英検公式のアプリから外国製の英語学習アプリまで、様々なアプリを英検対策に使うことができます。
基本的に英語学習のための参考書は値段が高いことが多いですが、スマホアプリを使えば無料で英検の勉強ができるものも結構たくさんあるのです。
今回は英検対策にぜひ活用したい人気アプリや、英検1級を取得した私 Arisa が実際に使っているおすすめアプリを分野別にまとめました。
中学生以上なら、どのアプリも基本的には使っていただけると思います。
小学生以下の子供でも使えるアプリも合わせて紹介しているので、子供が利用するアプリを探している方はそちらも合わせて参考にしてください!
この記事で紹介しているアプリを普段の勉強にプラスして、さらに英検合格に近づけていきましょう。
目次
ダウンロード必須!英検公式アプリ「スタディギア for EIKEN」(無料・有料)
※「スタディギア for EIKEN」は2024年3月31日をもってサービスを終了しました。
英検公式の対策アプリ、スタディギア for EIKENは、英検受験者なら必ずダウンロードしておきたいアプリのひとつです。
英検公式アプリで、単語から筆記試験対策、さらにライティングやスピーキング対策までこのアプリ一つで行うことができます。
また受験級と受験日を設定するだけで、今の自分の実力から最適な学習プランを組み立ててくれるため、自分で学習プランを立てるのが苦手な人でも効率的に対策ができますね。
3級以上の受験で対策が必要になるライティングやスピーキングは、独学が難しいため、つい対策が後回しになりがち。でもスタディギア for EIKENなら大丈夫です。
ライティングとスピーキングはAIによる自動判定で採点結果と学習アドバイスをチェックできます。
これだけの機能がついて英検に申し込むと4技能の対策がなんと無料でできます(ベーシックプラン)。
※ スタディギアすべての機能を利用するには、プレミアムプランへの加入が必要です。
独学で英検に合格したい人はぜひインストールしていただきたいアプリです。
スタディギア for EIKENの基本情報
アプリ名 | スタディギア for EIKEN |
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運営会社 | Eiken Foundation of Japan |
対応級 | 準1級、2級、準2級、3級、4級、5級 |
対応端末 | iPhone(iOS) Android (Google Play) |
料金 | ライトプラン 無料 ベーシックプラン 英検受験者無料 プレミアムプラン 3,980円(税込) |
おすすめポイント | 単語、熟語、文法、リーディング、リスニング、ライティング、英検二次試験の対策が1つのアプリで完結。過去問も見られる。 |
英検一次試験と二次試験の対策ができるアプリ「英検®トレーニング」(無料)
スマホアプリで英検対策しようとすると、「リーディングはこのアプリ」「単語はあのアプリ」というように、目的別に複数のアプリを使いこなさなければいけないことが多いですよね。
そんな煩わしさから解放してくれるのが、英検一次試験と二次試験両方の対策ができる英検®トレーニングです。
スピーキングの対策も可能で、その場で採点結果がわかる「発音採点機能」がついています。
問題に対する答え方はもちろん、自分の発音をチェックできるので、発音に力を入れたい人にもおすすめしたいアプリです。
また2級から3級は単語がだんだん難しくなり暗記のペースが落ちてくる人も多いはず。
このアプリでは単語問題の解説に、覚えておきたい単語の例文がついているため、単語が使われる文脈も同時にチェックできて記憶により残りやすいです。
対応している級は2級、準2級、3級と限られてはいますが、これだけの英検対策コンテンツが揃っているのに、すべて無料なのは嬉しいですね。
英検®トレーニングの基本情報
アプリ名 | 英検®トレーニング |
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運営会社 | STUDYSWITCH |
対応級 | 2級、準2級、3級 |
対応端末 | iPhone(iOS) Android (Google Play) |
料金 | すべて無料 |
おすすめポイント | 単語、熟語、文法、リーディング、リスニング、ライティング、英検二次試験の対策が1つのアプリで完結。 |
英検一次試験の単語・熟語対策ができるアプリ3つ
英単語って勉強しているつもりでも、なかなか覚えられないですよね。私は正直単語を覚えるのが英検対策で一番苦手な分野でした。
英検ではどの級も筆記試験の最初、大問1で単語問題が必ず出題されます。単語の攻略は英検攻略の第一歩なのです。
でも英単語をたくさん勉強しても、それを使う機会がないと忘れてしまうもの。
英語のボキャブラリーをどんどん増やし、効率的に記憶に定着させるのにおすすめの単語・熟語対策アプリを2つ紹介します。
書籍と連動で英検の単語対策ができる「英検®でる単」(無料)
まず英検の単語を勉強するにあたってチェックしたいのが、英検対策問題集でおなじみ高橋書店の英検®でる単です。
このアプリは高橋書店の単語帳、『英検®でる単シリーズ』の内容がそのままアプリに収録されています。
そのため、紙の単語帳でできる、「単語を覚える・音声を聞く・覚えているかチェックする」の全てがこのアプリで完結。しかも全ての機能が無料で使えるので、とてもお得に単語対策ができるのです。
そしてこのアプリの特徴はなんといっても、単語の覚え方を習得できること。
難しい単語やスペルが複雑な単語は、なかなか記憶に残らないですよね。でもこのでる単アプリなら、語呂合わせなどを駆使して簡単な覚え方を教えてくれます。
単語の意味を覚えるのはもちろん、3級以上のライティングがある級を受ける人は、ライティングのスペリング対策にも応用できるアプリです。
単語テストでは回答時間を設定できるので、常に本番の時間配分を意識しながら単語の確認ができるのも、英検合格を目指すのに大事なポイントになりますね。
英検®でる単の基本情報
アプリ名 | 英検®でる単 |
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運営会社 | Hideo Okano |
対応級 | 2級、準2級、3級、4級、5級 |
対応端末 | iPhone(iOS) Android (Google Play) |
料金 | 完全無料 |
おすすめポイント | 無料で紙の単語帳と同じ勉強ができる、単語テスト、単語の読み上げ機能、単語ごとの語呂合わせ |
単語対策アプリの定番「英語アプリ mikan」(無料・有料)
続いて英検の単語対策で注目のアプリが、mikan です。
このアプリの特徴は、単語帳として単語の暗記をサポートしてくれるだけでなく、単語の定着度を測るテストが行えること。
英単語は勉強していくうちに、定着していないのに覚えた気になってしまいがち。このmikanでできるように、勉強した単語をテスト形式で確認していくことが単語・熟語対策では必須です。
教材の種類もかなり豊富で、英検だけではなくTOEICや受験英語向けの参考書も収録されているので、このアプリ1つで英単語をマスターできるでしょう。
目標やテストまでの日数を入力することで、一日に必要な学習量を自動で提案してくれるので、自分だとコツコツ進められない人に特におすすめです。
英語アプリ mikanの基本情報
アプリ名 | 英語アプリ mikan |
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運営会社 | mikan Co.,Ltd. |
対応級 | 準1級、2級、準2級、3級、4級、5級 |
対応端末 | iPhone(iOS) Android (Google Play) |
料金 | 基本無料 mikan Pro 月額1,000円 |
おすすめポイント | 単語帳、単語テスト、単語の読み上げ機能、目標設定機能、有料プランで133の教材を勉強し放題 |
自分で単語帳が作れる!「Quizlet」(無料・有料)
幅広く英検にも使えるおすすめ単語対策アプリといえば、世界的に有名な単語帳アプリの Quizlet です。
この Quizlet は、イメージとしてはフリーのオンライン単語帳で、自分だけの単語帳を作って勉強したり、他の人が作成した単語帳を自由に自分の学習に使用できます。
自分の単語帳を作る際は、自分で覚えたい単語と意味を入力しなければいけないため、それだけですでに単語対策になります。
他のユーザーが作った単語帳を使いたい場合は、自分が対策したい級の単語帳を検索するだけ。(「英検 2級 単語」など)
単語帳にたどり着いたら、その単語帳を使って単語対策ができます。さらにこの Quizlet は、紙の単語帳とは違い様々なモードを通して学習が行えるのです。
ベーシックな四択問題からスペリングモード、意味から単語を当てる問題など、ミニゲームのように楽しみながら単語を身につけられます。
一度間違えた単語は集中して繰り返し出題されるため、苦手な単語も克服しやすいですね。
Quizlet はアメリカのアプリですが、日本語にも対応しています。
私も大学の試験対策でこのQuizletに大変お世話になりました。みなさんもぜひチェックしてみてください。
Quizletの基本情報
アプリ名 | Quizlet |
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運営会社 | Eiken Foundation of Japan |
対応級 | 準1級、2級、準2級、3級、4級、5級(自分で作成、もしくは検索が必要) |
対応端末 | iPhone(iOS) Android (Google Play) |
料金 | 基本無料 ・Quizlet Plus (有料プラン) 年額 3,140円(ひと月あたり261円) 月額 700円 |
おすすめポイント | 無料の単語帳、単語テスト(四択問題・正誤問題・スペリング問題)、単語読み上げ機能 |
英検一次試験のリーディング対策ができるアプリ「スタディサプリ」(有料)
リーディング対策は机に教科書を広げて行うイメージがありますが、実はアプリでも十分に対策可能です。スマホで手軽に問題に取り組むことができれば、長文読解問題の長さや時間配分にどんどん慣れていきます。
また、それぞれの級で出題されやすい問題の種類や題材があるので、問題傾向を掴むためにもぜひアプリを活用したいところです。
もうすでに名前を聞いたことがある人も多いかもしれませんが、スタディサプリは学校の授業だけでなく、英検対策としても活用できるアプリです。
スタディサプリは様々なコースがありますが、ここでは高校講座内の英検対策を紹介します。高校生ではない人ももちろん利用可能ですよ。
このスタディサプリ内の英検対策は特にリーディング対策が充実していて、人気講師の対策授業を7講座受けることができます。対応しているのは、2級、準2級、3級の中級レベルです。
リーディングでは受験級が高くなるにつれて、どこを読めば良いか分からなかったり、時間が足りなくなってしまうこともあるでしょう。
そんな行き詰まった時にスタディサプリの英検リーディング講座をチェックすれば、各級でどこに気をつければ良いか、リーディング突破の糸口が見えてくるはず。
リーディングに必要な文法を確認したい時は、受験級に相当する学年の英文法をチェックしましょう。
文法から読解のコツまで網羅できるアプリになっています。スタサプのクーポンを持っている人はお得に利用できますよ!
スタディサプリの基本情報
アプリ名 | スタディサプリ |
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運営会社 | Recruit Co., Ltd. |
対応級 | 2級、準2級、3級 |
対応端末 | iPhone(iOS) Android (Google Play) |
料金 | 月額2,178円(税込) |
おすすめポイント | リーディング突破のための対策講座、高校文法の復習・習得が可能 |
英検一次試験のリスニング対策ができるアプリ2つ
リスニングスキルは英語を聞けば聞くほど、英語の発音や独特な言い回しが身につきます。
英検のリスニング対策は通勤・通学中に手軽に聴けるアプリを活用して効率的に行いましょう。
ここでは、英検のリスニング対策におすすめなアプリをまとめています。無料のものもあるので、ぜひ試してみてください。
旺文社リスニングアプリ「英語の友」(無料・内課金あり)
まず紹介するのは、英検対策問題集でおなじみ旺文社のリスニングアプリ、英語の友です。
英語の友のアプリは、旺文社が出版するオーディオ付き参考書の音声を取り込むことができます。
英検を独学で対策する人のほとんどは、少なくとも旺文社の問題集を一冊購入しているのではないでしょうか。
特に、『英検でる順パス単シリーズ』や『過去6回全問題集』を持っている人はかなり多いと思います。
購入したでる順パス単シリーズなど、旺文社の参考書内に書かれているパスワードをこのアプリに入力することで、いつでもどこでも、オフラインでもリスニング対策を行うことができます。
また便利なお気に入り機能や速度調節で、苦手な問題を繰り返し手軽に聞き返すことが可能。
さらに「英語の友プレミアム(月額制)」で利用すると、シャドーイング機能やディクテーション機能が使えます。
リスニングを攻略するにはまず自分がリスニングの速度に合わせて発音できることが必須ですから、とくに上級を受験する方はプレミアムプランも検討してみてください。
リスニング以外にも購入する参考書によっては単語テストやスピーキングテストもできるので、旺文社の参考書を持っている人は今すぐチェックしてみてください。
英語の友の基本情報
アプリ名 | 英語の友-旺文社リスニングアプリ |
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運営会社 | Oubunsha Co., Ltd. |
対応級 | 1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級(別途旺文社の参考書が必要) |
対応端末 | iPhone(iOS) Android (Google Play) |
料金 | 無料 英語の友プレミアム 月額1800円 |
おすすめポイント | リピート機能、速度調節機能、旺文社の全ての英語問題集に対応 |
英会話や英単語を聞き流し-英語リスニング(無料)
英語学習アプリ英語リスニングは、特に英語をたくさん聞いて、話の内容や英語のリズム・発音に慣れたい人におすすめなリスニング対策アプリです。
英検対策を謳っているアプリではないですが、簡単な挨拶から日常会話、さらにニュースやコラムなど、さまざまなレベルの英語を聞くことができます。
4級・5級なら基礎的な挨拶、準2級・3級なら日常会話、2級以上はニュースやコラムのようなレベル分けで、どの級を受験する人も英検対策にこのアプリを活用できます。
リピートやお気に入り機能、字幕を活用して、耳を英語に慣らしていきましょう。
特に英検2級以上の級ではリスニングの長さに加えて問題の内容がどんどん難しくなっていくので、ニュースなどが自然に聞き取れるようになっていると、安心して受験できます。
ニュースやコラムは毎日新しい話が更新されるので、永続的にリスニング対策として使っていけるアプリです。
英語リスニングのアプリは、これら全部の機能が使えて完全無料なので、一度使用感を確かめてみて、使い続けるか他のアプリを使うか決めるのも良いと思います。
英語リスニングの基本情報
アプリ名 | 英会話や英単語を聞き流し-英語リスニング |
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運営会社 | StudySwitch,Inc. |
対応級 | 1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級(出題傾向に合わせて会話を選択する必要あり) |
対応端末 | iPhone(iOS) Android (Google Play) |
料金 | 無料 |
おすすめポイント | 毎日新作追加、字幕機能、お気に入り機能、リピート機能 |
英会話や英単語を聞き流し-英語リスニングの詳細はこちら(App Store)
英検一次試験ライティング(英作文・添削)対策ができるアプリ2つ
英検一次試験のライティングは、せっかく自分で英文を作ってもそれが正しいのか自分で判断しにくいため、独学が難しい分野ですよね。
特に英語の基礎を習得したばかりの英検準2級や3級、社会的トピックが聞かれるようになる英検2級は書き方自体もどうすればいいか不安になる人も多いでしょう。
でも、これから紹介するアプリを活用すれば、英会話スクールに通わなくても英検一次試験のライティング対策ができますよ。
IDIY-英語添削アイディー(1件166円~)
まず紹介するのは、一件たったの166円でプロ講師の英文添削が受けられるIDIY-英語添削アイディーです。
IDIY の特徴は何と言っても、きめ細かい指導・校正が受けられること。自分が作った英文と同時に日本語文も送信できるので、「これが言いたいけど表現があっているのか分からない!」という場合でもしっかりニュアンスまで校正してもらえます。
さらに、アメリカ英語や資格取得支援など様々なニーズに対応できる講師を検索できるので、英検のような英語試験でのおすすめの書き方を習得できますね。
提出した英文は講師やプランにもよりますが、平均して4日ほど、最大で7日ほどで返却されます。返却時には校正箇所のチェックだけでなく、解説もついてくるので復習もしやすいのが嬉しいポイント。
24時間いつでも英文を提出できるので、IDIY でたくさん英作文を練習してみましょう。
日本人の講師もいて、子供の英作文も添削可能なので、子供の英検対策にも活用できますよ!
IDIY-英語添削アイディーの基本情報
アプリ名 | IDIY-英語添削アイディー |
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運営会社 | ROUTINGSYSTEMS.INC |
対応級 | 1級、準1級、2級、準2級、3級(上級〜初級までどのレベルも添削可) |
対応端末 | iPhone(iOS) Android (Google Play) |
料金 | 英文一件につき166円〜 ※定額プランもあり(語数・解説の有無により変動) |
おすすめポイント | プロの英文添削を受けられる、日本語文も提出可能なためニュアンスのチェックも可能、平均4日ほどで返却、校正の解説PDF付き |
※ パソコンはからはアクセスできません。
Grammarly(無料プランあり)
続いてライティング対策に使いたいのが、広告でもよく見かける Grammarly(グラマリー) です。このアプリは私も普段から使っていて、カナダの大学ではクラスメイトの多くも利用していました。
Grammerly は AI 校正で、自分の英文を文法、文脈の観点から自動で添削してくれます。
アメリカのアプリのため全て英語仕様ですが、一つ一つの添削に解説もついているので、自分の苦手に気づくこともできます。
また、英語は何度も同じ単語や表現を使わないようにする言語ですが、なかなか言い換えが見つからなかったりしますよね。
Grammerly では自分が使っている単語の類語も表示してくれるので、ライティングで使えるボキャブラリがどんどん広がります。
また Grammerly は、基本的に無料で使えるのも嬉しいポイントですね。(無料版のサービスは150個のスペルチェック。)
英検対策では基本的に無料プランで十分ですが、英検以外でもライティングをする機会がある人は有料プランもおすすめです。
有料プランでは、カジュアルやアカデミック、自分が読者に与えたい印象など、自分のライティングのゴールを設定することができます。場面ごとの書き方を学べるということですね。
自分で入力した英文を添削してくれるサービスなので、ある程度ライティングの流れ・書き方を知っている人向けです。
アプリは英語表記なので、使いこなすにはある程度の英語力が必要かと思います。小学生や中学生の子供にとっては難しいと思うので、英語ができる大人の方が代わりに提出し、解説してあげる必要があるでしょう。
Grammarly の基本情報
アプリ名 | Grammarly(グラマリー) |
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運営会社 | Grammerly, Inc. |
対応級 | 1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級(ライティングの流れ・書き方を知っている人におすすめ) |
対応端末 | iPhone(iOS) Android (Google Play) |
料金 | 基本無料 プレミアムプラン月額$30 |
おすすめポイント | リアルタイムAI添削、解説つき、類語検索、目標設定機能で場面に合わせたライティング添削 |
英検二次試験対策(面接・スピーキング)ができるアプリ「ELSA」(無料・有料)
英検 S-CBT 受験の導入もあり、一次試験と同日に二次試験を受験する人も多いと思います。
※ S-CBT 受験とは、対面式ではなくパソコンで面接試験を行う方式。
S-CBT 受験をする場合一次試験と同時進行で二次試験のスピーキング対策をする必要があるのですが、スピーキングは自分で対策するのが難しい分野です。
筆記の勉強と同時進行で面接対策をするのであれば、できるだけ手軽に・効率よく対策できると嬉しいところ。
実はスピーキング対策すらもアプリで完結させることができます。スピーキング対策で特に気になる、発音対策に特におすすめなのが ELSA(エルサ) です。
ELSA のアプリは二次面接で応答はできるけど、流暢さや発音がいまいち伸びないという人向け。
音声に続いてリピートしたり、表示される英文の音読を元にAIが流暢さ・発音を判定してくれます。
人それぞれ苦手な音・言いにくい音があると思いますが、ELSA は得意・不得意もお見通しで、うまく発音できていない音をピックアップしてくれます。
その結果を元におすすめの学習プランを提案してくれるので、効果的に自然な英語の言い回しを練習できますね。
様々な場面ごとに会話が作られているので、初対面の人と話す時の挨拶や、環境問題などの社会的トピックを選ぶことで英語のスピーキングができます。
特に準2級以上の社会問題について問われる級を受験する人は、ELSA の会話サンプルを参考に、どのような答え方をすれば良いか勉強していきましょう。
私もこの ELSA を使っていて、私の場合は定期的に発音テストを行い、自分の発音をチェックするようにしています。
ELSA-英会話を学ぶの基本情報
アプリ名 | ELSA-英会話を学ぶ |
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運営会社 | ELSA, Corp. |
対応級 | 準1級、2級、準2級、3級(出題傾向を元に会話を選択する必要あり) |
対応端末 | iPhone(iOS) Android (Google Play) |
料金 | 基本無料 ELSA Pro 3ヶ月1,950円 |
おすすめポイント | AIによるリアルタイム発音添削、様々なシーンに合わせた会話、学習プラン提示、発音テストあり |
なお、英検二次試験対策でスピーキングの練習をしたいなら、英検対策ができるオンライン英会話の活用もおすすめです。
たとえば kimini 英会話は、英検3級から準2級の受験者向けに二次試験対策コースを用意。本番の二次試験を想定した模擬試験を受講でき、講師からアドバイスがもらえます。
とくに子供の英検二次対策をする場合は、アプリよりも目の前で先生に指導してもらえるオンライン英会話を活用するのがいいかもしれません。
小学生以下の子供も使える英検対策アプリ「Duolingo」(無料)
ここまで紹介したアプリは漢字が多くふりがながついていないので、小学生以下の子供ではなかなか勉強が進まないかもしれません。
また、ビジュアルがシンプルで見やすいアプリでは飽きてしまう子供もいるでしょう。
そこで、漢字が分からない子供でも大丈夫でゲーム感覚で英検対策が行えるおすすめアプリをピックアップしました。
世界中で絶大な人気を誇る語学学習アプリ Duolingo(デュオリンゴ) は、小学生以下の子供にぜひ使ってほしい英語アプリです。
ビジュアルや音声が工夫されていて、子供一人でもどんどん進めていける楽しい内容が多いのが特徴。
小学生以下の子供の場合、間違った問題があっても、その解説を理解できずにそのままどんどん進めてしまうパターンが多いのではないでしょうか。
Duolingoでは解説がほぼなく、自分の答えと正しい答えを照らし合わせてパズルのような感覚で間違いに気づいていく仕組みです。
Duolingo のように、たくさんチャレンジして間違いのパターンを学んで次に生かしていく勉強方法は、小学生以下の子供にとって無理がなくて良いのではないでしょうか。
また Duolingo では、一度間違えた問題はたとえ次に正解できたとしても、何回も何回も繰り返し出題されます。そのため、パズル感覚でも確実に正解を身に付けることができるでしょう。
子供の英検対策として使えるアプリの存在は嬉しいですよね。Duolingo は操作も簡単で、四択問題や、正しい順番に単語タップしたり移動させることで問題にチャレンジできます。小学生以下でも特別な操作方法を覚える必要がないのが良いですね。
Duolingo の基本情報
アプリ名 | Duolingo(デュオリンゴ) |
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運営会社 | Duolingo, Inc. |
対応級 | 1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級(英検コースはないため、英検の出題内容と照らし合わせて出題内容を選択する必要あり) |
対応端末 | iPhone(iOS) Android (Google Play) |
料金 | 基本無料 Suoer Duolingo 月額$6.99(広告の表示をなくしたい人向け。基本的には無料のままで使えます。) |
おすすめポイント | 楽しいビジュアル、操作方法が簡単、苦手問題の繰り返し出題、ログインボーナスあり |
英検対策ができるアプリを活用して一次試験・二次試験対策をしよう!
いかがでしたか?この記事では英検対策に活用できるアプリを分野別に紹介しました。英検対策を行えるアプリは意外とたくさんありましたね。
アプリは隙間時間を有効活用して勉強に充てることができるため、忙しい人や効率的に勉強を進めたい人に特におすすめです。
部活や習い事、塾などで忙しい高校生や中学生の英検対策としても十分活用していただけます。
この記事で紹介したアプリだけで英検対策を完結することもできますし、英検対策の教材などアプリ以外の対策をプラスして高得点を狙うこともできます。
英語はやればやるだけ着実に実力がついてきます。特に英検は例年の出題傾向に則った問題ばかりなので、アプリで場数をたくさん踏み問題に慣れていくことが合格へのステップになりますよ。
- 執筆者:Arisa
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TOEFL iBT 109点。高校卒業直後、純ジャパで英検1級、TOEFL iBT 95点を取得。その後カナダの4年制大学に進学し心理学を専攻。カナダ在住1年でiBT 109点を取得。日本にいながら英語圏で通用する英語知識習得法をお届けします。