォークに対しては130ドル~の罰金が課されます。

また、スマホを見ながら、スマホを操作しながら横断歩道を渡るのも禁止です。
そのほかにも「信号が点滅してから横断歩道を渡る」なども罰金の対象になります。

罰金を支払うことになるだけでなく、歩きスマホはとても危険なので注意してください。

自転車や自動車についても日本と交通ルールが異なる部分があるため、それらを利用する予定があるなら事前に調べておくことをおすすめします。

※ ホノルル警察署「歩行者の安全

屋内と公共の場での喫煙は禁止

基本的にハワイでタバコを吸えるのは認められている喫煙スペースのみです。

公共施設やレストランなどでの喫煙は、電子タバコを含め禁止されています。
屋内だけでなく、屋外についても「原則、喫煙できない」と考えた方が良いです。

喫煙者の方は、必ず喫煙スペース内でタバコを吸うようにしましょう。

飲酒は21歳以上

日本においては20歳から飲酒が可能ですが、ハワイの場合は21歳からです。
前述のタバコについても21歳からなので、日本とは飲酒・喫煙可能な年齢が異なる点は覚えておきましょう。

また、ビーチや路上などの公共の場所で飲酒することも禁止されています。
「夜のビーチでお酒を飲んでみたい」と考える人もいるかもしれませんが、罰金の対象になるので注意してください。

もちろん自室やレストランなどでの飲酒であれば問題はありません。
アルコール飲料は法律・ルールを守って、適度に楽しむようにしましょう。

ハワイははじめての海外留学におすすめ!短期ならビザも必要なし

ハワイはホノルルのあるオアフ島に多数の語学学校があります。

観光したり、ビーチへ行ったりするのにも便利な場所にあり、英語力を上げるだけでなく、「ハワイの文化や歴史を学びたい」「アクティビティを楽しみたい」という人にもおすすめの留学先です。

ハワイは温暖な気候で、比較的治安が良く、日本語の通じる場所も多いため、はじめて海外留学する人も安心して滞在できるでしょう。

また、滞在期間や週の授業時間によっては、ビザなしで留学することができます。
ESTA(電子渡航認証)のみで良く、手続きが簡単な点からも特に短期留学に向いています。

それでも語学学校や留学中の滞在先を探すのは大変です。
留学エージェントを利用すれば各手続きのサポートを受けられ、語学学校や滞在先も紹介してもらえます。

サポート手数料無料の留学エージェントもあるので、具体的なプランについては無料カウンセリングで相談してみてください。(ハワイ留学におすすめの留学エージェント