ついやりがちなNG行動とOK行動を紹介! 英語のコミュニケーションを円滑に進めるコツ

「英語での会話には問題ないけど、どうも話が盛り上がらない。」
「会話の輪にうまく入ることができない。」

英語力はあるのに、英語でコミュニケーションを取るのが苦手という日本人の方は多いです。また逆に、英語力はそれほどでなくてもどんどん周りと打ち解けていく方もいます。

「自分は社交的なタイプじゃないから円滑なコミュニケーションなんて無理!」と思い込んでいてはもったいないですよ。

ちょっとしたコツを意識するだけで、今よりラクに楽しく英語のコミュニケーションが取れるようになります!

この記事では英語を話すときに意識したいことや、すぐに使える便利なフレーズなど、英語でのコミュニケーション力アップのために役立つことをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

執筆者:Lin
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小4までアメリカの現地校に通い、帰国後は「英語はネイティブ並みでしょう?」という周囲の誤解とプレッシャーゆえに、英語の勉強から遠ざかった過去あり。中途半端な英語力にコンプレックスを感じ、大人になってから再勉強。英検1級。ケンブリッジ英検CAE。TOEIC910点。さらに英語指導者(TEFL)や児童英語指導者(TEYL)の資格を持つ。プロフィールの詳細はこちら

日本人がやりがちな英語コミュニケーションにおけるNG行動

まずは英語力のある・なしに関わらず、日本人がやりがちな英語コミュニケーションのNGパターンを見ていきましょう。

英語コミュニケーションのNG行動

  1. 「聞き上手」の意味を勘違いして笑顔で頷いているだけ
  2. 英語をうまく話すことにばかりこだわる
  3. 相手の質問に答えるばかりでキャッチボールがない
  4. 相手に「察する」ことを期待する
  5. 英語には丁寧表現がないと思い込んでいる

1.「聞き上手」の意味を勘違いして笑顔で頷いているだけ

これは日本人に1番多い誤解かもしれません。日本語で書かれた「コミュニケーション力を磨こう」という類いのアドバイス本には、必ずと言ってよいほど「聞き上手になりましょう」という項目があります。

たとえばこのような内容です。

「人間とは誰しも自分の話を聞いて欲しい生き物。自分は聞き役に徹して、相手に気持ちよく話しをしてもらうことも大事なコミュニケーションの取り方です」

確かに一理あります。しかし「聞き役に徹する」あまり、最初から最後まで控えめな相づちを打ち続け、自分の意見も感想も何も言わない、ただニコニコ話しを聞いているだけなのは、いてもいなくてもよい人と見なされるNG行動です。

英語のコミュニケーションにおける「聞き上手」は、相手の話を盛り上げるべく絶妙なタイミングで質問をはさんだり、他の人の意見を求めたりすることができる人のことです。

日本語と英語の聞き上手の違い

黙ってニコニコしているだけの人は「本心では会話に興味のない人」「会話の輪に入れていない人」と捉えられます。

会話に上手に参加する「聞き上手」を目指しましょう。

2. 英語をうまく話すことにばかりこだわる

「日本語だったらもっとうまく話せるのに……伝わるのに……」という歯がゆさは、英語で話していると大なり小なり誰でも感じるものでしょう。

しかしこの「日本語だったら」という思いにとらわれすぎてしまうと、英語はますます出てきません。

頭のなかで英語の文章がようやく組み立てられたと思ったら、すでに話題が別のものに移っていた、というのはよくある話しです。

さまざまな表現を使って「どう」伝えるかということに意識を置くのは大切ですが、コミュニケーションにおいてもっとも重要なのは「何を」伝えるかです。

完璧な文法や表現にこだわりすぎて、タイミングを逃したり話しの内容が伝わりにくくなったりしては本末転倒。

まずは相手に伝わりやすいシンプルな表現で、自分の考えを伝えましょう。

3. 相手の質問に答えるばかりでキャッチボールがない

英語のコミュニケーションで避けて通れないのがスモールトーク、雑談です。

それほど親しい間柄でなくても挨拶代わりに「週末は楽しく過ごせた?」「最近どう?」と相手に質問を投げかけ、コミュニケーションを取ります。

私も慣れないうちは質問を真に受けてしまい「なんで友だちでもない人に週末の過ごし方なんて聞かれるのだろう」と戸惑ったものです。

つい「ええ、まあ」などと言葉を濁してしまうことも多かったです。(そして会話が終了……)

しかしスモールトークのなかでされる質問は、話題を掘り下げたり場を盛り上げたりするために用いられるもの。相手の週末の予定を詳しく知ることが目的ではありません。

「週末の予定」という楽しくて軽い話題で、相手とコミュニケーションを図ろうとしているのです。

ですから、その意図を汲み取って、こちらからも質問をするなどして、相手とコミュニケーションを取る意思があることを感じてもらうことが大切。

週末に特別なことをしていないのであれば、そのことをそのまま伝え「あなたは何をされましたか?」「どこかおすすめのお出かけ場所はありますか?」というように、「1.質問への返答」と「2. 相手への質問」をセットにできると、会話のキャッチボールが成り立ちやすくなりますよ。

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私は週明け、長期休暇明けなどに人と会うときは、急に聞かれても対応できるように「週末の話」を頭のなかで用意していました。休み明けはとっさに英語が出にくいので、必要な準備だったのです。こういったカジュアルなコミュニケーションは、オンライン英会話なんかでも手軽に身につけられます。日本に住んでいて外国人と話す機会があまりない人は、フリートークのレッスンを受けて、会話のキャッチボールを練習するとよいでしょう。

4. 相手に「察する」ことを期待する

日本人同士だと、空気を読んだり察したりする力は大事なコミュニケーション能力の一つでしょう。しかしその「察する」ことを、英語でのコミュニケーションに持ち込むのはNGです。

英語のコミュニケーションで察することを期待してはいけない

相手の言いたいことを察したつもりが、誤解につながることもあります。逆に「相手がまったく察してくれない」とストレスを感じることもあるでしょう。

自分が察することも、相手に察してもらうことも一切しない、期待しない。言葉で表現されたこと以外は受け入れない、くらいの心持ちで日本人はちょうどよいです。

特にビジネスの現場では、お互いに認識の違いがあると大きなトラブルに繋がる恐れもあります。

「何か本当は言いたいことがあったのかな」「本心は違ったのかな」など気になる場合は、きちんと言葉で相手に確認することが大事です。

5. 英語には丁寧表現がないと思い込んでいる

英語は結論から伝え、行間を読む余地がないシンプルな言語、という意識からか「英語には丁寧表現や敬語がない」と思い込んでいる日本人の方は実は多いです。

以前イギリスに住んでいたとき、日本からの知人を連れていると決まってヒヤッとすることがありました。

それはお店で何か注文するとき、「コーヒー」とだけ言い放つ人があまりに多いからです。そこは「コーヒーお願いします」の意味で「please」をつけるべきなのです。

丁寧ではないコーヒーの注文の仕方

高級レストランでもファーストフード店でも同じで、「お店での注文のときはpleaseをつけること」と現地の子供達は小さいときからしつけられます。

敬語表現は日本語特有のものではありません。英語にも相手を尊重し、敬意を示す表現はたくさんあります。文法や単語の使い分けによって堅苦しくも、フランクにも変化させることが可能なのです。

ストレートに物事を伝えることと、失礼な物言いは違います。丁寧な言い回しを心がけるのは、相手と良好なコミュニケーションを築く上で基本となります。

LinLin

ここまで、日本人がやりがちな英語コミュニケーションのNG行動を5つ紹介しましたが、あてはまるものがありましたか?「わかってはいるけれど、ついやってしまう」という人もいるかもしれませんね。
次の項目では、英語コミュニケーションを円滑にするコツを紹介するので、1つでもできそうなものがあれば、ぜひ試してみてくださいね。

英語コミュニケーションを円滑にするコツ

それでは英語でのコミュニケーションを少しでもスムーズにするコツをみていきましょう。

いきなりすべてを完璧にするのは難しいと思うので、できそうなことから少しずつ実践してみましょう。

英語コミュニケーションを円滑にするコツ

  1. 自分から話題をふる・質問をする
  2. もったいぶらずに結論を先に話す
  3. 英語を話すときはアイコンタクトを意識する
  4. 話題に対するリアクションを考えすぎない

1. 自分から話題をふる・質問をする

すでに盛り上がっている会話に上手に参加するには、高いコミュニケーションスキルが必要です。

「自分の的外れな発言で場が白けたらどうしよう……」

そう思えば思うほど発言できず、終始へらへらして会話を聞いていたら、予期せぬタイミングで「あなたはどう思う?」とふられて言葉に詰まり、結局周りを白けさせたことが私は何度もあります。(今でも思い出しては冷や汗が出ます……。)

そのような情けない経験を幾度となく積んだ私がたどり着いた、コミュニケーションのコツが「自分から話題をふる」そして「質問をする」ことです。

必ずしも壮大で高尚なテーマである必要はありません。見聞きしたニュースや、季節の行事に関することなど誰にとっても害のない、身近なテーマで次のような3ステップで話します。

話題をふる手順

  1. 最近こんなことがあって
  2. 私はこうしているorこう思うのだけど
  3. あなたはどうしている?orどう思う?

たとえばこのような感じです。

  1. 「最近パソコンの調子が悪くって」
  2. 「立ち上がるのにすごい時間がかかってイライラするのよね」
  3. 「あなたはそんなことない?」

こうすると「私」の情報を伝えつつ、「あなた」の話しも聞けます。

パソコンにまつわるトラブルの笑い話や、おすすめの新機種などの話しにも発展していくかもしれません。そうなったらしめたものです。

あとは適宜「それってどういうこと?」「こういうときはどうするの?」と質問を重ねていけばコミュニケーションが立派に成立します。

LinLin

英語のコミュニケーションでもっとも大事なことは「会話に参加すること」です。ぜひ自分から口火をきって「お題」を出すことにチャレンジしてみてください。

2. もったいぶらずに結論を先に話す

日本語の文章は起承転結で構成されることが多く、そのまま英語に変換すると結論が最後までわからない「何が言いたいのかわかりにくい文章」になってしまいます。

日本語での構成はいったん忘れ、まず「結論」から話すことを心がけるだけでずっと相手には伝わりやすくなります。「結論」のあとに「説明」「具体的なエピソード」と続けていくのが基本です。

たとえば「口を火傷した話」をした場合の違いを見てみましょう。

【日本語ベースの構成】

昨日の晩ごはんはカレーだったんだけど、お腹すきすぎて慌てて食べたら口を火傷しちゃったんだよね。

I Had curry for dinner last night, but I was so hungry that I ate it in a hurry and burned my mouth.

【英語ベースの構成】

昨日、晩ごはんのカレーで口を火傷しちゃった。とてもお腹がすいていたから、慌てて食べちゃったんだ。

Yesterday, I ate curry for dinner and burned my mouth. I was so hungry that I ate it in a hurry.

いかがでしょうか?こうして比較してみると1.【日本語ベースの構成】では「晩ご飯がカレーだった」の印象の方が強くなりますよね。

「口を火傷した」ことは最後の一言を聞くまで相手にはわかりません。英語の文章構成上、結論が最後までわからない文は「わかりにくい」と捉えられます。

LinLin

「オチ」は最後にとっておきたくなるかもしれませんが、まずは伝わりやすい文章で話すことを心がけましょう。

3. 英語を話すときはアイコンタクトを意識する

話している相手とじっと目を合わせるのが苦手という方も、英語のコミュニケーションの際は意識的にアイコンタクトを取りましょう。

目をすぐにそらす、会話中まったく目が合わない、という態度は「自信がない」「後ろめたい気持ちがある」と相手に捉えられがちです。

逆にしっかり落ち着いて目を合わせることができれば、相手に「自分を受け入れてくれている」という安心感を与えられます。

アイコンタクトの重要性は日本語のコミュニケーションでも同じですが、英語でのコミュニケーションではより重視されています。

日本人はシャイで目を合わせるのが苦手な人が多い、自信がなくておどおどしている、と必要以上に思われているのも事実です。

目元を見るのが慣れないうちは、相手の鼻や口元でも大丈夫なのでなるべく顔の中心部に視線をやるようにしてみましょう。

4. 話題に対するリアクションを考えすぎない

母語ではない英語でコミュニケーションを取っていると、つい「次はこのフレーズ使ってみよう」などと「どう反応するか」に意識が行ってしまうことがあります。

でもこれでは会話の中身が頭に入ってきません。

その場にふさわしいリアクションを取ることは大切です。しかし英語であれ、日本語であれ、コミュニケーションにおいてより大事なことは、目の前の相手が話す内容に意識を向け、理解しようとすることです。

大げさなリアクションよりも、心のこもった小さなうなずきの方が相手にとっては嬉しいこともあるでしょう。

LinLin

英語のコミュニケーションも、日本語のコミュニケーションも同じです。目の前の相手と誠実に向き合う、真摯な態度を忘れずにいましょう。

英語のコミュニケーション能力を上げる方法

英語のコミュニケーションを円滑にするコツがわかったところで、次は具体的に英語のコミュニケーション能力を上げる方法を紹介します。

英語のコミュニケーション力を、今よりも上げるためにできることは、以下の4つです。

英語のコミュニケーション能力を上げる方法

  1. 英会話でよく使うフレーズをまるごと覚える
  2. ドラマや映画で話す人や聞く人の行動に注目する
  3. 日本の文化と海外の文化を学び理解に努める
  4. 英語で実際に話す機会をつくる

1. 英会話でよく使うフレーズをまるごと覚える

定番となる短いフレーズのストックをたくさん持っておきましょう。

たとえば以下のように「日本語だったら自分はこう言うな」という言葉を、英語のふさわしい表現とつなげておくと、頭でいちいち考えることなく反射的に口から出るようになります。

定番の短いフレーズ例

リアクション 日本語 英語
軽い同意 「ふーん」
「なるほど」
I see.
朗報を聞いたとき 「よかったね!」
「やったね!」
Good for you!
ポジティブな同意 「面白そう!」 Sounds funny
interesting
great!
LinLin

ほかにも私が実際に「便利だなあ」と思って特に多用していたフレーズをご紹介します。

That’s my favorite!

他愛もないことでも、好みが一致するとなんだか嬉しくなるのは老若男女共通です。ただ「I like it, too」と言うよりも「favorite(お気に入り)」という言葉の方が親密感を増します。

このフレーズは、娘のクラスメートのパパがよく子供達相手に使っていて「この言い方良いなあ」と私も真似するようになりました。

一緒に買い物に行ったときや、ランチのメニューを選ぶとき、好きな本について話すときなど、好みが一致したときはすかさず使ってみてください。

でも乱発にはご注意を。心がこもっていない感じが伝わり、逆効果になります。

How can I say…?

母語であっても「アレってなんて言うのだったっけ?」と言葉に詰まる瞬間はありますよね。外国語であればなおさらです。

でも単語が出てこないからといって、話すのを諦めてしまってはコミュニケーションが成り立ちません。

日本語であれば「ほら、アレよ!こういうときに、こういう風にして使う、アレ!」と続け、周りはなんとかしてその「アレ」を探ろうとします。

そして無事「アレ」の正体を突き止めたとき、一同が不思議な達成感や高揚感を覚える。

これも立派なコミュニケーションです。実際そうした芸風のお笑いもあるくらいです。

ぴたりとくる言葉がうまく出てこないとき、正しい表現かちょっと自信がないとき、ぜひこの「How can I say…?」を使ってみてください。

その場にいる人それぞれの意見が引き出され、会話の盛り上げに一役買いますよ。

Yes and No.

「英語でははっきりYes / Noの意思表示をしなければならない」という思い込みにとらわれている方には、ぜひ使っていただきたいフレーズです。

もちろん「Yes / No」をはっきりさせなければいけない場面はあります。

たとえば「明日18時からミーティングするけど参加できる?」と聞かれた場合、「Yes / No」の意志は明確にすべきです。

しかし「来週からの休暇は楽しみ?」と聞かれた場合。本音は楽しみ半分、面倒くささ半分だったとします。その場合とても便利なのがこの「Yes and No.」です。

  • Yes → 友達と旅行の予定があるから、楽しみ
  • No → 親戚の集まりに顔を出さなければいけないから、面倒くさい

このように相反する、複雑な胸中を伝える際の第一声として「Yes and No.」はとても便利なフレーズです。

2. ドラマや映画で話す人や聞く人の行動に注目する

英語のドラマや映画を見るときは、登場人物の言葉遣いだけでなく、話し方や聞き方などのリアクションにも注目してみましょう。

ドラマや映画で注目するポイント

  • 1対1で話すときの体の距離の取り方
  • 頷くタイミングや回数
  • 話しを聞いているときの手の動き
  • 視線のやり方

もちろん「お芝居」ですので多少の誇張はあり、そのまますぐに実践できることばかりとは限りません。

しかし英語でのコミュニケーションをより自然に行うヒントは得られるはずです。

3. 日本の文化と海外の文化を学び理解に努める

多くの人が、自分とは違う文化を持つ人と出会って初めて、自分の文化を意識します。

「当たり前」だと思っていたことが、他の人に指摘されて初めてそれが「みんな」ではなく「自分にとっての」当たり前だったことに気づくのです。

自分にとっての当たり前が、相手にとってはそうではない。お互いの文化の違いを楽しめるか、不愉快な経験としてしまうかは、コミュニケーションを取る上で大きな分かれ道となります。

英語でコミュニケーションを取る相手のバックグラウンドは多岐にわたります。その多様性は日本語話者同士とは比べものにならないでしょう。

どこにいっても自分の「当たり前」を押し通すのは、ただの自己中心的な行為です。
相手にとっての「当たり前」を真っ向から否定し、理解を示さないのは傲慢な態度です。

自己中心的、傲慢な態度で他人とコミュニケーションを取ることはできません。

自分たちの文化を大事にするのと同じように、相手の文化も尊重すること。そして知らないことは謙虚な気持ちで教えてもらいましょう。きっと世界が広がるはずです。

LinLin

外国の人と話をすると、日本について聞かれることもあります。すると、日本の文化について知らないことに気付かされることがよくあります。日本の文化にも海外の文化にも興味を持ち、柔軟に吸収できるといいですね。

4. 英語で実際に話す機会をつくる

コミュニケーション能力は経験を積むことでどんどん磨かれていきます。ぜひ積極的に英語で話す機会をつくりましょう。

身近にネイティブスピーカーがいれば積極的に交流をするようにするといいですね。

語学を勉強している世界中のユーザー同士で、通話やチャットができるアプリもありますので、そういうものも活用するといいかもしれません。

気楽なのはノンネイティブ同士

話し相手としてもっとも気楽なのは、英語力の近いノンネイティブの英語学習者同士でしょう。「間違っていたらどうしよう」という気負いなく話せるからです。

ただし相手の英語が正確である保証はありません。間違った表現や言い回しをしている可能性はお互いさま。

アウトプット練習、と割り切った上で会話を楽しみましょう。

母語が違う相手とランゲージ・エクスチェンジ

お互いの母語と、学習したい言語を交換して教え合うのがランゲージ・エクスチェンジです。

英語が母語で、日本語を学習したい人に、英語を教えてもらうかわりに日本語を教えてあげるのです。

多くの場合、相手も自分も教えるプロではないので「レッスン」というよりも「話し相手の練習台にお互いがなる」くらいの気軽さで取り組めます。

効率よくインプットも同時にしたいならプロのレッスン

ただ雑談をして時間を過ごすのでは物足りない、という方は英語指導のプロからレッスンを受けましょう。

「こういうシーンではどう言うのが適切か教えてほしい」と具体的な場面を想定して、レッスンを依頼できるとより効果的です。

オンライン英会話であれば、気軽に自宅からでも受けられるので、スキマ時間を活用したい忙しい社会人でも続けやすいでしょう。

LinLin

ネイティブ講師から学べるオンライン英会話もありますし、ネイティブにこだわらない人は、コスパのいいオンライン英会話を選んで、アウトプットの数をこなすのも良いと思います。

【まとめ】英語のコミュニケーションが上手になる1番のコツは「楽しむこと」

この記事では、よりスムーズに英語でコミュニケーションを取っていくためのコツと練習法を紹介しました。

いろいろと紹介しましたが、何より効果的なのはコミュニケーションを楽しむことだと思います。

最初は失敗もあるかもしれません。ですが、英語でスムーズにコミュニケーションが取れるようになると、日本語だけの世界とは比べものにならないほどたくさんの人とつながることができます。

自信を深めて、英語でのコミュニケーションを楽しんで取れるようになりましょう!