「TOEICとTOEFLの違いって何?どっちを受験したらいいんだろう?」
「TOEICとTOEFLの対策を同時にしてもいいのかな?」
英語試験でよく耳にするTOEICとTOEFL、どちらを受験すれば良いのか迷いますよね。
TOEICとTOEFLは一見似ていますが、実はスコアの用途や問題の難易度が大きく異なるテストです。
そのためこれら2つのテスト対策についても、共通するもの・しないものに分かれます。
この記事では、TOEICとTOEFLの違いを換算表を使ってわかりやすく比較し、2つのテストで点数をアップするために必要な対策もまとめました。
就職や転職、昇進や昇給、海外の大学や国内の大学への進学など、TOEICやTOEFLを受験する目的をそれぞれ持っていると思います。ですから、どちらを受験するか迷ったら、目的達成のために必要な試験を選んで受験しましょう。
目次
TOEFLとTOEICの特徴と試験概要の違い
まずはTOEICとTOEFLのテストの概要を比較していきましょう。気になる試験内容や受験などについてまとめました。
TOEFLとTOEICの試験概要比較表
TOEFL iBT | TOEIC L&R | |
---|---|---|
試験内容 | ・リーディング ・リスニング ・スピーキング ・ライティング |
・リーディング ・リスニング |
出題傾向 | ・留学向け ・アカデミックな英語 |
・ビジネス英語 |
満点のスコア | 120点(各セクション30点) | 990点(各セクション495点) |
試験時間 | 約3時間〜3時間半 ・リーディング:54〜72分 ・リスニング:41〜57分 ・休憩:10分 ・スピーキング:17分 ・ライティング:50分 |
2時間 ・リーディング:75分 ・リスニング:45分 |
受験費用 | $245 | 7,810円(税込) |
年間の試験回数 | ・60回(テストセンター) ・自宅でのオンライン受験もあり |
・10回 |
解答形式 | ・4択(リーディング、リスニング) ・録音(スピーキング) ・記述(ライティング) |
・全マークシート |
獲得スコアの利用目的 | ・留学出願時の英語力証明 ・大学院入試での英語力証明 |
・就活や転職における優遇 ・大学の単位認定 |
TOEICとTOEFLの1番の違いは、なんといっても出題傾向です。
TOEICはビジネス英語が問われるのに対し、TOEFLでは海外の大学で使用されるアカデミックな英語が出題されます。
出題傾向を見ると、TOEICは就職やキャリアアップに活用され、TOEFLを入学条件にする大学が多い理由がわかるかと思います。
また、TOEIC(L & R) はリーディングとリスニングのみなのに対し、TOEFLはスピーキングとライティングのセクションもあるのが大きな違いですね。
TOEICよりもTOEFLの方が準備するべきことが多いので、受験のハードルが高いと言ってよいでしょう。
TOEIC・TOEFLそれぞれの概要をおさらいしたところで、どちらの試験を受験するのがおすすめなのかチェックしていきましょう!
TOEFLとTOEICを受けるならどっちがいい?
TOEFLとTOEICではどちらを受けるべきか迷っている人も多いと思います。
TOEFLとTOEICでは試験内容や問題の難易度が違うため、受験目的に合わせて受けるテストを選んでいきましょう。
ここではTOEICとTOEFLのどちらを受験するべきか、シーン別にまとめました。
海外への留学や大学院進学目的ならTOEFLがおすすめ
TOEFLを受験するべき人は、何と言っても海外留学を考えている人です。
英語圏の大学では、非英語圏からくる留学生が十分な英語力を持っているか測るためにTOEFLのスコア送付を義務付けているところがほとんど。
大学や学部に応じて最低限取得しなければいけないスコアが決まっています。
大学がTOEFLのスコアを求める理由は、大学生活を送るのに十分な英語の能力があるかを確かめるためです。
TOEFLの問題は実際の大学で使われるレベルの題材を扱っているため、実際に海外の大学へ留学した際にどこまで英語が通じるか試すことができるのです。
またTOEICとは違い、スピーキングやライティングセクションも存在し、4技能全てを満遍なく測ることができます。
さらに海外留学だけでなく、近年では日本国内の大学での大学院進学にもTOEFLが使われることがあります。
現在、多くの大学院ではTOEIC L & RテストとTOEFLのどちらかを選択することが可能です。
しかし、東京大学・京都大学・一橋大学・慶應大学などの難関大学院ではTOEFL iBTのスコアのみ使用可能の場合があります。
このように、留学する予定がない方でもTOEFLを受験が必要になるケースもあるので、スコア送付先の学校の受験要項をしっかりとチェックしましょう。
日本国内での就職や転職目的ならTOEICがおすすめ
TOEICの受験がおすすめなのは、日本国内で就職・転職を考えている人。
TOEICはビジネスで使われる英語が出題される傾向にあるため、履歴書に英語力の証明を記載したい場合に受験したいテストです。
ただし、TOEICのスコアが有利になるのは基本的に日本国内で働こうと考えている場合に限られるでしょう。
TOEICはもともと、日本人が海外市場でもビジネスが行えるだけの英語力を身につけることを目的とし、日本で発案された試験です。
試験はリスニングとリーディングがメインになっており、海外で発案された英語試験に比べて日本人向けの出題内容となっています。
そのため、海外で現地企業に就職・転職する際にはTOEICは認められていないことがほとんど。
海外の現地企業への就職を考えている人は、ケンブリッジ英検のCAEレベル(TOEIC L&R 800点以上相当)やビザ取得の際の英語力証明にも使われるIELTSの受験がおすすめですよ。
ただし、外資系企業や多国籍企業でも日本国内にオフィスがある場合はTOEIC L & Rテストのスコアを受け入れているところもあります。
応募する企業の募集要項を確認しておきましょう。
日本国内の大学受験ならTOEICや英検がおすすめ
TOEICは就活や転職に役立つだけでなく、大学受験でも恩恵を受けられることがあります。
TOEICで基準点を突破できていれば、一般入試の英語試験で加点を得られる大学がなんと322校もあるのです。(2022年7月時点)
大学の難易度にもよりますが、平均してTOEIC L&Rテストで600点以上を取れていると、加点の対象になる場合が多いです。
また一般入試だけでなく、AO入試や自己推薦でもTOEICのスコアを重要視する学校が多くあります。
履歴書が特に大事になるAO入試や自己推薦では、TOEICで一定のスコアを取得していないと出願できない学校も多いのが現状。
TOEICはビジネス英語からの出題がメインなので就労経験がないと不利なこともありますが、受験生もぜひTOEIC受験を視野に入れて、大学合格のチャンスを増やしていきたいですね。
大学によってはTOEIC L & Rテストだけでなく、スピーキングとライティング試験のTOEIC S & Wテストのスコアが求められることもあります。
出願先の募集要項をしっかり確認して、受験するべき試験と、必要なスコアを把握してから、テストの準備をはじめましょう。
TOEICやTOEFLの対策ができるオンライン講座をすぐに見る
TOEFLとTOEICはどっちが難しい?どっちから受けるべき?
TOEFLとTOEICでは受験目的が違うことを確認しましたが、中には「力試しで両方受験したい」「今後のことを考えて両方のスコアを持っておきたい」という人もいるでしょう。
TOEICとTOEFLの両方を受験しようと考えている人は、どっちが難しいか、どちらから受験するのが良いか迷うと思います。
そこでここでは、テスト主催者が公式に発表しているスコアレンジに加えて、私の受験経験も踏まえて難易度を比べてみました。
TOEFLとTOEICのスコア換算表
TOEICとTOEFLでは、満点も違いますし、スコアの付け方も全然違います。ですから、お互いにどれくらいの点数が同じレベルになるのかがとてもわかりにくいです。
インターネット上では、すでにTOEFLとTOEICのスコア換算表が公開されているので、そのような換算表を参考にするとよいでしょう。
この記事でも換算表を用意しましたが、参考までに英検の級も比べてみたので、TOEICとTOEFLどちらも受験したことがない方は参考にしてみてください。
TOEFL、TOEIC、英検を比べると、TOEFLのスコアの最低ラインがTOEICの550点、英検の準1級レベルということなので、TOEFLが一番難易度が高いと言えます。
TOEFLの次に難しいのは、TOEICです。就職や転職に使えるスコアは最低でも600点ぐらいとのことなので、英検の2級~準1級と同じくらいのレベルとなっています。
ただし英検準2級以上で合格しようと思ったら、スピーキングの試験にも通らないといけないので、その意味ではTOEICの方がハイスコアを出しやすいかもしれません。
日本で広く使われている英検と比べると、難易度はTOEFL・TOEICどちらも高めになっています。
TOEFLやTOEICで高得点を取るには、どちらのテストでもまずは英検2級程度の英語力は欲しいですね。
英検2級というと日本の高校卒業レベルと言われています。全然英語に自信がないという方は、まず高校英語についていけるかを基準にしてみましょう。
両方を受験するなら先にTOEICを受けるのがおすすめ
両方の試験を受験したことがある、私の個人的な意見ではありますが、TOEICとTOEFLどちらも受験したいのであれば、TOEICを先に受けることをおすすめします。
TOEICの方がTOEFLに比べて問題の難易度が控えめなため、今の自分の英語力を知る上では挑戦しやすいテストと言えるからです。
また、TOEICの中でもっとも知名度の高いL & Rテストはスピーキングとライティングがないため、日常生活で英語をあまり使わない方でも対策次第で点数をあげやすいです。
さらに受験料で比べてみてもTOEICの方が先に受験しやすいテストと言えます。
1回の受験料はTOEIC L & Rは7,810円(税込)なのに対し、TOEFL iBTはUS$245(約33,000円)とかなり高額です。
TOEFLはスピーキングとライティングセクションがあるため、試験がどうしても高額になってしまいます。
急ぎでないのなら、TOEFLはしっかりと英語力を身につけた上での受験でもいいのかもしれないですね。
TOEFLとTOEICでは勉強方法が違うの?
「TOEFLもTOEICも両方とも英語試験だし、TOEICの対策をしておけばTOEFLの対策もできるのでは?」と考える人もいるのではないでしょうか。
率直に言うと、TOEICの対策だけでTOEFLを受験するのは、難しいのでおすすめできません。
ですが逆にTOEFLの対策だけでTOEICを受験するのは、高得点がとれる可能性があるためおすすめです。
TOEICは基本的にリスニングとリーディングの2技能のみの受験になるため、TOEFLにあるようなスピーキングやライティングの対策が難しいです。
また、TOEICは問題数が多いものの各問題は短めなので、TOEFLのように一つ一つの問題がヘビーな試験では対策が足りません。
反対にTOEFL受験には4技能を満遍なく対策する必要があるため、TOEFLの対策をしていれば、他の英語試験もある程度対策なしで受験することが可能になります。
さらにTOEFLは、4技能の中でもリスニングの量がズバ抜けて多いテストです。
TOEFLで大量のリスニングに慣れておけば、TOEICのリスニングが楽に感じる人も多いでしょう。
とはいえ、TOEFLはネイティブが普段学校で使うような題材が出題されるので、そもそも全体の難易度が高く挫折してしまう人も少なくありません。
そのため、個人的にはまずTOEICから対策を行い受験することをおすすめします。
少しずつ英語の難易度を上げていくことで、成長も感じやすく、日々の取り組みが楽になります。
ただ、人によってはTOEFLを先に受験しなければいけなかったり、TOEFLとTOEICを同時に対策しなければいけない場合もありますよね。
それぞれのテストでどのような対策を重視していけばいいのか、効率的に両方の試験対策を進めるにはどうしたら良いのか、チェックしていきましょう。
リスニングならTOEFLとTOEICを同時に勉強できる
TOEICとTOEFLを同時に勉強できるのはリスニングです。
どちらの試験もリスニング問題が占める割合が大きいため、リスニングの攻略が点数アップのカギになります。
TOEICでは全200問のうちちょうど半分の100問がリスニング問題になっています。
TOEFLではリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4セクションのうちリーディング以外の全てのセクションでリスニング要素があります。
普段英語をあまり耳にしていない方はどちらの試験を受けるにしろ、まずリスニングから対策を始めたいですね。
リスニングにあまり自信がない人は、まずTOEICのリスニング問題から耳を慣らしていきましょう。
リスニングが得意な方は、問題一つあたりの放送内容がTOEIC Part4の3倍以上あるTOEFLからいきなり始めても大丈夫かもしれません。
普段から放送時間が長く内容が複雑化しているTOEFLのリスニングに慣れておくことで、TOEICではリスニングセクションで満点近いスコアが望めるでしょう。
TOEIC・TOEFL両方の試験でリスニング満点を取得した私がおすすめする勉強法は、リスニングスクリプトの単語をマスターする、シャドーイングでとにかく口を動かす、の2つです。
TOEIC・TOEFLどちらもリスニングの単語を覚えよう
英語試験における単語の難易度は、リーディングよりもリスニングの方がやさしい傾向にあります。
リスニングでは発音を理解すること、音を聞き取ること、意味を即座に把握することなど様々なタスクが脳内で同時進行するからです。
そのため、リスニングで使用されるボキャブラリーはリーディングに比べて理解しやすいものや、よく使われるものが多いです。
問題を解いた後に復習をするときは、正解している問題でもスクリプトをしっかり読み込んで、知らない単語を確実に覚えていきましょう。
リスニングで出てくる単語はそこまで難しくなく、レベルの単語はスピーキングやライティングでも使いやすい単語なので要チェックです。
しっかり単語の勉強をするなら、TOEFLの単語帳を用意して対策しましょう。TOEICを受ける人もTOEICの単語対策を行ってください。
シャドーイングでたくさん口を動かそう
リスニング対策ではシャドーイングや音読を通して自分の口を動かすことが欠かせません。
私たちは基本的に、自分で話せる単語しか聞いて理解することができないため、TOEIC・TOEFLのリスニングについて行くには、自分たちのスピーキングレベルをあげる必要があります。
でも日常生活では英語を話す機会は多くないし、スピーキングを上達させるのはハードルが高いですよね。
そこで気軽に取り組めるのがシャドーイング。リスニング音源を即座に真似しながらついていくことによって、正しい英語の自然なリズムと発音に慣れることができます。
シャドーイングが初めての場合はまずリスニングスクリプトを一度音読して内容や語彙を理解してからシャドーイングに移るのがおすすめ。
また、リスニング音源では速すぎて、意味を理解しながら口を動かすのが難しい場合は、0.8倍速にするなど、速度を落としてみましょう。
話されている内容をつかもうとしながら英語を真似することがポイントです。シャドーイングのやり方については別記事でも詳しく紹介しているので、また参考にしてください。
TOEFL用の対策はスピーキング攻略が必要
リスニングの他にTOEFL対策で行いたいのがスピーキングの練習。
TOEFLはスピーキングセクションの難易度が数ある英語試験の中でもかなり高いです。その理由は大きく2つあります。
まずTOEFLのスピーキングは、各問題の回答時間が短すぎることが挙げられます。
最大で60秒の回答時間が与えられていますが、アカデミックな内容をまとめようとすると全然時間が足りません。
TOEFLはスピーキングセクションもパソコンで受験します。
受験者の回答が録音され、後日採点される仕組みになっているため、回答時間が終了すると録音が自動的に終了してしまうのです。
そのため回答時間以内に間に合わないと中途半端な回答で採点されてしまいます。
2つ目の理由はアカデミックな内容について答えなければいけないこと。
TOEFLはそもそも留学をする人向けの試験なので、スピーキングではアメリカ近代史や火山活動といった、アカデミックな内容が問われるのです。
出題形式は、課題を読んで自分の意見を述べるIndependent taskと、文章を読んで、音声を聞いてから2つの情報を要約するIntegrated taskの2種類があります。
試験時間内にすぐに自分の言葉で要約する必要があるため、とても難しい作業です。
一度音声を聞いただけではコンセプトが理解できなかったり、言葉がみつからないこともしばしば。
一度回答に詰まってしまうとただでさえ少ない回答時間がどんどん過ぎていってしまうので、淀みなく話せるスピーキング力が必要不可欠です。
そんな難易度が高いスピーキングを独学で攻略するために、まずは自分の回答を録音することから始めましょう。
そして録音分を聞いて、自分の回答を客観的に見直すのです。どんな内容を盛り込んでいるか、発音、言葉遣い、文法などの観点から見直すことで自分のスピーキングにおける弱点がはっきりします。
一旦弱点を把握したら、今度は英語を話す機会をたくさん作ってとにかく英語を話すことに慣れていきましょう。
普段の生活で英語を話す機会があまりない場合は、オンライン英会話の活用がおすすめですよ。
オンライン英会話ならちょっとしたスキマ時間に気軽に始められるだけでなく、英語を話す機会を増やし、添削まで受けることができます。
TOEIC用の対策は文法と単語知識が必要
リスニング対策以外でTOEICに必要となるのは、文法と語彙対策です。
TOEICでは基礎から応用レベルに至るまで、様々な文法問題がリーディングセクションで出題されます。
TOEICのリーディングセクションで多くの人の前に立ちはだかるのが、制限時間です。TOEICは75分の間に長文問題を含む100問がリーディングセクションで出題されます。
TOEICのリーディングセクションは800点台後半のいわゆる高得点を取れるレベルに到達するまでは、問題を最後まで考えながら解くことは難しいでしょう。
そのため、800点台までを目指す方は文法穴埋め問題のPart5をいかに攻略するかがリーディングセクションで点数をあげるポイント。
また、すでに800点台を持っている方もPart5にできるだけ時間をかけずに正解できるようにすることで、他のリーディング問題に十分時間を割くことができます。
文法に苦手意識がある人はまず中学校の文法から、すでにある程度文法知識がある場合は高校英語の文法を確認しておきましょう。
また、TOEICの練習問題を解く際にはなぜ正答が正しいのか文法的に説明できるかを意識してみましょう。説明ができればその範囲の文法はバッチリです。
TOEFLとTOEICの受験対策ができるオンライン講座
TOEICとTOEFLを両方攻略するにはまずリスニングスキルの向上が欠かせません。
どちらの試験にも大切なリスニングを対策するには自分でも話せるようになることが大切です。
こうなるとなかなか独学で対策しにくいイメージがありますよね。そこでおすすめなのがオンライン講座の活用です。
オンラインならちょっとしたスキマ時間も勉強に充てることができます。
英語は聞く量が多ければ多いほどだんだん聞けるようになってくるため、オンライン英会話のように気軽にレッスンに取り組めるのは理想的です。
TOEIC・TOEFL両方の対策が行えるおすすめのオンライン英会話をまとめたので、参考にしてください。
ベルリッツ
ベルリッツは、オンライン講座には珍しくレッスン内容を録音することができます。
そのため難しい文法対策や普段復習が難しいスピーキング対策もしっかり行うことができます。
TOEIC対策は経験豊富な日本人講師が担当するため、難しい文法の説明も理解しやすいことがポイントです。
また、グループレッスンとマンツーマンレッスンのどちらかを選ぶことが可能。
グループレッスンでは目標点数ごとにレベルが分かれているので、同じ目標をもつクラスメイトと切磋琢磨することができますね。
みっちり対策を行いたい方向けにコーチングタイプのレッスンもあります。
もちろんTOEFL対策の講座も用意されていて、実際の海外での学生生活に必要な英会話力を鍛えることができます。TOEFLスピーキングセクションの点数アップに直結するでしょう。
プログリット
徹底的にTOEIC・TOEFL対策を行いたいという方におすすめなのがプログリット。
専属のコンサルタントが目標達成に必要なカリキュラムを作ってくれるので、自分の苦手に確実にアプローチしながら着実の点数アップを狙うことができます。
また定期的に模擬試験が開催されるので、通常実感しにくい英語力の成長を客観的に見ることができます。
専用のアプリから毎日の進捗を報告することができるため、忙しくて勉強時間が取りにくい方でもコツコツ続けやすいのも特徴。
TOEFLでスコアアップのカギとなるスピーキングも音声添削サービスがあるためおすすめです。
EF ENGLISH LIVE
24時間365日いつでもどこでもネイティブとのオンラインレッスンが受けられるのがEF ENGLISH LIVE。
講師はネイティブスピーカーもしくはバイリンガルのみなので、自然な英語により多く触れたい方に特におすすめ。
プライベートレッスンとグループレッスン両方選ぶことができるため、自分の好きな授業スタイルを柔軟に選択可能。
TOEIC・TOEFL対策ではいつでもどこでもアクセス可能な模擬テストが豊富に用意されているため、実際の試験を想定した勉強がすぐにできてしまいます。
レッスンは基本的に英語で行われるため、たくさん話したい、スピーキング対策を重点的に行いたい方は要チェックです。
アルプロス
アルプロスは東京新宿にある英語学校で、オンラインでのプライベートレッスンに対応しています。
このプライベートレッスンでは、TOEIC®とTOEFL®はもちろん、英検®やIELTS®といった試験対策が受けられます。
プライベートレッスンで試験対策を受ける一番のメリットは、一人ひとりの目標に合わせて専用カリキュラムが作られることです。
伸び悩みで悩んでいる人や、決まった期日までに絶対目標スコアを取りたい人は、ぜひアルプロスにご相談ください。
【まとめ】TOEFLとTOEICの試験は全然違う!両方受験の場合は計画的に対策しよう
今回はTOEICとTOEFLの違いについて紹介しました。TOEICかTOEFLのどちらを受けるべきか、はたまた両方のテストを受けるべきか、決めることができたでしょうか。
テストのスコアを使う場面によって受けるべき試験が変わってきます。職場に提出するのか、それとも教育機関に提出するのかしっかりスコアの使い道を確認しましょう。
TOEICとTOEFLの両方を受験する場合は、問題形式や出題難易度が大きく異なるテストのため、それぞれに合った対策が必要です。
ただ、TOEICもTOEFLも英語運用能力を測る試験のため、共通して行える対策もあります。
特にTOEIC・TOEFL両方の試験で欠かせない大事な分野はリスニング。普段から英語をたくさん耳にして英語を聞くことに慣れていきましょう。
リスニングの他にはTOEICでは文法対策、TOEFLではスピーキング対策が欠かせません。どちらも独学ではどう勉強すればいいかわかりにくい分野です。
迷った時はオンライン英会話などのツールも活用しつつ、スキマ時間を有効活用しながら英語に触れる機会をどんどん増やしていきましょう。
- 執筆者:Arisa
-
TOEFL iBT 109点。高校卒業直後、純ジャパで英検1級、TOEFL iBT 95点を取得。その後カナダの4年制大学に進学し心理学を専攻。カナダ在住1年でiBT 109点を取得。日本にいながら英語圏で通用する英語知識習得法をお届けします。