日本人の少ない環境で英語漬けの日々を送りたい人におすすめの留学先がアイルランドです。
首都のダブリンにはヨーロッパ各国から留学生が集まっていますが、日本人の割合は多くありません。
アイルランド国内には美しい自然や歴史のある教会なども多く、落ち着いた雰囲気の中で語学習得に集中できるでしょう。
また、アイルランドはヨーロッパの主要都市に比べると物価が安く、留学費用を抑えられます。
アイルランドからヨーロッパの各都市へは飛行機で数時間です。
そのため、週末などを利用して、気軽にヨーロッパ旅行できる点もアイルランド留学のメリットのひとつです。
この記事ではアイルランド留学を検討している方向けに「どの都市が良いのか?」「どんなメリット・デメリットがあるのか?」「費用はどのくらいかかるのか?」について説明していきます。
目次
事前のビザ取得不要だからすぐ留学できる!アイルランドの特徴
アイルランドはヨーロッパ北西のアイルランド島にある国です。
面積は北海道の8~9割ほどで、人口の多くは首都のダブリンに集中しています。
北海道よりも高い緯度にありますが、夏は涼しく、冬もそれほど寒くなりません。
メキシコ湾の海流と大西洋からの偏西風の影響で年間を通して安定した気候なので、厳しい暑さ・寒さを心配する必要もないでしょう。
日本からダブリンまでの直行便はなく、イギリスなどのヨーロッパの都市を経由することになります。
フライト時間は最短15時間ほどで、ルートによってはそれ以上にかかります。
アイルランドは英語も公用語のひとつになっていて、首都のダブリンなどには語学学校がたくさんあります。
海外で生活するうえでの最低限の防犯意識は必要ですが、治安は良いので、安心して滞在できるでしょう。
アイルランドの基本的な情報を表にまとめました。
アイルランドの基本情報
国 | アイルランド共和国 |
---|---|
首都 | ダブリン |
面積 | 70,300㎢ |
公用語 | ゲール語(アイルランド語)および英語 |
留学生の数 | 日本人留学生数:およそ396人(年間)※1 |
日本との時差 | -9時間(日本が9時間進んでいる) ※ サマータイム時は-8時間 |
日本からのフライト時間(最短)※直行便なし | およそ15時間 |
通貨 | ユーロ ※ 1ユーロおよそ158.8円(2024年9月30日時点) |
治安 | ヨーロッパの中でも比較的治安が良い。ただし、スリや置き引き、ひったくり、路上強盗などは発生しているため、外出時には注意が必要。 |
電圧・電源プラグ | 220~240V・Gタイプ(BF) |
ワーキングホリデー | 可能 |
日本国大使館 | https://www.ie.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
※1 一般社団法人海外留学協議会(JAOS)による「日本人留学生調査2023」より
日本からの留学生は多くありませんが、短期留学なら学生ビザが不要で、ワーキングホリデーにも対応しているということもあって留学先として注目されています。
アイルランドは「日本人の少ない国に留学したい」「都会過ぎない場所が良い」「治安や気候も大事」という人に向いているでしょう。
アイルランド留学するならどの地域がいい?おすすめ都市比較一覧
アイルランドに留学する場合、候補になるのは主に「ダブリン」「コーク」「ゴールウェイ」の3都市です。
アイルランド留学で候補になる3都市の特徴をまとめました。
アイルランド留学おすすめ都市一覧
都市 | 特徴 | 日本人の数 | 語学学校の数 | 家賃 |
---|---|---|---|---|
ダブリン | 島の東部に位置するアイルランドの首都。語学学校の数が多く、ヨーロッパ旅行をするのにも便利な場所にある。 | 少ない | 多い | 高い |
コーク | アイルランド南部にある都市。ダブリンに次ぐアイルランド第二の都市だが、人口は首都の1/10ほど。落ち着いた雰囲気を好む人におすすめ。 | 非常に少ない | やや少ない | 安い |
ゴールウェイ | 年間を通してイベントが多いアイルランド第三の都市。観光地のアラン諸島も近く、賑わいのあるエリア。 | 非常に少ない | やや少ない | 安い |
人口が圧倒的に多く、語学学校の選択肢も豊富なのはダブリンですが、より日本人が少なく、物価も安い地域を探しているならコークやゴールウェイもおすすめです。
以下では各都市について説明していくので、留学先選びの参考にしてください。
ダブリン
ダブリンは島の東部に位置するアイルランドの首都です。アイルランド最大の都市でもあり、人口の1/4以上がダブリンに住んでいます。
ダブリンには大統領府やアイルランド国会議会などの国家機関が数多くあり、政治や経済、文化の中心地にもなっています。
また、ダブリンには多くの教育機関も集まっていて、語学学校の数が多いのも特徴です。
ほかの都市に比べて都会的な街並みで、日本人留学生から人気のあるエリアになるでしょう。
日本からアイルランドへの直行便はありません。そのため、ロンドンなどを経由して、ダブリン空港へ向かいます。
ダブリン空港は国内観光で利用するケースもあるほか、市内の移動には鉄道や路面電車なども便利です。
加えて、ダブリン市内は自転車専用レーンが整備されているので、滞在中はシェアサイクルを利用しても良いでしょう。
ダブリンの基本情報
地方・県 | レンスター地方ダブリン県 |
---|---|
面積 | およそ115㎢(市域) |
人口 | およそ145万人 |
気候・服装 | 海洋性気候に属しており、夏は涼しく、冬は比較的暖かい。ほかのエリアよりも降水量が少なく、乾燥している。肌寒さを感じることが多いので、春や夏も羽織れるものがあると良い。また、秋や冬は日本で使うような防寒具も必要になる。 |
交通機関 | 鉄道/ 路面電車/ バス/ タクシー |
観光スポット | サミュエル・ベケット橋/ コンベンション・センター/ ダブリン城/ 聖パトリック大聖堂/ クライスト・チャーチ大聖堂 |
私立の語学学校 | エメラルド・カルチュラル・インスティテュート/ バベル・アカデミー・オブ・イングリッシュ/ センター・オブ・イングリッシュ・スタディーズ/ カプラン・インターナショナル・イングリッシュ(ダブリン校)/ ツイン・イングリッシュ・センター・ダブリン/ インターナショナル・スクール・オブ・イングリッシュ(ダブリン校)/ ザ・リングアビバ・センター/ インターナショナル・ハウス(ダブリン校)/ アルファ・カレッジ・オブ・イングリッシュ/ ユーラーン・イングリッシュ・スクール/ デルフィン・イングリッシュ・スクール・ダブリン |
大学付属の語学学校 | ダブリンシティ大学ランゲージセンター/ ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン・ランゲージ・センター |
コーク
コークは島の南部にあるアイルランド第二の都市です。
ダブリンに次ぐ規模の都市ですが、人口はダブリンの1/10ほどになります。
首都のダブリンやイベントの多いゴールウェイに比べて観光客が少なく、落ち着いた環境の中で勉強に集中したい人におすすめのエリアです。
また、ダブリンよりも家賃が安く、日本人留学生の数はさらに少なくなります。
語学学校の数も少ないものの、クラスの日本人比率は低く、英語のみの環境を作りやすいでしょう。
ダブリンと同様にコークまでの日本からの直行便はありません。
そのため、日本からは乗り継ぎで向かうことになり、ヨーロッパの主要都市などを経由するルートが一般的です。
もしくは、ダブリンから電車・バスで3時間前後かけて移動することも可能です。
コークには教会や大聖堂、城などの観光スポットが多くあります。
タイタニック号が最後に寄港したコーヴ港も有名で、街中にはたくさんのパブもある港町です。
コークの基本情報
地方・県 | マンスター地方・コーク県 |
---|---|
面積 | およそ37㎢(市域) |
人口 | およそ12万人 |
気候・服装 | ダブリンと同じく夏も気温が上がりにくく、春から夏にかけても長袖や羽織れるものが必要になる。夏の日中は15℃~20℃前後で半袖でも過ごせるが、朝晩は冷え込むこともある。また、ダブリンに比べて降水量が多い点にも注意。 |
交通機関 | 鉄道/ 路面電車/ バス/ タクシー |
観光スポット | 聖アン教会(シャンドン教会)/ 聖フィンバー大聖堂/ ブラーニー城/ コーク市刑務所/ バター博物館/ キラーニー国立公園 |
私立の語学学校 | コーク・イングリッシュ・カレッジ/ アイコット・カレッジ・コーク/ アクティブ・センター・オブ・イングリッシュ・トレーニング/ コーク・イングリッシュ・ワールド |
大学付属の語学学校 | コーク大学ランゲージセンター |
ゴールウェイ
ゴールウェイは島の西部にある都市です。アイルランド第三の都市で、人口はコークよりも少なくなります。
しかし、ゴールウェイでは年間を通してさまざまなイベントがあり、国内外からの観光客が多く、非常に賑わっているエリアです。
例えば、毎年9月にはゴールウェイ国際オイスターフェスティバルが開催されています。
アイルランドは海産物の消費量が少ないですが、海に面したエリアなので、新鮮なシーフードも楽しめるでしょう。
ゴールウェイで開催されている主なイベント
- Early Music Festival(5月)
- the Galway Film Fleadh(7月)
- the Galway Arts Festival(7月)
- Galway International Oyster Festival(9月)
また、ゴールウェイにはアイルランド伝統文化が色濃く残っているエリアも多く、アイルランド語(ゲール語)を使用する地域もあります。
「英語だけでなく、アイルランドの文化も体験したい」という人にゴールウェイはおすすめです。
古代ケルト人が築いたとされている石の砦などがあるアラン諸島までのアクセスも良く、短期留学であっても国内観光を十分に楽しめるでしょう。
ゴールウェイには空港がありますが、現在、定期旅行便の運行はしていません。
そのため、日本からはヨーロッパなどを経由して、「ダブリン空港」もしくは「シャノン空港」に向かうことになります。
ゴールウェイまでは、ダブリン空港からバスで2時間30分、シャノン空港から1時間30分ほどです。
ゴールウェイの基本情報
地方・県 | コノート地方・ゴールウェイ県 |
---|---|
面積 | およそ50㎢(市域) |
人口 | およそ8万人 |
気候・服装 | アイルランドのほかの都市と同様に1年を通して穏やかな気候で、季節による気温の変化も小さい。ただし、1日の中での天候の変化が多いため、折り畳み傘などがあると便利。半袖でも過ごしやすい6月~8月は留学のベストシーズンでもあるが、急な雨で気温が下がることもあるので注意。 |
交通機関 | 鉄道/ バス/ タクシー |
観光スポット | 聖ニコラス教会/ ゴールウェイ大聖堂/ コネマラ国立公園/ ゴールウェイ市立博物館/ デューングラ城(ダンゴーラ城)/ ケネディ・パーク |
私立の語学学校 | ゴールウェイ・カルチュラル・インスティテュート/ アトランティック・ランゲージ・ゴールウェイ/ ブリッジ・ミルズ・ゴールウェイ・ランゲージ・センター |
大学付属の語学学校 | アイルランド国立大学ゴールウェイ イングリッシュ・ランゲージ・センター(サマーコース) |
アイルランド留学のメリット
アイルランド留学のメリットには以下のようなものがあります。
アイルランド留学のメリット
- 比較的治安が良いから安心して暮らせる
- ヨーロッパの中では物価が安いので留学費用が抑えられる
- 日本人が少なく英語のみの環境を作りやすい
- ヨーロッパからの留学生が多く交流を楽しめる
- 古代アイルランドの伝統「ケルト文化」に触れられる
- ヨーロッパ旅行に格安で行ける
- 街がコンパクトで暮らしやすい
- ビザの事前申請は必要ないので留学準備がラク
比較的治安が良いから安心して暮らせる
ヨーロッパには一部治安が悪い国もありますが、アイルランドは比較的安全です。
オーストラリアのシドニーを拠点とするシンクタンク「経済平和研究所」が発表している世界平和度指数(2024)において、アイルランドはアイスランドに次ぐ2位でした。
同レポートで日本は17位であり、アイルランドは世界的に見ても治安の良い国だということが分かります。
世界平和度指数は複数の項目によるランキングです。
そのため、単純な犯罪発生率などの比較ではありませんが、日本からの留学生も安心して暮らしやすいでしょう。
ただし、重犯罪が起きていないわけではありませんし、観光地や繁華街ではスリや置き引き、ひったくりなども発生しています。
貴重品の管理に注意するほか、治安が悪いといわれているような場所には近づかないようにしてください。
ヨーロッパの中では物価が安いので留学費用が抑えられる
アメリカやヨーロッパの主要都市の語学学校に通う場合、留学費用は高額になりやすいです。
一方、アイルランドの物価はほかのヨーロッパなどの主要都市に比べると安いので、留学にかかる費用を抑えられるでしょう。
アイルランドの中では首都ダブリンの家賃は高めで、上昇傾向にあります。
生活にかかる費用を安く抑えたい場合は、ダブリン以外のコークやゴールウェイなどの都市も選択肢にしてください。
アイルランド留学の費用については後述していますが、参考までに留学エージェントのスマ留を利用する場合のアメリカ・ヨーロッパ留学の費用をまとめました。
アメリカ・ヨーロッパ留学の費用(4週間)
国・地域 | スマ留ライト | スマ留スタンダード |
---|---|---|
アイルランド | 298,000円 | 337,000円 |
イギリス | 350,000円 | 389,000円 |
アメリカ(東海岸) | 449,000円 | 488,000円 |
アメリカ(西海岸) | 370,000円 | 409,000円 |
カナダ | 313,000円 | 352,000円 |
※ プラン料金には学費(入学金・授業料・教材費)や滞在費などを含みます。海外航空券代、海外留学保険料、ビザ取得の費用などは含まれません。プランについて詳しくはスマ留の公式ホームページで確認してください。
日本人が少なく英語のみの環境を作りやすい
アイルランドの第一公用語は「アイルランド語」で、第二公用語が「英語」となっています。
アイルランド語を使用する地域もありますが、日常的には英語が使われており、留学中は語学学校以外でも英語を話す機会は多いでしょう。
また、アイルランドは日本などのアジアからの留学生が少ないです。
日本からの留学生が多い国の語学学校の場合、日本人比率が30%以上になるケースも少なくありません。
その一方で、アイルランドの語学学校は、基本的に日本人比率が10%以下です。
クラスの中で日本人がひとりだけというケースも多く、英語のみの環境を作りやすいというのはアイルランド留学のメリットになります。
「日本人でかたまってしまう」というのは海外留学においてよくある失敗パターンです。
アイルランドであればそもそも日本人の留学生が少なく、語学学校やホームステイ先の友人とは英語でコミュニケーションをとることになるでしょう。
ヨーロッパからの留学生が多く交流を楽しめる
前述のとおり、アイルランドは日本やアジアからの留学生が多くありません。
アイルランドへの留学生で多いのはヨーロッパや中東、南米などです。
全体の中で日本人の割合は少なく、アイルランドは異文化交流をしやすい環境でもあります。
海外留学では英語力を向上させることだけでなく、異文化交流によってさまざまな価値観や文化を理解することも重要です。
ホームステイでアイルランドに滞在する場合、ホストファミリー宅にさまざまな国籍の留学生が滞在しているケースもあり、学校でも、滞在先でも海外からの留学生との交流を楽しめるでしょう。
古代アイルランドの伝統「ケルト文化」に触れられる
留学先としてアイルランドを選ぶ場合、「ケルト文化に興味を持っている」というケースも多いでしょう。
アイルランドにはケルト文化に触れられる場所が数多くあります。
例えば、アイルランド西部のゴールウェイ湾に浮かぶアラン諸島には、ケルト文化が色濃く残っています。
アラン諸島の中で最大の島であるイニシュモア島には、古代ケルト人が築いたとされている砦の「ダン・エンガス」やヨーロッパで一番小さな教会として有名な「聖ベナン教会」、古代の日時計がある「聖キーラン修道院」などの名所があり、アイルランドの文化・ケルト文化に触れたい人におすすめのスポットです。
留学期間中にアラン諸島への観光を予定しているなら、ゴールウェイで語学学校を探しても良いでしょう。
ゴールウェイからアラン諸島へはフェリーが出ていますし、近くのコマナーラ空港から飛行機で行くこともできます。
ヨーロッパ旅行に格安で行ける
アイルランドを留学先として選ぶのには、「ほかのEU加盟国に旅行しやすい」というメリットもあります。
飛行機を利用すればロンドンまでは1時間、ミラノやパリ、バルセロナまでは2時間~3時間ほどです。
留学中にヨーロッパ各地を観光するのにアイルランドは良い拠点になるでしょう。
アイルランドにはライアンエアーというヨーロッパ最大の格安航空会社があり、気軽に近隣のヨーロッパ諸国を観光できます。
航空会社や時期にもよりますが、数千円で移動できるので、「格安でヨーロッパ旅行をしたい」という人にもアイルランドはおすすめです。
ちなみに、アイルランドは加盟国間を入国審査なしで移動できる「シェンゲン協定」に加盟していません。
アイルランド留学中に観光でヨーロッパの他国を訪れる分には問題ありませんが、アイルランドとイギリスの2ヵ国留学をするようなケースでは、入国審査を受けるために第三国を経由しなくてはいけないケースもあるので注意してください。
街がコンパクトで暮らしやすい
アイルランドの面積は北海道の8割ほどと大きくありません。
ダブリンなどの主要な都市も非常にコンパクトなので暮らしやすく、国内観光もしやすいです。
ダブリン市内はバスや路面電車などの交通網が発達していて、車がなくてもさまざまなエリアに移動できます。
また、シェアサイクルの普及率も高いため、自転車を借りて、街中を散策することも可能です。
短期留学の場合、せっかくの海外でも観光する余裕がないケースも多いですが、街がコンパクトなアイルランドなら週末に有名な観光スポットをいくつも巡れるでしょう。
ビザの事前申請は必要ないので留学準備がラク
海外留学においてハードルのひとつになるのがビザの取得です。
渡航先によっては留学する1ヶ月以上前からビザ取得の準備を始めるケースもあります。
特にはじめての海外留学では、ひとりでビザの手続きをするのは大変でしょう。
しかし、アイルランド留学の場合、滞在期間が3ヶ月以内なら基本的にビザはいりません。
事前にビザの取得手続きなどをする必要はなく、パスポートや語学学校の入学許可証、帰りの航空券などがあれば入国できます。
大学や語学学校への通学でアイルランドに3ヶ月以上滞在するケースやワーキングホリデーで滞在するケースはビザ(学生ビザやワーホリビザ)が必要です。
アイルランド留学で必要になるビザについては後述しているので、詳しくはそちらも確認してください。
アイルランド留学のデメリット
アイルランドを留学先として選ぶ場合、注意すべきデメリットもいくつかあります。
語学留学において重視するポイントは人によって違うと思いますが、デメリットについても確認しておくようにしましょう。
アイルランド留学のデメリット
- 街が小さく遊ぶ場所が少ないので長期留学では飽きる人も
- アイルランド料理の種類が少なく日本の食材が手に入りにくい
- 現地の人が話す英語が速く訛りがある
- 天候が不安定だから雨具や防寒着の携帯が必須
- 日本からの直行便はなく、フライト時間も長い
- アイルランドの留学情報が少ない
街が小さく遊ぶ場所が少ないので長期留学では飽きる人も
アイルランドは国や都市がコンパクトで生活しやすいという点をメリットに挙げましたが、その分、観光スポットや遊ぶ場所も少ないです。
半年~1年以上の長期留学でアイルランドに滞在する場合は、主な観光スポットを巡り尽くして、飽きてしまうようなケースも出てくるでしょう。
特に自然やアウトドアでのアクティビティ、歴史的建築物に興味がないとやや退屈かもしれません。
もし娯楽の少なさをデメリットに感じるなら、アイルランド滞在中にヨーロッパ旅行をするのがおすすめです。
前述のとおり、アイルランドからは短時間かつ格安でヨーロッパの主要都市にアクセスできます。
留学期間が充実したものとなるように、アイルランドやヨーロッパ各国の文化やイベントを調べておくと良いでしょう。
アイルランド料理の種類が少なく日本の食材が手に入りにくい
アイルランドは昔から牧畜が盛んです。
そのため、アイルランド料理には肉や乳製品がよく使われ、主食はパンとジャガイモです。
海に面する都市では魚介類も食べられますが、アイルランド全体として海産物の消費量は多くありません。
アイルランド料理には似たようなものも多いので、人によっては日本食が恋しくなることもあるでしょう。
ちなみに、アイルランドにも日本食を出すお店や日本の食品を扱うお店はあります。
ただし、日本食レストランの数は限られますし、オーナーなどが日本人でないケースが多く、価格もやや高めです。
海外での食事は留学の楽しみのひとつであり、健康を維持するためにも重要です。
食欲が湧かずに、食べる量が減ってしまうと体調不良につながるので、積極的に好きなメニューやお気に入りのお店を見つけるようにしましょう。
現地の人が話す英語が速く訛りがある
日常的に英語が使われる国において珍しいことではありませんが、アイルランドの英語には独特のアクセントや言い回しなどが存在します。
歴史的な影響もあって、アイルランド英語はイギリス英語に近いです。
日本の学校で習うのは基本的にアメリカ英語なので、アイルランドの人々が話す英語に違和感を覚えることもあるでしょう。
また、現地の人々が話す英語は速く、最初は聞き取るのに苦労する人が多いようです。
留学生をたくさん受け入れているホストファミリーや語学学校の先生などは、聞き取りやすいようにゆっくりと話してくれることが多いものの、慣れるまではコミュニケーションをとるのが難しいかもしれません。
天候が不安定だから雨具や防寒着の携帯が必須
アイルランドは天候が不安定なことも多いので、外出する際は雨具や防寒具などを携帯しましょう。
アイルランドの夏は涼しく、冬も緯度が高い割に冷え込まず、年間を通して温暖です。
厳しい暑さや寒さの心配がない点は嬉しいですが、さっきまで晴れていても、急に天気が悪くなるケースもあります。
降水量自体が多いわけではないものの、1日の中で天候の変化が激しい点には注意してください。
日本からの直行便はなく、フライト時間も長い
日本からアイルランドに行くには、ヨーロッパなどを経由するルートが一般的です。
アイルランドまでの直行便は出ていないため、ロンドンのヒースロー空港などで乗り継ぎをすることになります。
日本からアイルランドまでの所要時間は15時間~18時間程度になるでしょう。
ドバイなどの中東を経由するルートもありますが、便によっては乗り継ぎにかかる時間が長く、20時間~30時間ほどかかるケースもあるので注意してください。
また、アイルランドと日本の時差は9時間(サマータイム時は8時間)です。
一般的に4時間~5時間以上の時差があると時差ぼけになりやすいといわれていて※、短期留学の場合、時差ぼけで数日を無駄にするのはもったいないです。
時差が大きいと日本に住む家族や友人とリアルタイムで連絡を取るのも難しくなるでしょう。
アイルランドの留学情報が少ない
留学先を決めるうえで事前の情報収集は非常に重要です。
しかし、アイルランドは日本からの留学生がそこまで多くないということもあって、留学情報も少ないです。
「どの語学学校が良いのか分からない」「現地の生活について知りたい」という場合も、求めている情報をなかなか見つけられないことがあるでしょう。
もしアイルランドの留学情報の収集が難しいなら、ぜひ留学エージェントを利用してみてください。
アメリカやカナダ、オーストラリアなどに比べるとアイルランドの留学情報は少ないですが、留学エージェントなら現地の語学学校や生活、各種手続きに関する情報を持っています。
中には実際にアイルランドの語学学校を訪問して、情報を集めていたり、現地にサポートデスクを設置していたりするエージェントもあります。
留学の相談は基本的に無料なので、まずはWebからカウンセリングを予約しましょう。
アイルランド留学準備は留学エージェントを利用すると安心
はじめてのアイルランド留学で、自分にあった語学学校や滞在先を手配するのは難しいです。
また、ビザなどの手続きを自分自身で行うのも大変でしょう。
そこで便利なのが留学エージェントです。
留学エージェントなら語学学校や滞在先の手配だけでなく、ビザなどの各種手続きのサポートも受けられます。
語学学校側から費用を貰っていて、利用者には無料でサポートを行ってくれるエージェントも多いので、まずはWebなどからカウンセリングの予約をしてみましょう。
手数料無料!留学費用を最大で従来の半額にする「スマ留」がおすすめ
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スマ留は生徒数の少ない語学学校の空き時間や空き場所を利用することで、通常よりも安く留学できるようになっていて、渡航先と留学期間で金額が決定するシンプルな料金体系も特徴です。
学校によって料金は変わらないので、学費を気にすることなく好きな語学学校を選べます。
さらにスマ留は世界中に専用学生寮「SMARYU RESIDENCE」を持っていて、アイルランドの場合、ダブリンの住宅地にあります。
学生寮から人気の語学学校までは徒歩10分ほどと立地も良く、勉強するのにも、生活するのにも非常に良い環境が整っています。
留学時期や渡航先が決まっていなくても相談できるので、まずはWebで無料カウンセリングの予約をしましょう。
スマ留の基本情報
サポート料金 | 無料 (有料サポートも可能) |
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学習サポート | NativeCamp(オンライン英会話)/英語学習アプリ |
現地サポート | 現地オリエンテーション/学校とのトラブル対応 |
留学後のサポート | 就職・転職相談 |
無料カウンセリング | オンライン/対面 説明会、LINE相談も実施 |
留学ローン | あり |
国内オフィス | 東京 |
特徴 | 語学学校の空き時間を利用するなどの工夫で留学費用の最大半額を実現 |
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アイルランド留学をサポートしている留学エージェント12選
アイルランドは日本からの留学先としてはややマイナーです。
しかし、欧米の主要都市に留学するよりも費用が安く、ビザの事前申請も不要ということもあって、注目されている留学先でもあります。
アイルランドへの留学プランを扱っているエージェントは多いです。
料金やサポート内容などを比較しながら、自分にあった留学エージェントを見つけましょう。
アイルランド留学のサポートが可能なエージェントの特徴を表にまとめました。
アイルランド留学エージェント一覧
エージェント | 特徴 |
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スマ留 | 渡航前から留学中、帰国後までしっかり無料サポート。アイルランドのダブリンにはスマ留専用の学生寮あり。 |
留学情報館 | 渡航前の英会話レッスンを提供。グループレッスンでは他の留学予定の人と交流できる。 |
夢カナ留学 | 確実に英語力を上げるための事前学習サポートが充実。 ワーホリビザを最大限活用し、実質0円の長期留学を実現。 |
School With | アイルランドの100校以上の語学学校と提携。公式ホームページで自分にあう国・都市の診断を受けられる。 |
アイルランド留学センター | 航空券や保険の手配も可能なアイルランドに特化したエージェント。ダブリン以外の都市の語学学校も多く扱っている。 |
アイルランド留学DRIVE | アイルランド留学専門のエージェント。提携するアイルランドの語学学校数が最大級で、現地でも日本人スタッフのサポートを受けられる。 |
ニチアイ | 語学留学だけでなく、ワーキングホリデーも充実サポート。ワーホリの日系唯一の現地サポートエージェント。 |
毎日留学ナビ | 語学学校や受講するコース選びのアドバイスも受けられる。提携する旅行会社があるので、航空券の手配も可能。 |
iss留学ライフ | 社会人だけでなく、キッズや中高生、大学生の留学もサポート。観光庁から登録を受けているZ会グループの留学プラン専門の旅行会社。 |
留学ジャーナル | 渡航前に本格的な英会話レッスンが受けられる。Webでの情報発信に加えて、雑誌「留学ジャーナル」を刊行する信頼性の高いエージェント。 |
留学会社アフィニティ | 東京・大阪・福岡の3都市にオフィスを構える留学エージェント。シニア向けプランも扱っている。 |
I.C.T. | 代理店向け・独自キャンペーンを利用することで、語学学校に直接申し込みをするよりも授業料が安くなる。保険会社の代理店でもあるので、海外旅行保険の手配も可能。 |
留学エージェントについては、「アイルランド留学におすすめの留学エージェント」の記事でより詳しく紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
アイルランド留学準備から留学までの流れ
アイルランド留学の準備から実際に渡航するまでの流れは以下のようになっています。
アイルランド留学準備から留学までの流れ
- 留学先の都市や学校に関する情報収集を行う
- 語学学校や滞在方法を決定する
- 入学手続きを行う
- ビザやパスポートを申請する
- 航空券や滞在先を手配する
- 荷物のパッキングを済ませる
実際には海外留学保険に加入したり、クレジットカードを作ったりなども必要になるでしょう。
また、留学期間によって必要なビザの種類と手続きは変わってきますし、ワーキングホリデーはビザの抽選時期が決められています。
何ヶ月前から留学準備を開始するかはケースバイケースですが、3ヶ月以内の留学は3ヶ月~半年前から、3ヶ月を超える留学は半年以上前から、大学留学やワーキングホリデーは1年程度前から準備を進めると安心です。
短期留学なら1ヶ月前からの準備でも間に合うかもしれません。
しかし、スケジュールがタイトだと都市や語学学校などの情報収集に時間をかけることができないので、余裕を持って準備するようにしてください。
自分ひとりで留学準備を完璧にこなすのは難しいため、語学学校選びや滞在先の手配、ビザなどの手続きは留学エージェントのサポートを受けるとスムーズでしょう。
アイルランド語学学校の種類と選び方
アイルランドにある語学学校は主に「私立(民間)の語学学校」と「大学付属の語学学校」の2種類です。
私立の語学学校は提供しているプログラムの豊富さがメリットなのに対して、大学付属の語学学校はアイルランド国内での進学準備のためのプログラムに特化している点が特徴になります。
そのため、「英語力を上げて、今後の生活や仕事に活かしたい」というケースでは、私立の語学学校を選択するケースが多いでしょう。
それぞれの語学学校の特徴について以下で解説していきます。
多彩なコースがあり英語初心者も学べる私立の語学学校
私立の語学学校は数が多く、「英語力に応じた細かなレベル分け」や「柔軟なカリキュラム」が特徴です。
「英語がまったく話せない」「はじめて海外に行く」という人向けの入門~初心者クラスだけでなく、「将来的に海外で働きたい」「海外留学の経験がある」という人向けの中~上級クラスも用意されています。
また、英語以外にアイルランドの文化なども学べるプログラムを提供している学校もあります。
入学時の実力テストでクラス分けが行われますが、何段階でクラスを分けているかは学校によって異なります。
ビギナー向けのクラスがないケースもあるので、詳しくは学校のホームページなどで確認してください。
加えて、私立の語学学校は入学できるタイミングが多く、週の授業数や在学期間などの自由がきくという点もメリットになるでしょう。
「できるだけ早く留学したい」「短期留学したい」「授業数は少なめにして、観光や体験の時間を多くとりたい」なども、私立の語学学校であれば可能です。
大学進学を目指すなら大学付属の語学学校
大学付属の語学学校は、基本的にアイルランド国内の大学などへの進学準備を目的にしています。
そのため、プログラムは進学するうえで求められるアカデミックな内容や英語力を証明するIELTS(アイエルツ)などの検定対策が中心になってきます。
大学付属の語学学校は大学の敷地内にあるケースが多く、大学の設備を利用できたり、現地の大学生と交流できたりする点もメリットになるでしょう。
ただし、大学付属の語学学校の入学には一定の英語力が求められますし、開講のタイミングも決まっています。
大学によっては短期間のコース、長期休暇にあわせて開講するコース(サマーコースなど)も用意されていますが、私立の語学学校に比べてカリキュラムの自由度は低くなるため、情報収集をしっかりと行ってください。
アイルランド留学の滞在方法
アイルランドに留学する際の滞在方法は主に「ホームステイ」「学生寮」「フラットシェア」「ホテル・ゲストハウス」の4種類です。
いずれも自分自身で手配するのは大変なので、基本的には留学エージェントなどのサポートを受けると良いでしょう。
それぞれの滞在方法の特徴について説明していきます。
ホームステイ
アイルランド留学ではホームステイが利用されるケースも多いです。
ホームステイのメリットは食事の心配をする必要がなく、ホストファミリーやほかの留学生とコミュニケーションをとれることです。
「学校以外でも、海外の人と英語を使って話したい」「海外の文化や価値観を学びたい」という人は、ホームステイを利用すると良いでしょう。
その一方で、一緒に生活するうえでのルールを守らなくてはならず、ホストファミリーや食事が合わないケースもある点はデメリットになります。
学生寮
一部の語学学校や留学エージェントは学生向けの寮を持っています。
語学学校や留学エージェント経由で手配してもらえて、食事が含まれない分、ホームステイよりも費用を抑えられる点がメリットです。
門限や共有スペースのルールなどはありますが、比較的自由で、同じ学校やほかの学校に通う留学生とも仲良くなりやすいでしょう。
学生寮の設備や部屋タイプ(ひとり部屋や相部屋など)は、学校によって変わってきます。
留学生の多い時期は選択できる部屋タイプなどが限られるケースもあるため、余裕を持って手配してください。
フラットシェア(シェアハウス・ルームシェア)
大きなマンションの一部屋や一軒家を複数人で借りて、住むのが「フラットシェア」です。
日本でいうシェアハウスやルームシェアに相当するもので、留学生以外の人とも知り合え、全員で家賃を負担するので費用も抑えられます。
ただし、ダブリンなどの家賃の高いエリアは、一人あたりの負担も増えるでしょう。
また、入居する物件によっては保証金の支払いが必要になります。
入国後に自分で候補を探して、手続きをする必要があるので、基本的には大学進学などで長期留学する人向けの方法です。
アイルランドでの生活に慣れるまでは寮やホームステイを利用して、大学生活の後半はフラットシェアで生活するというのも良いでしょう。
ホテル・ゲストハウス
短期間の滞在の場合、アイルランドの語学学校にホテルやゲストハウスから通うという選択肢もあります。
ほかの滞在方法に比べて費用は高くなりますが、プライベートな時間・空間を確保しやすい点がホテルに滞在する最大のメリットです。
少しでも滞在費用を抑えたい場合は、ホテルではなく、複数人で利用するタイプの宿泊施設であるゲストハウスを利用しても良いでしょう。
通常、ホテル予約サイトや旅行サイトなどから手配することになります。
語学学校によっては提携するホテルがあったり、宿泊先になるゲストハウスを手配してくれたりするケースもあるので、事前に確認しておくと安心です。
アイルランド留学費用の相場!1週間~1年の金額は?
アイルランド留学の費用相場について説明していきます。
海外留学では語学学校に支払う学費以外にも、滞在費用や航空券代などが必要になります。
留学エージェントのパッケージを利用する場合は、料金に含まれるもの・含まれないものをしっかりと確認するようにしましょう。
例えば、スマ留のアイルランド留学のプランは以下のようになっていて、留学パッケージには「授業料」「入学金」「教材費」「滞在費」「安全サポート」「諸経費」が含まれます。
スマ留のアイルランド留学の料金
期間 | スマ留ライト | スマ留スタンダード |
---|---|---|
1~3週間 | 84,700円~ | 123,700円~ |
4週間~ | 298,000円~ | 337,000円~ |
12週間~ | 617,000円~ | 656,000円~ |
※ スマ留スタンダードは「語学留学パッケージ」+「英語学習サポート」のセットです。
※ 滞在方法は「シェアハウス」の場合です。別途料金で「ホームステイ」に変更可能です。
※ 12週間プランは8週間分の滞在費用が含まれています。
アイルランド留学の最安値は30万円台から!留学期間別で費用を比較
私立の語学学校なら最短1週間から留学可能です。
滞在期間を短くして、費用を抑えるのであれば、航空券代や現地での生活費なども込みで30万円台からアイルランドに留学できるでしょう。
航空券の価格は時期によって変わってきますが、留学期間には左右されません。
その一方で、学費や滞在費用などは、留学期間に応じて増えていきます。
期間別にアイルランド留学にかかる費用の目安をまとめました。
アイルランド留学の費用相場
期間 | 費用相場 |
---|---|
1週間 | 33万円~36万円 |
2週間 | 42万円~46万円 |
1ヶ月 | 56万円~60万円 |
2ヶ月 | 90万円~93万円 |
3ヶ月 | 111万円~115万円 |
半年 | 172万円~176万円 |
1年 | 278万円~308万円 |
※金額はおおよその目安です。
ただし、3ヶ月以上の留学では学生ビザの取得が必要になります。
ビザ申請や外国人登録(IRP)の手続きに別途費用がかかるので注意してください。
アイルランド留学の生活費はいくらかかる?留学費用の内訳
アイルランド留学で発生する費用の内訳について説明していきます。
1ヶ月間の留学では以下のような費用が発生します。
アイルランド留学費用の内訳(1ヶ月)
内訳 | 金額 |
---|---|
学費+滞在費 | 30万円~ |
航空券代(往復) | 13万円~ |
食費 | 4万円~ |
通信費 | 1万円~ |
娯楽費 | 3万円~ |
雑費 | 2万円~ |
海外留学保険料 | 3万円~ |
留学エージェントのサポート料 | 0円~数万円 |
総額 | およそ56万円~ |
※金額はおおよその目安です。
アイルランドまでの航空券は安い時期なら7万円前後で入手できるものの、高い時期は20万円前後になります。
アイルランド留学の費用は主要なヨーロッパの都市と比べると安いものの、日本よりも物価が安いわけではありません。
アイルランド留学にかかる費用を節約する方法については後述しているので、留学費用を安く抑えたい方はそちらも参考にしてください。
アイルランド留学に活用できる奨学金情報
アイルランドの大学などに進学する場合は、奨学金を利用できるケースもあります。
日本学生支援機構などの奨学金は海外留学に対応していますし、アイルランド政府のアイルランド政府奨学金なども利用可能です。
また、在籍している学校や進学予定の学校に奨学金の制度が用意されていることもあるので、担当課で確認するようにしましょう。
ただし、それらは誰でも利用できるわけではなく、応募の条件が決められています。
条件を満たしていなければ選考に通ることはありません。
応募できる期間が決まっているケースも多いため、奨学金が必要な方は早めに情報を集めるようにしてください。
ちなみに、社会人の短期間の語学留学においては、基本的に奨学金が利用できません。
低利子の奨学金に比べて負担は重くなりますが、銀行などのローンで不足分を借りることはできます。
もしくは、留学期間を短くしたり、留学時期を遅らせたりして、無理なく留学できるプランを立てましょう。
アイルランド留学費用を節約する方法
1ヶ月間以内のアイルランド留学の場合でも、30万円~50万円程度の費用がかかります。
ほかのヨーロッパの都市に留学するよりも安いかもしれませんが、短期留学であっても小さな金額ではありません。
アイルランド留学の費用をできるだけ節約したい方は、以下のようなポイントを意識しましょう。
アイルランド留学費用を節約する方法
- 留学期間や授業時間を短くする
- 学生寮は相部屋を選択する
- 外食は控えて、自炊をする
- 航空券の安い時期に渡航する
- 都市部ではなく、地方の語学学校に通う
- 生徒数が少ない午後開始のコースを選択する
- サポート無料の留学エージェントを利用する
- 現地でアルバイトをする(学生ビザを取得する場合)
アイルランドではワーホリや長期留学ならアルバイトは可能
アイルランドはワーキングホリデーの制度を利用でき、現地で働きながら語学学校に通えます。(アイルランドのワーキングホリデーとは)
また、長期留学で学生ビザを取得している場合もアルバイトが可能です。
留学中にアルバイトをしやすいアイルランドは「英語を使って働く経験を積みたい」「留学費用を稼ぎたい」という人におすすめの環境です。
学生ビザを取得した場合に留学中のアルバイトが認められている国はほかにもあるものの、「週に20時間まで」のような制限がかけられています。
アイルランドにおいても通常は週に20時間までですが、一定の条件を満たせば、学校の休暇期間(6月~9月および12月15日~1月15日)は週40時間までのアルバイトも可能です。
※参考:Citizens Information Student visas to study in Ireland
アイルランド留学のビザの申請方法
アイルランドは留学期間が3ヶ月以内なら、事前にビザの申請を行う必要はありません。
入国時、パスポートに押されるスタンプ(いわゆる観光ビザ)のみで良く、3ヶ月(90日)まで滞在できます。
ただし、パスポートの残存期間は出国日から6ヶ月以上必要で、日本に戻る際の航空券や語学学校の入学許可証などの提示を求められるケースもあります。
渡航前の手続きはいらないものの、パスポートの残存期間や提示する可能性のある書類のチェックなどはしておきましょう。
また、3ヶ月以上の留学においては「学生ビザ」もしくは「ワーキングホリデービザ」が必要です。
短期留学と長期留学、ワーキングホリデーで必要なビザの種類が異なる点に注意してください。
アイルランド留学で必要なビザの種類
アイルランド留学で必要なビザは以下の3種類です。
アイルランド留学のビザの種類
ビザの種類 | 滞在期間 | 滞在中のアルバイト |
---|---|---|
ビザなし(観光ビザ) | 3ヶ月以内 | 不可 |
学生ビザ | 3ヶ月以上 | 可能 |
ワーキングホリデービザ | 3ヶ月~1年 | 可能 |
語学学校に通って英語を学ぶ場合、3ヶ月以内の留学になるケースが多いでしょう。
このようなケースではビザを取得する必要がありませんが、アイルランド滞在中のアルバイトは認められません。
留学期間が3ヶ月以上になるときは、「学生ビザ」もしくは「ワーキングホリデービザ」を取得する必要があります。
学生ビザを取得できるのは、アイルランド政府に認定された学校に通い、週15時間以上の授業を受ける場合です。
語学学校に通う際の学生ビザは有効期限が8ヶ月間ですが、延長することで最長24ヶ月の滞在が可能です。
アイルランドの大学などに通う際の学生ビザは1年間の学年ごとに最大7年間まで更新できて、コース修了後、所定の期間内に帰国することになります。
一方、ワーキングホリデービザの有効期限は1年間で、更新はできません。
また、ワーキングホリデービザの申請期間は決まっており、ビザの発給数にも制限があります。
手続きが遅れて予定したスケジュールで渡航できなかったり、抽選に落ちてしまったりすることもあるので、ワーホリを検討している方は、早めに情報収集と準備を進めてください。
アイルランド留学のビザ申請手続きの流れ
3ヶ月以上のアイルランド留学で学生ビザを取得する場合、入国後に手続きを行います。
ただし、渡航前に必要書類をそろえておかなくてはいけません。
また、学生ビザやワーキングホリデービザでアイルランドに長期留学する際は、外国人登録(IRP:Irish Residence Permit)も必要です。
留学エージェントや語学学校が手続きのサポートを行ってくれるケースも多いので、あらかじめ確認しておくとスムーズでしょう。
学生ビザを申請する流れ
- 学生ビザの申請に必要な書類をそろえる
- 外国人登録(IRP)の予約を行う
- 管轄するオフィスに必要書類を持参する
学生ビザの申請および外国人登録の手続きでは、以下のような書類が必要になります。
学生ビザの申請に必要な書類
- パスポート
- 入学許可証
- 残高証明書(英文)
- 銀行口座の入出金明細書(過去6ヶ月分・ユーロ建表記)
- 海外旅行保険の契約証明書(英文)
- 学費支払証明書
- 英語力証明書
- 滞在先の住所が分かる書類など
書類の準備に加えて、ダブリンとそのほかの都市では手続きの手順が異なる点にも注意しましょう。
手続き内容などは変更されることもあるため、最新の情報はアイルランド移民局(Irish Immigration Service)の公式ホームページで確認してください。
アイルランド留学に必要なものは?渡航前の準備
アイルランド留学に必要なものについてまとめました。渡航前の荷物の準備・パッキングに役立ててください。
アイルランド留学の持ち物チェックリスト
アイルランド留学で必要になるもの・持っていると便利なものをリストにしました。
パスポートや航空券などは持っていなければ渡航・入国できません。
また、荷物をできるだけ減らしたい場合は、必要最低限のもの以外は現地で購入しても良いでしょう。
中には現地で見つけるのが大変なものもあるため、必要に応じて調整してください。
アイルランド留学に必要な持ち物リスト
持ち物 | 概要 |
---|---|
パスポート | パスポートには一定期間の残存期間が必要になります。アイルランドに入国する際には、出国予定日から6ヶ月以上の有効期限がなくてはいけません。滞在予定期間によって必要な残存期間が変わってくるので注意してください。 また、紛失に備えて、パスポートのコピーもとっておくと良いです。 |
往復の航空券 | アイルランドに留学する場合、原則として往復の航空券を用意しておく必要があります。留学する期間によっては片道でも大丈夫なケースもありますが、3ヶ月以内の語学留学では往復の航空券が必須だと思ってください。留学エージェントの中には航空券の手配を行ってくれるところもあるので、その場合は、相談しておくと良いでしょう。 |
海外旅行保険 | 学生ビザを取得してアイルランドに留学する場合、留学期間をカバーする海外旅行保険の加入が必要です。手続きの際に英文の保険加入証明書も必要になるので、事前に発行してもらえることを確認しておきましょう。 また、ビザなしで短期留学する場合も、語学学校から保険加入を求められるケースがあります。クレジットカードに海外旅行保険が付帯していても、保証金額や範囲が不十分なこともあるので、別途保険に加入しておくことをおすすめします。 |
お金(現金) | アイルランドはクレジットカードで決済できる場所が多いです。そのため、まとまった現金を持ち歩く必要はありません。 アイルランドの通貨はユーロです。チップの文化があるため、少額の現金は渡航前に用意しておきましょう。現地での両替には空港や銀行、ホテルなどを利用できます。日本円からユーロへの両替は手数料がかかるので、その点も含めて現金を用意するようにしてください。 |
クレジットカード | アイルランドは「Visa」もしくは「MasterCard」のクレジットカードなら利用できる場所が多いです。「JCB」は対応していない店舗もあります。そのため、VisaやMasterCardブランドのクレジットカードを最低1枚は持つようにしてください。 また、クレジットカードを作れない方は、デビットカードでも大丈夫です。デビットカードは口座残高の範囲内での利用になりますが、クレジットカードと同じようにキャッシュレス決済できます。 |
スマートフォン | 通常、日本のスマホをそのままアイルランドで使うことはできません。フリーWi-Fiを利用してスマホをインターネットに接続することはできますが、場所によっては「回線が遅い」「ネットに繋がらない」というケースもあるので注意してください。 海外で利用できるポケットWi-Fiをレンタルしたり、キャリアの海外ローミングサービスを利用したりする方法に加えて、現地でSIMを契約するという選択肢もあります。留学期間によっては現地でSIMカードを購入しても良いでしょう。 |
ノートパソコン・タブレット | 授業内容によってはノートパソコンやタブレットを持っていると便利なケースもあります。指示がなければなくても大丈夫ですが、持ち運びやすい大きさのものを一台持っていくと良いでしょう。 |
変圧器 | アイルランドは電圧も、プラグの形状も日本と異なります。そのため、ノートパソコンやドライヤーなどの日本の電化製品を利用するには、変圧器・アダプターが必要です。電化製品によっては海外対応のものもあるので、確認のうえ、必要なら用意しておきましょう。 |
筆記用具・文房具 | 必要最低限の筆記用具・文房具は持っていきましょう。ほとんどのものはアイルランドでも購入できますが、必要なときに見つからない可能性もあります。 授業で使う電子辞書もあると便利です。ただし、スマートフォンに英語辞書が入っているなら、電子辞書はなくても問題ありません。 |
衣類・靴 | Tシャツや下着などは1週間分用意しておきましょう。春や夏でも冷え込むことがあるので、長袖や羽織れるものもあると良いです。秋や冬は日本(東京)と同じくらいまで気温が下がります。防寒具もしっかりと用意してください。 滞在方法によって洗濯できる頻度は異なります。ホームステイの場合、週に1回まとめて洗ってくれるケースもありますし、自分の好きなタイミングで洗濯できるケースもあります。 また、靴は歩きやすいスニーカーや部屋履き用のサンダル、スリッパなどを持っていきましょう。アイルランドは天候の変化が激しく、急に雨が降ることもあります。留学するエリアや季節によってはブーツがあっても便利でしょう。 衣類などはアイルランドで足りない分を購入することも可能です。ただし、自分にあうサイズがない可能性もあるので、最低限のものは持っていった方が良いです。 |
タオル | タオルは現地で購入することもできます。バスタオル・フェイスタオルを各3枚程度持っていけば十分でしょう。 |
洗濯用品 | 洗濯ネットや小型の洗濯物干しがあると便利です。洗濯に関するルールはステイ先や寮などによって異なるので、事前に確認しておきましょう。 |
紫外線対策グッズ | アイルランドの夏は日本よりも涼しいですが、紫外線対策は必要です。季節に関係なく晴れた日は紫外線が強くなるので、日焼け止めやサングラス、帽子などは持っていきましょう。 |
化粧品・アメニティ | アイルランドで購入できるものも多いですが、肌にあわない可能性もあるので、化粧品やアメニティ用品は普段使っているものを持っていくのがおすすめです。 必要に応じてウェットティッシュやスキンケア用品、シェーバー、爪切り、リップクリーム、くし、生理用品などを準備してください。短期間の留学で、ホテルに滞在するようなケースならシャンプーやトリートメント、歯ブラシはなくても良いかもしれません。 |
常備薬・サプリメント | 普段、服用している薬がある場合は、留学期間中に必要な分を用意しましょう。また、慣れない海外で体調を崩すことも多いので、胃腸薬や風邪薬などもあると良いです。 ホームステイの場合、食事の心配はありません。ただし、栄養が偏るケースもあるため、ビタミンなどを補うサプリメントも役立ちます。 ※ 処方薬などについては英文の処方箋が必要になるケースもあります。医薬品の持ち込みは国によってルールが異なるため、事前に確認するようにしてください。 |
メガネ・コンタクトレンズ | メガネやコンタクトレンズは現地で購入するのが難しいため、紛失などに備えて予備もあると安心です。使い捨てのコンタクトレンズの場合は、ケースや洗浄液も必要ですが、現地で購入できます。必要最低限の分は持っていき、なくなりそうになったらドラッグストアで購入すると良いでしょう。 |
雨具 | アイルランドの雨量は日本よりも少ないですが、雨が降る日は多いです。そのため、必ず折り畳み傘やレインコートなどの雨具を持参しましょう。 |
バッグ | スーツケース(キャリーケース)とは別に、機内持ち込み用のバッグや通学用のバッグ、買い物で使うエコバッグなどがあると便利です。 |
アイルランド留学のスマホ事情!携帯電話やSIMカード・Wi-Fiはどうする?
アイルランドの語学学校や街中ではフリーWi-Fiを利用できる場所が多いです。
そのため、学校や語学学校などでスマホをネットに繋ぐこともできます。
短期間の留学であれば、フリーWi-Fiでスマホを使っても良いですが、不便なケースも出てくるでしょう。
留学中にスマホが使えないと不便なので、海外でもスマホを使えるように準備しておいてください。
アイルランドでスマホを使う方法
- 語学学校などのフリーWi-Fiを利用する
- 海外データローミングのサービスを利用する
- 海外で使えるポケットWi-Fiを契約する
- 現地で使えるSIMカードやeSIMを契約する
アイルランドの携帯電話会社ではプリペイドタイプのSIMカードも扱っています。
データ通信量・留学期間によっては、海外データローミングやポケットWi-Fiは費用が高額になります。
1ヶ月以上の留学ではフリーWi-Fiと現地で使えるプリペイドタイプのSIMを併用しても良いでしょう。
アイルランド留学の保険加入について
アイルランドに留学する場合、海外旅行・海外留学保険に加入しておくことをおすすめします。
海外滞在中の病気やけが、トラブルをカバーしてくれる保険に入っておけば、もしものケースも安心です。
保険料はカバーする期間などによって変わってきますが、1ヶ月~3ヶ月以内の留学なら3万円~5万円前後になるでしょう。
また、クレジットカードに海外旅行保険が付帯しているケースもあるものの、基本的に補償金額および補償範囲はあまり大きくありません。
航空券代などをクレジットカードで支払っていないと対象にならない「利用付帯」のケースもあるので、補償の金額・範囲とあわせて確認しておいてください。
※ ビザの種類や入学する学校によっては、保険の加入が義務付けられることもあります。
お金の管理は現金よりデビットカードやクレジットカードが便利
アイルランドではクレジットカードを利用できるお店が多いです。
比較的治安が良いといっても、高額な現金を持ち歩くのは危険なので、クレジットカードやデビットカードを利用すると良いでしょう。
対応している国際ブランドはお店によって異なりますが、VisaやMasterCardならほとんどのお店で使えます。
その一方で、JCBは利用できないケースも多いため、VisaもしくはMasterCardブランドのカードを1枚は用意してください。
また、トラブルで利用できなかったり、破損・紛失したりする可能性もあるので、できれば2枚用意しておくと安心です。
アイルランドでクレジットカード決済を行う場合、サイン(署名)は利用できないケースが多く、PINコードを入力するのが一般的です。
ワーホリや長期留学では給与振り込み用の銀行口座を開設しよう
アイルランドにワーキングホリデーや学生ビザを取得しての長期留学で滞在する場合は、現地でアルバイトができます。
現地の金融機関口座は学生ビザの手続きや給与の振り込みで必要になるので、入国後に銀行口座を開設しましょう。
アイルランドでは「Bank of Ireland(BOI)」や「Allied Irish Bank(AIB)」などの銀行が有名です。
口座開設に必要な書類はビザの種類によって異なります。
例えば、学生ビザの場合は、パスポートなどの顔写真付き本人確認書類に加えて、在学証明書や英文の残高証明書なども必要です。
残高証明書は渡航前に用意する方がスムーズなので、必要書類と手続きの方法を事前に確認しておくことをおすすめします。
※ 留学生の口座開設を学校側がサポートしてくれるケースもあります。
国際免許証+日本の免許証で車の運転ができる
アイルランドで車を運転するには、以下のような方法があります。
アイルランドで車を運転する方法
- 渡航前に国際運転免許証を取得する
- 現地で日本の運転免許証をアイルランド免許証に切り替える
留学中に車を運転する予定がある場合、基本的には国際運転免許証を取得することになります。
国際運転免許証の期限は1年間です。
※ 日本の運転免許証の有効期限が切れた場合、国際運転免許証も失効します。
アイルランドで運転できるのは有効期限の範囲内で、実際に運転する際は日本の運転免許証も携帯してください。
国際運転免許証の取得は、渡航前に最寄りの免許センターなどで手続きできます。
免許証に加えて、パスポートや証明写真、申請手数料などが必要になるため、管轄の免許センターや警察署で確認するようにしましょう。
ホームステイ先に喜ばれるお土産
アイルランド留学でホームステイを利用する場合は、日本からのお土産を持っていっても良いでしょう。
お土産はなくても問題ありませんが、ホストファミリーと話すきっかけになります。
例えば、以下のようなお土産はホストファミリーに喜ばれやすいです。
ホームステイ先に喜ばれるお土産
- 日本のお菓子
- 漢字の入ったグッズ
- 扇子や手ぬぐいなどの小物
- 日本メーカーの文房具
- 日本製のシートマスク
日本のお菓子は海外でも人気があります。
お土産の場合、抹茶フレーバーなど日本っぽさを感じるものがおすすめです。
また、小さな子どもがいる家庭であれば、折り紙と折り方の分かる本なども喜ばれるでしょう。
ただし、口に入れるものや肌に触れるものは、アレルギーなどに注意する必要があります。
留学エージェント経由でホストファミリーを紹介してもらう場合は、あらかじめ担当者などに相談することをおすすめします。
アイルランドは日本人の少ない場所で勉強したい人におすすめ
治安が良く、ヨーロッパの主要都市にも近いアイルランドは留学先として注目されている国です。
アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリアなどに比べると留学先としてはややマイナーですが、日本人が少なく、英語漬けで生活できる環境が整っています。
アイルランドは公用語のひとつが英語なので、語学学校以外でも英語を使う機会がたくさんあります。
また、短期間の留学であれば学生ビザは不要で、ビザに関する手続きが比較的簡単なのもアイルランド留学のメリットになるでしょう。
3ヶ月以上の留学からは学生ビザが必要になりますが、学生ビザがあれば一定の条件下でアルバイトをすることもできます。
アイルランドはワーキングホリデーにも対応していて、「働きながら語学学校に通いたい」という人にもおすすめの留学先です。
その一方で、アイルランド留学に関する情報は少なく、語学学校や都市選び、ビザ手続きなどの情報を集めにくいという点には注意してください。
海外留学で失敗しないためには情報収集が重要なので、不安な場合は留学エージェントを利用すると良いでしょう。
留学エージェントの中には無料でサポートしてくれるところもありますし、直接申し込みをするより学費が安くなるケースも多いです。
語学学校や滞在先の手配だけでなく、留学先選びや各種手続きのサポート・アドバイスも受けられるため、まずは無料カウンセリングで相談してみてください。
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