「HiNative Trekではどんな英語学習ができるの?」
「HiNative Trekが気になっているけど、評判や口コミってどうなんだろう?」
このような疑問を持っている人もいるかもしれませんね?
そこでアメリカ留学経験をもつわたくしkumikoが、HiNative Trek(ハイネイティブトレック)を試しに1か月受講してみました!
HiNative Trekは、株式会社Lang-8が開発した英語学習教材で、ビジネス英語・IT英語をのばすために、オンライン英会話とはちがった学習サービスを提供しています。
簡単にいうと、ビジネス経験のある専任のネイティブ講師が、毎日の課題の英作文と英語音声を添削フィードバックしてくれるというサービスです。
「英作文と発音の添削してもらうだけで英語力が伸びるのかな……?」と正直わたしと同じように感じた人もいると思います。
そんな半信半疑で、1か月お試しで受講してみたHiNative Treck。
結論からいうと、意外にもとてもよかった!(←失礼。笑)
HiNative Trekがわたしに合っていた点は、予約が必要なオンライン英会話とは違って、自分のペースでムダなく学習できること。
(忙しさを言い訳にずぼらになってしまうわたしには最適!)
そしてなんといっても、専任のネイティブ講師から背中のかゆいところまで細かくフィードバックしてもらえることです。
(がんがん添削されることで、新たな気づきや学びがあった!)
今回は1ヶ月の体験を通して感じたHiNative Trekのメリットやデメリット、HiNative Trekのくわしい使い方を紹介します!
HiNative Trekが気になっている人は、今回のレビューをぜひ参考にしてくださいね。
ちなみにわたしは留学経験があるといっても約20年前と、かなりブランクがあります。
リーディング力とリスニング力はそこそこキープできているけど、現在はスピーキング力とライティング力がめっきり落ちてきたという英語力中級レベル程度です。
オンライン英会話では困らない程度には話せていますが、語彙や表現が通りいっぺんで、それ以上なかなかブラッシュアップできない……という負のループ状態。
そんな負のループ状態を打開できるのが、HiNative Trekの実践的な課題と細やかなフィードバックだと感じました!
その理由を詳しく知りたい人は、ぜひわたしの体験談を読んで頂ければと思います!
HiNative Trekは中上級者向けの学習サービスとなっています。英語初心者の方や学び直しをしたい方は、入会金0円で月額2,178円から利用できるスタディサプリEnglishから始めることをおすすめします!
目次
HiNative Trekの概要と受講の流れ
まず、HiNative Trekの概要とおおまかな受講の流れを見てみましょう。
一般的なオンライン英会話との違いが知りたい方は、ここで紹介する受講の流れを見るとわかりやすいと思います。
HiNative Trekの概要は、次のとおりです。
HiNative Trekの概要 | |
---|---|
料金プラン | 月額プラン:19,600円(税込) 年額プラン:196,000円(税込)1か月あたり16,333円(税込) |
講師 | アメリカでビジネス経験があるネイティブスピーカー |
1日当たりの単価 | 約500円※ |
支払い方法 | クレジットカード (VISA・MasterCard・American Express・JCB) |
受講可能な端末 | パソコン・タブレット・スマートフォン |
無料体験 | 不可 |
※年額プランの1か月あたりの料金を30日で割って算出。
次に、HiNative Trekのおおまかな受講の流れを見てみましょう。
-
1. 朝に課題が届く
・月~金(土日はなし)
・ビジネス英語またはIT英語の内容(コースによって異なる)
・毎月学習テーマは変わる(例:採用面接、Eメール、電話の対応など)。 -
2. 課題を回答・提出する
・1つの課題にかかる時間は、大体10~20分程度
・英作文と音声録画を送信(音声は後日送信でも可)
・当日提出できなかったら後日まとめて送信も可
・課題を送信すると回答のサンプル例がすぐに届く -
3. 講師からのフィードバックが届く
・専任のネイティブアメリカ人講師による英作文と発音の添削
・講師からの添削フィードバックはすべて英文
・質問は1つの課題につき3回まで可
HiNative Trekの講師は固定制で、基本的に1年間同じ先生が受け持ってくれます。
ちなみに、課題に対するフィードバックがいつ届くは、以下のように課題を提出するタイミングによって変わります。
「忙しくてどうしても当日回答できなかった……」という課題があっても、後日まとめて課題を提出し、添削してもらうことが可能です。
1日に提出できる課題数に制限はありませんが、先生が1日に添削できる課題は3つまでとなっています。
以上がHiNative Trekのサービスの概要です。オンライン英会話のように対面式で会話をする学習方法ではなく、ネイティブの講師が英作文と録音した音声を添削してくれる学習方法であることがわかったと思います。
対面の会話を楽しみたい方はあまり向いてないかもしれませんが、好きな時間に課題を提出したり、先生の回答を確認できたので、その点はとても学習しやすかったです。
HiNative Trekでの英語学習がオススメな人の特徴
「オンライン英会話ではなんとなく喋れているけど、正直上達しているかわからない……」
「同じ言い回しや語彙ばかり使ってしまって、英語表現のバリエーションが増えない……」
英会話を学習していて、このように行きずまっている人や、悩んでいる人もいると思います。
そんな人は、ぜひ一度HiNative Trekを試していただきたいです。きっと具体的な突破口が見えてくるのではないかと思います!
ただし、だれもがHiNative Trekに向いているというわけではありません。
HiNative Trekは、次のような人にオススメです。
- 実践的なIT・ビジネス英語を伸ばしたい人
- 中級以上の英語力がある人
- ネイティブ講師に細かく添削指導してもらいたい人
- 予約なしですき間時間に効率よく学習したい人
実践的なIT・ビジネス英語を伸ばしたい人
HiNative Trekは、実践的なIT英語やビジネス英語を学習したい人にオススメです。
HiNative Trekのコースは「ビジネスコース」と「ITコース」の2種類のみとなっており、基本的にはビジネスシーンで実用的な表現を中心に学べるようになっています。
HiNative TrekのビジネスコースとITコースの特徴は、次の通りです。
- ビジネスコース
- ・文章の直訳や暗記ではなく、文法や表現を実践英語で活かせるように学習する。
・教材はマーク・ザッカーバーグなど米副大統領などの同時通訳を担当した関谷英里子さんが監修。 - ITコース
- ・翻訳に重点を置いて学習する。
・IT系ビジネス英語の基礎を学べる「IT1コース」とより上級者向けのビジネス英語を学べる「IT2コース」の2種類がある。
・アメリカ西海岸のTech企業に勤めるネイティブ・スピーカーが教材を監修。
HiNative Trekの「ビジネスコース」は1年間のコース。
「ITコース」は、IT1コースとIT2コースがあり、それぞれ1年間のコースです。
また「ビジネスコース」「ITコース」ともに、課題のテーマが月ごとに変わるので、いろいろなビジネスの場面を想定した英語表現をを学べます。
中級以上の英語力がある人
実践的なビジネス英語・IT英語を学習できるHiNative Trekですが、残念ながら英語初心者にとっては難しい内容となっています。
わたしも実際に受講して感じましたが、HiNative Trekの課題をこなすには、最低でも中級レベル以上の英語力が必要という印象です。
試しに、HiNative Trekの課題のひとつを見てみましょう。
大体どの課題にも、一番上にテキスト文章があり、その下にヒント、回答すべき課題の順番で記載されています。
この課題をみてわかるように、ヒントや課題自体の質問は日本語ですが、テキストは英文のみで日本語による翻訳文は一切ありません。
辞書を使っても大丈夫ですが、テキストの英文がまったくわかならいという英語レベルの人には、HiNative Trekを続けるのは難しいかなと思います。
ちなみに、テキストの下に「語彙」があるのがわかると思いますが、このURLをクリックすると、テキストにでてくる語彙の意味をチェックすることもできます。
ただし、日本語ではなく英語による説明です。(英英辞典のようなもの)
ネイティブ講師による添削も、すべて英語によるフィードバックなので、ある程度英語力がある中級レベル以上の人に向いていると言えます。
ちなみにHiNative Trekも、次のような人をターゲットにし、オススメしています。
辞書等の助けを借りて英語記事を読むことはできるが、 いざカンファレンス等で英語を話そうとすると、言いたいことが出てこないような方が対象
引用元: HiNative Trek Q&A
HiNative Trekが難しそうだと感じた人や、英語初心者の方は、スタディサプリEnglishなどの学習アプリから始める方が学習しやすいと思います!
ネイティブ講師に細かく添削指導をしてもらいたい人
HiNative Trekは、ネイティブ講師に細やかなフィードバックをしてもらいたい人にオススメです。
ビジネス経験のあるアメリカ人ネイティブ講師が、一つひとつの課題に対して、文法・発音・語彙を中心に細かく添削指導してくれます。
わたしがHiNative Trekを受講して一番よいと感じた点は、このフィードバックの質の高さです!
自分が回答し提出した英作文に対して、合っていたところ、間違っていったところ、正しい書き方など解説文とともに添削してくれます。
また、録音機能で自分が読み上げた音声をアップロードして送信すると、どの部分の発音が聞き取りずらかったなど細かい発音の指導もしてもしてもらえます。
先生の添削内容に質問がある場合は、1日の課題につき3回まで質問できるので、疑問を残したままということもありません。
一つひとつ丁寧にフィードバックしてくれ、あとで何度も見なおせるので、わたし自身もオンライン英会話などでは気づにくい間違いなどがわかりやすかったです!
ちなみに添削指導してくれる講師は、基本的に1年間は固定ですが、希望すれば先生を変更することもできますよ。
予約なしですき間時間に効率よく学習したい人
HiNative Trekは、予約なしで自分の都合にあわせて利用でき、パソコンだけなくスマホでも学習できます。
なので、毎日忙しくてなかなか時間がとりにくいという人でも、通勤などちょっとしたすき間時間に効率よく学習できるのでオススメです!
HiNative Trekのアプリは、無料でダウンロードできます。
「課題の配信→回答の提出→講師からのフィードバック」のすべてが、スマホでも完結できるので便利。
過去の課題の履歴もみることができるので、復習もいつでもできます。
毎日配信される課題については、もし当日に提出できなくても、後日まとめて提出できるので損はしません。
自分の都合にあわせてムダなく利用できるのは、助かりますね!
課題についても、10~20分程度で終わる内容になっているので、わたし自身はムリなくコツコツ継続しやすいと感じましたよ。
HiNative Trekは中上級者向けの学習サービスとなっています。英語初心者の方や学び直しをしたい方は、入会金0円で月額2,178円から利用できるスタディサプリEnglishから始めることをおすすめします!
HiNative Trekのデメリット
ここまでHiNaitve Trekのよい点ばかりみてきましたが、「HiNative Trekのデメリットってないのかな?」と思った人もいますよね。
もちろんHiNative Trekを利用してみて、使いにくいなと思う点もありました……。
ここでは、わたしが実際に感じたデメリットを正直に紹介したいと思います。わたしがHiNative Trekのデメリットだと感じた点は、次の4つです。
HiNative Trekのデメリット
- 英語初心者には難しい内容になっている
- オンライン英会話のように対面での会話練習はできない
- ビジネスとIT英語に特化しているので日常英会話などは勉強できない
- 料金が高めの設定になっている
まず前項でも触れたように、HiNative Trekの課題は英語レベルが中級以上向けの内容になっているため、英語初心者にはオススメしません。
英語初心者の人は、HiNative Trekをはじめる前にスタディサプリEnglishなどを利用して、基礎的な英語の力をつけるといいでしょう。
またHiNative Trekは、オンライン英会話ではないので、対面での英会話レッスンを受けることはできません。
ただHiNative Trekは、英会話スクールやオンライン英会話ではフォローしきれない細かい文法や発音などを、毎日学習できる内容になっています。
もし時間や費用に余裕がある人は、HiNative Trekで学習したことをオンライン英会話で実践して復習するとより効果的だと思いますよ!
次にコースについてですが、HiNative TrekはビジネスコースとITコースの2つだけなので、日常英会話などは勉強できません。
ただ課題の内容を見ると、ビジネスコースはTOEIC対策としても活用できるかなと感じました!
最後に料金面ですが、以下の通り少し高めの設定になっているので、はじめることを躊躇してしまう人もいると思います。
初めてHiNative Trekを利用するなら、月額プランで数カ月間利用して、あなたに合っているかどうか確認するのがいいかもしれません。(残念ながら無料体験がないので……。)
長期で利用する予定で、なるべく費用を抑えて利用したい人は、年額プランをオススメします。
年間プランは月額プランと比較すると、およそ17%オフととてもお得。
1日当たりに換算すると、1コインの500円ほどなので、そう考えると妥当な料金と言えそうです。
※年額プランを30日で算出
オンライン英会話など今の学習方法で伸び悩んでいる人は、自分への先行投資だと思って受講してみてもよい金額のようにも思います!
HiNative Trekを1か月受講したリアルな体験談
ここからは、わたしがHiNative Trekのビジネスコースを実際に1か月使ってみたリアルな体験談と感想を紹介します。
HiNative Trekの使い方や課題の内容、講師のフィードバックについて、具体的に知りたい人はぜひ参考にしてください。
※課題は2020年に体験したものです。現在は内容が一部異なっている可能性があります。
体験1週目(3月2日~3月6日)
わたしが1か月間受講したときの月のテーマは、「会議(Business Meetings)」でした。
すべての課題は、英文テキストと日本語のヒントを参考にして、日本語の質問に対して英文で回答する「Read and Answer」という形です。
以下は、パソコンでみたときの課題の画像。
英文テキストの音声付きなので、発音を確認しながらリスニングもできます。
英文テキストでわからない語彙や表現がある場合は、「語彙」で意味を確認することもできました。
「語彙」にあるURLをクリックすると、カレンダーがでてくるので、課題の日時を選びます。
すると次のように、課題の英文テキストと、テキストにでてくる語彙の意味を確認できます。
この画像を見てわかるように、この語彙チェックは英英辞典のようなもので、説明内容も英文でした。
テキスト・語彙・ヒントを参考にして、課題の下にあるチャットボックスに回答を入力し、回答の音声を録音してから、「提出する」をクリックします。
すると、次のようにわたしが回答した英作文と録音した音声がアップロードされて、すぐに課題の回答例と音声が送られてきました。
ちなみに、先に英作文だけ送信して、あとで音声を録音して送ることもできます。
先生のフィードバックが返ってくるまでにタイムラグがあるので、すぐにサンプルでも答えがチェックできるのはよかったです!
このとき課題の回答を18時以降の夜にしたため、講師のフィードバックが届いたのは翌日の午前中でした。
以下は、回答した英作文に対する先生からの添削内容です。
これを見てわかるように、合っているところ、間違っているところをとても細かく添削指導してくれています!(びっくり!)
講師による添削は、基本的に英文での返信です。
次の画像のように、添削された英作文の音声も一緒に送られてくるので、正しい文章と発音も確認できます。
そのあとには、発音の添削指導が届きました。
単語の細かい発音まで、きちんと指摘してくれたので「あ~いつもこの発音は微妙なんだよなぁ」とあらためて間違いを確認できました!
講師からの添削内容について質問などがある場合は、ひとつの課題につき3回まで尋ねることができます。
もし質問などがない場合は、先生へのお礼のメッセージや感想などを送っても大丈夫でしたよ!
わたしはLとRの発音をよく注意されて、「わかってはいるけど難しいんだよね……」とメッセージ(愚痴?苦笑)を送ると、「みんなにとって難しい発音だから大丈夫だよ!」と励ましてくれました。
行き詰まりそうなときに、こんな風に言ってもらえるとめげずに頑張れます!(ありがとう。涙)
以下は、受講した1週目ほかの課題内容の一部です。
- テキスト
Hi Irene,
Thanks again for coming on Thursday. I haven’t heard from you since the meeting. Have you completed the cost calculation that was assigned to you? In case you haven’t, please remember that the deadline is tomorrow morning, and we absolutely cannot miss it. - ヒント
頼んだ作業などをすでに終えているか聞きたいとき、現在完了形を使います。文の構造は次のようになります:「have」+「主語」+「過去分詞を含む動詞句」+「?」。
- 課題
動詞「finalize」と「finish」を使って、先週の会議で割り当てた作業の進捗状況を確認する質問を2つ書いてください。動詞の使い方がよく分からない場合、ヒントの上にある語彙ファイルを参照してください。
- テキスト
Meeting Leader: Laura, I’d like to hear a status report on the EU market survey that you’re working on. Please briefly explain what you have done so far and describe any difficulties that you’re having.
- ヒント
前置詞「on」を使うことで「Bに関するA」という文章を書くことができます。文の構造は次になります:「名詞句A」+「on」+「名詞句B」。名詞句Aは資料などに触れ、名詞句Bは扱うテーマや内容を表します。
- 課題
前置詞「on」と名詞句を使って次の空欄を埋めてください。
1) Aaron, could you give us a summary of your report ________?
2)I’d like you to prepare a presentation _______ for our next meeting.
(チャレンジ)(1)と(2)の内容をよく見てください。これらを参考に、前置詞「on」を使って、あるテーマに関する記事の執筆依頼を書いてください。
わたしは大体どの課題も、ときには辞書も使いながら、10~20分程度で回答できましたよ!
体験2週目(3月9日~3月13日)
HiNative Trekを試して2週目に突入!
1週目で大体の使い方や進め方の要領がわかってきたので、2週目は試しにアプリを使って受講してみましたよ。
ちなみにHiNative Trekは、HiNativeのなかに含まれるサービスの一部なので、アプリを検索するときは「HiNative」で探してみてください。
ダウンロードしてパソコンで登録したIDとパスワードでログインし、さっそく2週目の課題に取り組みます。
アプリでの課題と語彙を調べるページの見え方は、こんな感じです。
またHiNative Trekのアプリは、課題に対する英作文と音声録音の提出も簡単でした!
パソコンでの音声録音の取り直しやアップロードには、若干のタイムラグがありましたが、アプリではタイムラグはまったくありませんでした。
音声録音については、アプリの方が取り直しがスムーズにできてよかったですよ!
課題を提出すると、パソコンで課題提出したときと同様にサンプルの回答がすぐに届きます。
講師からのフィードバックも、アプリで見ることができ、英文音声も聞けるので、ちょっとしたすきま時間に確認できるのは便利でした!
また、スマホのアプリを入れておくと通知設定しておくと、次の画像のようにフィードバックが届いたかどうかなどすぐにわかりました。
このようにその都度通知がくると、先生からのフィードバックを忘れずにチェックできるので、アプリも一緒にダウンロードしておくことをオススメします!
以下は、受講した2週目ほかの課題内容の一部です。
- テキスト
Meeting Leader: Harry, where do we stand on that slide show you promised you’d make? I know I said it wasn’t urgent, but I was hoping that you could have it ready by next Tuesday, so that we can show it to the European branch.
- ヒント
遠回しに依頼をしたいとき、動詞「hope」の過去進行形と法助動詞「could」を使います。文章の全体構造は:「主語」+「be動詞の過去形」 +「hoping」+「you」+「could」+「動詞の原型」となります。couldの後は相手にしてもらいたいことを書きます。
- 課題
ヒントを参考に、動詞「hope」を使って遠回しに依頼する文章を2つ書いてください。なお、依頼内容は会議で決めた業務を想定してください。
- テキスト
Colleague A: I think we should have another meeting sometime soon. I can meet on Monday at 3 p.m. How does that sound?
Colleague B: The date is fine, but 11 a.m. would be better for me. Is that all right with you? - ヒント
面会を申し込む際、先方の都合が良い日時を確認することがありますよね。その際の文の構造は次のようになります:「曜日」+「,(コンマ)」+「何月」+「何日(例: 1st/2nd/3rd/4th)」+「at」+「時刻」。必ずしも全ての要素が文章に含まれるわけではありませんが、曜日か月日のどちらかを書くことが多く、時刻は必ず明記します。
- 課題
添付されている画像を見てください。画像内のグループ毎に構文を1つ選んで、会議の時間について提案する質問を2つずつ書いてください。(質問は合計4つになります)
体験3週目(3月16日~3月20日)
HiNative Trekを受講しはじめて3週目に入りました!
課題を提出できない日もあり、まとめて提出するときもありますが、順調に(?)進んでいます。
相変わらす添削箇所は多いですが(汗)、オンライン英会話では気づきにくいちょっとした英語表現のニュアンスの違いや、細かい文法の知識を日々学習している実感がありますね。
3週目あたりになると、自分の苦手な発音についても、直そうという意識が自然とついてきたような気がします。(まだ指摘はされますが……)
3周目の課題は以下のような内容でした。
- テキスト
Dear Ellen,
I’d like to follow up on our phone call this morning. Let’s call a meeting to discuss the most suitable avenues for investment. Do you have time to help me draw up an agenda tomorrow? I’d really like to have the meeting this week, if possible. Mr. Crossbeam is getting impatient, and I want to have some suggestions ready the next time he asks. - ヒント
「名詞 / 名詞句(A)」+「不定詞句(B)」を使うことで「BをするためのA」という意味になります。テキストでは「to 〜」が不定詞句で、「〜をするための会議」という意味になります。
- 課題
1)「hash out」の不定詞を使って、何かを決定させるための会議を提案する文章を書いてください。
(チャレンジ)不定詞を使って、最近あなたが参加した会議の目的を書いてください。
- テキスト
Colleague A: You haven’t met Trish yet? She’s the new HR manager. It doesn’t look like she’s busy at the moment. Why don’t I introduce you?
Colleague B: Would you? Thanks! - ヒント
「AをBに紹介する」と言う際、動詞「introduce」を次の構造で使います:「introduce」+「直接目的語(A)」+「to」+「間接目的語(B)」。(A)も(B)も人を表す代名詞・名詞・名詞句になります。なお(B)に「you」を使うことはできません。
- 課題
1)動詞「introduce」を使って、今話している相手にあなたの同僚を紹介する文章を書いてください。この場面ではあなた、相手、同僚の3人だけという設定です。
(チャレンジ)動詞「introduce」を使って、あなたの同僚に今話している相手を紹介するか提案する文章を書いてください。同僚はその場にはいない設定です。
体験4週目(3月23日~3月27日)
HiNative Trekを受講しはじめて4週目。
はじめたころは1か月続くが不安でしたが、ずぼらなわたしでもムリなく続けられたと思います。
正直なところたまに面倒くさく感じることもありましたが、そんなときは時間に余裕があるときにまとめて提出できたので、課題をムダにしなくてすんだのは本当に助かりました。
課題のボリュームについては、英語が上級者レベルのひとは物足りなさを感じるかもしれませんが、わたしくらいの中級レベルが長く継続していくにはちょうどよい量だったと思います。
4週目あたりになると、発音に注意をはらうのが当たり前な感覚になってきて、苦手な発音もすこしずつですが、添削を入れられることが少なくなったような気がします。(やったー!)
最終週に受講した問題の内容は以下のようなものでした。
- テキスト
When would we like to release version 2.0?
- ヒント
What / When / Whereなどの疑問代名詞を含む疑問文を作る際は、次の構造を使います:「疑問代名詞」+「助動詞」+「主語」+「不定詞句」。助動詞は主語の前に来るにも関わらず、主語に応じて変化させなければなりません。
- 課題
課題に添付されている画像を見てください。
1)疑問代名詞を使って、アジェンダに書かれている議題をそれぞれ質問として書き直してください。
(チャレンジ)リストにもう一つの質問を追加しましょう。その質問は会議の目的に関係したものでなければなりません。
- テキスト
Dear Team,
I’d like to thank you all for participating in the meeting. To make our next meetings even more productive, I would like to ask you for your feedback. Is there anything you think we should have done differently? Is there anything that you think you should have mentioned during the meeting, but didn’t? Please send me your feedback by the end of the week. - ヒント
過去の行動に対して「〜をすればよかった」という意味を表したいとき、法助動詞「should」の完了形を使います。文の構造は次になります:「should」+「have」+「過去分詞」(例:「should have done」=「〜すればよかった」)。批判や提案をする際によく使われる表現です。
- 課題
1)「should」の完了形を使って、「会議に参加する前に他の参加者の意見を聞けばよかった」という意味になるように文章を書いてください。
(チャレンジ)「should」の完了形を使って、「カフェで会わない方がよかった」という意味の文章を書いてください。
文字通り翻訳しないでください。
ここまで紹介した問題内容を見ていただければ、HiNative Trekの課題の難易度がわかったのではないでしょうか。
少し難しそうと感じるくらいが、HiNative Trekを利用する丁度良いレベルかなと思います!
HiNative Trekは中上級者向けの学習サービスとなっています。英語初心者の方や学び直しをしたい方は、入会金0円で月額2,178円から利用できるスタディサプリEnglishから始めることをおすすめします!
HiNative Trek1ヶ月体験後のレビュー
「オンライン英会話で会話には慣れたけど、上達しているのかわからない……」
「英会話レッスンだと内容をしっかり理解する前に、レッスンが進んでしまう……」
わたしのような中級レベルの英語力で、このように思っている人にこそ、ぜひHiNative Trekを試してもらいたいです!
わたしは英会話には、困らない程度の英語力があります。
しかし、「同じ英語表現や語彙ばかり使ってしまう」「細かい文法や発音で迷うことがある」ということがたびたびありました。
それでもオンライン英会話では、問題なく意思疎通できていたのですが、正直上達しているのかと言われると微妙なところ。
実際に自分が本当に正しく英語を話せているかどうかも、いちいちレッスンを止めて先生に確認しながら話しているわけではないので、わからないままということも多々ありました。
HiNative Trekでは、そんなオンライン英会話では足りないフィードバックを補ってくれました!
HiNative Trekを4週間利用してみた1番の感想は、なんといってもネイティブ講師による添削フィードバックの質の高さです。
実践的なビジネス英語を学びながら、英会話スクールやオンライン英会話ではフォローしきれない細かい文法や発音を毎日少しずつ学習できます。
細かい文法・英語表現・発音のミスを指摘され、なんだか重箱のすみをつつかれた気分でしたが(苦笑)、中級レベル以上の英語力で伸び悩んでいる人は、必要な学習内容なんだとあらためて実感しました。
4週間試してみて劇的に英語力があがったかというと正直わかりませんが、さらに復習しながら継続して積み上げていくとより効果はでてくるだろうと思える内容でしたよ!
Hi Native Trekをフル活用すれば、正しい文法や発音を身に付けられるだけでなく、新しい語彙や表現力も伸ばすことができると思います。
HiNative Trekの効果をより高めるためには、HiNative Trekで学んだことを、さらにオンライン英会話のフリートークなどで実践練習してみることもオススメです!
HiNative Trekの受講者の評判や口コミ
わたしにとってHiNative Trekはメリットな面が多かったですが、他のHiNative Trekの利用者による評判や口コミが気になっている人もいますよね?
ハイネイティブトレック利用者のTwitterを見ると、以下のような口コミが見られました。
https://twitter.com/toeicharuka/status/961532646600867841?s=20
https://twitter.com/noririna_abc/status/1306554053644619777?s=20
「#HiNativeTrek の宿題を終わらす会」にて月と火の簡単なやつに絞って1.5ヶ月分12個を一気に提出。宿題溜まるとやるのが億劫になるけどこうやって簡単なやつ終わらせるとやる気が回復する。英語もビジネスプラン考えるのも本来楽しい事なんだよねって同時に思い出させてくれる!
— にしこ@TimeCrowd (@pandeiro245) July 17, 2016
またHiNative Trekの公式サイトでも、利用者の感想を紹介していました。
わたしと同じように、次の点でHiNative Trekにメリットを感じている人が多いようです。
- 個別の添削フィードバックが充実している
- 予約なしで利用できる
- まとめて課題を提出することもできる
利用者の口コミや感想の詳細は、HiNative Trekの公式サイトでチェックしてみてください!
HiNative Trekは入会申し込みも解約も手続きが簡単
HiNative Trekの申し込みはとても簡単です。
解約手続きもアカウント内で自分で簡単にできるので、まずは気軽にはじめてみましょう。
ここでは、HiNative Trekの申し込み方法と解約方法、それぞれの注意点を紹介しています。
HiNative Trekの申し込み方法
HiNative Trekの申し込みには、クレジットカードが必要になります。
支払いに利用可能なカードは、VISA・MasterCard・American Express・JCBの4つです。
HiNative Trekの申し込みの流れは、次の通り。
HiNative Trekの申し込みの流れ
- HiNative Trekの公式サイトの「HiNative Trekに登録」をクリック
- 母語を「日本語」を選び「選択する」をクリック
- 料金プランの「年額プラン」か「月額プラン」を選ぶ
- 登録方法を「Google・Facebook・Twitter・メールで新規登録」から選ぶ
- 「メールで新規登録」を選択した場合、メールアドレス・ユーザー名・パスワード・母語を設定し、「カード情報を入力する」をクリック
- クレジットカードの情報を入力する
- 登録したメールアドレスに届いたメールを確認する
- 申し込み完了
以下は、手順3の料金プランを選択する画面です。
上の画像を見てわかるように、時期によってとてもお得な割引キャンペーンをおこなっているので、まず公式サイトでチェックしてみてください。
HiNative Trekの申し込みはものの数分で終わりました!
ちなみに、途中で年額プランから月額プランへの変更はできません。どちらで申し込むか迷っている人は、注意してくださいね。
HiNative Trekの解約方法
次に、HiNative Trekの解約方法をみてみましょう。
HiNative Trekの解約については、料金プランやコースによって変わってくるので注意してください。
HiNative Trekの月額プランに申し込みをしている人が解約する場合は、次の点を気を付けましょう。
解約手続きは、自分のアカウント画面の右上にある以下のアイコンの「設定」からできます。
設定のなかにある「HiNative Trek」を選び、次に表示された画面の一番下にある「HiNative Trekを解約する」をクリックすれば、解約は完了です。
次に年額プランの解約についてですが、まず年額プランの場合、途中解約しても残りの差額分は返金されないので注意してください。
また受講しているコースによって、解約手続きが必要かどうか変わってきます。
ビジネスコースとIT2コースの年額プランを利用している人は、1年後自動更新されないため解約手続きは原則必要ありません。
IT1コースを利用している人は、終了するとIT2コースへ自動更新されてしまうので、IT2コースへ継続しない場合は解約手続きが必要です。
解約するタイミングについては、登録期間終了日より90日以前におこなうと、登録期間途中で添削指導と質問のサービスが終わってしまうので気を付けてください。
HiNative Trekを解約しても、HiNativeを退会しなければ、添削された課題やフィードバックなどの履歴はすべて残ります。
※HiNative Trekに登録すると、自動的にHiNativeのアカウントが作成されます。HiNativeは、多言語や文化について学習できるQ&Aサービス。HiNative Trekは、HiNative内の英語学習サービスにあたります。
【まとめ】HiNative Trekは高い料金設定だが費用対効果を見込める
HiNative Trekを試す前に、まずわたしが感じた印象は「料金が高いな……」でした。
月額プランが19,600円(月額・税込)、年間プランが196,000円(税込)と金額だけ見ると、だれでも高いと感じると思います。
ですが実際4週間利用してみて、「1日ワンコイン500円※で、これだけ細かく個別に見てもらえるなら安いもんだな~」という印象に変わりました。
※年額プランの場合。
それだけHiNative Trekのフィードバックは充実していて、効果が期待できるサービス内容でしたよ!
オンライン英会話などいままでの勉強法では伸び悩んでいる人や、ビジネスでの実践的な英語表現がなかなか身に付かない人こそ、ぜひHiNative Trekを利用してみてもらえたらと思います。
時期によってお得な割引キャンペーンをおこなっているので、ぜひまずはHiNative Trekの公式サイトをチェックしてみてくださいね!
- 執筆者:kumiko
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英語大好き主婦。「教えて!オンライン英会話」の管理人。これまでオンライン英会話を30社以上体験し、その体験談を紹介している。中学生のころアメリカへのホームステイがきっかけで英語に興味を持つ。大学時代はアメリカに1年間留学し、某企業の海外営業部に就職するなど、人生を通して英語を学び続けている。管理人プロフィールはこちら