
「トライズとプログリットならどっちが良いの?」
「トライズとプログリットの違いは何?」
人気の英語コーチング「トライズ(TORAIZ)」と「プログリット(PROGRIT)」。
どちらも素晴らしいサービスですが、やはり費用面を考慮すると、より良い方を選びたいですよね。
そこで今回は、トライズとプログリットを徹底的に比較してみました!
料金やプログラムの内容、受けられるサービスの違いを細かく比べています。
それぞれのメリットやデメリット、在籍するコンサルタント、実際に利用した人の口コミや評判も紹介します。
違いをはっきりと知ることができれば、もう英語コーチング選びで悩む必要はありませんよ!
※ コースや本人のレベルに合わせて推奨される受講期間が異なります。
※ 料金はすべて税込みです。
目次
トライズ(TORAIZ)はコーチングと英会話がセットになった1社完結型
トライズ(TORAIZ)は、英語コーチングと英会話レッスンがセットになった、いわゆる1社完結型のスクールです。
多くの英語コーチングは、英会話レッスンを外部の企業に委託したり、オプションサービスになっています。
一方トライズは、専属の日本人コンサルタントと専属のネイティブコーチがしっかりついて、あなたの英語学習を徹底サポートしてくれるのです。
英語初心者は1日3時間学習を1年間続けるプランを提案しています。(スピーキング本科)
これは、英語を身につけるのに必要な勉強時間1000時間を、無理なく最短距離で達成する場合の学習時間です。
継続できるか不安に思う方も多いですが、学習のプロである専属のコンサルタントが、一人ひとりのライフスタイルに合った学習プランを提案してくれるので、ご安心ください。
中上級の人は最短2ヶ月から受講できるプランもありますよ!とにかく無駄のないパーソナルカリキュラムがトライズの魅力と言えるでしょう。
また、トライズの特徴は目的に合わせてコースが細分化されていること。
ベーシックなスピーキング本科のほか、プレゼン・学会発表、ワーホリ準備英語コースなど他社にはないコースが充実しています。
初心者向けから上級者向けまで幅広いレベルに対応しているため、他社のコーチングや英会話レッスンを受講したけれど、イマイチ学習効果が実感できなかったという方は、トライズに相談してみてはいかがでしょうか。
トライズの基本情報
運営会社 | トライズ株式会社 |
---|---|
サービス開始 | 2006年 |
コース | ・スピーキング本科★ ・ビジネス上級英語★ ・英語初心者コース★ ・TOEIC L&R 対策プログラム★ ・IELTS対策コース★ ・英語プレゼン/学会発表★ ・実践ファリシテーション★ ・インターナショナルスクール対策英語コース★ ・ワーホリ準備英語コース★ ・英会話レッスン特化コース ・継続コース |
受講期間 | 中上級者2ヶ月~、初心者1年 |
トレーナー | ビジネス経験を持つ専属の日本人コンサルタント 受講者専属のネイティブ・コーチが週3回レッスンを担当 ※TOEIC対策プログラムや初心者が受講する場合は日本人コーチがレッスンを担当 |
教材 | 市販の教材から最適なものを選定 |
受講スタイル | ・オンライン受講 ・対面受講 |
校舎 | 六本木・東京丸の内・日本橋・新宿南口・銀座・横浜西口・大阪梅田・名古屋・沖縄・法人専用・オンライン |
体験 | 60分の無料カウンセリング (申込手続きを行う場合は、90分ほど) |
※ ★=教育訓練給付制度対象コース
プログリット(PROGRIT)は課題発見と学習管理がメインの英語コーチング
プログリット(PROGRIT)は、一人ひとりの課題発見や学習管理といったコーチングサービスがメインの英語コーチングです。
日々の学習相談はLINEで手軽に行えるのが嬉しいポイント。週1回行われる振り返りの面談では、進捗テストを行い、どこまで身についたかを確認します。
その後1週間分の学習プランを提案してもらえるので、学習者は迷うことなくそれに従って学習を進められます。
「何をすればいいんだろう?」と迷っている時間をカットし、必要な学習だけを取り入れて効率よく英語力アップが目指せるということです。
さらにプログリットの魅力は、卒業後も自走できる力がつくこと。
プログリット利用時は、1日3時間の学習時間を確保するため、専任のコンサルタントがあなたの1週間のスケジュールを徹底的にチェックします。
生活の中で無駄に過ごしている時間や、通勤時間や昼休みといったスキマ時間をうまく活用して勉強時間を確保する方法を教えてくれます。
だんだんと自分でもスケジュールの組み方がわかるようになるので、学習習慣が身についた状態でプログリットを卒業できれば、サポートがなくても自分で学習時間を確保し、英語学習が続けられるようになりますよ。
プログリットの基本情報
運営会社 | 株式会社プログリット |
---|---|
サービス開始 | 2016年 |
コース | ・ビジネス英会話コース ・初心者コース ・TOEIC® L&R TESTコース(教育訓練給付制度対象) ・TOEFL iBT® TEST / IELTSコース ・卒業生向け継続コース |
受講期間 | 2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月 ※ TOEFL iBT® TEST / IELTSコースは3ヶ月~12ヶ月 |
トレーナー | 海外経験豊富な日本人の専任コンサルタント |
教材 | 市販教材とオリジナル教材の組み合わせ |
受講スタイル | ・オンライン受講 ・対面受講 |
校舎 | 有楽町、神田秋葉原、新宿センタービル、渋谷、池袋、六本木、品川、横浜、名古屋、阪急梅田、神戸三宮 |
体験 | 60分の無料カウンセリング |
「トライズ」と「プログリット」の決定的な違い3つ
トライズとプログリットは、徹底的に違うポイントが3つあります。
この違いを知っておくと、どちらの英語コーチングがあなたに合うか判断しやすいでしょう。
トライズとプログリットの違い3つ
- ネイティブ講師によるレッスンの有無
- コースの種類の豊富さ
- 基本コースの推奨受講期間
1. ネイティブ講師によるレッスンの有無
トライズのコースは、日本人コンサルタントによる英語コーチングと、ネイティブコーチによる英会話レッスンがプログラムに含まれています。
コースにもよりますが、たとえば「スピーキング本科」なら週3回英会話レッスンがあり、隔週でコンサルタントの面接も行われます。
一人ひとり専任のコンサルタントとネイティブ講師がつくので、コーチングと英会話がリンクし、より効果的な課題の発見と解決策の提案ができるのです。
なおコンサルタントもネイティブコーチも、トライズが自社で提供しています。
一方プログリットのサービスは基本的に英語コーチングのみです。
ただし、ビジネス英会話コース等で「英会話レッスンが必要」と判断された場合は、外部のオンライン英会話サービスで英会話レッスンが受講できます。
オンライン英会話レッスンの受講は、基本料金に含まれていないため、別途料金が発生しますが、プログリット特別料金で利用できます。
英会話レッスンが外部委託だとデメリットのように感じるかもしれませんが、そうとも限りません。
いろいろな講師と話す機会が得られ、より実践に近い練習ができますし、プログリット卒業後にそのオンライン英会話を改めて契約すれば、英会話レッスンだけ継続して受講することもできます。
どの点にメリットを感じるか、よく考えて判断すると良いでしょう。
2. コースの種類の豊富さ
トライズとプログリットのコースを比較してみましょう。コースの数は、トライズが圧倒的に多いです。
コースの数を比較
コーチング | コース |
---|---|
トライズ | ・スピーキング本科 ・ビジネス上級英語 ・英語初心者コース ・TOEIC L&R 対策プログラム ・IELTS対策コース ・英語プレゼン/学会発表 ・実践ファリシテーション ・インターナショナルスクール対策英語コース ・ワーホリ準備英語コース ・英会話レッスン特化コース ・継続コース |
プログリット | ・ビジネス英会話コース ・初心者コース ・TOEIC® L&R TESTコース ・TOEFL iBT® TEST / IELTSコース ・卒業生向け継続コース |
コーチングサービスで、ここまで細かくコース分けされているのは、おそらくトライズしかないでしょう。
インターナショナルスクール対策(親向け)から、ワーホリ準備対策まで幅広く対応しているのは驚きです。
なおプログリットのコースは4つだけですが、基本的にはどんな学習目的にも対応してくれます。
たとえば、日常英会話を身につけたいという要望があれば、ベーシックコースの「ビジネス英会話コース」で学ぶことができます。
最適なコースがわからないときは、初回のカウンセリングで最適なコースを紹介してもらえるので、ご自身で見極める必要はありません。
なお、トライズとプログリットには共通しているコースもあります。
「TOEIC® L&R 対策コース」と「IELTS対策コース」、そして「英語初心者コース」です。さらに、両社とも卒業生のためのコースも用意しています。
各コースの細かい違いを見てみましょう。
TOEIC® L&R 対策コース
トライズのTOEIC® L&R対策プログラムは、2ヶ月という短期集中で最大295点アップが目指せます。
トライズのTOEIC®対策の特徴は、6つの英語力テストで弱点を分析できるところです。
6つのアプローチからあなたの現状を分析し、必要な対策を厳選して行うことで、短期間でもスコアアップが目指せます。
TOEIC®の目標スコアを早く獲得する必要がある人は、トライズがおすすめです。
プログリットのTOEIC® L&R TESTコースは、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月と受講期間が選べます。
おすすめは3ヶ月の短期集中プラン。一般教育訓練給付制度対象コースなので、受講料が最大10万円お得になります。
プログリットのTOEIC®対策は、TOEIC®のスコアを効果的に獲得するトレーニングに加え、語彙力や速読力といった英語スキルもしっかり身につけられるコースです。
プログリットは各校舎にTOEIC®専門のコンサルタントが駐在していることから、常にアップデートされた最新のTOEIC®対策が受けられます。
TOEIC®対策コースの比較
トライズ | プログリット | |
---|---|---|
コース名 | TOEIC® L&R対策プログラム | TOEIC® L&R TESTコース |
コース内容 | 入会時のコンサルティング 毎日の学習管理 週1回プログレスチェック(面談) TOEIC® L&R TEST模擬試験 TOEIC® L&R IPテスト(オンライン) シャドーイングチェック 単語力測定テスト 速読力測定テスト 英文法テスト 学習報告システム 自習室の利用 |
専用カリキュラム設定 教材一式提供 英語学習アプリの提供 毎日の学習サポート 毎週の面談とテスト TOEIC® IPテスト受験×2回 自習室の利用 卒業後1年間の学習プラン提供 チャット形式AI学習サービスの提供 |
料金※1 | 一括 437,580円 分割 月々10,700円~ |
一括 457,600円~2,299,000円 分割 月々13,900円~ |
受講期間 | 2ヶ月 | 2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月 |
成績保証 | 1ヶ月以内の退会で全額返金保証 スコアアップ未達で受講期間を1ヶ月無料延長(条件あり) |
30日間全額返金保証 |
給付制度※2 | 給付制度対象 | 3ヶ月コースのみ給付制度対象 |
※1 入会金含む。料金はすべて税込みです。
※2 教育訓練給付制度のこと。
TOEIC対策コースのポイント
IELTS対策コース
トライズは、IELTS高得点の専属コンサルタントと専属ネイティブコーチがサポート。コーチのIELTSスコアの平均は9.0です。
IELTSはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能が問われます。トライズのIELTS対策では、学習内容を一人ひとりの英語力に合わせてフルカスタマイズ。
1日3時間、IELTSに徹底的に特化した英語学習を実施することで、短期間でもスコアアップが目指せるのです。
トライズのIELTS対策授業では、あえて市販の教材を使用します。オリジナル教材やオリジナルアプリだとどうしても学習内容が型にはまってしまうため、効果的な学習ができないからです。
どのレベルの人でも最適な対策が受けられるところも、トライズのメリットと言えますね。
プログリットのIELTS対策コースは、「TOEFL iBT® TEST / IELTSコース」となっており、試験対策だけでなく、海外大学への進学や留学に必要な4技能を伸ばせます。
IELTS受験者の多くは、海外進学や海外就職を目指していることから、試験だけでなくその後に必要な英語力がつけられるようなカリキュラムになっています。
IELTS対策コースの比較
トライズ | プログリット | |
---|---|---|
コース名 | IELTS対策コース | TOEFL iBT® TEST / IELTSコース |
コース内容 | 入会時のコンサルティング 毎日の学習管理 カスタマイズした英語教材の提案 週3回プライベートレッスン フリートークレッスン レッスン予習・復習 リスニング学習 スピーキング学習 ライティング添削サービス 英単語学習 英文法学習 IELTS模試テスト |
専用カリキュラム設定 教材一式提供 英語学習アプリの提供 毎日の学習サポート 毎週の面談とテスト TOEFL iBT®オンライン模試受験 × 2回 自習室の利用 卒業後1年間の学習プラン提供 チャット形式AI学習サービスの提供 |
料金※1 | 一括 499,900円~1,344,100円 分割 月々12,300 円~ |
一括 665,500円~2,332,000円 分割 月々20,500円~ |
受講期間 | 3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月 | 3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月 |
成績保証 | 1ヶ月以内の退会で全額返金保証 スコアアップ未達で受講期間を1ヶ月無料延長(条件あり) |
30日間全額返金保証 |
給付制度※2 | レッスン週3回プラン、3ヶ月コースのみ対象 | なし |
※1 入会金含む。料金はすべて税込みです。
※2 教育訓練給付制度のこと。
英語初心者コース
英語コーチングサービスの初心者コースは、中学英語の文法が身についていない人向けと認識いただいても良いでしょう。
「自分は初心者コースかも?」と思っていても、通常コースをおすすめされることがあります。
実際にプログリットのカウンセリングを受けてみた際、初心者コースが最適かと思っていたけれど、ビジネス英会話コースが良いと言われました。
「英語コーチング」というと、「ハイレベルな人向け」や「ビジネスパーソン向け」というイメージが強いですが、実は超初心者の人こそスタートダッシュで利用するのがおすすめ。
初心者の人は結果も出やすく、挫折しにくいのが英語コーチング利用の最大のメリットです。
最初にプロのサポートを受けながら学習習慣と学習のコツを掴んでおけば、その後の学習も効率良くできますよ。
トライズの英語初心者コースは日本人またはネイティブの専属コンサルタント1人と、1~3人の専属コーチが学習サポートしてくれます。
日本人コーチのレッスンが週3回と他社に比べてレッスン回数が多いことから、相談できる頻度も自然と増えて、どんどん学習が進められます。
プログリットの初心者向けコースは、中学英語や高校英語の総復習を行うコースです。12ヶ月のプランもありますが、2~3ヶ月の短期集中で復習を終えて、次のステップに進むのが良いでしょう。
コーチングを受ける前と後の2回でVERSANTテストの受験ができるので、成果を数字で確かめることができますよ。
英語初心者コースの比較
トライズ | プログリット | |
---|---|---|
コース名 | ゼロから始める英語初心者コース | 初級者コース |
コース内容 | 入会時のコンサルティング 毎日の学習管理 カスタマイズした英語教材の提案 フリートーク・グループレッスン 週3回プライベートレッスン スピーキング学習 リスニング学習 英文法学習 レッスン予習と復習 英語学習セミナー フィードバックメール 隔週プログレスチェック(面談) 月1回英会話試験VERSANT |
専用カリキュラム設定 教材一式提供 英語学習アプリの提供 毎日の学習サポート 毎週の面談とテスト TOEFL iBT®オンライン模試受験 × 2回 自習室の利用 卒業後1年間の学習プラン提供 チャット形式AI学習サービスの提供 |
料金※1 | 一括 499,900円~1,344,100円 分割 月々12,300 円~ |
一括 457,600円~2,299,000円 分割 月々13,900円~ |
受講期間 | 3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月 | 2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月 |
成績保証 | 1ヶ月以内の退会で全額返金保証 スコアアップ未達で受講期間を1ヶ月無料延長(条件あり) |
30日間全額返金保証 |
給付制度※2 | レッスン週3回プラン、3ヶ月コースのみ対象 | なし |
※1 入会金含む。料金はすべて税込みです。
※2 教育訓練給付制度のこと。
卒業生のための継続コース
トライズの「トライズ継続コース」は、1年のプログラムを完了したけれど、もっと高いレベルを目指したい人や、プログラム期間中よりも頻度を減らしつつ英語学習を続けたい方向けのコースです。
さらに継続コースは3つの種類に分かれています。
トライズ継続コース
- 英語力の向上を目指し、英語学習を継続する人向けのプログラム「レッスン&サポートフルコース」
- 専属コンサルタントの学習管理サポートだけを継続する「サポートコース」
- 専属コーチの英会話レッスンだけを継続する「レッスンコース」
学習管理のみ、または英会話レッスンのみを選択できるようにしていることから、トライズが利用者のニーズをわかっているなと感じますね。
トライズ継続コースの明確な料金は、トライズに直接問い合わせが必要ですが、プログラムの内容に合わせて特別料金で利用できます。
プログリットの卒業生向けコースは、初回受講時と同じサポートを継続する「NEXTコース」と、シャドーイング添削と学習アプリの利用のみ継続できる「シャドーイング添削コース」の2種類です。
「NEXTコース」は1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月のコースがあり、料金は210,980円~となっています。
料金は通常コースと大きな違いはないので、本当に必要な場合に継続して利用するのが良いかなと思います。
「シャドーイング添削コース」は、月額21,780円と利用しやすい料金です。12ヶ月、24ヶ月での契約も可能で、12ヶ月契約すると月間プランに比べて2ヶ月分お得になります。
手厚いサポートは不要だけど、英語学習は続けたいという方は、「シャドーイング添削コース」でも十分かもしれません。
3. 基本コースの推奨受講期間
トライズは「スピーキング本科」、プログリットは「ビジネス英会話コース」が基本コースとなります。
トライズのスピーキング本科は初級から中級者向けのコースで、1日3時間の学習を1年間行い、合計1000時間※の学習をすることが推奨されています。
※ 高校卒業後、日本人が英語を習得するために必要とされている学習時間
単に1000時間を埋めるのではなく、一人ひとりの英語力に合わせて効果的なカリキュラムを組むことで、最大限の効果を生み出すコースです。
週3回の英会話レッスンと隔週行われる面談で、コーチと話をする機会が圧倒的に多く、マイペースにというよりも、1年間しっかり英語学習に時間を費やすことになるでしょう。
基本的には1年間の学習プランですが、「3ヶ月で結果を出さないといけない」「半年後の海外赴任までに間に合わせたい」という要望にも対応しているので、初回カウンセリングで相談してください。
※ スピーキング本科は3ヶ月、6ヶ月プランもあります。
一方プログリットの基本コース「ビジネス英会話コース」は3ヶ月プランがおすすめされています。
プログリットは1年かけてしっかりというよりも、科学的な分析と行動経済学に基づいた英語学習の習慣化によって、効率よく、短期間で結果を出すことを目指しています。
そのため期限までに英語力を上げたい人にもおすすめの英語コーチングなのです。
また、プログリットの場合、前述したとおり英語コーチングサービスがメインとなります。自分で学習管理ができるようになったら、そのうち自走できるようになります。
卒業後に使える、1年間の学習プランを提供してくれるので、それも合わせて活用すれば、自分で勉強を続けることもできますよ。
そういう意味でも、3ヶ月や6ヶ月で卒業したい人向けの英語コーチングと言えますね。
「トライズ」と「プログリット」を5項目で徹底比較
トライズとプログリットについて、より詳しく比較していきましょう。
トライズとプログリットは、先ほど紹介した3つの違い以外の部分で似ている点が多いので、よく比較されるのかなという印象です。
人気コース料金プランの比較
一番気になるのは、料金プランの違いではないでしょうか。トライズとプログリットの人気プランについて、料金を比較してみましょう。
まずは基本コースから。3ヶ月の料金と12ヶ月の料金を比較しました。
基本コースの料金比較
3ヶ月 | 12ヶ月 | |
---|---|---|
トライズ スピーキング本科 |
432,900円~ | 986,100円~ |
プログリット ビジネス英会話コース |
632,500円 | 2,299,000円 |
※料金は税込みです。入会金を含みます。
※トライズの料金はレッスン回数等で料金が変動します。
トライズの方が料金が安いです。ただし、レッスンの受講回数などにより料金が変動する可能性があり、表で比較した料金はあくまで最低料金となります。
正確な料金プランを知りたい場合は、カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
とはいえ、12ヶ月プランの料金は倍以上の差がありますね。
「トライズとプログリットの決定的な違い」でも紹介しましたが、トライズは英語コーチングと英会話レッスンがセットになったプログラムで、1年かけて英語力をつけることを推奨しています。
あまりにも高い料金だと、1年の継続は難しくなりますから、それを考慮した料金設定なのではないかと考えられます。
一方プログリットは短期集中で英語力を身につけられるよう学習サポートするのがメインのサービスです。
3ヶ月プランを推奨しているので、長期プランはある意味オプションのような位置づけなのかもしれません。
次に、人気のTOEIC対策プランも比較してみました。トライズのTOEIC対策コースは2ヶ月プランのひとつしかないため、2ヶ月プランで比較しています。
TOEIC対策コースの料金比較
2ヶ月 | 12ヶ月 | |
---|---|---|
トライズ TOEIC L&R対策プログラム |
437,580円 | – |
プログリット ビジネス英会話コース |
457,600円 | 2,299,000円 |
※料金は税込みです。入会金を含みます。
2ヶ月で最大295点アップも目指せる、トライズの「TOEIC L&R対策プログラム」は、一括払いだと40万円台の料金設定。料金の変動はありません。
プログリットは、2ヶ月で40万円台、プログリットがおすすめしている3ヶ月プランは60万円台です。
トライズは毎月お得なキャンペーンを行っており、上記の料金よりもさらに安く受講できる場合が多いです。
サポート内容の詳細はすでに紹介しているので割愛しますが、どちらも目標期間内に目標とするTOEICスコア獲得を目指して、全力でサポートしてくれます。
給付金や保証制度の比較
トライズやプログリットは、決して安い料金ではありません。
できるだけ費用を抑えるためにも、給付制度や保証制度を事前に確認し、上手に活用しましょう。
トライズとプログリットは、それぞれ教育訓練給付金対象のプログラムがあります。
トライズはスピーキング本科の6ヶ月プランと、12ヶ月プランで、専属コーチのレッスンが週3回のプランが対象プログラムとなっており、受給条件を満たせば受講料の20%(最大10万円)が支給されます。
さらにTOEIC対策コース(2ヶ月)、その他のコース(レッスン週3回・3ヶ月プラン)も教育訓練給付金対象プログラムです。
トライズの料金プログラムは受講料の20%だと10万円を超えてしまうので、受給できるお金は10万円となります。
プログリットはビジネス英会話コース(3ヶ月)と、TOEIC® L&R TESTコース(3ヶ月)が給付金対象です。こちらも受講料の20%(最高10万円)を受給できます。
次に、各社が設けている保証制度について比較してみましょう。
「高い料金を支払って、もし効果がでなかったらもったいないな……」このように心配する方もいるでしょう。
トライズは、受講開始から1ヶ月以内に退会した場合、無条件で全額返金しています。
さらに規定のスコアを達成できなかった場合は、無料で1ヶ月延長保証をしています。もちろん、これは本人が努力したにもかかわらず成果達成できなかった場合の救済措置です。
「800時間以上の学習達成」や「3ヶ月以上休会なし」といった適用条件が設けられているので、事前に確認しておきましょう。
プログリットも30日間の返金保証制度があります。入会金を除く、全額返金が可能です。しかし、トライズのようなスコア保証制度はありません。
在籍するコンサルタントの比較
トライズの専属コンサルタントは、高い英語力とコーチング力を兼ね備えた人材が在籍しています。
VERSANTの平均スコアは64.9%、TOEIC® L&R TESTの平均スコアは、937点です。
※2021年9月時点
さらにビジネス経験を持っており、コンサルタント自身も英語学習を経て英語が話せるようになった人ばかりですから、学習者に寄り添ったサポートが可能なのです。
また、トライズは専属コンサルタントだけでなく専属のネイティブコーチがついてくれます。
ネイティブコーチは英会話レッスンを担当し、あなたの実践練習をサポートします。ネイティブコーチも、ビジネス経験がある人を採用しているので、現場で使える英語を学べるでしょう。
プログリットのコンサルタントは、採用率0.88%という狭き門を通過した優秀な人材が揃っています。
印象としては、比較的若く、はつらつとしている方が多いような印象でした。
LINEで毎日の学習相談や学習リマインドなどやり取りを行うため、学習期間中はあなたにとって非常に頼りになるでしょう。
コンサルタントについては、一人ひとりの個性もあるため、一概に比較するのは難しいです。
実際にカウンセリングを受けてみて、各コーチングサービスの全体的な雰囲気を体感するのが最も参考になるかと思います。
口コミ・評判の比較
実際にトライズやプログリットを利用した方の口コミは、英語コーチング選びに役立ちます。
ここでは、公式サイトやGoogleマップ、その他の口コミサイト、SNSで見られた口コミをまとめて紹介します。
注意点として、口コミがすべて正しいものとは限りません。Aさんは良いと思ったことでも、あなたからすると良くないと感じることもあります。
良い口コミも悪い口コミも、あくまで参考にしていただければと思います。
トライズの口コミ
良い口コミ |
英語力の伸びが実感できた 正しい学習方法や学習習慣が身についた コンサルタントやコーチがやさしい 費用対効果は高いと思った 目標スコアが獲得できた 1年という期間設定が現実的 |
---|---|
悪い口コミ |
コースによっては料金の変動があるのでやや不安 1日3時間の勉強時間がなかなか確保できない 自分で教材を用意してやることもできたかも |
正直、トライズの悪い口コミはあまり見つかりませんでした。コンサルタントの対応も非常に評価が良く、「学習習慣が身についた」という口コミが多く見られました。
強いて言うなら、気になる口コミとして「1日3時間の学習時間を確保するのが大変だった」という意見が多かったです。
ただしその点は自分で努力する必要もある部分ですし、コンサルタントのフォローもあり、全体的な満足度は高い印象でした。
プログリットの口コミ
良い口コミ |
プライベートなことも含めてなんでも相談できた 短期集中型だから完走できた 毎週の目標設定が絶妙で、目標達成を繰り返したことで実力がついた 中級の壁を乗り越えて上級レベルになれた 学習習慣がついたので卒業後も自分で勉強を続けられている |
---|---|
悪い口コミ |
サービス内容に比べてコストが高いように感じる 添削の精度が微妙 期待していた成果が得られなかった プログラム終了に近づくと継続の営業をされた |
プログリットの口コミで最も多かった内容は、「料金が高い」でした。
学習管理と学習ツールの提供が主なサービスで、実践の英会話レッスンはオプションとなることから、英会話レッスン込みのサービスと比較した際にどうしても気になるという声が多かったです。
ただ、「短期集中だから続けられた」「学習習慣が身についた」という声もあり、プログリットを利用したことで、学習のリズムが作れた人の満足度は高いようです。
これらの口コミも参考にしつつカウンセリングに臨むと、よりメリット・デメリットが実感できるでしょう。
口コミで気になるところがあれば、「こういう口コミがあったんですけど……」と直接聞いてみても良いと思います!
校舎・営業時間の比較
トライズ、プログリット共に、東京を中心にいくつか校舎があります。
各英語コーチングの校舎一覧
トライズ | プログリット | |
---|---|---|
校舎 | 六本木センター 東京丸の内センター 日本橋センター 新宿南口センター 新宿三丁目センター 銀座センター 品川センター 横浜西口センター 大阪梅田センター 名古屋センター 福岡天神センター |
有楽町校 神田秋葉原校 新宿センタービル校 渋谷校 池袋校 六本木校 品川校 横浜校 名古屋校 阪急梅田校 神戸三宮校 |
営業時間 | 火曜日~金曜日 13:00~20:30 土曜日 10:00~17:30 日曜・月曜 定休日 ※営業時間はセンターによって異なる場合があります。 |
平日 13:00~21:00 土日 09:30〜18:00 |
自習室 | 自習などで使用可能 | 事前連絡で自習室の利用可能 |
東京、神奈川、大阪、名古屋にお住まいの方はお近くの校舎に行って、相談や受講がしやすいでしょう。お仕事帰りに自習室として活用するのも良さそうです。
なお、近くに校舎がない地域にお住まいの方も、心配無用です。相談から受講まで、すべてオンラインで完結できるので、全国どこにお住まいの方でも利用できます。
【結論】トライズとプログリットはどんな人におすすめ?
ここまで、あらゆる角度からプログリットとトライズを比較してきました。
それらを踏まえて、各英語コーチングがどんな人におすすめなのかまとめました。
- トライズがおすすめな人
-
- 1年間の学習が可能な人(スピーキング本科の場合)
- 1日3時間を英語学習に充てられる人
- 英語の総合力を身につけたい人
- 受講目的が明確な人
- プログリットがおすすめな人
-
- 3ヶ月の短期集中で英語学習の習慣化を目指したい人
- コンサルタントに毎日の学習報告をしたり、LINEで学習相談をしたい人
- TOEIC、TOEFL、IELTSの対策を2ヶ月以上継続して行いたい人
トライズ受講のポイントは、明確な目標と強い意思があるかどうかです。
本人の英語レベルにもよりますが、スピーキング本科は基本的に1日3時間の英語学習を1年間継続することになります。
※コースによっては2ヶ月など短期集中のプログラムもあります。
仕事や家事をこなしながら、1日数時間英語学習に費やすのは簡単ではありません。
もちろん、トライズのコーチングはあなたが学習を継続できるよう全力でサポートしてくれますし、口コミでもわかる通り、利用者の方の満足度は非常に高いです。
ただし、結局勉強をするのは本人の意志ですから、やはり英語を身につけたあとの明確な目標がある方がモチベーションに繋がって、トライズのサポートを最大限活かせるのではないかと思います。
プログリットは、3ヶ月間で英語学習の軌道をつくりたい人におすすめしたいです。
TOEICやTOEFLなどのスコア獲得を目標としている人は、目標達成をすれば一旦学習完了となるでしょう。
ですが、「英語力をつける」ことを目標にした人が、3ヶ月で英語学習を完了させることはまず難しいです。
ただプログリットを長期利用するには、料金も高くなりますから、やはり短期勝負の方向けと言えるでしょう。
プログリットで3ヶ月、もしくは6ヶ月しっかり学習サポートを受けた後、自分で英語学習を続けようという意思のある方におすすめしたい英語コーチングです。
なお、「学習時間に1年も取れない!」「もっと安い料金でコーチングを受けたい!」という方は、スタディハッカーが運営する英語コーチング「ストレイル(STRAIL)」がおすすめです。
ストレイルもプログリット同様に3ヶ月の短期集中で、効率を重視した英語コーチングプログラムです。
コンサルティングを担当する日本人トレーナーも、英会話レッスンを担当する外国人トレーナーも自社で採用しているところは、トライズと類似しています。
※ 外国人トレーナーとのレッスンはオプションです。
また、ストレイルのビジネス英語コースは一般教育訓練給付制度対象となっているので、入会金+受講料の20%が支給されます。
そうすると、実質負担の金額がプログリット通常料金のほぼ半額で利用できるのです。
トライズやプログリットと合わせて、ストレイルも検討してみるといいかもしれません。
【まとめ】超短期集中ならプログリット!1年間で実力つけるならトライズ
トライズもプログリットも、それぞれ得意な部分やメリットが異なります。
一言で違いを言うなら、「3ヶ月の超短期集中ならプログリット!1年間で実力つけるならトライズ」といったところでしょうか。
この記事では詳しく両社を比較をしましたが、実際に話を聞いてみると、また印象は変わってくるでしょう。
「3ヶ月後のTOEICで700点を取りたい!」
「海外営業部に異動になったので、根本的に英語力をつける必要がある!」
「グローバルに活躍できる人材になりたい!」
など、学習できる期間や学習目標は人それぞれですから、サービスが合う、合わないも当然人によって変わります。
また、コンサルタントやスクール全体の雰囲気も、スクール選びにおいてとても重要です。高い自己投資だからこそ、ご自身で実際に話を聞き、体験して比較検討するようにしましょう。
※ コースや本人のレベルに合わせて推奨される受講期間が異なります。
※ 料金はすべて税込みです。