TOEIC英単語の効率的な覚え方

あなたは今、TOEICの勉強をはじめて、TOEICの単語をどのように覚えていったらいいのだろうと悩んでいるのではないでしょうか。

TOEICの試験に向けて単語を覚えることは大事ですが、単語以外にも文法を勉強したり、問題形式に慣れるために模試を解いたりする時間も必要です。

そう考えると、単語を勉強する時間は意外にないのかもしれません。

つまりTOEICに備えて英単語を覚えるなら、できるだけ効率のいい方法を使って、単語学習に時間を使いすぎないようにする必要があるのです。

そこでこの記事では、TOEICで点数をとるための効率的な単語の覚え方とおすすめの勉強方法を紹介します。

TOEICで覚えるべき単語はたくさんあるように思いますが、頻出単語に絞って覚えることで、できるだけ時間をかけずに単語を覚えられますよ!

miyamamiyama

英単語は試験直前に詰め込むよりも、日頃から継続して英単語にふれることを意識する方が、TOEICで点数を取るのに役立ちますよ!この記事では、わたしが普段行っている単語の覚え方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

TOEICのための単語学習は必要最低限に留めるのが正解

TOEICのための単語学習は必要最低限に留めるのが正解です。

まず、あなたがTOEICの単語を覚える目的を思い出してみてください。おそらく多くの人は、TOEICで高得点を取ることが最終目的だと思います。

ですからTOEICに備えて英単語を勉強する場合は、必要な英単語にしぼって、日本語訳ができる程度に覚えればよいのです。

とくにTOEICの試験が間近に迫っている人は、単語を覚えることにばかり時間を使ってはいけません。

単語学習に時間をかけていけない理由は2つあります。

TOEICの点数を取るには単語だけでなく英文法の勉強も必要

ひとつめは、TOEICは英文法の知識を問う問題が多いため、文法の学習もする必要があるからです。

たとえば、TOEICのパート5はリーディングの短文穴埋め問題ですが、ほとんどが英文法の知識を問う問題です。

TOEICのパート5は30問(TOEIC全体では200問)あり、全問正解すれば、おおよそ150点も点数がとれます。

そしてパート5の問題は、単語の意味を知らなくても、文法がわかれば解ける問題もあります。

TOIECのサンプル問題を見てみましょう。

No. 101 Customer reviews indicate that many modern mobile devices are often unnecessarily ——- .
(A) complication
(B) complicates
(C) complicate
(D) complicated

問題文をみると、主語+述語+that+主語+述語の形になっているので、that節の文章だということがわかります。

that節の述語(動詞)がare(be動詞)となっているので、——-には動詞の三人称単数現在形である(B)のcomplicatesと、動詞の原形・現在形である(C)のcomplicateに入れることができません。

また、文の形からunnecessarily(副詞)は——-に入る単語を修飾するので、名詞である(A)complicationは入りません。

よって、正解は(D)のcomplicatedとなります。

この問題の場合、that節や、動詞・名詞・形容詞などの品詞の形を知っておけば、単語の意味がわからなくても正解がわかるのです。

他のリスニングやリーディングの問題でも、文法がわかっていれば、単語がわからなくても、得点につなげられる問題が少なくありません。

つまりTOEICのスコアをあげるためには、英文法の勉強にも力を入れる必要があるのです。

TOEICの問題形式に慣れるため練習問題を解く時間が必要

単語学習に時間をかけてはいけない2つ目の理由は、TOEICの問題形式に慣れるために、練習問題をたくさん解く時間が必要だからです。

たとえばリーディングは問題数が多く、TOEICの問題をまったく知らずに試験を受けると、多くの人は時間が足りなくなってしまうでしょう。

現在TOEIC900点をもつわたしも、はじめてTOEICを受験したときは、時間がまったく足りませんでしたし、900点をとったときもそこまで時間に余裕はありませんでした。

リーディングを時間内に解き終えるためには、TOEIC問題の時間配分や早く解くコツを学ぶことが大切です。

TOEICに特化した参考書に書かれている解き方のコツを参考にしつつ、練習問題を何度も解くことで、早く解く方法を身につけられます。

TOEICの問題を解くコツをつかみ、時間配分のとおりにTOEICの問題が解ければ、スコアアップにつながるでしょう。

また、リスニングは音声が1回ずつしか流れません。

音声スピードは比較的速く、問題を読み終わったら、またすぐに次の問題が読まれてしまうので、じっくり悩む時間がありません。

そんな中で、1つの問題につき4つの選択肢の中から正解を選ばなければいけないのです。

問題をスムーズに解くには、出題パターンを把握して、できるだけ早く解けるように準備する必要があります。

このように、リーディングもリスニングも、問題に慣れるために問題を解く時間を作る必要があるので、単語ばかりに時間を使ってはいけないのです。

TOEICで点数を取るための効率的な単語の覚え方

ここではTOEICで点数をとるために、どのように単語を覚えていけばよいのかを解説します。

TOEICの英単語を覚えるポイントは次の5つです。

TOEICの英単語を覚えるポイント

  • 単語学習の前に目標点数を決める
  • 頻出単語に絞って学習する
  • TOEICの場合、正しいスペルが書けなくても読めればOK
  • 忘却曲線を活用して単語を覚える
  • イメージで単語を覚える

単語学習の前に目標点数を決める

TOEICの単語の勉強をはじめる前に、まずは目標とする点数をしっかりと決めましょう。

なぜなら、目標とする点数によって、覚えなければいけない単語の数や難易度が変わってくるからです。

大学を卒業するためにTOEICの点数が必要だったり、会社からTOEICのスコアの提出が求められている場合は、その点数を目標点数にするといいですね。

就職活動や転職活動でTOEICの点数を履歴書に書きたい人は、まずは600点の取得を目指してみましょう。

はじめてTOEICを受験する人で、自分で自由に目標設定ができる人も、まずは600点を目指すとよいと思います。

英語を使う仕事をしたい人は、750点~800点ほどのスコアがあると、選考で有利になってきます。

あなたが目指すTOEICの点数は決まりましたか?

次に目標となる点数ごとに、覚えておくとよい目標単語数を紹介するので、単語学習を始める前に確認しておきましょう。

TOEICの頻出単語に絞って覚える

一般的に、TOEICの問題を解くのに必要な単語数は、下の表のとおりといわれています。

目標点数 目標単語数 学生のレベル
400点 3000語 高校卒業レベル
500点 4000語
600点 5000語 大学入試(共通一次試験)レベル
700点 7000語
800点 8000語 難関大学受験(早慶上智)レベル
900点 10000語

「600点を目指すなら、5000語も覚えないといけないのか……」と思った人もいるかもしれませんね。

実はTOEICの点数を取るために、上記の目標単語数をすべて覚える必要はありません。

TOEICは頻出語や重要語に絞って学習することで、少ない単語数でも、スコアアップできます。

「頻出単語がわからない!」という人は、TOEICの頻出単語が集められた市販の単語帳(参考書)を活用しましょう。

たとえば「TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ」「TOEIC L&R TEST出る単特急 銀のフレーズ」という単語帳なら、TOEICの頻出語や重要語が1000語に絞られているので、効率よく勉強できますよ!

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さらにTOEIC頻出単語をもっと手軽に勉強するなら、アプリの活用もおすすめです。

スタディサプリEnglishのTOEIC対策コースは有料ではありますが、単語演習だけでなく「神授業」と言われる関 正生先生の講義が視聴できるなど、TOEICの勉強をすべてカバーしてくれます。

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TOEICは正しいスペルが書けなくても読めればOK

TOEICは全問マーク形式の試験です。

そのため、単語のスペルを一文字一文字正確に書ける必要はありません。

つまり単語のスペルを完璧に覚えるほど、何度も書いて練習をする必要はないのです。

TOEICの英単語を覚えるときは、単語を見て日本語の意味がわかる程度に覚えれば、試験対策としては十分だと思います。

ただあまりにも曖昧に覚えていると、他の似ているスペルの単語を間違えてしまうこともあるので、その点に注意しながらTOEICの単語の勉強を進めましょう。

忘却曲線を活用して単語を覚える

単語は1回で完璧に覚えようとしても、人間の脳では簡単に覚えられません。

ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが発表した、「忘却曲線」という有名な理論があります。

エビングハウスの忘却曲線の図

この理論によると、20分後には新しく覚えた単語の約半分、1時間後には半分以上忘れてしまうのです。

頑張って新しく覚えた単語でも、1時間後には半分以上忘れてしまうなんて、ショックですよね……。

しかし別の研究で、「復習」を繰り返し行えば、新しく覚えたことも記憶に定着し、忘れにくくなるという結果が出ています。

エビングハウスの忘却曲線と復習のタイミング

つまり1回で完璧に単語を覚えようとするのではなく、繰り返し復習することが大切なのです。

覚えた翌日には67%も忘れてしまうということなので、翌日の復習はぜひ取り入れていただきたいと思います。

その後は、TOEICテスト当日までの期間も考慮しつつ、1週間、1ヶ月、そして3ヶ月と間を置いて復習するとより定着につながるでしょう。

このように繰り返し復習することで、単語が覚えられない、覚えた単語もすぐ忘れてしまう……ということを防げます。

miyamamiyama

忘却曲線の定着率に深くこだわらなくても大丈夫です。一番大切なことは、1回で覚えきろうとするのではなく、時間をおいて何度も繰り返し復習すること。復習を億劫に感じる人もいるかもしれませんが、復習することが点数獲得への一番の近道だと考えて、取り組んでみてください!

イメージを思い描きながら単語を覚える

わたしは単語を覚えるときは、文字で覚えようとするのではなく、その英単語があわらす物や状況をイメージしながら覚えるようにしています。

たとえば「schedule」という単語を覚えたいときは、名詞の「スケジュール」だけでなく、動詞の「予定に組み込む」という使い方も覚えておきたいので、スケジュールを書く様子をイメージしながら覚えるようにします。

英単語「schedule」のイメージ

ほかにも「設置する」という意味の「install」を覚える場合は、「プログラムをインストールする」というふうに覚えると、肝心の「設置する」という使い方がイメージしにくくなりますよね。

ですから、あえて機械を設置する状況を思い浮かべながら覚えるようにします。

英単語「install」のイメージ

もし単語と一緒に例文も紹介されているなら、その例文まるごと活用して状況を思い浮かべるようにしましょう。

文で覚えることで、その単語と合わせて使う助詞も自然と覚えられるのでおすすめです。

例をひとつ見てみましょう。

admission(入場)

Last admission to this aquarium is at 5pm.(この水族館の最終入場は午後5時だ)

このような例文があった場合は、水族館の営業時間が書かれた看板をイメージするとよいです。

英単語「admission」のイメージ

このように、頭の中で単語が指すものや状況をイメージしながら単語を覚える練習を続けると、そのうち単語を見ただけで状況が思い浮かぶようになります。

文字ではなくイメージで覚えることで、より記憶に定着するはずなので、ぜひ実践してみてください!

わたしが実践したTOEIC英単語の覚え方

ここまで、TOEIC単語の効率的な覚え方のポイント5つを紹介しました。

TOEICの単語の覚え方について、なんとなくイメージはわきましたか?

それでは次に、わたしが日頃行っている単語の勉強方法を紹介していきますね。

単語を覚える手順

  1. 単語の意味を確認する
  2. 単語を音読する
  3. 例文の意味を確認する
  4. 例文を音読する
miyamamiyama

単語の覚え方はいろいろあって、「音読して覚える」人もいれば、「ひたすら書いて覚える」という人もいると思います。どちらが正しくて、どちらが間違っているとかはありません。あなたが一番覚えやすいと思う方法で、英単語の勉強をしてください。わたしの場合は、書いて覚えるよりも読む方が頭に入りやすいので、読んで覚える派です!「単語を読んで覚える」という方は、ぜひわたしの単語勉強法を参考にしていただけると嬉しいです。

1. 単語の意味を確認する

まずは新しく覚える英単語の日本語の意味を確認します。

英単語のややこしいところは、ひとつの単語で複数の意味をもつ単語が多いこと。

複数の意味をもつ単語を覚えるときは、とりあえず一通りすべての意味を確認しておくとよいです。

1回ですべての意味を暗記しようとしなくても、問題ありません。

「こんな意味のこんな英単語があるんだな」と認識できればOKです。

2. 単語を音読する

次に単語を音読してみましょう。

目で追うだけでなく、声に出して発音を確認することがポイント。

視覚だけでなく口を動かしたり、耳で音を聞いたりすることで、より脳に単語を印象づけることが期待できます。

読み方に自信がない場合は、正しい発音を聞いてから、自分の声で発音してみることをおすすめします。

市販の単語帳には音声CDが付属されていることもあるので、ぜひ活用してみてください。

付属の音声がなくても、Googleなどのオンライン辞書で単語を検索すれば、音声が聞けるのでこちらを活用するといいでしょう。

「TOEICの点数を取るのに、正しい発音まで勉強する必要があるの?」

なかにはこのように思う人がいるかもしれませんね。

たしかにリーディングのテストだけなら、発音までは覚えなくてもいいかもしれません。

ですが、TOEICはリーディングだけでなく、リスニングのテストもあります。

リスニングではどれだけ英単語が聞き取れるかが重要となるので、英単語を覚えるときはリスニング対策も合わせて行うようにしましょう。

3. 例文の意味を確認する

単語帳に例文がついている場合は、英語の例文にも目を通しましょう。

TOEICの英単語を覚えるポイントでも紹介しましたが、単語だけでなく例文で覚えることで、合わせて使う助詞やよく使う場面がイメージしやすくなり、単語の使い方が覚えやすくなります。

英文を読んだら、日本語訳も確認してください。

日本語訳を確認したら、もう一度英語の例文を見ます。

このとき、英語の例文の意味がわかり、パッとイメージが頭の中に浮かぶか確認しましょう。

イメージが自然と頭の中に浮かべば、OKです。

もし浮かばなければ、もう一度日本語の訳を見て、わからなかった部分を確認してください。

4. 例文を音読する

さきほどのイメージを思い浮かべながら、例文を音読してみましょう。

1回だけ練習するよりも、日をあけて何度も繰り返し例文を音読することをおすすめします。

英文を見なくても、自然と口ずさめるようになったら、その英単語は完全に定着したと考えてよいでしょう。

以上が、普段わたしが実践している単語の覚え方です。

ただTOEICの試験準備において、例文まで丁寧にやる時間がない場合や、少し負担に感じる場合は、省略しても大丈夫です。

1回目と2回目に勉強するときは単語だけ覚えるようにして、3回目以降勉強する場合に、例文も合わせて覚えるようにしてみるのもよい方法だと思います。

TOEICの単語を覚えるのにおすすめの単語帳(テキスト)

ここまでTOEICの単語の覚え方を紹介しましたが、単語を覚えるには単語帳があるとより効率よく勉強できます。

単語帳を新たに買う場合は、TOEICの英単語に特化しているものを選びましょう。

また、覚える単語数が多すぎないものがよいです。

覚える単語数が多すぎると、TOEIC試験までに単語帳を最後まで終えられず、頻出単語の勉強が中途半端に終わってしまいます。

TOEIC向けのおすすめ単語帳は「TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ」「TOEIC L&R TEST出る単特急 銀のフレーズ」です。

金のフレーズと銀のフレーズは、どちらもTOEIC頻出単語ばかりを1000語集めています。

使われている例文は短くて理解しやすく、フレーズや表現も本試験でそのまま出てくるもののため、得点につながりやすいです。

金のフレーズと銀のフレーズの違いは、対象とする目標点数の違いです。

金のフレーズは600点から990点を目指す人向け、銀のフレーズは500点未満の人向けになっています。

どちらを買うべきか迷っている人は、まず本屋さんで金のフレーズを手にとって、難易度を確認してみてください。

「金のフレーズはちょっと難しいかも……」という人は、銀のフレーズからはじめて基礎固めを行うのがよいでしょう。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ

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「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」は2021年2月現在、Amazonで人気No.1のTOEIC単語帳です。

TOEICの重要語が1000語にまとめられたコンパクトな単語帳で、単語・フレーズともに厳選されており、TOEICのスコアを効率的に上げられます。

紹介されている全単語の無料の音声がついているので、単語の音を確認したり、声に出して音読したりするときに役立ちます。

著者 TEX加藤
出版社 朝日新聞出版
価格 979円(税込)
内容 600点レベル 助走の400語
730点レベル 加速の300語
860点レベル 飛躍の200語
990点レベル 頂点の100語
【Supplement】
パート1重要語100
部署・職業名
前置詞・接続詞・接続副詞
多義語88
定型表現120
【Short Break】
TOEICに出る注意すべき日常単語
「TEXファイル」につきまして

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TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ

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「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」は、「金のフレーズ」が少しむずかしいと感じる人向けの単語帳です。

TOEICによく出る重要単語1000語を頻出フレーズに沿って覚えられます。

基礎の英単語が集められた単語帳なので、700点以上の高得点を目指す人には向いていません。

現在のスコアが300~を500点台の方で、できるだけ短期間で600点を取りたい人は、金のフレーズをやる前に銀のフレーズからはじめることをおすすめします。

「金のフレーズ」と同様、無料の付属音声(単語・フレーズ)があるので、耳からの学習にも役立つでしょう。

著者 TEX加藤
出版社 朝日新聞出版
価格 979円(税込)
内容 基礎の400語
頻出の300語
必須の200語
発展の100語
【Supplement】
1 設問に出る単語・表現
2 パート1重要語
3 注意すべき日常単語
4 前置詞・接続詞・接続副詞
5 部署・職業・専攻名
6 定型表現100
【Short Break】
TOEICスコアが上がる人の25箇条
TOEIC600点お薦め対策書
【INDEX】

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TOEICの単語を覚えるのにおすすめの英単語アプリ

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単語の他にも、カリスマ講師による約300本の講義や、TOEICの本番形式の問題集約20回分が用意されているので、まさにTOEIC対策にピッタリのコースといえます。

また、それぞれの問題にはトレーニング用のコンテンツが付属。

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英単語を覚えるには継続が大切!暮らしの中に英語を取り入れる方法4つ

忘却曲線のところでお話したように、TOEICの英単語を覚えるには、学習を継続することが一番大切です。

でもTOEICの難しい英単語ばかり、毎日覚えるとなると、単語帳やアプリを開くのが億劫になってしまったり、モチベーションが下がったりすることもありますよね。

そんなときに役に立つのは、暮らしの中に英語を取り入れることです。

ここでは暮らしに英語を取り入れる簡単な方法を4つ紹介するので、気になるものがあればぜひ実践してみてください。

暮らしに英語学習を取り入れる方法

  1. 洋画や海外ドラマを見る
  2. スキマ時間に洋楽を聞く
  3. ポッドキャストで自然な英語に触れる
  4. 英会話レッスンで英語を話す機会を設ける

1. 洋画や海外ドラマを見る

映画やドラマが好きな人は、洋画や海外ドラマを活用して英語を習慣づけてみましょう。

映画やドラマを見ることで、日常やビジネスシーンで実際に使われているネイティブの英語を聞くことができます。

さらに英語字幕を活用すれば、音声だけでは聞き取れなかった英単語や英語表現を、文字で確認できます。

単語帳やアプリで学んだ単語を聞いたり、字幕で見たりすることで、単語の復習にもなり、より早く定着するでしょう。

洋画や海外ドラマを手軽に観たいなら、動画配信サービスの「Hulu」がおすすめです。

Huluなら月額料金(税込1,026円)で、洋画も海外ドラマも見放題で視聴できます。

※ レンタル/購入の作品は見放題対象外となり、別途都度課金となります。

わたしは洋画や海外ドラマが好きで、実際にHuluを使ってたくさんの作品を視聴しました。

Huluは作品数も豊富で、いろいろな作品で英語学習ができるので、飽きることなく勉強が続けられるでしょう。

もちろん、英語音声もありますし、英語字幕・日本語字幕・字幕なしも選べるので、英語初心者でも英語上級者でも楽しみながら続けられます。

さらにHuluのよいところは、10秒間の巻き戻しや早送りができること。

巻き戻し機能があると字幕を見直したり、音声をもう一度聞いたりできるので、いいですね。

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はじめてHuluを利用する方は、14日間の無料体験ができるので、まずは無料で試してみることをオススメします!

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2. スキマ時間に洋楽を聞く

「TOEICの単語帳やアプリの単調な音声をずっと聞いていて、疲れてしまった……。ちょっと気分転換をしたいな」

そんなときは洋楽を聞いてみてもよいでしょう。

音楽アプリやYouTubeを利用すれば、いろいろな洋楽を聞くことができます。

音楽アプリでおすすめなのは「AWA」

自分が好きな曲を自由に選択して聴けたり、自分だけのプレイリストも作れます。

またAWAなら英語の歌詞を表示することもできるので、英語の勉強にもピッタリ。

ちなみにAWAは無料プランと有料プランがあります。

有料プラン 無料プラン
価格 【一般】 
月間 980円(税込)
年間 9,800円(税込)
【学生】
月間 480円(税込)
無料
オンデマンド再生
プレイリストの作成・公開
広告なし
歌詞表示
ハイライト再生
フル尺再生 ×
オフライン再生 ×
再生時間制限なし ×(月に20時間まで)

※2021年2月現在のサービス内容です。

無料プランだと曲の一部分しか聴けず、最初から最後まで曲を聴きたい人には不向きです。

まずはアプリをダウンロードして、無料プランを少し使ってから、気に入れば有料プランに変更するのがよいでしょう。

有料プランでも、初回の1ヶ月間は無料で試せます。あなたが学生なら2ヶ月目以降も、ずっと通常の半額で楽しめますよ!

AWAの詳細はこちら

3. ポッドキャストで自然な英語に触れる

スキマ時間に洋楽を聞くほかに、ポッドキャストを聞くのも役立ちます。

ポッドキャストとは、インターネット上に音声などを公開して配信するサービスです。

パソコン、スマートフォン、タブレットなど、インターネットにつながる媒体であれば、公開された音声をいつでも聞けます。

移動中やちょっとしたスキマ時間、ジムでの運動中などに聞いている人も多いです。

おすすめのポッドキャストは、「バイリンガルニュース」

マミとマイケルがバイリンガル会話形式(マミが日本語、マイケルが英語で会話する形式)でニュースを紹介しています。

日本ではあまり話題にならないニュースを知れたり、海外経験が豊富なマミとマイケルの話を聞くことができて、世界が広がります。

バイリンガルニュースの詳細はこちら

4. 英会話レッスンで英語を話す機会を設ける

「自分はおしゃべりが好き!」
「どうせ英語を勉強するなら、少しでも話せるようになりたい!」

そんな人は、より実践に近い形でスピーキングの練習ができる、英会話の受講をオススメします。

忙しくてレッスンに通う時間がない方や、対面レッスンを避けたい方は、オンライン英会話を試してみてもよいでしょう。

おすすめのオンライン英会話は「ネイティブキャンプ」です。

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【まとめ】効率的にTOEICの英単語を覚えてスコアアップを目指そう

今回は、TOEICの受験に備えた英単語の効率的な覚え方を紹介しました。

TOEICで目標得点を達成するには、単語の勉強だけでなく英文法の勉強をしたり、解き方のコツも習得する必要があります。

単語の暗記だけに時間を割いてはいられないので、単語の勉強は頻出単語に絞って効率的に覚えていき、TOEICの問題を解く時間を確保するようにしましょう。

単語を1回で覚えることは脳の働き上とても難しいので、時間が許す限り複数回にわけて繰り返し勉強することが大切です。

海外ドラマを見たり洋楽を聞いたりするなど、普段から楽しみながら英単語に触れていると、自然と単語力が身につき、TOEICの単語学習にも役立つのでぜひ実践してみてください!

執筆者:miyama
misakiの写真

TOEICで900点を取った英語マスター。大学入学後にはじめてTOEICを受験したときは670点だったが、英語学習を継続することで900点を実現。途中点数が上がらず悩んだ時期もあったので、その経験を共有し、多くの人のTOEIC点数獲得をサポートするのが目標。