ENGLISH COMPANYとPROGRIT違いを徹底比較

「イングリッシュカンパニーとプログリットって、何が違うの?」
「イングリッシュカンパニーとプログリットなら、どっちがおすすめ?」

イングリッシュカンパニーとプログリットの両社について、調べてはいるけれど、情報量が多くてなかなか違いを比べられないという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、人気の英語コーチングサービスであるイングリッシュカンパニーとプログリットを徹底比較しています。

コース・カリキュラム、料金プラン、在籍するコンサルタントや口コミ・評判まで詳しく比較・解説しました。

注目するべき主な違いもピックアップして紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

執筆者:tommy
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英語の学習経験は、中学と高校の受験英語、そして大学で少し勉強を続けた程度。学生時代に英語は得意な方だったが、社会人になってから英語を使う機会がなかったため、ほぼ初心者と言っても過言ではない。特に英会話については、超初心者。社会人になって、実践で使える英会話の力を身につけたいと考えている。

「イングリッシュカンパニー」と「プログリット」の基本情報

2社を比較する前にまずは、イングリッシュカンパニーとプログリットの基本情報を紹介します。

イングリッシュカンパニー(ENGLISH COMPANY)とは

English COMPANY(イングリッシュカンパニー)

イングリッシュカンパニー(ENGLISH COMPSAY)は、スタディーハッカーが運営する英語コーチングサービスです。

元々は京都で医学部・難関大学受験向けの予備校を運営していたスタディーハッカー。

第二言語習得研究をもとに英語学習指導を行っていたところ、学生たちの英語力の伸び率が格段に良かったことから、社会人向けの英語パーソナルトレーニングジムとして、イングリッシュカンパニーがスタートしました。

現在は累計受講者数が28,000人、導入企業は250社を超え多くの企業からも選ばれています。

※ ENGLISH COMPANYとSTRAILの累計受講者数

在籍するトレーナーは英語が話せるだけでなく、大学や大学院等で言語習得を専門的に学んだ専門家ばかり。
無駄を一切排除した高密度学習で、90日間という短期間で英語力を最大限伸ばせるようサポートしてくれます。

また学習相談からトレーニング、使用教材、外国人講師との英会話レッスンまで、すべて自社で提供しているのもイングリッシュカンパニーの特徴です。

イングリッシュカンパニーの基本情報

運営会社 スタディーハッカー(STUDY HACKER)
サービス開始 2015年
コース ・パーソナルトレーニングコース
・セミパーソナルコース(超少人数制コース)初級、中級、上級
・ENGLISH COMPANY大学受験部
・ウィークリー英会話ブースト(“課題発見型”英会話)
※ウィークリー英会話ブーストは、対象のコースにプラスして外国人講師との英会話レッスンが受講できるサービス。コーチングと連動しているので、スピーキングの課題も効果的に解決できる。
受講期間 90日/180日
トレーナー 言語習得や日本における英語教育に精通した、英語学習のスペシャリスト
教材 イングリッシュカンパニーのオリジナル教材
受講スタイル ・オンライン受講
・対面受講
校舎 恵比寿、新宿、銀座、神田、梅田、神戸、四条烏丸
体験 90分の無料体験
無料体験後、英語力診断シートプレゼント

プログリット(PROGRIT)とは

PROGRIT(プログリット)

プログリット(PROGRIT)の創業は2016年です。

創業者はマッキンゼー・アンド・カンパニー出身。自身が英語習得に苦労した経験から、英語がネックになって活躍の場が限られてしまった日本のビジネスパーソンを助けるべく、英語コーチングサービス「TOKKUN ENGLISH」をスタートしました。

現在の「プログリット」という名前になったのは、2018年のこと。

現在、累計受講者数は20,000人※を超え、英語コーチングサービスとしてナンバーワンの知名度を誇っています。

※ サービス開始から2024年7月時点での累計受講者数

基本コースとなるビジネス英会話コースに加え、TOEIC®やTOEFL iBT、IELTSの試験対策に特化したコースがあるのも特徴です。

プログリットの基本情報

運営会社 株式会社プログリット
サービス開始 2016年
コース ・ビジネス英会話コース
・初心者コース
・TOEIC® L&R TESTコース
・TOEFL iBT® TEST / IELTSコース
・卒業生向け継続コース
受講期間 2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月
※ TOEFL iBT® TEST / IELTSコースは3ヶ月~12ヶ月
トレーナー 海外経験豊富な日本人の専任コンサルタント
教材 市販教材とオリジナル教材の組み合わせ
受講スタイル ・オンライン受講
・対面受講
校舎 有楽町、神田秋葉原、新宿センタービル、渋谷、池袋、六本木、品川、横浜、名古屋、阪急梅田、神戸三宮
体験 60分の無料カウンセリング

「イングリッシュカンパニー」と「プログリット」の主な違い5つ

「イングリッシュカンパニーとプログリットの違いって何?」
「英語コーチングってどれも一緒じゃないの?」

英語コーチングサービスは、「英語学習のサポートをする」という点ではどこも同じですが、各コーチングの方針や具体的なサポート内容はまったく違います。

イングリッシュカンパニーとプログリットでは、主に以下5つの点が違います。

イングリッシュカンパニーとプログリットの違い

  • トレーナー(コンサルタント)によるトレーニングの有無
  • 自主学習に必要な時間
  • 自社サービスでのサポート範囲
  • グループレッスンの有無
  • 英語試験対策コースの有無

トレーナー(コンサルタント)によるトレーニングの有無

イングリッシュカンパニーは週2回(1回90分)、プログリットは週1回(60分)の面談が行われます。

(※ パーソナルトレーニング90日集中プログラムの場合。180日プログラムは週1回)

両サービスとも、この面談では進捗の確認や、課題の洗い出し、今後の学習プランの確認を行います。

さらに、イングリッシュカンパニーの面談では、これらの学習サポートとともに、トレーナーによるトレーニングも合わせて行われます。

「トレーニングって英会話レッスンのこと?」と思う人もいますよね。英会話レッスンとは少し異なります。

英会話レッスンの目的は、英語を話す実践的なスキルをその場で磨くことです。スポーツで例えると、いわゆる練習試合みたいなものですね。

一方、トレーナーとのトレーニングは、英語力全体を伸ばすことに重点を置き、そのための基礎力をつけるトレーニングを行います。

試合本番に備えて、パーソナルトレーナーについてもらって体力づくりのための筋トレ、ストレッチ、ランニング等を行うイメージです。

プログリットの面談では、もちろんトレーニング方法のレクチャーを行うこともありますが、主には学習管理やサポートに重きを置いています。

ENGLISH COMPANYのトレーニング

ちなみに、スタディーハッカーは「ストレイル(STRAIL)」という英語コーチングサービスも運営しています。

STRAIL(ストレイル)

イングリッシュカンパニーと根本的理念は同じなのですが、英語学習のコンサルティングに重きを置いたサービスで、プログリットのサービスに近いものになります。

ストレイルは面談でのトレーニングを行わない代わりに、料金が安いのが特徴で、プログリットと比較すると25万円も安い料金でコンサルが受けられます。

さらにストレイルのビジネス英語コースは一般教育訓練制度対象プランなので、最大78,320円支給され、31万3,280円での受講も可能です。

そうすると、プログリット通常料金の約半額の料金にまで安くなります。

イングリッシュカンパニーとプログリットでお悩みの方は、合わせてストレイルも検討してみてはいかがでしょうか。

面談内容の比較

イングリッシュカンパニー プログリット ストレイル
コース パーソナルトレーニングコース
90日間集中プログラム
ビジネス英語コース
3ヶ月プラン
ビジネス英語コース
3ヶ月
料金 616,000円 632,500円 391,600円
頻度 週2回(1回90分) 週1回(60分) 週1回(60分)
内容 ・前回の宿題の確認
・課題解決のトレーニング
・次週のプランニング
・英語力判断テスト
・カウンセリング
・アセスメントテスト
・コンサルティング

※入会金を含めた料金です。

自主学習に必要な時間

イングリッシュカンパニーとプログリットでは、推奨する自主学習の学習時間が違います。

プログリットは、「毎日学習に集中して取り組むことが大事」という考え方です。

そのためプログリットは1日3時間の学習時間を推奨しており、その3時間を捻出するために生活スタイルを含めたタイムマネジメントを行ってくれます。

面談では1週間の予定を専任コーチに提出し、相談しながら勉強時間を確保していくのです。

最初はコーチのアドバイスに従って学習時間を見つけていきますが、だんだんと自分で学習時間の捻出方法がわかってきて、卒業後も自分でタイムマネジメントできるようになるとのこと。

なお面談は週に1回ですが、毎日の学習実績はアプリとLINEを通して毎日行われます。

1人だとどうしてもサボってしまいがちですが、こうして管理してくれる人がいるだけでモチベーションに繋がりますね。

もちろん、仕事をしている人なら出張などイレギュラーな予定が入ることもあるでしょうし、予定していた学習内容がこなせない日も出てくるでしょう。

そんな日があっても、責められることはないので、ご安心ください。やる気が出ないときは、担当コーチに正直に相談することで解決することも多いようです。

一方、イングリッシュカンパニーは「効率化」に重点を置き、最短距離で英語力を身につけることを目指しています。

そのため、イングリッシュカンパニーの自主学習の時間は1日1~1.5時間としています。

仕事をしながら1日3時間の勉強を続ける自信がない人でも、1時間ほどなら継続できそうですよね。

90日プランなら週2回のペースで面談があるので、学習プランの軌道修正も速やかです。

自主学習時間のポイント

  • 英語力だけでなく、タイムマネジメントスキルや学習習慣を身につけたい人は、プログリットがおすすめ
  • 1日の短時間の学習時間で英語学習の継続と実力アップを目指したい人は、イングリッシュカンパニーがおすすめ

自社サービスでのサポート範囲

イングリッシュカンパニーは、一言でいうと自社完結型の英語コーチングです。

トレーニングはもちろんのこと、オプションである外国人トレーナーとの英会話レッスンも自社で提供しています。

英会話レッスンでは、日本人トレーナーと外国人トレーナーの連携で英会話スキルの課題を分析。この結果に合わせて学習プランをどんどんアップデートできるため、英会話スキルを効率的に上げられるのです。

イングリッシュカンパニーのフルサポート

外部の英会話サービスに委託していたり、AIを活用した一方通行のトレーニングでは実現できないサービスです。

また、トレーニングでも英会話レッスンでも第二言語習得研究に基づいて設計された、イングリッシュカンパニーのオリジナル教材を使用します。

一方プログリットは学習サポートを自社で行い、英会話レッスンは提携する大手オンライン英会話(DMM英会話、CAMBLY、NativeCampのいずれか)が行います。

英会話レッスンはプログリットもコースに含まれていないので、別途料金が必要です。

※ プログリット限定の割引プランで利用できます。

また、教材については一人ひとりの学習目的や英語レベルに合わせて、プログリットが厳選した市販教材の組み合わせを提案してくれます。

書籍を別途購入する必要はなく、基本的にはプログリットが開発したアプリで学習が完結できるようになっています。毎日のシャドーイング添削もアプリでできるのです。

実施した学習はリアルタイムで記録されていくので、別途コーチに進捗を報告する必要はありません。

プログリットは「シャドテン」や「スピフル」など英語学習アプリを積極的に開発しており、アップデートも常に行われているので、この点は非常に強い英語コーチングですね。

サポート範囲の比較

イングリッシュカンパニー プログリット
トレーニング 専任の日本人トレーナー 専任の日本人トレーナー
英会話
レッスン
自社で採用した外国人トレーナー 大手オンライン英会話に委託
教材 オリジナル教材 市販教材
自社開発学習アプリ ENGLISH COMPANY MOBILE 学習用アプリ
学習管理用アプリ
シャドテン(SHADOTEN)
スピフル(SUPIFUL)
ディアトーク(Dia Talk)
特徴 すべてのサービスが自社で完結 自社開発の学習アプリが充実

グループレッスンの有無

イングリッシュカンパニーはグループレッスンがありますが、プログリットはグループレッスンがありません。

イングリッシュカンパニーのコースには、定員最大5名の少人数制でトレーニングを行う「セミパーソナルコース」があります。

(※コースの詳細は後述しています。)

レベルに合わせて初級、中級、上級のコースがあり、オンラインでの受講も可能です。

トレーニングは週1回行われ、学習仲間と一緒に英語が学べます。また、月に1回はマンツーマンでのカウンセリングがあるので、一人ひとりに合ったサポートも受けられます。

料金はマンツーマンコースの半額ほどの料金となるので、費用面でも利用しやすいです。

プログリットはマンツーマンコースのみですが、受講生や卒業生向けの交流イベントを定期的に開催しています。

プログリットを卒業し、自走してから学習仲間を欲しがる人が多いそうで、こういったイベントが仲間づくりに一役買っているのだそうです。

イングリッシュカンパニー「セミパーソナルコース」

初級 中級 上級
定員 最大5人 最大5人 最大4人
受講期間 6ヶ月 3ヶ月 3ヶ月
トレーニング 週1回(90分) 週1回(90分) 週1回(120分)
料金 319,000円 286,000円 297,000円
オンライン 可能 可能 可能
対象レベル TOEIC®500点未満 TOEIC®500~700点台 TOEIC®730~900点程度

※入会金を含めた料金です。

英語試験対策コースの有無

英検やTOEIC、TOEFL、IELTSといった英語試験のスコア獲得を目的に英語コーチングの受講を検討している人もいるでしょう。

プログリットは一般的な「ビジネス英語コース」のほか、「TOEIC® L&R TESTコース」「TOEFL iBT® TEST / IELTSコース」があります。

「TOEIC® L&R TESTコース」は、一人ひとりの英語力と目標スコアに合わせて専用のカリキュラムを設計。そのため、全レベルを対象としたサポートが可能となっています。

TOEIC®対策専門のコンサルタントが各校舎に駐在し、TOEIC®試験を分析しているため、常に最新のTOEIC®試験に備えた対策が受けられるのです。

ちなみにこの「TOEIC® L&R TESTコース」は、教育訓練給付金対象のコースです。条件を満たせば、最大10万円の受講料が戻ってきます。

プログリット「TOEFL iBT® TEST / IELTSコース」も、TOEIC®コースと同じくオーダーメイドの学習カリキュラムを作成し、試験に必要な4技能を短期集中で伸ばしていきます。

受講前と受講後にTOEFL iBT®のオンライン模擬試験を受けられるので、成長が実感できるでしょう。

一方、イングリッシュカンパニーには試験対策コースがありません。

ただ、イングリッシュカンパニーの受講生でTOEIC®を自主的に受講した人は、英語力がついたことで、結果的にスコアアップを実現できているようですよ。

また、イングリッシュカンパニーの姉妹サービスであるストレイルの方には、TOEIC®L&R TESTコースがあります。

受講期間3ヶ月で、TOEIC®対策を集中的に行うコースです。とにかく「決められた期限までに目標スコアを獲得したい!」という場合は、ストレイルのTOEIC®L&R TESTコースをおすすめします。

TOEIC®対策コースの比較

ストレイル プログリット
コース TOEIC®L&Rテストコース TOEIC® L&R TESTコース
受講期間 3ヶ月 3ヶ月
料金 391,600円 632,500円
教育訓練給付金
最大割引価格
313,280円
(最大78,320円割引)
532,500円
(最大10万円割引)
コース内容 ・全12回のコンサルティング(週1回60分)
・オリジナル教材の提供
・アセスメントテスト/評価テスト(週1回)
・専用アプリで学習記録、管理
・週1回の面談とテスト
・毎日の学習サポート
・プログリット学習アプリ提供
・教材一式を提供
・TOEIC® IPテスト受験2回
・チャット形式AI学習サービス
・全国の校舎で自習室利用可能
・卒業後に使える1年間の学習プランを提供
その他 ・オプションで外国人講師との英会話レッスンが受講可能
・TOEIC®L&R IPテスト月1回受験(受験料は別途)
・TOEIC® L&R専門コンサルタントが各校舎に駐在
・コースは2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月から選べる
・30日間全額返金保証

※入会金を含めた料金です。

「イングリッシュカンパニー」と「プログリット」を5項目で徹底比較!

大きな違いを確認したところで、ここからは「イングリッシュカンパニー」と「プログリット」をより詳しく比較していきます。

比較する項目は、下記の5つです。

比較するポイント

  • コース・カリキュラムを比較
  • 入会金・料金プラン・割引制度を比較
  • 在籍するコンサルタントの比較
  • 校舎や営業時間の比較
  • 口コミ・評判を比較

コース・カリキュラムを比較

イングリッシュカンパニーとプログリットの、全コースは下記のとおりです。

全コースの比較

イングリッシュカンパニー ・パーソナルトレーニングコース
・セミパーソナルコース(超少人数制コース)初級、中級、上級
・ENGLISH COMPANY大学受験部
・ウィークリー英会話ブースト(“課題発見型”英会話)※1
プログリット ・ビジネス英会話コース
・初心者コース
・TOEIC® L&R TESTコース
・TOEFL iBT® TEST / IELTSコース
・卒業生向け継続コース

※ウィークリー英会話ブーストは、対象のコースにプラスして外国人講師との英会話レッスンが受講できるオプションサービス。コーチングと連動しているので、スピーキングの課題も効果的に解決できる。

イングリッシュカンパニーの基本コースは「パーソナルトレーニングコース」、プログリットの基本コースは「ビジネス英会話コース」になります。

基本コースの比較

イングリッシュカンパニー プログリット
コース パーソナルトレーニングコース
90日間集中プログラム
ビジネス英語コース
3ヶ月プラン
料金 616,000円 632,500円
頻度 週2回(1回90分) 週1回(60分)
内容 ・マンツーマントレーニング
・トレーニングメニューのデザイン
・アプリを使った学習サポート
・多読&多聴トレーニングアプリ
・オリジナル教材と自習用コンテンツの提供
・定期的なアセスメントテストの実施
・英語面接対策
・英文履歴書や職務経歴書の作成サポート
・ネイティブ講師との英会話レッスン(オプション)
・専用カリキュラム設計
・必要な教材一式の提供
・プログリット学習アプリの提供
・毎日の学習サポート
・定期的な面談とテストの実施
・VERSANTテスト受験×2回
・全国の校舎で自習室利用可能
・卒業後1年間の学習プラン提供
・AI学習サービスの提供
・ネイティブ講師との英会話レッスン(オプション)

※入会金を含めた料金です。

3ヶ月のプランで比較すると、料金の違いはほとんどありませんが、面談の時間と頻度はイングリッシュカンパニーの方が多いです。

面談にはトレーナーによるトレーニングが含まれていることから、手厚さで考えるとイングリッシュカンパニーの方が手厚いと言えます。

イングリッシュカンパニーは「コンサル+トレーニング」、プログリットは「コンサルのみ」という表現が一番わかりやすいかもしれません。

その他のコースを比較すると、イングリッシュカンパニーは超少人数制のグループレッスンがあること、そして学生向けのコース「ENGLISH COMPANY大学受験部」があるのが特徴です。

一方プログリットは、中学英語の基礎から始められる初心者コース、試験対策に特化した「TOEIC® L&R TESTコース」や「TOEFL iBT® TEST / IELTSコース」があります。

どのコースが自分にとって最適かは、初回のカウンセリングを通して案内してもらえるので、ご自身で判断できなくても大丈夫です。

まずは、どういう目的で英語コーチングを利用しようと思ったかを、カウンセリング時に話してみてください。

次に各コーチングサービスが採用しているカリキュラムについてです。これは両社とも共通していて、どちらも第二言語習得研究をもとに、カリキュラムをつくっています。

イングリッシュカンパニーは、各コーチも専門的に学んだ人材が在籍していることから、専門性はイングリッシュカンパニーの方が高いと言えるでしょう。

さらに、イングリッシュカンパニーもプログリットも、科学的に学習習慣をつける方法を提案してくれます。

具体的には、イングリッシュカンパニーは「行動科学マネジメント®」を英語コーチングスクールで唯一導入。やる気やモチベーションを維持する仕組みを学習に取り入れます。

プログリットは「行動経済学」を導入し、「学習習慣の3ステップ」理論を使って、行動から英語学習を習慣化する方法を提案してくれます。

学習理論については、文章で比較するよりも実際にコーチングを受けた方が、効果や違いを実感しやすいでしょう。

入会金・料金プラン・割引制度を比較

イングリッシュカンパニー プログリット
入会金 55,000円 55,000円
コース料金 ■パーソナルトレーニングコース
・90日間 561,000円
・180日間 679,800円
■セミパーソナルコース
・初級 6ヶ月 264,000円
・中級 3ヶ月 231,000円
・上級 3ヶ月 242,000円
■大学受験部
3ヶ月 396,000円
6ヶ月 419,100円
■ビジネス、初心者、TOEICコース料金
・2ヶ月 457,600円(-)
・3ヶ月 632,500円(665,500円)
・6ヶ月 1,190,200円(1,223,200円)
・12ヶ月 1,190,200円(2,332,000円)
※()内はTOEFL iBT® TEST / IELTSコースの料金。
割引制度 ・教育訓練給付制度
・受講生・卒業生からの紹介割
・教育訓練給付制度
・今すぐ割
・ともだち割
・リスタート割
・学生応援割
分割払 可能 可能
返金制度 30日間返金保証 30日間全額返金保証

※ 料金はすべて税込みです。

イングリッシュカンパニーとプログリットはコースの種類がバラバラであることから、単純に比較するのは難しいです。

それぞれの基本プランである「パーソナルトレーニングコース90日間」と、「ビジネス英語コース」を比較するとあまり大きな差はなく、プログリットが2万円ほど高い料金となっています。

また、両コースとも教育訓練給付制度対象のコースで、割引額も最大10万円と同じです。

ただ、面談の回数が1回90分週2回(イングリッシュカンパニー)と、60分週1回(プログリット)なので、コスパはイングリッシュカンパニーの方がいいかもしれません。

共通の事項といえば、入会金、教育訓練給付金、返金保証制度の充実さですね。

入会金は両社とも55,000円と、決して安くはないです。ですが先程紹介した教育訓練給付制度を活用すれば、入会金を補填できます。

さらに両社とも30日間の返金保証をつけているので、受講してみて「やっぱり違うかも……」と感じたら返金してもらえます。

分割払いが可能とはいえ、やはり大きな金額を支払うわけですから、こういった返金保証を用意してもらえるのは嬉しいですね。

在籍するトレーナー・コンサルタントの比較

イングリッシュカンパニーでは「トレーナー」、プログリットでは「コンサルタント」と呼ばれる人が、学習サポートをしてくれます。

イングリッシュカンパニーのトレーナーは、全員日本人トレーナーです。言語習得を専門的に学んだ人や、教育業界で豊富な経験がある人を主に採用しています。

英語教育のプロばかりだから、専門性の高さはお墨付き。

イングリッシュカンパニーの公式サイトには、トレーナー一人ひとりの学歴や経歴が公開されているので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

プログリットのコンサルタントも、イングリッシュカンパニー同様日本人です。

採用率0.88%※という厳しい基準をクリアした、優秀な人材が在籍しています。

※ 2021年9月~2022年2月の総応募者数に対する採用数より算出

イングリッシュカンパニーのように、面談にてパーソナルトレーニングを行うことはありません。

ですが課題に関する質問への回答や学習相談、LINEで毎日の学習リマインドに加え、モチベーションのサポートも行う、まさに「伴走者」という言葉がふさわしい存在です。

イングリッシュカンパニーもプログリットも、優秀なトレーナーが在籍しているので、安心してサポートを任せられるでしょう。

校舎や営業時間の比較

イングリッシュカンパニー、プログリットともに複数の校舎があり、対面式のトレーニングも行っています。

※ イングリッシュカンパニーはパーソナルトレーニングコースのみ対応

オンラインで受講する人がほとんどということですが、出張で校舎の近くに来たときや、やる気を出したいときは対面でトレーニングを受ける人もいるのだとか。

イングリッシュカンパニーは「スタジオ」と称し、関東と関西に7拠点あります。プログリットは東京を中心に、全11拠点の校舎があります。

東京の中心部にお住まいの方や、出勤される方はどちらの校舎も利用しやすいでしょう。

校舎の比較

イングリッシュカンパニー プログリット
校舎 恵比寿スタジオ
新宿スタジオ
銀座スタジオ
神田スタジオ
梅田スタジオ
神戸スタジオ
四条烏丸スタジオ
有楽町校
神田秋葉原校
新宿センタービル校
渋谷校
池袋校
六本木校
品川校
横浜校
名古屋校
阪急梅田校
神戸三宮校
営業時間 平日 10:00~22:00
土日祝 9:30~22:00
平日 13:00~21:00
土日 09:30〜18:00
自習室 利用方法は要問合せ 事前連絡で自習室の利用可能

なお、イングリッシュカンパニーもプログリットも、利用するにあたって校舎に行く必要はありません。

無料カウンセリングからコーチングまで、すべてオンラインで対応しているので、全国どこに住んでいても受講可能です。

口コミ・評判を比較

英語コーチングサービスは決して安くないサービスなので、利用者の口コミはとても気になるポイントですよね。

公式サイトやGoogleマップ、口コミサイト等で見られた良い口コミと、悪い口コミをまとめてみました。

イングリッシュカンパニーの口コミ

良い口コミ Google翻訳より早く英文が読めるようになった
45日でTOEIC®260点アップした
トレーナーが熱心に指導してくれた
シャドーイングの正しいやり方が身についた
悪い口コミ 料金が高い
カリキュラムがこなせなかった
期待していたより英語力の伸びを感じなかった
トレーナーとの相性が合わなかった

プログリットの口コミ

良い口コミ プライベートなことも含めてなんでも相談できた
毎週の目標設定が絶妙で、目標達成を繰り返したことで実力がついた
中級の壁を乗り越えて上級レベルになれた
学習習慣がついたので卒業後も自分で勉強を続けられている
悪い口コミ サービス内容に比べてコストが高いように感じる
添削が曖昧
事務的な部分でやり取りがうまく行かないことがあった
プログラム終了に近づくと継続の営業をされた

良い口コミとして共通しているのは「目標が達成できた」「学習習慣がついた」という意見でした。
それぞれが提案するカリキュラムに、うまくついていけた人は満足感が高かったようです。

一方、共通している悪い口コミはやはり「料金が高い」という意見でした。

「料金にサービスが伴っていない」という意見もあれば、「サービスが良くて長く続けたいけれど、コスト的に難しくて残念」という意見もありました。

サービスの満足度については、相性もあるため、実際に利用してみないとわからない部分もあります。

先ほども紹介しましたが、イングリッシュカンパニーもプログリットも、30日間の全額返金保証制度を用意しています。

(※ セミパーソナルコースは対象外)

万が一、受講開始後に「合わないな」と思ったら受講料が返金されますので、「まずは始めてみよう!」という気持ちでスタートされてもよいでしょう。

自主学習の習慣はある程度身についているので、自分にとって効率的に英語が学べる方法を知りたい人、必要最低限の学習サポートで十分という人は、ストレイルの利用もおすすめです。

ストレイルなら、イングリッシュカンパニーやプログリットに比べて費用が格段に抑えられますよ。

tommytommy

イングリッシュカンパニーのカウンセリングと、プログリットのカウンセリングを実際に受けた体験談もありますので、こちらも口コミのひとつとしてぜひ参考にしてください!

【結論】おすすめの英語コーチングは人によって違う!無料体験を受けてみよう

ここまで、イングリッシュカンパニーとプログリットを比較し、その違いを紹介しました。

両社それぞれにおすすめな人の特徴は下記のとおりです。

イングリッシュカンパニーがおすすめな人
  • 学習コンサルだけでなくとトレーニングを徹底的に受けたい
  • 1日の学習時間をできるだけ短くしたい
  • 外部のサービスを色々使うのは避けたい
プログリットがおすすめな人
  • トレーニングよりも学習管理を重視
  • TOEICR、TOEFLR、IELTSの対策をしたい
  • 卒業後、自走できる学習習慣やタイムマネジメントのスキルを身につけたい

サービスの内容ではこのように違いを比較できましたが、どちらの英語コーチングが合うかは実際にカウンセリングや無料体験を受けてみないとわからない部分もあります。

ですから、「受講してみたいな」と思うコーチングがあったら、早速無料カウンセリングを受けてみましょう。

カウンセリングを受けたからといって、その場で申し込む必要はありません。

受講料も高いですから、ぜひイングリッシュカンパニーもプログリットも両方カウンセリングを受けてみて、じっくり比較してみてください。

無料カウンセリングではあなたの英語の弱点や、おすすめの学習プランを丁寧に解説してくれますよ。

相談するだけでも、十分価値のある時間となるでしょう。